世界は密室でできている。

世界は密室でできている。

550円 (税込)

2pt

15歳の僕と14歳にして名探偵のルンババは、家も隣の親友同士。中三の修学旅行で東京へ行った僕らは、風変わりな姉妹と知り合った。僕らの冒険はそこから始まる。地元の高校に進学し大学受験――そんな10代の折々に待ち受ける密室殺人事件の数々に、ルンババと僕は立ち向かう。鮮烈!新青春エンタ!! (講談社文庫)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

世界は密室でできている。 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    青春小説?そんなこと全く思わなかった。
    密室というミステリーにおける鉄板ネタを、あれやこれやと否定否定。バカなトリック。だけど愛おしい。しかも家族とかけて再生の物語なんて、舞城天才かよ。

    名探偵ルンババといいキャラの破天荒。ストーリーのはじっけっぷり。そこにドライブ文体。
    井上姉妹の心情は、西加奈

    0
    2018年03月21日

    Posted by ブクログ

    完全にやられた。面白い!
    青春ミステリーチックだけど、文章のポップさとたまにかっこいい言い回しはクセになる。
    ふざけっぱなしだったのに、最後はほろっとお涙頂戴。確かに世界は密室でできている。とんでもない鉄格子に囲まれ囚われても、乗り越えて生きていく。

    0
    2017年07月03日

    Posted by ブクログ

    『何とかと煙は高いところが好きと人は言うようだし父も母もルンババも僕に向かってそう言うのでどうやら僕は煙であるようだった。』

    『でも僕までここで一緒に泣いていたら、誰が明るい明日を運んでくるんだ?』

    『ポテトチップスさえあれば全てがOK。』

    『頭働かせよう、何かちゃんと考えようと思って考えるの

    0
    2015年07月18日

    Posted by ブクログ

    どうして舞城節の虜になっちゃうかっていうと、例えが抜群に気持ちいいからだと思う。って書いたけどぱっと思いつかないからパラっとめくってみたけどそれでも見つからなかった。前どっかで見たのが「大人だってトトロにガバっと抱きついてがおーってしたい時もある」ってのがあって、単に「ストレスを発散させたい時もある

    0
    2013年12月26日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    最後は少しシリアスな場面だったけど、友紀夫とルンババの友情が固いものだと伝わって感動した。

    舞城王太郎氏の作品は初めてだったが、まるで大阪のしゃべくり漫才を観ているかのような疾走感は読んでいて気持ちいいものだったし、笑える部分も多々あって素晴らしい作品だったと思う。

    0
    2025年01月13日

    Posted by ブクログ

    舞城王太郎作品をおすすめしてもらったので読んでみました。

    序盤からどぎつくグロテスクな表現が続き、顔をしかめながら読み進めると、軽快な一人称の語り口に気づけば引き込まれています。
    ぶっ飛んでいながらも友情、恋愛、青春の機微が切なく描かれています。
    中毒性が高いと思います。

    0
    2024年03月05日

    Posted by ブクログ

    青春カケル殺人事件
     冒頭の、肌を搔きむしって全身が乳首のやうになるシーンは、なかなか想像するとグロテスクだ。
     下品でくだらなくて気色悪いのだが、最後まで読むと、まあめちゃくちゃでヘンテコリンな小説だけど、アリかなといふ気がしてくる。

     登場人物はみんなどこかをかしい。けれど、まあツバキエノキ魅

    0
    2023年06月09日

    Posted by ブクログ

     例によってミステリーとしても小説としてもメチャクチャ( ´ ▽ ` )ノ

     ミラーやフォークナー、ジョイス系列の「意識の流れ」小説を、一人ノリツッコミ満載の漫談仕立てにしたところがミソ( ´ ▽ ` )ノ
     ちゃんと書けば普通(以上)のミステリーを書く腕を持ってる作家であるからこそできる「お遊び

    0
    2019年04月07日

    Posted by ブクログ

    ミステリもさることながら心情、キャラの成長。密室というガジェットを使いながら様々なことを書いていて好印象。いやあ、感服。文体は独特だがそれが癖になってしまった。良いなあ。あとエノキ可愛い。

    0
    2018年06月14日

    Posted by ブクログ

    10代男子の青春ミステリはやっぱりいいなぁ!
    と思えた一冊。
    涼ちゃんの話は、つい最近あった密室に15年間閉じ込められ亡くなった女の子の事件を思い出して、胸が苦しくなった。

    0
    2018年01月18日

世界は密室でできている。 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

舞城王太郎 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す