帰りたかった家
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帰りたかった家

小説・文芸
550円 (税込)
275円 (税込) 10月1日まで

1pt

4.4

10歳で経験した両親の離婚。その3年後に訪れた父の死は「母には安堵感、私には悲しさ」を残した。厳格な祖父露伴、母文と暮した逃れようのない小石川の家。そして優しい父が待つ、ひたすら帰りたいと願ったもうひとつの幼い日の家。気品溢れる文章で、昭和初期の東京の息づかいとともに綴る自伝的長編エッセイ。(講談社文庫)

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帰りたかった家 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    10歳で経験した両親の離婚、その3年後の父の死(結核)、優しい父が待つ家に帰りたかった幼い日、青木玉さんの自伝的エッセイです。1997.2刊行、2002.2文庫化。祖父と父、一方は母の父、一方は私の父、祖父は骨太、質実、緻密はプラス、父は長身、温和、協調、おしゃれ、長所と言える点まで逆にマイナスなのだ。祖父を中心とした母と私の生活、子供にとって家庭の中心が両親でないことは寂しいものだったと。自分が幸せな家庭に恵まれた今、父の優しさを思う時、母が最も欲しかったのは祖父にない優しさだったと気づく著者でした。

    0
    2017年02月26日

    Posted by ブクログ

    幸田露伴の孫、幸田文の娘である青木玉による家族の記録。勢いのある母や祖父とは対照的の、小さくて素朴なものに目が行く作者の求めていたものはあまりに当たり前のことばかりで切ない。いい本でした。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    幸田文と、父との思い出のお話し。
    戦前で離婚してで戻るって凄いことだと中学の時に思っていたけど、本当に大変だったんだなぁ。
    ちょっぴり切ない

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ


    私は背表紙だけで本を借りるので、最後に本を閉じた時に
    作者さんの名前を呼んで「たまちゃん!?」と、やっと自伝だと気付きました笑

    いまはあまり使われていない、昔の作法や、懐かしさがあり
    私は今、随分と楽な時代に生かせてもらえてるなと感じました

    0
    2025年12月26日

    Posted by ブクログ

    露伴→文→玉と、親に認められない悲しみの日々も、玉の幸せな結婚によって解放されました。玉さんの幼い日々を知り、ますます文さんの生涯の大変さにも思いを馳せたことでした。読んで良かったです。

    0
    2013年09月11日

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