内田樹のレビュー一覧

  • 枕草子/方丈記/徒然草

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    現在活躍している作家による現代語訳。
    正誤についてはわからないが
    読み物として親近感を持って、大いに楽しめた。
    古典文学を楽しいと感じられたのは初めてで
    貴重な体験になった。

    清少納言はインフルエンサーで
    フォロワーが何万人もいそう
    鴨長明はみうらじゅんみたいだし
    吉田兼好は筑紫哲也のイメージ。
    それぞれの人柄、教養の深さ、観察眼
    考察力が魅力的であり
    その時代の紀行文のような趣もあった。

    冗長な文章は読みづらくもあったが
    訳書感を味わえた。

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    2019年09月05日
  • 内田樹による内田樹

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    つらつら読みこなせるようになった。
    反面、自分の辞書にはまだ載ってない語彙が沢山ある。
    使えないことが、ストレス!
    わかるけど、使えない。
    使ってみたいけど、使う相手がいない?
    この哲学を持って、実践することしかないから、当たり前か!

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    2019年09月03日
  • 生存教室 ディストピアを生き抜くために

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    その武術が成立していた時代の「歴史的な身体」とでも言うべきものに思いを致し、そこからその武術を捉え直そうという光岡先生のアプローチは、近代以降に失われてしまった身体運用の復権のみならず、そのことを契機として、他人の意見やイデオロギーにとらわれない個の自立をもたらすものであった。

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    2019年08月25日
  • そのうちなんとかなるだろう

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    初めて読む内田さんの本が、自叙伝でした。でも、考え方とか感じ方とか、自分と似ている部分があって、自分を少し正当化したりしました。

    P97 「武運の勘所」→自分が「天職」に出会うきっかけ
     →本当にそう思います。
      私も、色々な人とのご縁やお世話になって
      本当に有意義な生活を暮らすことができていて
      感謝してもしきれないほどです。

      ありがたやありがたや、なむなむ。

    P149 マインドの切り替え

    ルーチンをこなすことができたら、自分に満点を与え、
    少しでも時間が余ったら、それは「贈り物」として
    ありがたく受け取る。

    その「贈り物」の「余暇」に本を読んで
    翻訳をして、論文を書く

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    2019年08月18日
  • 街場の平成論

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    ☆☆☆2019年8月レビュー☆☆☆


    内田樹を編者として、稀代の論客が「平成」をテーマに持論を展開する。共感できるところもあれば、できないところもある。

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    2019年08月11日
  • 呪いの時代

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    ちょこっと、今個人的に、ドロップアウトしていて、本を読み漁ってて、出会得てよかった本。
    語彙が豊富なので、よくわかる。
    私的には今抱えてるしこりが
    聴き手の判断力や知性を信頼して、敬意を抱いて語れなくなる呪いにかかってるからということに気付けた。
    自分のこと、"たかだかこんな奴だけど、嫌じゃない"と自分をよしよしして、人に許せる自分を取り戻さなあかん。呪いがかかってないか、日常的にチェックもいるな。

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    2019年08月11日
  • 困難な結婚

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    内田樹さんが書く結婚論。
    あの年齢で、あの性別で、あのお顔で
    夫婦とは?を論じると、こうなるんだろうなという内容。

    これ、すごく大切なことがたくさん書いてるんだけど、独身で大恋愛中の女の子が読んでも、さっぱり頭に入っていかないだろうな。
    (若い頃のわたしがそうだった…)

    そしてこれを読んだ今も、
    大恋愛中の女の子たちには、内容は教えたくないなとも思う。
    身を持って体感するのが、結婚だと思うから。

    読んで良かった一冊です。
    共感も納得も反省もしました。

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    2019年08月08日
  • 「おじさん」的思考

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    『ためらいの倫理学』(角川文庫)につづく、著者の二冊目のエッセイ集です。比較的短いエッセイのほか、漱石の『虞美人草』と『こころ』を著者自身の観点から読み解いた論考「「大人」になること―漱石の場合」が収録されています。

