ポルトガル作品一覧

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  • ポルトガル 奇跡の風景をめぐる旅【見本】
    無料あり
    4.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『ポルトガル 奇跡の風景をめぐる旅』の見本版です。本書お買い上げの前に、こちらでご確認ください。 ※本商品は過去にダイヤモンド社から発行されていた商品になります。収録内容に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。

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  • 苦い求婚【分冊】 1巻
    無料あり
    1.0
    ランチの約束で父の会社を訪れたレオニーは、そこで父の上司ヴィダルと出会う。ポルトガル貴族の血をひく大物実業家の彼に誘われ舞い上がったものの、会ったその夜に体を求められたことがショックで、レオニーは翌日の彼のプロポーズも断ってしまった。あれから2年、2度と会うまいと思っていたヴィダルにレオニーは面会を申し込んでいた。父が会社の金を横領したからだ。罪の償いを申し出たレオニーに彼は冷たく言い放った。「命令だ、今度こそ私と結婚しろ」、と。

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  • トライ・アゲイン【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    周囲の反対を押し切って、結婚したカリーナ。異国の地ポルトガルで始まった結婚生活は、厳しい現実の前に甘さをかみ締める間もなく破局を迎えてしまう・・・。別居して4年。夫ルイスと再会したカリーナは、まだお互いに愛し合っていることを知る。愛と現実の狭間で揺れる思い・・・。2人は真実の愛を取り戻せるのか?

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  • 見せかけの求婚【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    『決められた結婚なんて絶対にいや!』祖父が勝手に決めた、ポルトガルの名家の跡継ぎデクスターとの結婚に反発したマディ。奔放な女性を演じれば、相手のほうから断ってくるはず…。そう考えた彼女は、派手なメイクとセクシーな衣装に身を包み、デクスターのもとへ向かう。ところが、デクスターの反応は予想通りとはいかず、逆に誘惑されてしまい!?

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  • 悲しみの子爵夫人【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    「結婚していただきたいのです」エドウィーナは自分の耳を疑った。ここはポルトガルの戦場で、自分は看護師。今にも息を引き取ろうとしてる重傷の患者と? この結婚は決して愛からではなく、ただ、その患者マイルズ・ハンプデン中尉の財産と遺族を守るための便宜的なもの。そう説得された彼女は、最期の願いを聞きとどける。安心したのかマイルズは、なんと命を取りとめた。兄の跡を継いで子爵となった彼に、エドウィーナは花嫁として領地へつれていかれることに…!?

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  • 木蓮の咲く城で【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    トニはポルトガルで得た家庭教師の職を失って途方に暮れていたとき、旧友ポールと偶然再会する。婚約者の代わりをしてほしいと懇願され彼の祖母の家に連れていかれるが、そこはなんと伯爵家の城だった。大それた茶番劇に巻き込まれてしまったらしい。城主である伯爵ラウルを知ってさらに困惑が深まる。かつて事故にあいかけたときに助けてくれ、好意すら抱いていた男性が伯爵で、しかもトニを伯爵家の財産を狙う悪女と思いこみ、憎しみの目を向けてきたのだから!

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  • プレイボーイの憂い【分冊】 1巻
    無料あり
    2.0
    イギリスから絵画の鑑定のため、ポルトガルへとやってきたキャサリン。依頼主のロベルト・デ・ソウザの屋敷へ赴くが、キャサリンを一瞥した彼は――「女性は呼んではいないが?」と冷たく言いはなつ。なんて失礼なの、実力で見返してみせるわ。しかし、レーサーだった彼は事故で顔に大きな傷を負ったせいで自分を醜いと思い込み、女性を避けるようになっていたのだ。たてがみのような黒い巻き毛、見つめられるだけで身体が沸騰するような輝く瞳。彼はこんなにも美しいのに…。

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  • 現代の肖像 ヤマザキマリ
    -
    14歳で欧州一人旅を、17歳で単身イタリア留学をし、その後はエジプト、シリア、ポルトガル、アメリカ……と世界を股にかけてきた。大ヒット漫画『テルマエ・ロマエ』の着想は、地球規模のまなざしを持つからこそ生まれたものだ。その源泉をたどる。
  • 伴天連の奴隷船(単話版)<子ども家畜奴隷> 【前編】
    -
    1~2巻110円 (税込)
    幼き頃より、その醜い容姿から美しき妹と比較され続け、虐げられてきた醜女の姉。 絶望を生きる日々を送っていたある時、村に現れたポルトガルの伴天連に、姉妹もろとも目をつけられて……!? 素肌に焼印、船上幽閉、さては性奴隷など、格差姉妹を待ち受ける逃れられない壮絶運命!! ※この作品は「子ども家畜奴隷」に収録されております。重複購入にご注意下さい。
  • ひとり歩きの会話集 ブラジル・ポルトガル語 抜粋版
    完結
    -
    ロングセラー「ひとり歩きの会話集」シリーズのブラジル・ポルトガル語抜粋版。 ブラジル・ポルトガルへの観光旅行などで役に立つ会話集です。 発音はそのまま読めば通じるカタカナで表示しました。 抜粋版は挨拶や感謝、依頼などの[基本表現]を掲載。 旅行中のあらゆる場面で活用できます。 【基本表現】 ・挨拶 ・感謝 ・お詫び ・呼びかけ ・肯定・否定 ほか ※本書は抜粋版です。完全版も別途販売を行っております。
  • パレット文庫 秀麗学院+高校王子 特別編4 少年☆王子
    -
    名門秀麗学院に通う、カリスマ高校生不破涼(ふわりょう)。日舞の家元に生まれた『闇の仕事人』花月那智(かげつなち)。アイドル顔負けの笑顔で、鼻息の荒い桜井悠里(さくらいゆうり)。対する、聖林大学付属高校に通う、超人気俳優の氷室(ひむろ)ケイ。十七歳にしてベストセラー作家の鷺沢晶(さぎさわあきら)。以上五人のスーパー男子高校生が、地中海豪華客船の旅に招待された! 船はポルトガルから北アフリカのモロッコへ、そしてスペインに寄港し、ローマへと向かっている。ルネッサンスの都で高校生が大活躍。これを読めば、あなたもイタリア通に。五人と共にローマを旅しよう! 涙あり笑いあり、感動の青春ストーリー!

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  • パレット文庫 秀麗学院+高校王子 特別編3 少年☆王子
    -
    名門秀麗学院に通う、カリスマ高校生不破涼(ふわりょう)。日舞の家元に生まれ『闇の仕事人』として名高い花月那智(かげつなち)。アイドル顔負けの笑顔で、捨て身の桜井悠里(さくらいゆうり)。対する、聖林大学付属高校に通う、超人気俳優の氷室(ひむろ)ケイ。十七歳にしてベストセラー作家の鷺沢晶(さぎさわあきら)。以上五人のスーパー男子高校生が地中海豪華客船の旅に招待された! 船はポルトガルを出て北アフリカはモロッコに寄港。そして、目指すは情熱の国スペイン! そこで巡り逢ったのは、大物政治家の息子アルフォンソ、十七歳。彼の父親に危険が迫るのを察知した涼たち五人は力を合わせ立ち上がる! 仮装大会(マスカーレード)、そしてカジノでギャンブル…。涙あり笑いあり、この夏一番の感動青春物語。

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  • パレット文庫 秀麗学院+高校王子 特別編2 少年☆王子
    -
    名門秀麗学院に通う、カリスマ高校生不破涼(ふわりょう)。日舞の家元に生まれ、『闇の仕事人』として活躍する花月那智(かげつなち)。アイドル顔負けの笑顔で捨て身の桜井悠里(さくらいゆうり)。対する、聖林大学付属高校に通う人気俳優の氷室(ひむろ)ケイ。十七歳にして売れっ子小説家である鷺沢晶・・・。以上五人のスーパー男子高校生が地中海豪華客船の旅に招待された! 船はポルトガルを出て北アフリカはモロッコに寄港。ここで五人は迷宮を彷徨(さまよ)う旅に出かけることに・・・。謎の国モロッコで五人が出遭った不思議な出来事とは・・・?涙と感動そして笑いありの青春ストーリー。

