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Posted by ブクログ
相当前に読んだ。芥川賞受賞作。
ので、色々あいまいだが印象に残る本である。
この世の中で、何があっても規則正しく動いているものは案外少ない。
人間というものは、
気分やら自然の気まぐれやら様々な不確定要素に左右されている。
だから、世の中のほとんどの事柄は規則正しくは進んでいかない。
決めた通りに動く数少ない例としては、時の流れくらいか(は、言い過ぎですかねw)。
そういう観点でみると、
いつも規則正しくレールの上を走る電車というのは、
作者がメタファーの多用により指摘するように、
極めて非人間的な存在でありまたレアな存在ともいえる。
そんな電車というある意味異常な存在との対比で、
人間性とは何か、というものを考えさせられる。
ただ、こういう地味な切り口の本は判りにくさもあり、
残念ながら売れはしないだろう。
でも芥川賞受賞作の中では好きな部類に入りますw
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