あらすじ
いまだ「小田嶋隆が生きていたらなんと言っていただろう」という声が途切れない。
それならと、誰よりも小田嶋隆と親しかった思想家が、小田嶋隆ラスト3年間のツイートと対話を試みた。ついに登場、畢竟の小田嶋隆論!
いなくなった人のことをいつまでもくどくどと思い出し続ける。その人がどれほどたいせつな人であったかをいつまでも語り続ける。そして、「あの人がいまここにいたら、これを見て何と言うだろう」「あの人が生きていたら、私のこのふるまいを見て、何と言うだろう」という問いをことあるごとに脳裏によぎらせる。私たちはそうやって死者に叱られ、死者に笑われ、死者に教えられる。そういう想像力の使い方をすることを「供養する」というのだと私は思う。死者をして生きる者たちの規矩たらしめよ。(著者「はじめに」より)
【目次】
はじめに
2020
2021
2022
おわりに
【関連ワード】
内田樹 小田嶋隆 Twitter X ネトウヨ パヨク リベラル 自民党 友達 学歴
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Posted by ブクログ
やっぱり素敵だな~、小田嶋さんのtweet。あらためて、しみじみ。本書で取り上げられている時期は、自分もリアルタイムでフォローしていたし、目にしていたものも多いはず。内田さんの合いの手も流石で、まさに今、そんなやり取りが繰り広げられているかのよう。でも実際には、この先を読むことはもう叶わないのですね…。