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  • 日台貿易史(その4)スペイン人台湾北部占領の謎。10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量11,000文字以上 12,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の22ページ程度) 【書籍説明】 日本の鎖国前、台湾は多加佐古(たかさご)とよばれ、淡水にフィリピンのスペイン人、台南にオランダ人が住んでいた。 スペイン人は、フィリピンを占有してアメリカ大陸の銀と中国の生糸を交換して、莫大な利益を生む仕組みを構築していた。 このビジネスモデルを修正して、マカオを拠点にして、日本の銀と中国の生糸を交換して利益を得ていたのはポルトガルである。 オランダはポルトガルの絹貿易を模倣して台湾に進出した。 オランダが台南を占領したことを知ったスペイン人は、台湾北部の基隆と淡水を占領する。しかしスペインはすでに日本へ来航を禁止され放逐されていた。 スペイン人は、なぜこの地を十七年間占領していたのか。 【著者紹介】 姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ) 千葉市在住。元商社勤務。海外駐在員歴2回。長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8・4%で、日本全国で四百名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を取得。 自身の四十年に渡る貿易実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。ペンネームは英語教師だった祖父の名前。
  • 大阪城消えた金棗
    -
    泉鏡は愛知県名古屋市にあるK女子大でフォークロア学を教える五七才の大学教授である。 泉鏡は専門とする学問の性質上、世界中を旅行して民俗や文化の研究に従事している。外国での滞在が数週間から数ヶ月に及ぶこともあるが、そのためか、または彼が発するオーラのせいなのか、彼の研究旅行には必ずといっていいほど何かしらの事件が起こる。 大阪城のそばでホームレスが名古屋の女性に金の棗を売った。その夫がパリのヴァンドーム広場の宝石店で三千万円で売ったことがテレビで報道される。泉はヴェルサイユで学会発表旅行に学生を連れてでかけた。卒業生たちもそれを聞きつけてパリで合流する。旅行のついでに棗を買った宝石店に行くと、すでにその棗を大阪城の学芸員が買い戻していた。パリのホテルでポルトガル人窃盗団がその棗を盗んだが、仲間割れが原因で殺人事件に発展し、棗は無事学芸員の手に戻った。 日本に帰って大阪城に行ってみると、学芸員が、棗で三千万円を手に入れた主婦が三千万円を返してくれるという。泉が頼んだからである。発掘現場に行ってみると、問題のホームレスが発掘調査をしていた。泉の推理ではホームレスは学会で学説上の対立で爪弾きになった学者の羽柴秀人で、自説を証明するために金の棗を売ったとマスコミにタレこんだのだ。直接ホームレスに確かめると、まさしくその羽柴秀人であった。 発掘現場から網島に出てみると憔悴しきった女性がいた。蒸発した夫を探して毎日のように手がかりを求めてさまよっているという。羽柴夫人であった。自説が証明されて恨みが晴れた羽柴は夫人の元へ帰る日が来た。こうして泉鏡教授の旅行事件簿に新たなページが増えたのであった。
  • 欧州激動―週刊東洋経済eビジネス新書No.124
    -
    言語や民族が異なる28の巨大な連合体「EU」(欧州連合)。GDP全体では米国をしのぐ世界最大の経済圏でありながら、経済は低空飛行を続けている。ギリシャ問題は当面の危機をしのいだものの、独・英・仏のリーダー3国もそれぞれの国内事情を抱えている。ましてやギリシャ、スペイン、イタリア、ポルトガルといった南欧諸国との格差は、EU協調にどのような影響を及ぼすのか。  また、経済だけでなく15年1月に起こった、フランスの週刊新聞「シャルリー・エブド」へのテロ事件も記憶に新しい。宗教や民族間の共存は可能なのか。逆に混迷を深めるのか。  本誌では現地ルポを交え、欧州の今を読み解く。  ・経済優等生のドイツですら、国民の20.3%が貧困状態。  ・フランス企業の競争力を阻害し、若者の4人に1人が職に就けない現実の背景とは。  ・英国の政治家・知識人の主張と国民感情との間に大きな隔たり  ・フィンランド/ノキアの経営失速の衝撃をきっかけに始まった世界最大級のベンチャーイベントとは  本誌は『週刊東洋経済』2015年3月7日号掲載の46ページ分を電子化したものです。 ●●目次●● 【フランス現地報告】革命の精神はどこへ・揺らぐ「自由・平等・博愛」 【INTERVIEW】 同志社大学教授 内藤正典 PART1(基本編) 世界一よくわかる欧州事情   細野真宏氏が解説 欧州で何が起こっているの?  図解 一目でわかるEU PART2(国別編) 欧州各国それぞれの危機 【ドイツ】EU優等生の孤独と苦悩 歴史的好況に沸く優等生の内憂外患 【INTERVIEW】ダイムラー会長 ディーター・ツェッチェ   構造改革の光と影 5人に1人が貧困 【フランス】問われる構造改革の本気度 【INTERVIEW】 フランスは「ヨーロッパの病人」ですか?   アクサグループ チーフエコノミスト・エリック・シャネイ   フランス国立統計経済研究所 景気分析部門ヘッド・ローラン・クラベル (特別寄稿)EUに見た夢は遠くなりにけり 北海道大学教授 遠藤 乾 【英国】 選挙後、「EU離脱」シナリオの現実味 【スコットランド】 独立できなくても自治は進む PART3(テーマ編) 明日の欧州を読み解く 【南北格差】南欧諸国は復活するのか  【ギリシャ】  反緊縮で挙国一致  【スペイン】  危機に終止符も反緊縮政党が台頭  【アイルランド】危機早期克服も緊縮不満は増加中  【ポルトガル】 14年に支援卒業・汚職、脱税は深刻  【イタリア】  不況克服は道半ば 【北欧】小国フィンランドで芽吹く起業家精神 【INTERVIEW】駐日フィンランド大使 マヌ・ヴィルタモ 【相場展望インタビュー】どうなる為替、株、債券  為替 シティバンク銀行 尾河眞樹  債権 みずほ証券 金子良介  株式 UBS証券 中窪文男 【金融】ギリシャ危機は日欧銀行に飛び火 【INTERVIEW】欧州ブリューゲル研究所 ニコラ・ヴェロン 【メディア】襲撃事件に震撼!? 欧州メディアの今 (コラム)フリーペーパーに押される仏日刊紙
  • 悲しみの子爵夫人
    5.0
    エドウィーナはポルトガルの戦場で毎日傷病兵の看病に明け暮れていた。ある夜、彼女は瀕死の重傷を負ったマイルズ・ハンプデン中尉から、自分の家の領地と富を守るため妻になってほしいと頼まれる。エドウィーナは彼の最期の願いに心を打たれ、身分違いであるにもかかわらず、いつわりの求婚を受け入れた。忘れたい過去を胸の奥に秘めたまま……。
  • ここに地終わり 海始まる(上)
    値引きあり
    4.3
    1~2巻346~374円 (税込)
    大西洋に突き出したポルトガルのロカ岬から、18年ものあいだ結核の療養生活を送っていた天野志穂子のもとに一枚の絵葉書が舞い込んだ。一世を風靡したコーラスグループ〈サモワール〉のリーダー梶井克哉の書いた言葉が、諦念に縛られていた志穂子に奇蹟をもたらす。人間の生きる力の源泉を描いた力作長編!
  • 貿易専門家が解説する日本貿易史。江戸幕府はなぜオランダを選んだのか。20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度) 【書籍説明】 鎖国とは何か。 それはキリスト教対策でもあり、大名富強化阻止策でもあった。 大航海時代の西欧諸国は日本との貿易を熱望する。 彼らの目的は、日本の銀だった。 江戸幕府は最終的にオランダを選択する。 なぜ、スペイン・ポルトガル・イギリスは脱落したのか。 オランダは、1国独占の立場を利用して、銀の値段をたたいて大量に購入したのか。 オランダとの交易は、オランダのいうままの交易だったのか。 【目次】 1.日蘭貿易の幕開け 2.リーフデ号出帆  3.スペイン人との日本貿易史 4.家康のスペイン貿易 5.ポルトガル人との日本貿易史 6.イギリス人との日本貿易史   7.オランダ平戸商館時代の貿易 8.オランダ長崎出島時代の貿易 【著者紹介】 姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ) 千葉市在住。 元商社勤務。 海外駐在員経験2回。 長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8.4%で、日本全国で400名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を一浪して取得。 自身の40年に渡る実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。 ペンネームは英語教師だった祖父の名前。
  • 貿易専門家が解説する日本貿易史。12世紀から16世紀までの貿易と海賊の歴史。20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度) 【書籍説明】 12世紀から16世紀までの日本貿易史を概観すると、日本は武器輸出大国であったことが分かる。 平安時代末期に出現した日本刀は、その後の日本の重要な輸出品目となり、火薬の原料である硫黄とともに中国や朝鮮半島に輸出された。 日本が武器輸出大国であると言う事実は、日本は神の国であるという思想と結ばれて神国思想となり、その波が頂点に達したとき、たまたま元寇が起こる。 日本武士の勇猛果敢な奮闘はここに根ざしていた。 やがて日本は、これら輸出商品を使って朝鮮半島や中国などで多くの略奪と殺戮を続け、前期倭寇と呼ばれるようになる。 日本が輸出したものは武器だけではなく、その武器による暴力までも輸出していた。 明朝になった中国は、海禁という貿易禁止政策をとり、許可なしに貿易をするものは密貿易者になった。 この中国の密貿易者たちが中心になった海賊は、後期倭寇とよばれる。 東アジアにおいては、戦争も貿易も海賊も分かちがたかった。 この時代の東アジアの貿易商人たちは、どのように生きればよかったのか? 【目次】 1.戦争と貿易と海賊三位一体である 2.倭寇王直の魅力とは   3.平家の水軍は海賊だった! 4.14~15世紀の倭寇と16世紀の倭寇 5.室町幕府の日明貿易   6.勘合貿易の経営構造と損益計算書  7.後期倭寇とポルトガルの参入 8.東アジアの銀貿易  9.勘合貿易の終焉と海禁令解除  【著者紹介】 姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ) 千葉市在住。元商社勤務。海外駐在員経験2回。 長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8.4%で、日本全国で400名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を一浪して取得。 自身の40年に渡る実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。 ペンネームは英語教師だった祖父の名前。
  • 浪人海廊 上巻
    完結
    -
    全2巻440円 (税込)
    十七世紀初頭―― 日本は東アジア沿海貿易に於いて先行のポルトガル、イスパニア、イギリス、そして躍進著しいオランダを相手に十分すぎる程の貿易成果を獲得していた。 新天地を求めて海を渡った数多の日本人を待ち受ける大いなる運命とは…!? 海洋冒険ロマンの傑作第1弾!!
  • 買われた花嫁【ハーレクインSP文庫版】
    -
    レイチェルは18歳のとき、父の借金の形として、マルコムという親子ほど年の離れた腹黒い男に泣く泣く嫁いだ。牢獄のような暮らしが始まって3年がたったある日のこと、マルティネス侯爵と名乗る魅力的な男性が突然訪ねてくる。彼の母と旧知の仲であるマルコムに侯爵邸で静養してもらうため、わざわざポルトガルから迎えにやってきたという。だが、レイチェルが妻だと知った侯爵は、なぜか顔色を変えた。どうしてそんな軽蔑のまなざしで私を見るの?底知れぬ不安を抱え、彼女は病弱の夫につき添って旅立った。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • サハラ 1
    完結
    -
    “サハラ女外人部隊”――それは、隊長チュチュ・ヒステリーカ率いる、ポルトガル軍に所属する女だけの精鋭外国人部隊。“魔女”の異名で恐れられる、金のために自分の生命と貞操を自分自身の手で売る女たちの集まりだ。かつてのポルトガルの海外領土でありポルトガル領西アフリカとも呼ばれたアンゴラの独立戦争を背景に、ポルトガル正規軍、“サハラ女外人部隊”とアンゴラ解放戦線とのし烈な戦い、そして過酷で非情な戦場でしたたかに生きる女アウトローたちの生き様が描かれるミリタリーアクションドラマ!
  • 本当に実在した海賊たち
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 映画・漫画のモデルになった伝説の大海賊が満載!! 大航海時代、ポルトガルとスペインは熾烈な領土争いから紛争に発展。 それを尻目にイギリスやフランス、オランダが進出し、 勢力図を塗り換えていった。 いち早く産業革命が始まったイギリスでは、 余剰労働力を最も高い利益を生み出す通商交易へ振り分ける政策がとられた。 経済活動を他国の財産の収奪へと向かわせる合理的な政策、 要は政府公認の海賊の誕生である。 これは、ポルトガルとスペインなどから海外領土獲得競争に遅れを取った苦肉の策でもあった。 だがこれが、『海賊の黄金時代』の到来を意味することになる――。 【漫画】 ・エドワード・ティーチ ・フランソワ・ロロノア ・アン・ボニー&メアリー・リード ・フランシス・ドレーク ・ウィリアム・キッド ・ヘンリー・モーガン ・バーソロミュー・ロバーツ 【海賊列伝】 エドワード・ロウ/ジョージ・ラウザ/サミュエル・ベラミー/ ジャン・ラフィット/ウルージ=レイス/バルバロス・ハイレディン /グレイス・オマリ/チャールズ・ジョンスン…他多数 【海賊百科事典】 旗/服装/船員/食事/掟/刑罰/航海/船具/海戦/襲撃/ 武器/財宝/娯楽/迷信/海獣/魔の海/巣窟/理想郷/…他多数 さらに、年表、海賊船図解など情報多数掲載!!
  • 7月24日通りのクリスマス
    完結
    4.5
    仕事はうまくいかないし、カレシもいない……自分の住む長崎をポルトガルのリスボンだと妄想する29歳のサユリ。先輩の亜希子に食事に誘われたサユリは演劇部時代の先輩・聡史が長崎に帰ってくると聞き……クリスマスまで、あと1ヵ月。サユリは最高の恋を手にすることができるか?
  • ホペイロの憂鬱 JFL篇
    3.4
    僕がホペイロ(roupeiro:ポルトガル語で用具係のこと)を務めるプロサッカークラブ・ビッグカイト相模原では、奇妙な事件がわんさか起きる。J2昇格を目指して新シーズンが始まったのに問題山積だ。まったく傷んでないのに頻繁にスパイクを交換したがるエース、窃盗容疑で逮捕されたナイジェリア人助っ人、名物サポーターの大フラッグの盗難……。その度に、僕に謎を解かせようとするんだ。選手のスパイクの手入れが本職なのに! 日本フットボールリーグ(JFL)所属のサッカークラブを舞台に、ホペイロの奮闘を描く、ほのぼの連作ミステリ。

