感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2019年08月25日
その武術が成立していた時代の「歴史的な身体」とでも言うべきものに思いを致し、そこからその武術を捉え直そうという光岡先生のアプローチは、近代以降に失われてしまった身体運用の復権のみならず、そのことを契機として、他人の意見やイデオロギーにとらわれない個の自立をもたらすものであった。
Posted by ブクログ 2017年03月16日
面白かった。
現代を生き抜くための心身論。
腰高の生活で、日本人は何をなくしてしまったか。
内田先生と光岡先生で食い違うところもあり、面白かった。
2017.3.16.
Posted by ブクログ 2016年03月13日
教育とは何か、身体とは、生きるとは何か、といった根源的な問いについて考えさせてくれる一冊。
時代が変われば習慣や物事の判断基準など色んなことが変わるけど、一方で変わらないもの、変わってはいけないものもある。そのひとつは恐らく「あらゆる取り組みは生きていくため、生きる力を育み伸ばすために行われるべきこ...続きを読むと」ではないかと思った。
暗殺教室が読みたくなった。
Posted by ブクログ 2021年02月25日
内田樹さんの本、通算4冊目。視点が独特でおもしろいです。空気をゼリーに見立てて両肩で押すように歩くくだりの説明は、分かるような分からないような。とにかく独特。
Posted by ブクログ 2019年10月12日
武術家の伝えたいこと
その方法が両者から語られ
違いが
おもしろい
研究者の創造のスタイルの差
特徴と顛末の記述に
共感
身体機能が日常生活の
変化から
仕方ないと
諦めたくない
手に入るなら
手にしたい
潜在能力の魅力
古来からの振舞いに
興味津々!
馬に乗ってみたくなった
Posted by ブクログ 2016年04月03日
裏のない善意であっても、教えるという行為によって教えられる側の立ち位置を相対的に引き下げ、支配する。教えている本人にその自覚はない。しかし掘り下げてみると、それは承認欲求の裏返しで、本来自分が得られるはずの敬意や名声が満たされないと感じているから、教えるという行為で自分を引き上げ、相手を下げようとす...続きを読むる。身近なところにそういう人は結構いるし、そういう人と長く接していると、気疲れや敬遠したくなる気持ちが起きてくる理由がよくわかりました。