    本書の「文庫版あとがき」には、伊丹十三のインタヴューにかんするエピソードに言及しながら、「「この稼業は一度なめられたらしまいやけ」というような鼻息の荒さが何となくこのタイトルにも、収録された文章にもにじんでいます」と述べているように、その後刊行された著者の多くの本にくらべると、かなりエッジの利いた議論の運びになっているのがめだちます。

    とくにブログでの著者の文章には、著者のフ

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    2019年08月07日
  • そのうちなんとかなるだろう

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    思想家にして武道家のウチダさんらしい半生。
    安田講堂事件直後の東大キャンパスの話など
    興味深い。

    いちばん、共感したのは、働き盛りのときに
    父子家庭生活をしていたところ。

    仕事できる時間をボーナスと捉える発想が
    学内行政に時間をとられるようになってからも
    生きたという話は、いろいろ考えさせられた。

    武道(人生)の極意は、「いるべき所にいて、なすべきことをなすこと」、直感(なんとなく)を信じることなど、
    お馴染みのウチダ哲学の原点がよくわかる。

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    2019年08月03日
  • 街場のメディア論

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    面白い考え方に出会える。
    メディア論というだけあり、マスコミのあり方、テレビの衰退、知的生産力の低下、教育と医療の消費活動化、本の電子化と本棚の有意義性など、今の社会の考え方の根幹を述べていく本。
    古い本だけど、メディア全体の違和感の正体をうまく言い当てていると思う。マスコミが自己のあり方を考えなかった、という点はあまり実感がわかなかったけど。

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    2019年07月22日
  • 転換期を生きるきみたちへ

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    結構難しい本。これを読む中高生はすごい。
    いじめはあるけど、いじめはない。
    本当に何でもそうなんだ。ちゃんと見ないと、
    何にも見えない。

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    2019年07月19日
  • 橋本治と内田樹

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    橋本治さんが亡くなり、内田先生が何度もその知性を褒めたたえるので、読んでみたくなったが、正直自分には対談本を読むだけでは知性のすばらしさがわからなかった。面白かったのは、官打・位打という言葉。これは初めて聞いた概念だが、とても面白かった。何かというと、武家が増長していった時代に、頭角を現すものをつぶす方法である。実力のある者に対して、明らかに不つり合いな大出世をさせる。しかし、不釣り合いな仕事をこなせるわけもなく、その人物は失墜するというエスタブリッシュを武器にした攻撃。後白河法皇の義経の猛プッシュは官打だったという。平安の貴族たち、和歌を詠んでるだけじゃなくて、なかなか手ごわい。。

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    2019年07月16日
  • 困難な結婚

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    めっちゃ面白かった!基本的な考え方にはとても共感できたし、励まされた。
    内田さんは、「街場の教育論」は個人的にはいまいちで、その後友達に借りた教育系の本が面白く、今回もハマった。
    そして彼の終始一貫した道理が、最近の私の気づきでもあった。
    「彼と結婚していることが世界平和への道だと本気で思っている」この私の最近の口癖が、まさに政治と結婚について論じているところとつながった。
    いまとなりにいるひとと、いかに婚姻関係を続けていくかということが多分、私の人生にも多くの示唆を与えてくれるのだろう。
    わけわからん、理解できない夫と、理解できないまま暮らしていくか。
    結婚生活、少し前向きになれました(笑)

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    2019年07月02日
  • 街場の平成論

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    それぞれの先生の平成論を読み、自分自身が個人的にあまりにも暗いので、なんだかますます暗くなった。
    そして、そんなつもりはなかったのに、私にとっての平成を振り返り、「なぜこんなことになってしまったのか」「30年前にはまさかこんなことになるとは思わなかった」と同じことを感じて暗くなった。
    救いは、鷲田清一さんが引用されている橋本治さんの、失われたものを数えるのではなく、失われてれていないもの、残されているものの数を数える、というところだろうか。同じことを別の本で内田先生がおっしゃっていたのも思い出す。
    私と日本と世界と…