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  • マカオ001はじめてのマカオ ~めぐりあう「東西文明」
    -
    「マカオのいろは」をサクッと紹介【20分でわかるマカオ】 1999年に中国に返還されるまで、450年ものあいだマカオはポルトガルの統治を受けてきました。そのため、この街には美しい教会や南欧風の建築が続き、街全体が世界遺産のような趣きをしています。数ある見どころのなかからはじめてこの街を訪れる人向けのマカオ半島の23のポイントを案内します。かんたんな図版、地図計10点収録(グルメ情報などは掲載されていません。マカオ002~005と一部内容と図版、地図が重複します)。 【おまけ】まちごとチャイナとスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「マカオ空港案内」の無料ダウンロードリンクつき。
  • 作家と一日
    3.9
    ポルトガルのビーチでパトカーに乗せられ、新宿ゴールデン街でなぜかフィンランドのヘヴィメタバンドと意気投合し、仕事場では愛する猫に癒される──。それら全てが作家・吉田修一の一日。そして、『悪人』『怒り』などベストセラーを生み出し続ける彼の素顔なのだ。ANAグループ機内誌『翼の王国』の人気連載をまとめたエッセイ集第三弾。本書を手に取ったあなたは、きっと旅に出たくなる。
  • 種子島の鉄砲とザビエル 日本史を塗り変えた“二つの衝撃”
    -
    種子島に火縄銃が漂着したのは、運命だった!本書では、種子島藩の藩医を先祖にもつ著者が、日本が新しい文明に接したときにそれをいかに工夫しながら取り込み、自らの歴史を開いていったかを、医師らしく冷静に解説する。はるか南の小さな島に鉄砲が伝わっただけで、なぜ国産銃が造れたのか? ポルトガル人と密なる異文化交流がなぜできたのか? ヨーロッパの海外進出が盛んな大航海時代に、世界各地が植民地化されていくなか、日本はなぜ侵略をまぬがれたのか?……西洋と東洋の文化を見事に融合させた日本人の「柔軟性」や「たくましさ」、「高い技術力」のすべてが今、明らかになる!通常の歴史書ではあずかり知ることのできない、無名に近い、しかし実は新しい歴史の素地を作った熱意に燃えた人々を改めて知らされることで、歴史の奥の深さをしみじみと感じさせられる興味深い労作。石原慎太郎氏推薦。

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  • デウスの棄て児
    3.7
    不義の子、天草四郎――野ばら流歴史小説! ポルトガルへ売られた美しい母親と、妻子がある男の間に生まれた天草四郎。母親譲りの美貌を持つ四郎には、不思議な超能力が備わっていたが、不義の子として虐げられ、父親からも「悪魔の子」と恐れられる日々。神に弄ばれ、棄てられ、絶望した四郎は、神を見限り、神への憎しみを原動力に生き始める。やがて母親と日本にやってきた四郎は、その美貌と特殊な能力により、隠れ切支丹たちから神の遣いだと崇められることになるが……。  キリシタン・3万7千人殉教の悲劇を、神をも恐れぬ大胆な解釈で描いた衝撃作の電子化。

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  • 禅のいろは(PHP文芸文庫)
    3.5
    「色は匂へど散りぬるを 我が世誰ぞ常ならむ 有為の奥山今日越えて 浅き夢見じ酔ひもせず」と、仏教的死生観をいろは47文字に凝縮した「いろは歌」。平安の昔に作られ、日本人が愛唱してきたこの歌が、ポルトガル伝来の「カルタ」と結びつき、諺の頭文字を「いろは」順に並べた「いろはカルタ」になった。「犬も歩けば棒に当たる」「論より証拠」「花より団子」……。年輩の方なら馴染み深いこれらの諺には、たんなる教訓を超えた仏教的な思想が看取できる。本書は、禅僧にして芥川賞作家である著者が、軽妙にして滋味深い筆致で、「いろはカルタ」のことわざをもとに禅的な生き方・考え方を説いている。かわいい挿画とともに、心癒されて明日への元気が出てくるヒントが満載。福島県三春町在住の著者は、いま原発問題を中心に未曾有の大震災と向き合い、多くの情報を発信している。本書ではひととき重い気持ちを忘れ、禅の自在の境地に身をゆだねたい。

