内田樹のレビュー一覧

  • 呪いの時代

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    内田樹さんの名前は最近ネットでよく見かけるのだが、著書を読むのは初めだ。しかも、初めての電子書籍。
    内田さんは学術論文も書かれているようだが、このようなごく分かりやすい一般向けの書物を、徹底的にわかりやすく書いている。そのへんのタコ兄ちゃんにでもわかるような文章なので、普段学術書を読んでいる私にしてはちょっと「あまりにも簡単すぎる」という感じを否めない。
    しかも、全体の構成もちょっと甘いようだ。「呪いの時代」というタイトルどおりの内容なのは最初の方だけで、あとはまったく違う方向に話が展開していく。書かれた言葉=エクリチュールというよりパロール。博識なおじさんが若者に、多少酔っ払いながらうんちく

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    2014年07月12日
  • 聖地巡礼 ビギニング

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    面白かった!この本に沿って実際その場に行きたくなります。でも私は何かを感じ取れるかなぁ。地理好き歴史好きさんにおすすめ!

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    2014年07月08日
  • 橋本治と内田樹

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    賢い人って世の中にはいるんだなあと実感。
    でも、あの窯変源氏を書き上げる人が
    まともなはずないの(笑)
    でも、気張りすぎてないので、
    電車の中で読むのにちょうど良かったです。

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    2014年06月28日
  • 価値観再生道場 本当の仕事の作法

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    今のじぶんに必要な本だった。
    全体的にすごく感覚的な話で、そこがいい。読みながら腑に落ちたり、ときどき人生観というほど大袈裟なものではないにせよ、考え方を180度変えてしまう出合いがあるけれど、これもそのひとつだった。たまに360度変えるものもあるけれど。
    なるほどかわいげ。言葉になる前のものをセンサーとして感じ取れることも、その場その場で選びとる(センス?穂村弘言う所の)も、心身の健康と、パフォーマンスをいちばんいい状態に維持するには、じぶんが機嫌良くいられる環境に身を置くことが何よりも大事だと痛感。逆にそれさえあれば、あとはどうとでもなる場合が多。これはもう、感覚としてわかっている。

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    2014年06月05日
  • 街場のアメリカ論

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    単にアメリカの文化、習俗を解説する本ではなかった。現代日本を知るための他者としてのアメリカ。アメリカなくして現代の日本はない。アメリカという国を具に観ていくことでこの日本をより深く知る。そのためのアメリカ論。
    そういう理路に根差した本だった。
    内田先生の炯眼が光る。
    合点のいくアメリカの捉え方。そしてそれはそのまま日本という国のあり方の理解、再認識に繋がっていく。

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    2014年06月03日
  • 大人のいない国

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    この本を読んでの感想…じゃないかも。
    この本は読んでよかったけど。

    私は、大人かなぁってよく思う。

    自分でもびっくりするような小さなことにイライラしてしまったり、八つ当たりではないけれど、人に冷たくするような態度をとってしまったり


    心に余裕がないときに、

    自分の行動、今のは正しかったのかなぁなんて、

    よく考える。わたしは、プライドが高いのかなぁ。


    それで、とても悲しい気持ちになる。


    「あんたはさ、そこにいるだけで目立つわけ。だからやっかみの対象にもなるし、あんたがいくら目立たないようにしようとしたって、そうすればそうするほど目立つのよ。人に気を使うとかそんなことしても無駄っ

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    2014年05月28日
  • 街場のマンガ論

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    少女漫画の章が特に秀逸。
    少女漫画は少年漫画と違い,セリフに表れない部分があるため,読めない人はとことん読めないようです。
    確かに,主人公が敵をやっつけたるのを見てスカッとするのを楽しむ少年漫画と,主人公に感情移入して恋愛を追体験する少女漫画とでは,読み方が全然違う。もちろんこれは一例ですが,漫画を読んで「あー面白かった」だけで終わらせるのがもったいなくなる本でした。

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    2014年05月26日
  • 沈む日本を愛せますか?

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    歴史的大敗となった自民党→民主党の政権交代について。渋谷陽一さんの雑誌SIGHTでの内田樹と高橋源一郎の対談。自民党について語ってくださいから始まり小沢一郎はナロードニキだとか「金で買えないものはない」とかいう絶頂期に出てきた言葉は田吾作だとか。政治について自分はどちらよりだからどちらが正しいと思うとかいうありきたりな対談ではなく(そんなもの苦痛で300ページも読めない)日本の政治、システムについてを「言葉」の側面から口語的に語られた対談。
    いや、かなり笑いました。笑い事じゃないんだろうけど。最初は笑い事でいいのかな。
    これ、ちょうど2011年の3月11日の直前までの対談。あの大地震で、それま