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    2019年06月29日
  • 変調「日本の古典」講義――身体で読む伝統・教養・知性

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    買って読み始め、でもなぜか途中で置いたままだった。ふと本棚で目があって手に取り、読み始めると面白い。あちこち、開いてはパラパラ。ここまだ読んでなかったよなぁと思っていた章なのに、マーカーがすでに引いてある(笑)。でも、新鮮で刺激的に読める。こういう本は、何度も手に取って、その都度、開いたところを読むだけで頭が活性化するんだよな。『矛盾』の話とか、道徳と常識の話とか、あれこれ考えさせられた。この本は、そうやって開くごとに脳がわくわくするんだと思う。

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    2019年06月27日
  • 聖地巡礼 ライジング  熊野紀行

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    来月行くので、事前学習。

    熊野三山と言えば、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社。
    でも、過去に行った時に、なんとなく、熊野速玉大社に違和感を覚えた。
    後付けされたような感覚。
    それよりも、熊野速玉大社のそばにある神倉神社の方が、強い感じを受けた。
    本著で、神倉神社は、速玉大社よりも古く、速玉大社の本宮だと言われていると聞いて、納得。
    この本を借りたのも、そこらへんがきっかけ。
    他のガイドブックでは、さらっとしか書かれていない神倉神社を大々的に取り上げていたから。
    あの階段は、死ぬほど怖い(実際に落ちて亡くなられた方のニュースも何年か前にありましたが)のだが、なぜか、再び訪れたくなる地。

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    2019年06月22日
  • 転換期を生きるきみたちへ

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     中学生、あるいは高校生ぐらいの読者を対象にしているシリーズの一冊。ほかの出版社の、ぼくは気に入っている「よりみちパンセ」のシリーズより少し年上の読者が想定読者か?
     内容は、あれこれあるのだけれど、高橋源一郎の、アメリカの大統領だった、オバマの広島訪問演説に対する解説(?)が俊逸、さすが「ゲンちゃん」という内容で、記憶に残った。
     内田樹の編集方針も悪くない。学校の先生方も通勤電車で、一つずつお読みになればいいのではないでしょうか。ここで、さまざまに指摘されている社会の変化の中で、教育が、それはあかんやろ、という方向を支えていることに、ギョッとなさるかもしれない。

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    2019年04月22日
  • 大人のいない国

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    鷲田清一と内田樹の大人のいない国を読みました。

    日本は、人が成熟せず、大人にならなくても生きていける国になってしまった。
    クレーマーやモンスターペアレントが横行する国になってしまった、ということが議論されています。

    面白いと思ったのは、内田樹の以下のような主張でした。
    SNSなどでの匿名のメッセージは本人が正しいと思っていてもそれは呪いのメッセージである。
    なぜなら、呪いはその発信源が特定されるとその効果を失うからである。

    表現の自由というのは、他の人が認めようと認めまいと自分は正しい、というメッセージを発信することではない。
    メッセージはその受信者に対して発せられるものであり、受信者に

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    2019年04月14日
  • 困難な結婚

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    よし、結婚しようという気持ちになる。相手おらんけど。
    相手のことがよくわからないと結婚できないって思ってたらいつまでも踏ん切りつかないもんなんですね、まさに勢いとタイミング。

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    2019年03月22日
  • 街場の五輪論

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    2014年に単行本として出されたときに
    読んでいて、
    そりゃあ そうだ
    と 何度も賛同しながら
    読んでいた

    そして
    それから五年経った
    今、
    本書で予測されていたことが
    そのまんま
    いたるところで噴き出していることに
    納得するよりも
    ますます唖然としてしまう

    いくら考えても
    やはり
    東京五輪は
    いらない!

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    2019年02月20日