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  • 【海外でパケ死しないお得なWi-Fiクーポン付き】 スマホユーザーのための海外トラベルナビ ポルトガル
    -
    50万ユーザーを突破した「GLOBAL WiFi」の割引特典アリ。コレならスマホで簡単・便利にガイドブックが持ち歩けちゃう! 南蛮貿易の相手として古くから日本と関わりのあるポルトガル。カステラやコンペイ糖など日本でもお馴染みの食べ物が多くあり、なじみ深い国という印象を抱く方もいるかもしれません。 世界遺産に登録されているベレンの塔やジェロニモス修道院など見応え十分な建造物に、独特の食文化。ヴァスコ・ダ・ガマ・ショッピングセンターや「世界一美しい本屋」といわれるレロ・イ・イルマオンなどショッピング施設も充実しています。さあ、本書を読んでポルトガルを遊びつくしちゃいましょう! また、旅先で困らないためのスマホ活用法ももれなく掲載。海外旅行者が陥りがちな「パケ死」についても詳しく解説し、旅行者の皆さんがスマホを使って有意義な旅を満喫できるようサポート。スマホ時代におすすめのガイドブックです。 旅行のお供に、ぜひ本書をダウンロードされてはいかがでしょうか。
  • 沖縄まんが物語I巻(上)人物・歴史・スポーツ篇
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1、月下武人 佐久本嗣男の空手道(世界空手道選手権大会7、連覇世界チャンピオン伝)2、黄金の旋風 沖縄甲子園記(甲子園春夏連覇を成し遂げた沖縄高校野球の歴史)3、県立病院は眠らない(救急医療の現場取材物語)4、おもりそうし(沖縄ウェイトリフティング王国建国記)5、礼(南の島のなぎなた少女)
  • 罪深い肖像画【ハーレクイン・セレクト版】
    4.0
    エミリーは名門モンテイロ家の屋敷の家政婦だった。秘かに憧れていた当主のデュアルテから突然求婚されたとき、彼女は天にも昇る心地でイエスと言った。だがじきにエミリーは、自分が2人目の妻であることを知る。さらに、ポルトガルの本邸に移った彼女を待っていたのは、屋敷中に飾られた前妻の肖像画と、前妻の母親の憎悪――。孤独と惨めさに打ちのめされていたある日、エミリーは夫からあらぬ不貞の疑いをかけられてしまう。もうたまらず、エミリーはイギリスに逃げ帰った。夫に妊娠したことも告げず、その子と二人で生きていくつもりで。■ロマンス界のスーパースター、リン・グレアムの人気作です。ポルトガルの名家に嫁いだものの、貧しい環境で虐げられて育った劣等感の塊のようなエミリーは、夫の家族とうまくやるすべも闘うすべもなく、夫の愛すら信じられずに苦しみます。
  • 買われた花嫁
    -
    レイチェルは18歳のとき、父の借金の形として、マルカムという親子ほど年の離れた腹黒い男に泣く泣く嫁いだ。牢獄のような暮らしが始まって3年がたったある日のこと、マルティネス侯爵と名乗る魅力的な男性が突然訪ねてくる。彼の母と旧知の仲であるマルカムに侯爵邸で静養してもらうため、わざわざポルトガルから迎えにやってきたという。だが、レイチェルが妻だと知った侯爵は、なぜか顔色を変えた。どうしてそんな軽蔑のまなざしで私を見るの?底知れぬ不安を抱え、彼女は病弱の夫につき添って旅立った。
  • 郷愁 サウダーデ
    -
    哀切なファドの調べが流れるポルトガル・リスボン。カメラマンの桑田は、南蛮屏風や螺鈿(らでん)細工などの撮影にやって来ていた。老いの入口に立つ彼の胸に去来するのは、あり得たかも知れないもう一つの人生。異国の地で思い惑う男の情感(表題作)。過ぎ去った時の重みを捨て去りかねて、最終幕への一歩手前でたたずむ男たち。そのうしろ姿を細やかに描く傑作短編集!
  • 「名探偵」に名前はいらない
    4.0
    依頼人は美女、老人、ヤクザ! 内容も夫の浮気からポルトガルまで遺産渡しへ行く国際的活動まで様々。皮肉な寂しい中年探偵は金もなく愛を求めながら今日も街を歩く。(講談社文庫)
  • 頻闇にいのち惑ひぬ
    4.5
    〃狂気の中郷〃と恐れられた警視庁公安特科隊長の中郷広秋は、パリに追放された。後を継いだ〃死神〃伊能紀之も閑職に回され、パリへ。酒を喰らい、ポルトガル沖合いで鮫狩りに没頭する中郷が、全裸の女を釣り上げる。だが、女は謎の言葉を遺したまま殺された……。スーパー刑事コンビが、科学者犯罪団と死闘。痛快ハード・ロマン!
  • 古城のロマンス
    -
    看護師のユージニアには、1年半前に婚約した堅実な恋人がいる。だが、結婚のためにといっさいの贅沢を許してもらえず、彼の母親からも何かと文句をつけられ、息苦しい毎日だった。ため息をつくユージニアにいつも声をかけてくれるのは、同じ胸部外科で働く、外科医長のドクター・グレンフェル。長身で穏やかで、誰からも尊敬されている医師だ。ある日ドクター・グレンフェルに頼まれ、ユージニアは彼の助手としてポルトガルに同行することになる。そこで彼女を待っていたのは、忘れていたすてきな日常だった。
  • 愛される価値
    4.0
    幼い頃に母を亡くし、里親のもとを転々としてきたシェリーは、24歳のある日、思いがけぬ事実を知ることとなった。遠い昔に死んだと聞かされていた父親が、実は最近まで生きていて、ずっとシェリーを捜していたという。シェリーはいてもたってもいられなくなり、亡き父が暮らしていた異国ポルトガルへ向かった。到着した荘厳な館で彼女を迎えたのは、義兄のジェーム伯爵。伯爵はシェリーを見ると、冷酷な笑みを浮かべて言い放った――遺産目当てで現れた人間を歓迎する気はない、と。
  • 御曹子のプロポーズ 億万長者に恋して
    -
    “仕事と結婚した女、マロリー・エリス”世間からそう見られることに疲れ果て、マロリーは気分転換をかねてポルトガルにやってきた。そこで出会ったのはラファエル・ダフォンソという男性。王家の血を引く名門貴族で、この国でも指折りの実業家だという。ラファエルの妻は出産後すぐに亡くなり、以来十年、彼は一人娘アポロニアのみに愛情を注いできた。ふとした偶然でその娘の命を救ったことがきっかけとなり、マロリーは彼から強引に結婚を申し込まれる。しかし、彼女に求められているのは妻の役目ではなく、娘の養育係としての務めだけだった。★“億万長者との恋物語”――リッチで傲慢なヒーローの華やかな輝きと、隠れた素顔の魅力を描いた、ゴージャスな恋物語。現在発売中のサラ・モーガンの新作R-2372「大富豪の醜聞」でも、ギリシア人の裕福なヒーローが登場しています。★
  • 罪深い肖像画
    3.0
    ■天にも昇る心地でプロポーズを受けた。それが地獄の始まりだった。■エミリーは家族から愛をそそがれずに育ったため、内気で自分に自信を持てず、容姿にも劣等感をいだいていた。だからポルトガルの名門モンテイロ家所有の屋敷で働いていたとき、銀行家である当主のデュアルテから求婚されたときは心から驚いた。予想に反し結婚式はごく簡素で、自分が二人目の妻だったことも判明する。ポルトガルの本邸に移り住んだエミリーを待っていたのは、屋敷じゅうに飾られた前妻の肖像画と前妻の母の反感に満ちた目だった。孤独と惨めさに打ちのめされていたある日、エミリーは夫から、あらぬ不倫の疑いを受ける。彼は離婚を望んでおり、子供が生まれたら引き離されると聞いて、エミリーは妊娠中の身をおしてイギリスに逃げ帰る。もう二度とポルトガルには戻らず、故国で暮らすつもりだった。
  • 悲しみの子爵夫人
    完結
    2.0
    「結婚していただきたいのです」エドウィーナは自分の耳を疑った。ここはポルトガルの戦場で、自分は看護師。今にも息を引き取ろうとしてる重傷の患者と? この結婚は決して愛からではなく、ただ、その患者マイルズ・ハンプデン中尉の財産と遺族を守るための便宜的なもの。そう説得された彼女は、最期の願いを聞きとどける。安心したのかマイルズは、なんと命を取りとめた。兄の跡を継いで子爵となった彼に、エドウィーナは花嫁として領地へつれていかれることに…!?
  • 木蓮の咲く城で
    完結
    -
    トニはポルトガルで得た家庭教師の職を失って途方に暮れていたとき、旧友ポールと偶然再会する。婚約者の代わりをしてほしいと懇願され彼の祖母の家に連れていかれるが、そこはなんと伯爵家の城だった。大それた茶番劇に巻き込まれてしまったらしい。城主である伯爵ラウルを知ってさらに困惑が深まる。かつて事故にあいかけたときに助けてくれ、好意すら抱いていた男性が伯爵で、しかもトニを伯爵家の財産を狙う悪女と思いこみ、憎しみの目を向けてきたのだから!
  • 子ども家畜奴隷
    -
    人身売買に人身御供、あげくは強制労働による下衆な大人たちの搾取地獄! 人としての存在価値を奪われ、生き地獄を強いられる、か弱き子どもたちの悲惨な現実――!! 「伴天連の奴隷船 前後編」幼き頃より、その醜い容姿から美しき妹と比較され続け、虐げられてきた醜女の姉。絶望を生きる日々を送っていたある時、村に現れたポルトガルの伴天連に、姉妹もろとも目をつけられて……!? 素肌に焼印、船上幽閉、さては性奴隷など、格差姉妹を待ち受ける逃れられない壮絶運命!! 「水鬼のいけにえ」村に住む穢れのない無垢な子供たちばかりを狙い、連れ去るといわれる化け物“水鬼”。理不尽な仕打ちに耐えかねた母親が、あとをつけるとそこにいたのは……!? 中国に伝わるおぞましき残酷儀式の真実!! 「真綿のふとん」心優しき母親が亡くなり、毒父の残した借金のため生活苦を強いられる美しき兄妹。心無い町民たちには見捨てられ、貧困にあえぎつつも、ふたり寄り添い助け合いながら生きていたが……!? 「母の愛情」行き過ぎた愛が暴走し、男たちを次々に手にかける美貌の母。そんな母と心通わすことのできなかった少年の悲痛な想いが、母をさらなる凶行へ走らせて……!?
  • 慕ってはいけない公爵【ハーレクイン・セレクト版】
    -
    父にむりやり結婚相手を決められそうになったジュリエットは、容姿の似た親友になりすまし、ひそかに遠く海外へ家出した。そこで、車椅子に乗った少女の話し相手の職を得る。いざ仕事先を訪れると、なんとそこはポルトガル貴族の邸宅で、彼女を迎えた美しいグレーの瞳の男性にひと目で惹きつけられた。その男性こそ、フェリペ・デ・カストロ公爵、少女の伯父だった。だが彼は怪訝な表情を浮かべ、誰かが勝手に求人を出したと言う。ジュリエットは傲慢な公爵に魅力を感じている自分が恐ろしかったが、少女の放った忠告がさらなる追い打ちをかけた。「前任者が首になったのは、伯父に熱をあげたからよ」 ■アン・メイザーは、多くの作家が“憧れの存在”として賞賛するスター作家です。ヒーローの強烈なカリスマ性に、否応なく惹かれていく若きヒロイン……。圧倒的なドラマで読ませます! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • プレイボーイの憂い
    完結
    -
    イギリスから絵画の鑑定のため、ポルトガルへとやってきたキャサリン。依頼主のロベルト・デ・ソウザの屋敷へ赴くが、キャサリンを一瞥した彼は――「女性は呼んではいないが?」と冷たく言いはなつ。なんて失礼なの、実力で見返してみせるわ。しかし、レーサーだった彼は事故で顔に大きな傷を負ったせいで自分を醜いと思い込み、女性を避けるようになっていたのだ。たてがみのような黒い巻き毛、見つめられるだけで身体が沸騰するような輝く瞳。彼はこんなにも美しいのに…。
  • 苦い求婚【ハーレクイン文庫版】
    -
    2年前、レオニーはヴィダルのプロポーズを断った。ヴィダル・パレッラ・ドス・サントス――貴族の末裔で、多くの女性と浮き名を流す色男、ポルトガルの大物実業家だ。彼は、会ったその日に体を求めてきた。レオニーが拒絶すると、今度は妻になってほしいと甘い言葉を囁いた、不埒な男だ。だが状況は一変した。父親がヴィダルの会社の金を横領したのだ。レオニーは父の罪を償うため、我が身を差しだす覚悟で、ヴィダルに面会を申しこんだ。彼が求めるものは2年前と同じ、相も変わらぬ、レオニーの奉仕だと知りながら。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 御曹子のプロポーズ【ハーレクイン・セレクト版】
    5.0
    仕事ひとすじの生き方に疲れ果て、マロリーはポルトガルのリスボンにやってきた。そこで出会ったのは、ラファエル・ダフォンソという男性。王家の血を引く名門貴族で、この国でも指折りの実業家だという。ラファエルの妻は出産後すぐに亡くなり、以来10年、彼は一人娘アポロニアのみに愛情を注いできた。ふとした偶然でその娘の命を救ったことがきっかけとなり、マロリーは彼から強引に結婚を申し込まれる。だが彼女に求められているのは妻の役目ではなく、娘の養育係としての務めだけだった。■はじめから運命的に惹かれ合っていたのに素直になれない――そんな二人にかわいい天使が矢を放ち……という、レベッカ・ウインターズらしいハートフルな物語です。ナニーから妻への階段を上るシンデレラ・ストーリーをお楽しみください。 *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 苦い求婚
    完結
    4.0
    ランチの約束で父の会社を訪れたレオニーは、そこで父の上司ヴィダルと出会う。ポルトガル貴族の血をひく大物実業家の彼に誘われ舞い上がったものの、会ったその夜に体を求められたことがショックで、レオニーは翌日の彼のプロポーズも断ってしまった。あれから2年、2度と会うまいと思っていたヴィダルにレオニーは面会を申し込んでいた。父が会社の金を横領したからだ。罪の償いを申し出たレオニーに彼は冷たく言い放った。「命令だ、今度こそ私と結婚しろ」、と。
  • 見せかけの求婚
    完結
    -
    『決められた結婚なんて絶対にいや!』祖父が勝手に決めた、ポルトガルの名家の跡継ぎデクスターとの結婚に反発したマディ。奔放な女性を演じれば、相手のほうから断ってくるはず…。そう考えた彼女は、派手なメイクとセクシーな衣装に身を包み、デクスターのもとへ向かう。ところが、デクスターの反応は予想通りとはいかず、逆に誘惑されてしまい!?
  • トライ・アゲイン
    完結
    -
    周囲の反対を押し切って、結婚したカリーナ。異国の地ポルトガルで始まった結婚生活は、厳しい現実の前に甘さをかみ締める間もなく破局を迎えてしまう・・・。別居して4年。夫ルイスと再会したカリーナは、まだお互いに愛し合っていることを知る。愛と現実の狭間で揺れる思い・・・。2人は真実の愛を取り戻せるのか?
  • 第二の人生=流氷に乗って来た白熊+童話集
    -
    大学の教員として第二の人生を送ることになった私の話と、孫達のための童話集。ポルトガル語を大学で学んだ私は、民間会社の通訳、外務省勤務を経て、外国語大学に新設された学科の教員に採用される。そこで「流氷に乗って来た白熊みたい」と学生に言われるが、その意味とは…。後半は、アマゾンやモザンビークを舞台にしたお話を含む7篇の童話集。
  • ようこそポルトガル食堂へ
    3.7
    フルっとした食感にほんのりミルクが香る絶品チーズ、細かく柔らかな泡が喉に心地よい緑のワイン、艶やかな飴色に焼きあがった、あつあつの仔豚の丸焼き......。素朴で飾り気のない、でもほっとする料理の数々。ポルトガルは、どこか懐かしくて美味しい国だ。各家庭のキッチンやレストランを訪ね歩き、旅の旨みをぎゅっと詰め込んだ食旅エッセイ。
  • 世界「誰も行かない場所」だけ紀行
    4.0
    世界で唯一捕鯨が認められているラマレラ村、青く染まったモロッコの街シャウエン、バオバブが立ち並ぶマダガスカル、巨石群の中に作られたポルトガルの巨石村…… いずれも、他の地域では見られない特徴を持つ場所ばかりだ。情報が氾濫し、行く前からその場所のことがわかってしまう現代において、これらの場所は実際に足を運んでみなければどんな様子になっているかわからない所ばかりだった。 『誰も行かない場所』を巡りながら、旅を始めたばかりの頃に抱いたワクワクした感じを思い出すことができた。旅の本質は未知を味わうことにあるのだ。あえて誰も行かない場所を巡る、危ない旅行書の第一人者が満を持して書き記す、魂の旅行記!
  • 愛される価値【ハーレクイン・マスターピース版】
    -
    亡父が遺してくれたのは、義理の兄を愛するという、運命。 幼い頃に母を亡くし、里親のもとを転々としてきたシェリーは、24歳のある日、思いがけない事実を知ることとなった。死んだと聞かされていた父親が、実は最近まで生きており、ずっと彼女を捜していたというのだ。いてもたってもいられず、シェリーは生前の父が暮らしていたポルトガルへ向かった。荘厳な館で彼女を迎えたのは、父の後妻の息子で伯爵のジェーム。見上げるほど背が高く、灰色の瞳が美しい。この人が私の義兄?だが彼はシェリーを見ると、冷酷な笑みを浮かべて言った――遺産目当てで現れた人間を歓迎する気はない、と。 ■ハーレクイン・マスターピース《特選ペニー・ジョーダン》。漆黒の髪の伯爵と薄幸ヒロインの義兄妹ロマンスです。次第に惹かれ合う二人ですが、ポルトガルの古い慣習やジェームの元恋人、そしてシェリーに植え付けられた深い男性不信が恋路を阻み……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 1573年 信長の美色
    3.5
    1巻647円 (税込)
    人買いにさらわれた里々を取り戻すため、自ら奴隷のみになった市勘。 しかし里々を救い出せないまま、二人はマカオへと連れていかれる。 異国の空の下で働く市勘だったが、忍びとしての彼の力に目を付けたポルトガル商人・ピエトロが、日本に売られた8人の南蛮娘を取り戻すことを条件に自由にしてやると言った。再び日本の地を踏む市勘、その目指す先は織田信長だった……。 壮大なスケールで描く戦国時代小説、堂々の完結編!
  • くーねるまるた ぬーぼ 1
    続巻入荷
    3.7
    食いしんぼポルトガル女子!新シリーズ始動 シリーズ累計100万部突破(電子含む)! 大好評グルメコミック『くーねるまるた』新シリーズ始動。 ポルトガルからやって来た「美味しい食べ物」と 「日本文化」が大好きな女の子、マルタ。 ギャラリーで働くことになり、新居に住み始めた 彼女の新生活はこれまで以上に、愉快で美味しい日々です! 土鍋ご飯にタンポポスープ、燻製おつまみ、ビッグハンバーグそして、いちごパスタ… 京都の陶芸家との交流に、神保町のポルトガル菓子店… さらに内容充実!パワーアップした新シリーズをお楽しみください!!
  • 女おとな旅ノート
    3.8
    アパルトマンで自炊して、夜はのんびりフェイスパック。相棒には気心知れた女友だちを選び、財布は共有……。人気イラストレーターが結婚後も家族を置いて続ける旅のノウハウを紹介。ポルトガルの古城で一泊してお姫様気分に浸ったり、北欧で雑貨に夢中になったり、ラオスの古都で料理を習ったり。女おとな旅ならではのトキメキが詰まった一冊。
  • ポルトガルの花嫁
    -
    透明人間になったようで切ない……。あなたは私を透かして、別人を見ている。 親友の結婚式に招待されたキャサリンは南欧に降り立ち、まばゆいばかりの日差しに輝く花々と、風格のある屋敷に魅了された。そして、親友の兄で、ポンタレグレ伯爵の称号を持つエドゥアード。たびたび話に聞いていた“伝説の人”は、セクシーな男性だった。だが彼はキャサリンを見た瞬間、その黒い瞳と微笑を凍りつかせた。なんでも、少年時代の初恋の人に、彼女がそっくりなのだという――23年前、報われない恋に絶望して命を絶った女性に。憂いを秘めたエドゥアードを知るほどに惹かれるキャサリンだったが、同時に胸が締めつけられるような苦しさに悶えた。なぜなら、彼の心はまだ、亡き初恋の人に囚われているのだから……。 ■ヒロインが愛に臆病なのには、もう一つ理由がありました。未婚の母に育てられ、父親が誰かもわからない自分と、ふさわしい家柄の地元の娘と結婚すべき伯爵とでは、あまりにも釣り合わないと気に病んでいて……。ベテラン作家C・ジョージの名作をお贈りします。
  • 慕ってはいけない公爵
    -
    父にむりやり結婚相手を決められそうになったジュリエットは、容姿の似た親友になりすまし、ひそかに遠く海外へ家出した。そこで、車椅子に乗った少女の話し相手の職を得る。いざ仕事先を訪れると、なんとそこはポルトガル貴族の邸宅で、彼女を迎えた美しいグレーの瞳の男性にひと目で惹きつけられた。その男性こそ、フェリペ・デ・カストロ公爵、少女の伯父だという。だが彼は憤怒の色を浮かべ、誰かが勝手に求人を出したと息巻いた。ジュリエットは傲慢な公爵に魅力を感じている自分が恐ろしかったが、少女の放った忠告がさらなる追い打ちをかけた。「前任者が首になったのは、ばかみたいに伯父に熱をあげたからよ」■名作家アン・メイザーの1970年の旧作を初邦訳でお贈りします。はるかに年が離れていても圧倒的な魅力を放つ公爵。彼への恋心を、ジュリエットはその小さな胸に閉じこめておけるのでしょうか?
  • 教授と麦わら帽子
    3.0
    レディ・クレスウェル――白血病の疑い。61歳。近親者、チャールズ・クレスウェル教授……。「ああ、どうしてこんなことになるの!」ジュディスはつぶやいた。勤務先の病院に、まさか彼の母親が入院しているなんて。1カ月の休暇から戻った看護師のジュディスは、書類を見て愕然とした。病室の巡回で、見舞いに来たチャールズと会いませんように。彼は、休暇で滞在した湖水地方で会った、礼儀知らずの歴史学者。本の執筆に夢中で、わたしのことなど少しも気遣ってくれなかった。でも、彼の家の見事な庭を思い出すと、懐かしさに涙が出そうになる。ところが再会したチャールズは、意外な提案をして彼女を驚かせた。母親の専属看護師として、彼の家に来てくれないかというのだ。■花の咲き誇るイングランドの湖水地方から、初夏のポルトガルへ。今回、ベティ・ニールズがお連れするのは美しい湖と海辺の地域。すばらしい風景が心にしみる作品を、どうぞお楽しみください。
  • プレイボーイの憂い
    3.0
    ロンドンのギャラリーに勤めるキャサリンは急病の雇主の代理でポルトガルの別荘に住む依頼人のもとに向かった。ところが絵画の鑑定を依頼したロベルト・デ・ソウザは現れたキャサリンが女性だと知って難色を示した。車の事故で脚に後遺症が残り、顔に大きな傷を負ったせいで彼は自分を醜いと思い込み、女性を避けるようになっていた。たとえ傷があっても気にならないほどすてきな男性なのに!一方、鑑定士としての経験も知識もあると自負するキャサリンは依頼人の信頼を得るため服装と仕事ぶりで“できる女”を演出し、ロベルトはしだいに彼女の人柄と美しさに心を開いていくが……。
  • 婚礼の夜をふたたび
    3.7
    大富豪ロークの妻として幸せに暮らしていたアンジーは、1年前に夫の浮気を知って家を飛び出し、今は独りで暮らしている。ある日、大学生の弟アレックスがやってきて、驚愕の事実を告げた。ロークの口座で決済されるアンジーのカードを無断で使い、インターネットの株取り引きで莫大な額の損失を出したというのだ。それを知ったロークが、アンジーに会いに来いと言ってきた。いちばん顔を合わせたくない相手に弱みを握られてしまった!屈辱をこらえ、お金は少しずつ返すと訴えるアンジーだったが、ロークはからかうような冷笑を浮かべ、妻を抱き寄せてささやいた。「きみを呼んだのは、このためだ」■ポルトガル人の夫が妻を呼び戻した理由――それは、あまりに残酷で甘美な復讐のためだった!
  • 世界中の言語を楽しく学ぶ
    3.8
    学んだ言語は100以上――。英語万能の世に背を向けて、気ままに言葉の一人旅。フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語、中国語。うーん、物足りない。ポルトガル語、タイ語、フィンランド語にも取り組もう。いやいや、まだまだ。バスク語、ヘブライ語、ヒンディー語、スワヒリ語、アイヌ語、エスペラント……。文法で悪戦、発音で苦闘。でも、違った世界が見えてくる。これが楽しい、面白い。

