ひさしぶりにさようなら

ひさしぶりにさようなら

550円 (税込)

2pt

3.0

世にもだらしない家庭で育った都。そこから脱出しようと結婚するが、夫も彼女同様に怠け者。身に染み付いた怠惰さは直ることなく、なんとなく出産し、子育てするが……。そんな男と女の結婚生活を描いた表題作に加え「いも・たこ・なんきん」の2作品を収録。ちょっと奇妙な日常を淡々と綴る、異色の家族小説。(講談社文庫)

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ひさしぶりにさようなら のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2016年11月28日

    大道珠貴さんの「ひさしぶりにさようなら」、2006.8文庫発行(2003.8単行本発行)です。自堕落な生き方をしている都、30歳の暮らしの様子がとても几帳面に丁寧に描かれています。なるほど芥川賞の一面なんだなと思いました。

    0

    Posted by ブクログ 2016年05月21日

    家族を作るということは、経験の模倣でしかない。
    にしても、断片的だ。出てきては消えて、堀り下がらない人物関係だ。
    しかし、強い。幸せではないが、粘菌類のように強い。

    2016.05
    ホラー
    『そんなの欲しくないもん、と都は胸がつまった。あるから食べるんだ、いやしいわけじゃない。』
    この完全な矛盾は...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    たくさんは共感できないかも。
    怠けてるから楽だというわけではなく、
    重いわけでもなく、軽いわけでもない。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    これまたブクオフ100円。文学的な作品にはまってた高校生のとき、雑誌で芥川賞とった作品を賞を取る前に読んで以来、気になってはいる作家さん。[08/03/07]

    0

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