作品一覧
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-仕事場で、プライベートで水際だった美しさを見せる男に作法あり! 「男の作法」というとき、そこには、さっそうとした立ち居振る舞い、女性に対しての心配りが感じられなくてはならない。例えば、食事をする時は「照れずにキメよ」と。レストランやバーで照れているのは、ベッドで照れているのと同じで、見ている方が照れてしまうと、まず、「身ごなし」を紹介。そして、飲んだり食べたりする行為の中で、なにが最も難しいかといえば、「お金の粋な支払い方」であることを強調。つまり、お金には、その人間のそれまでの人生が見えてしまうというちょっとこわい話。他に、髭の手入れ、パーティーを成功させる秘訣、手紙の効用、そして美しい年の重ね方……等々、さりげなく、あざやかに、大人の作法を身につけるためのコツを49か条に詳述。街で仕事場で、これらが出来たらもう大丈夫という男を磨く馬場流作法を伝授。『男の礼儀作法』を改題。
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
2024/01/26読破
一言:プリンシプルに忠実に生きること
プリンシプルとは、自分の「主義・信条」を指す。
白洲次郎がいうプリンシプルに忠実に生きるということは、どんな状況であっても自分の信条を貫くことが重要である。ということ
信念はどっ太いですが、ユーモアや余裕のある人柄をこの本から読み取れました。
以下印象に残ったp
p142
「右利きです、でも夜は左」
夜は左とは、酒飲みを表す言葉。
ユーモアに富んだ返し方!
人と違う信念で生きることで、人の記憶に残る人材になる。実績や、育ちもそうですが、俺はこう生きたぞ!!ということを感じる本でした。
セクシー。 -
Posted by ブクログ
著者が楽しみつつ、いわく言い難い日本の美と"思い"をなんとかして著そうと力を尽くした白洲正子の人生を読み解いた末、自分なりの解釈に至ったことがわかる。
戦前戦中に意図的に使われた「お国のため」というフレーズは、今では軍国主義的悪しきものとして捉えられがちだが、本来はそうではなく、日本に生まれた者が日本のために役立ちたいと思う気持ちである、という部分、だからこそ例え野にあろうと(政界などではなく一般人として、の意)日本人としてのアイデンティティを確立することで"日本人ひいては日本の未来のために"その身を有用なものにしうるのだ、という考えは非常に腑に落ちた