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  • 苦い求婚
    -
    二年前レオニーはヴィダルのプロポーズを断った。会ったその日に体を求めてきた彼は拒絶されると、妻になってほしいと言いだした。相手は多くの女性と浮き名を流すポルトガルの大物実業家だ。しかもレオニーの父は彼の会社で働いている。結婚などできるわけがない。住む世界があまりに違う。だが今になって状況が一変した。会社の金を横領した父の罪を償うためレオニーは我が身を差し出す覚悟でヴィダルに面会を申しこんだ。ヴィダルは二年前とまったく変わっていなかった。求めるものも同じ――レオニーの奉仕だった。
  • SWEET HOME CHICAGO(1)
    3.8
    Kiss本誌で大人気連載中のエッセイ(写真と爆笑イラスト付き)、初の単行本。大好きだったポルトガルを離れ、夫の待つシカゴへ引っ越したヤマザキさんとデルスくん。引越しのゴタゴタから、シカゴでの想像を超えた出来事の数々を、ヤマザキさんのイラストと写真とともにお送りします!
  • 日本人が知らないヨーロッパ46カ国の国民性
    4.0
    日本人が「ヨーロッパ」という言葉からイメージするものは、ロンドンの古い街並みや芸術の都パリ、ローマの遺跡、ドイツの古城などだろう。しかし実際のヨーロッパは、北は北極圏から南は地中海、西のポルトガルから東のロシアまで広大な範囲に、多種多様な民族や言語、宗教が混在するカオスのような地域なのだ。本書では、「一昨年までビールはソフトドリンクだったロシア」「名字がないのに祖先をたどれるアイスランド人」「年収の3割もクリスマスに使うスペイン人」「ケチだが寄付金は惜しまないオランダ人」「夜ふかしなのに早起きなポーランド人」「ギリシャ人は世界で最も絶倫!?」など、日本人がびっくりするようなリアルな各国の国民気質を徹底紹介。日本人との意外な共通点もみえてくるかも!?

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  • ユーロ連鎖不況
    3.6
    2010年はギリシャ、アイルランド危機が叫ばれ、ソブリンリスクが注目された年であった。そして2011年はいよいよポルトガル、スペインにその危機が連鎖するといわれている。では、世界一の累積債務を抱える日本はどうなのか。もはや対岸の火事とはいっていられないほど深刻な状況だと著者はいう。財政再建問題を論じる際、会計の観点から国家のバランスシートを取り上げたり、人口減少問題から将来を予測したりと、さまざまな分析がある。本書は、クレジットアナリストである著者が、格付けなど市場から見た日本の行く末に警鐘を鳴らす。遠くない将来に、日本もユーロの連鎖危機の影響で「金利が上昇し国債価格が暴落する」といった信用不安が増大し、IMFの監視下で財政再建を迫られるのか。もしくは自国の力で再建の道を歩みはじめるのか。民主党政権に変革を迫るとともに、国民に痛みを覚悟する必要性を説く。

