作品一覧

  • その日本語、ヨロシイですか?
    3.4
    1巻1,056円 (税込)
    川端康成『雪国』の有名な冒頭の一文、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」。さて、この「国境」の正しい読み方は「こっきょう」? それとも「くにざかい」? そして 「チゲーよ!」はなぜおかしい? などなど日々「正しい言葉」探しに格闘している新潮社校閲部の部長が、奥深~い日本語の世界にお連れします。
  • 世界中の言語を楽しく学ぶ
    3.8
    1巻660円 (税込)
    学んだ言語は100以上――。英語万能の世に背を向けて、気ままに言葉の一人旅。フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語、中国語。うーん、物足りない。ポルトガル語、タイ語、フィンランド語にも取り組もう。いやいや、まだまだ。バスク語、ヘブライ語、ヒンディー語、スワヒリ語、アイヌ語、エスペラント……。文法で悪戦、発音で苦闘。でも、違った世界が見えてくる。これが楽しい、面白い。

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ユーザーレビュー

  • 世界中の言語を楽しく学ぶ

    Posted by ブクログ

    非常に楽しく読めた。語学への興味を刺激してくれるし、豊富なエピソードが紹介されて、具体的な勉強の仕方が分かるようになる。これを読むと、苦痛なところが多い語学の勉強が楽しく感じられる点が素晴らしい。私は熱心に英語を勉強したので、どの言葉も時間をかけて、がむしゃらに勉強しないといけないと思い込んでいた。その思い込みを取り去ってもらったのが有難い。基本的な単語や挨拶を学ぶだけでも、新しい世界が自分の前に広がっていくのだ。細切れの時間を使った勉強法なども書かれていて、実際の語学の勉強に役立つ。

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    2017年04月13日
  • 世界中の言語を楽しく学ぶ

    Posted by ブクログ

    会社勤めをしている著者が、100以上の言語をどのように学んだかについての体験、学習法や読者へのアドバイスが書かれている。専門的な知識はないが、これから多くの言語を学びたいと考えている私にとってはためになり、淡々と、でも愛情を持って言語を学び続けてきた著者の姿勢に感銘を受ける本であった。

    著者が人生のそのときどきでどのように学習時間を作り出していったか、ときに作り出せなかったかという体験談は、それが言語でなくとも、趣味として何かを続けていこうとしている者にとっては励まされる部分であると思う。

    どの言語から学び始めたらよいかというアイデアは、言語同士の関係性を踏まえて書かれており、どこから手を

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    2010年02月23日
  • 世界中の言語を楽しく学ぶ

    Posted by ブクログ

    まったく、なんて人だ。あらゆる言語を勉強しまくる、「言語オタク」。研究のためではない、あくまで「アマチュア」として自らの楽しみのために言葉がある。きっとこの人にとって、言語は壁などではなく、あらゆる世界への入口と写っているのだろう。様々な勉強エピソードと、言語にかんするコラムが程よく混ざり、読み物としても楽しい。こんな風に、言葉に向き合ってみたいものだ。

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    2009年10月04日
  • 世界中の言語を楽しく学ぶ

    Posted by ブクログ

    学生の頃から様々な言語に手を出してこられたという井上孝夫さんの言語との付き合い方。
    どんな風に勉強してきたかや、どんな風に多言語が生活に根付いているか。

    全てを流暢に、なんてできないけれど、色々な言語を知っているからこそ気づけることや広がる世界観など、多言語学習の面白さ、大変さについて。

    私も少しずつでもいろんな言語を頭に入れていこう…

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    2018年12月15日
  • その日本語、ヨロシイですか?

    Posted by ブクログ

    「本の雑誌」1月号恒例企画「わたしのベスト3」で、著者が恐縮しつつこの自著本を挙げていた。「『日本語誤用指摘本』と思われている誤解を解きたい」とあり、あらま、てっきりよくあるその手の本だと思っていたらそうじゃなかったの?と読む気になったのだが、いやいやこれは!予想を上回る面白さであった。

    著者は、「本の雑誌」2013年9月号「いま校正・校閲はどうなっておるのか!」や、2011年6月号「新潮社に行こう!」にも登場していた、新潮社校閲部長。(どちらの企画もすこぶる面白く、特に出版社訪問シリーズは近年ではピカイチではなかろうか。) 新潮社校閲部は六十人をこえる大所帯で、装幀部とともに新潮社の屋台骨

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    2015年01月23日

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