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    2014年05月19日
  • 荒天の武学

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    5/10うてなの先生が貸してくださった。

    内田せんせいが光岡先生の話を聞いて「分かりません」と言うところが2カ所くらいある。
    分かりませんと言えるせんせいを見習いたい。

    さて、前半はあまり印象に残らなかったのだが、後半、引き込まれる。
    日本は「知識基盤社会」を提唱しているが、数値化されパッケージされた知識や情報を社会活動のベースにするのは危険だと。知識や情報が重んじられ過ぎると、潜在的な感覚で「これはまずい」と感じたことがだんだんぼやかされてしまう。と内田せんせい。

    この流れで、光岡先生が知識や情報は過去知だから、未来の確定にはつながらない、感覚のみが一寸先を読むものだ、という話をされる

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    2014年06月04日
  • 街場の大学論 ウチダ式教育再生

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    主に大学の行く先や本来的な機能についてかいたものを集めたもの。最後の文科省の方との対談がすごくおもしろい

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    2014年05月10日
  • 街場の憂国論

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    日本の未来を憂う内田氏の歯に衣着せぬ分析と思考。
    確かな知識と見識に裏打ちされた言説はまさに目から鱗的
    思考が目白押し。
    今後の論説にも期待。

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    2014年05月05日
  • 期間限定の思想 「おじさん」的思考2

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    内田せんせはどうしていつもわたしの思っていることを的確に表現してくださるのだろう、と思っていた。
    それは内田せんせが「私の専門家」だったからか〜。
    今回は「天風先生の七つの戒め」に唸る。

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    2014年05月05日
  • 「おじさん」的思考

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    永江朗『おじさんの哲学』の感想を聞いて、読みたいなぁと思い書店に行くと、こっちのほうが目について購入。
    ダイジェストよりそりゃまるごと「おじさん的」なほうがいいよな、ということで。

    内田せんせの2冊目のエッセイ。「るんちゃんの旅立ち」で不意打ちを食らい思わず泣いてしまった。

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    2014年05月04日
  • 邪悪なものの鎮め方

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    『おせっかいな人の孤独』が特に印象に残った。仕事には、自分の仕事と、あなたの仕事と、誰の仕事でもない仕事がある。《誰の仕事でもない仕事は自分の仕事である》という人のことをモチベーションが高いという。この一説がめちゃくちゃ納得できた。

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    2014年05月04日
  • 聖地巡礼 ビギニング

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    ネタバレ

    大阪、京都、奈良の聖地を旅しながらの対談集。論者ふたりが博識なのでおもしろい。三輪の話がもう少し厚ければ。
    民俗学とか宗教学の学者が文献漁って、いじりながら書いた研究書よりおもしろい。

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    2014年04月28日
  • 脱グローバル論 日本の未来のつくりかた

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    グローバル化について本当の意味での豊かさを実現出来るの?と、問いかける一冊。教育や医療や昔ながらの商店街にもグローバル化を持ち込むことで、金銭的な豊かさは良くはなっても、二極化が進むだけだよ。中間層が一気に引き落とされるよ、心が貧しくなるよ、といった本。グローバル化に違和感感じる人にオススメしたい一冊。

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    2014年04月25日
  • 街場のマンガ論

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    人生に必要なことはすべて(幼稚園の砂場ではなく)マンガから学んだ、という本。その牽強付会っぷりを楽しむ。

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    2014年04月16日
  • 邪悪なものの鎮め方

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    内田先生の主張は今や数多く活字化されており、ものごとの見方や生きる術についてなど読む度に納得。もやもやしていたものがすっきりと霧散します。もちろん、構造主義などの思想に裏打ちされた文章は一読して分かるというものではないのですが、それでも何故かそうだそうだ!あっなるほどあのことだ!なんて思うこともしばしばです。
    今回もせんせいは、せんせい自身が見つけた答えを私たちに教えて下さっています。「礼儀正しさ」「身体感度の高さ」「オープンマインド」この3つが邪悪なものとの対峙する術のようです。呪術とか呪い・・の類も散見するので思想家というせんせいの肩書とどう繋がるのかと思う方もいらしゃるかもしれないのです

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    2014年03月31日
  • 脱グローバル論 日本の未来のつくりかた

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    ポストグローバル社会論と日本の未来を考えるシンポジウムの記録。
    第2回の、イケダハヤト氏と高木新平氏の視点がユニークで面白い。
    マスコミ報道ではわからない橋下市長に選挙で敗れた平松氏の思想や人となりも知ることができる。

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    2014年03月30日
  • 修業論

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    入試の現代文で頻出の内田先生の文章。本書も引っ張りだこなこと間違いなしと思いながら読み進めました。それほどに読みやすくわかりやすくまっとうな文章です。

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    2014年03月29日