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  • 欲情
    -
    「自由な性にこそ男女の平等がある」と考える信夫は、妻の真奈美、女友達の早紀と、情熱とセックスを共有する喜びを夢想していた。だが、旅先のポルトガルで真奈美は漁師と運命的に惹かれ合い、夫の元を去る。性に貪欲に生き始めた真奈美と、残された信夫と早紀。人生と快楽に翻弄される男女を描く恋愛小説。
  • くーねるまるた 1
    完結
    4.0
    マルタさんはポルトガルから来た貧乏だけど食いしんぼーな女の子。築70年のおんぼろアパートで、慎ましいながらもエンゲル係数高めな一人暮らしを満喫中。紅茶チャーシュー、鶏油炒飯、パン耳タルト、蟹風味のディップ・・・等々お金はなくても丁寧に。マルタさんの美味しい日々!!
  • 殉教者
    4.5
    1614年、2代将軍徳川秀忠がキリシタン禁教令を発布した。キリシタンへの迫害、拷問、殺戮が頻発し、岐部は殉教者の記録を集める。翌年、28歳の岐部はエスパニア人修道士と共に長崎から船出、40日の航海の後にマニラ港に着く。そこで入手した地図には、双六のように、マニラを振り出しに、マカオ、マラッカ、コーチン、ゴア、ポルトガルの要塞のあるホルムズ島、さらにペルシャ砂漠、シリア砂漠、遂にはエルサレムに到達する道筋がこまかく描かれていた。岐部は自らの信仰を強くすることと、イエスの苦難を追体験することを思い、胸を躍らせた。 ペトロ岐部は1587年に豊後の国東半島で生まれ、熱心なキリシタンの父母の元で育つ。13歳の時に一家は長崎に移り、岐部はセミナリオに入学を許される。ここでラテン語を習得し、聖地エルサレムと大都ローマを訪れることを強く決意する。 次に訪れたマカオでは差別に耐えながら志を貫き、何とか旅費を工面して、ミゲルと小西という二人の日本人とともに海路、インドのゴアに向かう。ゴアからローマに向かう船に乗る二人と別れた岐部は、水夫として働きながらホルムズ島に向い、そこからは駱駝の隊商で働き砂漠を通ってエルサレムを目指す。 1619年、岐部はついに聖地エルサレムの地を踏む。そこから徒歩で、イスタンブール、ベオグラード、ザグレブを経て、ヴェネツィアに。祖国を出て5年、岐部はついにローマにたどり着いた。海路で1万4500キロ、徒歩で3万8000キロ。乞食のような身なりの岐部に施しをしようとした神父が、流暢なラテン語で話す岐部に驚き、イエズス会の宿泊所に案内される。そこで岐部は、4日間にわたる試験を受け合格、イエズス会への入会を許された。 ローマとリスボンで2年間の修練を経て、帰国の許可を得た岐部は、キリシタン弾圧の荒れ狂う日本に向けて殉教の旅路についた。 信仰に生きた男の苛酷な生涯が荒廃した現代を照らす、著者渾身の書下ろし長篇小説。
  • 地名で読む京の町(上) 洛中・洛西・洛外編
    -
    町の中心にあるのになぜ「新京極」? 「先斗町」の名前は鴨川とポルトガル語に由来する? 京の台所「錦小路」は「屎小路」と呼ばれていた?京都には、1200年にわたる人々の営みが、地名として今なお息づいている。本書は、地名や寺社の由来から、京都の歴史を掘り起こし、その魅力を浮き彫りにする。第1部では、渡来系氏族集団の「やましろのくに」開発、大和の「後背地」から政治権力の中心地となった平安京の完成、「町」共同体のもとで祗園祭礼を生み出した宗教都市への変貌など、京の町の変遷を辿る。第2部では、河原町、木屋町、先斗町、壬生、北野、西陣などの「洛中」、御室、太秦、嵯峨、嵐山などの「洛西」、宇治、八幡、山崎、長岡などの「洛外」の地名を取り上げ、余すところなく解説する。見所すべてを味わい尽くすための京都案内決定版!<下巻の主な内容>第1部…近世商工都市への発展/近代都市の成立/現代の京都 第2部…洛東/洛北/洛南

