講談社文庫の検索結果
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西成海道ホテル
釜ヶ崎に接する西成海道町。かつては人間的な体臭に満ち、庶民の哀歓が溢れていた街は、今やその面影を失い、陰湿な街に変貌していた。一時、この街に落魄の身を寄せていた著者が、現地取材し、古ぼけたアパートの住人を中心に、愛憎にうごめく底辺社会の人間像を活写。失われたものへの愛惜をこめて描いた力作。 -
赤い糸の電話
立原文学の魅力あふれる愛と幻想の世界。大人になって見る夢があります――天国にいるママの声が聞きたいと、パパがはじめて泣きました。そこで、六つの男の子は、パパにすてきな贈りもの、天国と結ぶ糸電話をプレゼントします……という表題作「赤い糸の電話」、恋人と妖精の世界へ帰るため、幸福な人間の流すなみだを集めているおばあさんが……という「十万粒のなみだ」など、そっとだれかを愛するあなたにおくる11編のファンタジー。心のせつなさが、かなしさが、やさしさが、ゆめをつむぎ出します。あなたに聞こえる、愛と魔法の声が……。 -
月と星の首飾り
南の島を舞台のファンタスチックな愛の物語――2月29日。この日、誕生日をむかえた少女さらの前に、公園で二人のふしぎな人たちが……。南の海にうかぶ「花とみつの島」から来たイカダカズラの夫人と金の羽の若者です。二人に出会ったさらは、人間には見えない世界へと旅立ちます。そして、12歳になったさらを待っていたのは……。ふしぎな南の島を舞台にくりひろげられる、心やさしい愛の冒険物語。 -
漱石先生の手紙
文豪が残した手紙には人生の知恵が満載! 生涯に2500余通もの手紙を残した、文豪・夏目漱石。人生論、文学論から俗事に至るあれこれを、時にまじめに、時に軽口をまじえて認(したた)められた手紙は、「人は生くるに、かくあるべき」という教えに満ちている。「漱石大学」であらゆることを学んだ、と自任する著者が、時を超え文豪の内面世界に読者を誘(いざな)う。