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  • ぎやまん物語
    3.5
    著者の歴史観をぎやまんの鏡に託したライフワーク 秀吉への貢ぎ物としてポルトガルから渡来したぎやまんの手鏡が、於祢やお茶々、お江、尾形光琳や赤穂義士らの心模様を写し出す――。
  • 戦国大名の経済学
    値引きあり
    4.2
    兵士の装備一式70万円、鉄炮1挺50万円、兵糧米代1000万・・・1回の合戦の費用はしめて1億!「銭がなくては戦はできぬ」 戦国時代はその名の通り、日本全国が戦乱に明け暮れていた時代でした。しかし戦争は、単に個々人が武力に優れていさえすれば勝てるようなものではありません。なによりも必要とされたのはお金です。刀、甲冑、そして新兵器、鉄炮から馬にいたる武器・装備品に始まって、後方兵站への非戦闘力の動員にいたるまで、先立つものはまず「お金」。お金がなければ戦争など、できうるべくもなかったのです。 そのため戦国大名は平時から、自領内での経済力の増大に、つねに意を注がなければなりませんでした。農作物を安定的に収穫するための治水事業や、流通を潤滑にするための道路整備などのインフラ整備、「楽市・楽座」令による経済の活性化、金・銀・銅などを獲得するための鉱山開発、さらにはこの時代に初めて我が国に登場した、ポルトガルなどの海外交易に至るまで、あらゆる手段を講じて「富国強兵」に励んでいました。 資料に限界があるために、当時、個々の案件にどれほどの費用がかかったのかを算出することは難しく、専門家が書いたものとして1冊の新書全体でこの問題を扱ったものは、現在、ほぼ皆無に近い状態です。本書は、戦国時代の経済の専門家があえて蛮勇をふるい、この問題に挑むものです。
  • 溺れる人魚
    3.3
    ポルトガル・リスボン。ミュンヘン五輪で4つの金メダルを獲得した稀代の女性スウィマーがピストル自殺を遂げた。ほぼ同時刻、2キロ離れた自宅でリスボン大学名誉教授リカルド・コスタが射殺され、2つの命を奪ったのは同じピストルから発射された銃弾だと判明した!? 精神外科手術の恐怖を描いた表題作ほか、ナチの非人道的実験やモンゴル帝国の盛衰が現代にもたらした不思議など、最新科学の成果を盛り込んだ、“21世紀本格”へのプレリュードともいうべき短篇集。
  • ある日 失わずにすむもの
    3.5
    アフガン、ミャンマー、イラク始め、今現在、世界を襲っている不幸。 そんな状況を予見したかのような作品! ある日突然、起こりうる近未来の戦争。世界各国に生きる人々の奪われゆく日々や、愛情、未来。誰にでも起こりうる恐ろしい状況。明日には失う、いとおしい生活を、無駄のない研ぎ澄まされた美しい文体で描く。 この小説の主人公は明日の私たちかも知れません。 小説には力があると信じられる12篇! 誰が始めたともわからない近未来の戦争。昨日と同じ日が続くと思っていた日常が、ある日突然奪われる。 北米、ヨーロッパ、アジアの国々の参戦、そして日本。地球規模のパワーゲームが私たちに強いるであろう決断と残懐。 誰が始めたのか、何を争うのか、何もわからない。気付けばそこにあった戦争を、受容していく人々の姿に衝撃を受けた。 本作は、ふと日常にあらわれた戦争の暗い穴を提示する。作中の人々が穴に吸い込まれるように入っていく様子に驚きながら、自分もまたその後を追ってしまうのだろうと思った。 音が消えても心で鳴り響くブルースのごとく美しい文章。読み終えてもまだ心で鳴り続けている。 中江有里(作家・女優) 「Foresight」 2018/10/28 遠からず世界を襲うかもしれない不幸。 そのとき、人々はどのように旅立ち、何を失うことになるのか。 マーキスはNYのスラム育ち。戦争で、ようやく築いた生活とジャズミュージシャンの夢を奪われる。 フィリピンでは、17歳のマルコが銃をとり、人買いの手から娼婦の妹を守る。 グアムのホテルマンとして生活を築いてきたベンは、身重の妻に徴兵の知らせが届いたと告げる…。 ある日とつぜん踏みにじられるかけがえのない日々。夢や、幸せ、明日への希望が砕かれる理不尽な現実を描いた12篇。 「どこか涙のようにひんやりとして」 NYブロンクスで育った少年がジャズと出会う。 「万年筆と学友」 貧しい女子学生の淡い恋……。(カナダ) 「偉大なホセ」 ワイン農家のホセが蓄えたすべては……(スペイン) 「ニキータ」 ホテルマンとして築きあげてきたベンの生活が……。(グアム) 「みごとに丸い月」 中国系アメリカ人家庭。母国が敵になり…。(アメリカ) 「アペーロ」 房総に暮らす男。夢はアワビの養殖とボサノバ…。 「ミスター・パハップス」 恋人は夢想家。がんにきくという調味料を開発すると金を集め…(インド) 「足下に酒瓶」 いい波と酒があれば満足。サーファーたちの夢…。(ポルトガル) 「隔日熱病」 作家を目指して出会った出会ったのは…(パリ) 「十三分」 孤独な男が初めて知ったいとおしい世界。(アメリカ) 「こんな生活」 貧しい農家が豊かな暮らしを手に入れたが…。(中国)
  • ゼロからわかる英雄伝説 ヨーロッパ中世~近世編
    -
    カール大帝、ジャンヌ・ダルク、ロビン・フッド… 騎士、海賊、伝説の英雄までキャラエピソード満載! 「聖騎士ローラン」「処刑人サンソン」「皇帝ナポレオン」「豪華王ロレンツォ」「万能の天才ダ・ヴィンチ」「獅子心王リチャード」「エドワード黒太子」「ネルソン提督」「黒髭ティーチ」「エンリケ航海王子」「イヴァン雷帝」「冒険者ソルフィン」…etc. 【目次】 1章 フランスの英雄 ローラン/アストルフォ/ブラダマンテ/ジャンヌ・ダルク/シュヴァリエ・デオン/マリー・アントワネット/シャルル・アンリ・サンソン/マクシミリアン・ロベスピエール/ナポレオン・ボナパルト ほか 2章 ドイツ・イタリアの英雄 オットー1世/フリードリヒ1世/ウィリアム・テル/マルコ・ポーロ/マクシミリアン1世/ロレンツォ・デ・メディチ/レオナルド・ダ・ヴィンチ/チェーザレ・ボルジア/マリア・テレジア ほか 3章 イギリスの英雄 アリエノール・ダキテーヌ/リチャード1世/ロビン・フッド/エドワード黒太子/エリザベス1世/フランシス・ドレーク/アン・ボニー/メアリー・リード/バーソロミュー・ロバーツ ほか 4章 スペイン・ポルトガルの英雄 エル・シッド/エンリケ航海王子/イサベル1世/クリストファー・コロンブス/カルロス1世/ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ ほか 5章 北欧・ロシア・東欧の英雄 ラグナル・ロズブローク/ソルフィン・ソルザルソン/グスタフ2世アドルフ/ウラジーミル1世/マーチャーシュ1世/イヴァン4世/ピョートル1世/エカチェリーナ2世 ほか
  • ヨーロッパ覇権史
    3.9
    ヨーロッパは他地域に対し、ずっと優位にあり、覇権を握っていたように思われてきた。しかし、それはたかだか一九世紀に達成されたことにすぎない。本書は、オランダ、ポルトガル、イギリスなど近代ヨーロッパ諸国が勢力を拡大し、世界を一変させた過程を追う一冊である。「軍事革命」で他の地域に優る軍事力を手にし、近代国家のシステムを発明。その後、大西洋貿易で力をつけ、アジアへ――。現在の世界は、どのように形成されたのか。そして、どこに向かっているのか。現代世界を考える上でも必読の一冊。
  • 大逆転!連合艦隊ドーバー大海戦(1)~イギリス無敵艦隊撃破編
    -
    1941年5月、日本連合艦隊は日米決戦を想定して、北海道東方海域において演習に明け暮れていた。突如、連合艦隊の眼前に英国艦隊が現れ、一斉射撃を加えてきた! 超自然現象でポルトガル沖へ運ばれていたのだ。困惑する山本五十六司令長官。ヒトラーは、対英共同作戦を進めるが……。英独戦に巻き込まれた連合艦隊の激闘を描いた、長編スペクタクル力作!
  • 骸骨巡礼―イタリア・ポルトガル・フランス編―(新潮文庫)
    3.7
    ローマの教会やリスボンの墓地、パリの大聖堂。南欧の明るい日差しの下、理性的なはずの欧州に、骸骨で部屋を飾りつけた納骨堂や日本では見かけないような奇妙な墓がある。日本人とヨーロッパ人との身体感の相違に着目し、自然と社会における森羅万象に思いを馳せる。意識と感覚の関係を考察し、無言の死体と格闘する「修行」を通じて辿りついた悟りともいえる新境地! 『骸骨考』改題。(解説・髙橋秀実)
  • 海の十字架
    3.0
    「銀」と「鉄砲」と「キリスト教」が戦国武将たちの運命を変えた。 大航海時代とリンクしたまったく新しい戦国史観で綴る短編集。 作家生活30周年を迎え、歴史の新しい読み解き方を提示し続ける著者が「戦国時代こそが、『開国』の瞬間だった!」という価値観で描いた革新的な一冊。 表題作「海の十字架」他六篇を収録 1 海の十字架・大村純忠 日本初のキリシタン大名となった大村純忠は、なぜ改宗に踏み切ったのか? ポルトガルの大型帆船「ナウ」を見た純忠の決断とは。イエズス会と大村家の関わりと、貿易港「長崎」誕生秘話。 2 乱世の海峡・宗像氏貞 総勢八万の大軍を擁する大友家、覇権拡大を目指す毛利家。大国に挟まれた十四歳の宗像氏貞が選んだのは「海の民」の本道を貫く生き方だった。 3 海の桶狭間・服部友貞 その実力を認められ、織田水軍として兵を率いてくれと打診された服部友貞は、それを拒絶。「桶狭間の戦い」を経て、信長という男の神髄を知ることになる。 4 蛍と水草・三好四兄弟 瀬戸内の海運を支配して莫大な関銭や津料を得ていた三好家は八ヵ国にも及ぶ版図を誇っていたが、その栄華はある男によって崩れさる。 5 津軽の信長・ 津軽為信 室町幕府の将軍の首をすげかえた信長の行動力を知った為信は、我こそが「津軽の信長」になると決意。南部家を倒すため、為信が練り上げた「策略」とは。 6 景虎、佐渡へ・長尾景虎 家督争いの渦中にいた長尾景虎は、劣勢に立ち、佐渡へ渡り、「ある行動」を起こす。「越後の虎」になった男の出発点を描く。 ※この電子書籍は2020年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 世界と日本がわかる最強の世界史
    4.5
    日本人が知るべき世界の常識とは何か。そして、日本は世界の歴史をどう理解すべきなのか。 本書は、現代社会にも影響を与えている出来事に焦点をあて、同時に世界に影響を与えた「日本」の視点も加味した、骨太の世界史概観。 戦略的なアプローチで歴史を語る、ベストセラー作家による渾身の通史。激変する世界を理解するための最適な歴史書。 ◎ヨーロッパ人だけでなく日本人にとってもギリシャは心の故郷◎ISの支配地から世界の文明は生まれた◎始皇帝から学んだフランス革命と明治維新◎ローマ帝国はなぜキリスト教を受け入れたか◎仏教の伝来が日本を文明化したわけ◎ポルトガルが世界をひとつにした◎ウェストファリア条約から国際法が誕生◎アフリカからの奴隷輸出の惨劇◎大久保利通たちを魅了したビスマルク◎世界を救った明治維新と高度成長◎日本の主張を教えない歴史は無価値だ◎ゾルゲ事件が第二次世界大戦の勝敗を決めた◎現代中国語の多くは日本語からの外来語◎トランプを大統領にした歴史の必然◎後進国中国の覇権は世界を闇にする
  • シグマフォースシリーズ13 AIの魔女 上
    4.0
    人工超知能(Aartificial Super Intelligence )が、人類を滅ぼす。 その時が迫っている―― 世界35カ国で翻訳、全世界累計2,000万部突破 ベストセラー・シリーズ最新作! 人類に福音をもたらすために開発された超AI〈イヴ〉。 それが、魔女狩りの時代から生き残る組織によって盗まれた。 目的は、大規模なサイバー攻撃―― AIが救済を求めたのは〈シグマフォース〉。 チームはただちに作戦行動に移るが、メンバーが何者かに誘拐される事態が発生していた…… 「この小説には呪いが埋め込まれている」 本書を読むだけで、身の破滅を招くかもしれない。 読み続ける場合には自己責任でお願いしたい。 ――ジェームズ・ロリンズ 〈あらすじ〉 クリスマス・イヴ、シグマフォースのグレイ・ピアース隊長の自宅から、恋人で妊娠八カ月のセイチャンと、同僚のモンク・コッカリスの二人の娘が拉致され、モンクの妻のキャット・ブライアントが意識不明で発見された。 事件は数日前にポルトガルで発生したアメリカ大使たちの殺害と関連があり、その裏には最新のAI(人工知能)の研究が絡んでいるらしい。 プログラマーのマラ・シルビエラは謎の男たちに追われ、自らが開発したAI「イヴ」を奪われてしまう。ペインター・クロウ司令官の指示で調査のためヨーロッパに飛んだグレイたちは、魔女狩りの時代から生き残る組織「クルシブル」による大規模なサイバー攻撃計画を知る。 そのターゲットはパリ、企みを阻止するための時間はわずかしかなかった。 ◆科学的事実から──人工知能(AI)の創造が引き起こす人類の終わり 人類の終わりという危険な脅威が間近に迫っていて、それは我々の存命中にも起きる可能性がある。 物理学者だったスティーヴン・ホーキング博士は、この来たるべき脅威を「文明が誕生して以降で最悪の出来事」と記した。 その出来事とは、本当の意味で人間に似た世界初の人工知能(AI)の創造だ。 そのような瞬間の訪れは、すでに世界の権力者たちをおののかせている。 二〇一八年二月、世界政府サミットにおいて、AIの運命について議論するために非公開の極秘会合が開かれた。 出席者はIBM、マイクロソフト、フェイスブック、アマゾンからの代表のほか、ヨーロッパ各国、ロシア、シンガポール、オーストラリア、アラブ諸国の政府高官たち。 我々の存在そのものが危険にさらされているということで見解の一致を見たが、何よりも恐ろしいのは、規制や国際的な合意をもってしても自意識を持つAIに向けた進歩はもはや避けがたく、止めることができないと出席者たちが結論づけた点だ。 どのような対抗策を講じたところで「逃げ道があり」、過去の歴史が証明しているように、いかなる禁止令を出したとしても、世界の片隅でひっそりと活動している秘密の企業や組織が簡単にかいくぐってしまうだろうと見なされた。 著者について ジェームズ・ロリンズ James Rollins 1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。 以後、『ナチの亡霊』『スミソニアンの王冠』などを経て、2020年3月にアメリカで刊行された ●The Last Odyssey●〈*イタリック〉に至るまで、シリーズは十四作(『ウバールの悪魔』も含めると十五作)を数える。 歴史的事実に基づきつつ、最新の研究成果や科学技術を取り入れて構成した緻密なストーリーには定評があり、アクションシーンの描写でもアメリカで一、二を争う作家との評価を得ている。 「シグマフォース・シリーズ」から派生した、元兵士のタッカー・ウェインと軍用犬ケインを主人公とする「タッカー&ケイン・シリーズ」(グランド・ブラックウッドとの共著)は、『黙示録の種子』『チューリングの遺産』の二作が刊行されている。
  • 対決! 日本史 戦国から鎖国篇
    3.8
    1~4巻830~929円 (税込)
    戦国時代は世界の大航海時代を抜きにしては語れないと主張する安部龍太郎氏。 かたやプロテスタント神学者でもある佐藤優氏は、イエズス会(カトリック)が世界を席巻した戦国時代をどう分析するのか――。 知性の双璧が日本史を世界史からとらえ直す対談は、未だかつてない知的刺激を与えてくれる! ●イエズス会はポルトガルの商社マンだった!? ●キリスト教の布教と鉄砲・火薬の売買はセットだった!? ●信長はなぜ自分を神として祀らせたのか!? ●秀吉の朝鮮出兵は明のキリスト教化が目的だった!? ●キリシタンは踏み絵を踏んでも問題なかった!? ●鎖国をしなければ日本はスペインの植民地と化していた!? 世界史と日本史を同時に語れる二人が、これまで見落とされてきた歴史の真実に迫る。 「史観」を磨き、「教養」を身につける面白さ、その醍醐味にあふれた珠玉の対談から、真の日本の将来像を見つけ出せ! まえがき 安部龍太郎 第1章 乱世を生き延びるための「史観」 第2章 歴史から読み解く日韓関係 第3章 大航海時代と重商主義 第4章 天下統一への野望 第5章 織田信長「時代に呼ばれていた男」 第6章 豊臣秀吉の光と影 第7章 「パクス・トクガワーナ」の完成 第8章 現代に生きる徳川家康 あとがき 佐藤優
  • 江戸の砲術師たち
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一五四三年、鉄炮はポルトガル人により日本に伝えられた。戦国乱世の時代には、武器として多くの鉄炮が求められ、戦闘様式や築城法などにも大きな影響を与えてきた。江戸時代には、文治政治へと移行していく過程の中で、回国の生活を過ごしてきた炮術師たちが、身分制社会の規範として仰がれ、武芸としての炮術が花開く。炮術に生きた師範と門弟、関流炮術を継ぐ関内蔵助家の家族模様を写しだす。
  • ヤマザキマリのリスボン日記 テルマエは一日にして成らず
    3.9
    創作の泉はポルトガル・リスボンにあった! イタリア人姑との攻防、運送業者との果てなき戦い、日本の風呂への渇望……。『テルマエ・ロマエ』原作者がヨーロッパの果てから綴る、苦悶と喜びあふれた4年間のモーレツ日記。《解説・本上まなみ》
  • 信長はなぜ葬られたのか 世界史の中の本能寺の変
    3.7
    戦国時代は世界の大航海時代だった。スペインやポルトガルは世界中で植民地獲得に乗り出し、その波が鉄砲やキリスト教伝来という形で日本にも押し寄せていた。織田信長はこれにどう対処するかという問題に直面した、わが国初の為政者だったのだ――安土城跡に発見された「清涼殿」の意味、スペインからの使者・イエズス会ヴァリニャーノとの熾烈な交渉、そして決裂。その直後に本能寺の変は起きた……。江戸の鎖国史観から見ていてはわからない、世界史における本能寺の変の真実。信長が背負っていた真の孤独とは。
  • 猫の旅〔地中海〕
    3.5
    1巻880円 (税込)
    美しい風景の中で、表情豊かに暮らす猫の写真129点を収録!イタリア、マルタ、スロベニア、クロアチア、ギリシャ、トルコ、キプロス、イスラエル、チュニジア、モロッコ、ポルトガル、スペイン、コルシカ、そしてフランス…。ぐるっと一周、地中海猫の旅。
  • 銀の島
    3.7
    ポルトガル国王の密命「石見銀山占領計画」を帯びて来日した司令官バラッタは、宣教師ザビエルに帯同し日本に潜入するが……。迫りくるポルトガル大艦隊、迎え撃つは倭寇の大海賊・王直船団! 戦国史を根底から覆す驚天動地の時代活劇巨編!
  • ユーロマンガ 12号
    -
    日本初のバンド・デシネ誌「ユーロマンガ」! ヒューマンドラマ、アクション、ロマンス、SF、サスペンス、ファンタジー、多様性が溢れるバンド・デシネの世界へようこそ! バンド・デシネとはフランスとベルギーのコミックのこと。日本のコミックとは異なり、大判フルカラーの美しいアートブックのような仕様で、子供から大人まで幅広い読者に愛されています。 『タンタンの冒険』やメビウスの『アンカル』など、日本でも邦訳版が出版されていて、知られている作品はありますが、それはバンド・デシネのごく一部にすぎません。 まだ日本で知られていないバンド・デシネの魅力をご紹介するため、新しい電子コミック誌『ユーロマンガ』を創刊し、バンド・デシネの人気シリーズを毎号10作品以上お届けします! バンド・デシネを初めて読む方にも、既にバンド・デシネのファンという方にも満足して頂けるタイトルを徹底的に選びました。 鮮やかな色彩のデジタルコミック誌「ユーロマンガ」を見逃しなく! 連載作品のラインアップ: 『最高の夏休み』ジョルディ・ラフェーブル、ジドルー【最終回】 『マリキのブロッグ』マリキ 『ポルトガル』シリル・ペドロサ【最終回】 『どこかで春が』メルワン【最終回】 『ありきたりな戦い』マニュ・ラルスネ【最終回】 『エマとカピュシン』レナ・サ ヤフーム、ジェロム・アモン【最終回】 『ラパス―血族の王国』デュフォー、マリーニ 『赤いベレー帽の女』ジャン=ピエール・ジブラ 『時の鳥を求めて』レジス・ロワゼル、セルジュ・ル・タンドル【最終回】 『アエオン』アンジェラ・ヴィアネッロ
  • ウィリアム・アダムス ――家康に愛された男・三浦按針
    5.0
    徳川家康の外交顧問、三浦按針とは何者か。関ヶ原合戦の半年前、英国人ウィリアム・アダムスが日本に辿り着いた背景には、大航海時代の激動する欧州事情があった。彼が見た戦国時代末期の日本では、カトリックのイエズス会がキリスト教の信仰を広げ、英蘭の東インド会社が貿易の機会をうかがうなど、スペイン、ポルトガル、イギリス、オランダ各国の思惑が交錯していた。家康の側近としてその渦中にあったアダムスは何をなしたのか。二代将軍・秀忠のもとで禁教と鎖国が進むなか、どんな晩年を送ったか。アダムスの生涯から世界史の中の日本史をとらえ直す。
  • 日本衆愚社会(小学館新書)
    4.0
    自称知識人の無知・無教養を白日に晒す。  “もっとも危険な論客”による11年ぶりの新作評論集。衆愚社会と化したこの国の、歪んだ言論状況を毒味たっぷりにあぶり出す。  たとえば、「支那」が禁止用語とされていることに、「差別語ではない」と反論。「日本人が『支那』と呼ぶのが差別なら、なぜ中国は欧米の『China』に抗議しないのか」と疑問を呈す。 〈イギリスでもポルトガルでもChinaは一貫して蔑視の文脈で使われ、支那侵略はほんの二十年前まで一世紀半も続いたのだ。支那はこうした蔑視に一度として抗議したことはない。その一方で、日本にのみ「支那」使用を禁ずる。理由は、欧米崇拝と日本を含むアジア蔑視だ。最も恥ずべき差別意識がここにある。 そして、日本人の卑屈さ。世界中で差別者が被差別者に謝罪した例は、残念ながら多くない。しかし、差別されている方が差別している方に謝罪している例は、日本以外に一つもない。「差別されてごめんなさい」という異常な言語空間が形成されている。〉  自称知識人の無知・無教養が、いま白日に晒される。
  • はじめてのポルトガル語
    4.0
    初歩の初歩から会話まで。ポルトガル語への第1歩! ポルトガル語はどんなことば/ポルトガルとブラジルの単語の違い/ロナウド? ホナウド? ロナルド?/旅先で便利なフレーズ/いいたいことをいうための基本/肯定文、疑問文、否定文/これは、誰の車?/風邪を引いて会社にいけない/未来を表すir/命令形の表現/7つの不規則変化/便利なつなぎ言葉/「小さな昼食」と「朝のコーヒー」……
  • 逆転した日本史~聖徳太子、坂本龍馬、鎖国が教科書から消える~
    4.0
    「漢委奴国王」の金印は偽物だった? 生類憐みの令を出した将軍綱吉はじつは名君だった。教科書変貌でひもとく、大人は知らない日本史新説! 「縄文人たちは竪穴式住居に住んで、狩猟生活をしていた」「聖徳太子は推古天皇の摂政として新しい国づくりを行った」「1192年、鎌倉幕府が開かれた」学生の頃、歴史の授業で習った記憶があるだろう。しかし、新しい発見や歴史研究により、歴史も日々更新され「進化」している。 例えば、鎌倉幕府については、全国に守護・地頭を置いて武家政権を獲得したのが1185年、1192年は源頼朝が征夷大将軍になった年であり、いつ鎌倉幕府が成立したかについては諸説あっていまだに定説がない。教科書でも2段階にわけて紹介している。また、冠位十二階の制や憲法十七条を定めた飛鳥時代のヒーロー・聖徳太子も、いまの教科書では「推古天皇の改革に協力した」と脇役として書かれ、研究者の間ではその存在すら疑問視されている。江戸時代は「鎖国」といわれるが、付き合いをやめたのはスペイン、ポルトガルだけで、オランダや中国、朝鮮とはそのまま莫大な取引きを続けていた。 本書では、高校教師歴27年、「世界一受けたい授業」でもおなじみ河合敦先生による、教科書を切り口にした歴史の新説や、教科書では紹介されない不都合な日本史などを紹介する。あなたの知っている「歴史」はもう古いかも!?
  • 人生のレシピ 異国文化の楽しみ方・味わい方
    -
    異国の歴史や伝統に触れる。それは、知らない自分との出会いです。 今回のテーマは「異国文化」。居場所を定めないデラシネ人生を送るなかで見聞きした、さまざまな土地の景観や音楽が、自分の人生を彩り豊かなものにしたと語る五木さん。「晩年を過ごすのはスウェーデンかフィンランドか、やっぱりラテン系の国でのんびり過ごすのもいいな。そんなことを思っているこのごろです」。91歳になった「生き方の先輩」が贈る、人生百年時代を豊かにする必読ガイド、第8弾! 【内容】 第1章 才能を引き寄せるパリ――フランス 第2章 成熟した大人の国――スペイン、ポルトガル 第3章 個人が行動に責任を持つ国――イタリア 第4章 自由に生きるために――ギリシャ 第5章 北欧三か国の思い出――フィンランド、スウェーデン、ノルウェー 第6章 それぞれの個性が際立つ南米の国――チリ、ブラジル、アルゼンチン
  • 四季dancyu 秋のレシピ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 おいしい季節を、もっとおいしく。 料理好きがわくわくする本 【目次抜粋】 気がつくと、野菜が山盛り。有元葉子さんの秋に食べたい料理  秋野菜の魚介蒸し、グリーンマヨネーズ/揚げ豚と根菜、山盛りキャベツ/ラムカツとミニトマト/きのこでパスタ2品/厚揚げでつくる秋野菜の白和え…etc. 使いこなすと、料理がもっとおいしくなる秋のスパイス&ハーブ料理 小堀紀代美さん  秋鮭のバターソテー/ボルシチ/きのこのスパイシーアヒージョ/マスカットとモッツァレラの白味噌山椒ソース/ローストビーツのサラダ/カルダモンメイプルシロップで仕上げるさつまいものカリカリソテー/カルダモンメイプルシロップで仕上げるフライドチキン/栗とハーブのピラフ…etc. 超クイック 秋のクイックは3分で完成!副菜カタログ 大庭英子さん  にんじんのレモン炒め/きのこのレンジ蒸し/くずし豆腐の青じそのせ/さつまいものハッシュドポテト…etc. 塩、醤油、味噌、シンプルな調味料使いが魅力 大庭英子さんおすすめ季節の引き算料理秋  醤油味 鶏つくねの甘辛照り焼き/さつまいもご飯の挽き肉あんかけ/鮭の竜田揚げ…  塩味 秋刀魚のペペロンチーノ/長いもと海老のパン粉焼き/鶏肉とアボカドのクリーム煮…  味噌味 里芋の胡麻味噌煮/味噌焼きおむすび/かぼちゃの味噌風味挽き肉詰め焼き… 秋の週末わが家へようこそ! 堤 人美さん  スイートポテトスープ/焼きなすときのこ、揚げ湯葉のサラダ/大根とハムの春巻/春菊のエチュベ/ラム肉とドライトマトのレモンライス/れんこんステーキブルーチーズのせ/いちじくの白ワインバニラコンポート 世界のキッチンからVol.10 各家庭でつくる素朴な料理こそ、ポルトガル料理の神髄 ポルトガルの家庭料理 馬田草織さん  ポルトガルの肉料理 豚とあさりのアレンテージョ風/チキンピリピリ/ビファーナ…  ポルトガルの魚介料理 干しだらのコロッケ/鰯の塩焼き/たことひよこ豆のサラダ…  ポルトガルの野菜料理 アルガルヴェ風にんじんサラダ/緑のスープ/いんげんの天ぷら…  ポルトガルの米料理 鴨ご飯/たこご飯/魚介のご飯 四季の手づくりおやつ 秋の実りを楽しむお菓子 中川たまさん  いちじくのティラミス/りんごと柿のクランブル/ぶどうの秋色ガレット/かぼすとマスカットのレアチーズケーキ/裏ごしなしのスイートポテト… 料理を盛りたくなる器、器を引き立たせるレシピ オカズデザイン 木の器  ほどよく湿気を吸収してくれる木の器[フレンチトースト生ハム添え]  漆も、普段着のランチに[鰯の蒲焼き丼]  白漆の皿に、白い料理。ニュアンスの差に漂う色気[モッツァレラクリームのじゃがいもニョッキ]  焼き菓子をシックなアペロに演出[さつまいものパウンドケーキ]etc. ※紙版と一部内容が異なる場合があります。
  • 旅する海とアトリエ 1巻
    完結
    5.0
    今は亡き両親が名付けた「海」という名前の由来となった海の景色を探して、生まれて初めて、ひとりで海外旅行でポルトガルに来た七瀬海。ポルトガルで出会った画家の少女・安藤りえと一緒に「海」を求めて世界を旅していく中で、ふたりが出会うものとは…?『今宵もサルーテ!』(艦これコミカライズ)も大好評の森永ミキ初のオリジナル作品、第1巻は「ポルトガル・スペイン・イタリア」の3か国を巡ります!一緒に世界を旅しませんか?
  • 天下統一 信長と秀吉が成し遂げた「革命」
    4.1
    織田信長の上洛から二〇年、豊臣秀吉により天下は統一された。集権化や実力主義を推進した信長と秀吉の政策はまさに「革命」であり、他の戦国武将と一線を画していたのである。本書はさらに、足利と織田、そして織田と豊臣の各政権が併存したことを指摘しつつ、軍事革命にともなうスペイン・ポルトガルの東アジア進出といった世界史的視野からも戦国日本を捉え直す。旧来のイメージを大胆に覆し、「革命」の本質に迫る。
  • 物語 ラテン・アメリカの歴史 未来の大陸
    3.9
    かつては高度の神殿文化を生み出しながら、一六世紀以来ラテン・アメリカは常に外部の世界に従属してきた。スペイン、ポルトガルの征服と植民地支配、イギリスはじめ列強の経済的支配、アメリカの政治的影響。独立後も独裁制から民主制へ、統制経済から自由経済へと激動が続く。ラテン・アメリカ諸国は共通の文化的伝統を基盤に、いかに苦悩の歴史と訣別し、自立と自己表現を達成するか。恐竜の時代から現代まで、長大なタイムスケールで描く。

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