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ボブがくれた世界 ぼくらの小さな冒険
感動ベストセラー! 『ボブという名のストリート・キャット』の続編がついに登場! 人生を大きく変えた出会いから2年…… 更なる試練を乗り越え、より深い絆でむすばれていくふたり。 ボブとジェームズの心温まる奇跡の友情物語は続く。 ボブとの出会いによって、人生のセカンドチャンスを手に入れたジェームズ。ホームレス生活・ドラッグ中毒から抜け出し ボブとともに路上で「ビッグイシュー」を売りながら、平穏な日々を過ごしていた…… と思いきや、ボブの病気、ジェームズの入院、同業者からの嫌がらせなど、まだまだ試練は続きます。 不器用なジェームズと、彼を支える賢くてかわいいボブ。笑いあり涙ありの第2弾です。 -
男と女は誤解して愛し合い 理解して別れる
柴田錬三郎「キミはやれ、俺がやらせる」、今東光「極道辻説法」、開高健「風に訊け」――。人生相談の三大名作を企画・担当したシマジが、三文豪から受け継いだ人生の奥義と、自らの遊戯三昧から編み出した愛の必殺技を悩める男女に伝授する。 著者は言う。「人生は深刻になってはいけない。愉しめ。もっと快楽を追え、モームが『人間の絆』の中で喝破したように、人生の意義とは『生まれ、苦しみ、死ぬ』ことだけかもしれない。今東光大僧正が言ったように『人生は冥土までの暇つぶし』だ。みんないずれは死ぬ。ならば、脳みそを振り絞って死に至る一瞬一瞬を少しでも愉しめるように工夫しなければもったいない」。 ふっと肩の力が抜け、じんわり幸せな気分になり、ちょっと冒険をしたくなる人生相談の決定版。日経BPネットの大人気連載を精選して書籍化。 人生は冥土までの暇つぶし。だからこそ極上の暇つぶしをしなければいけない。男女の激しい恋情もやがては冷める。だからこそ目の前にいる恋人を深く愛さなければいけない。著者シマジが悩める男女に語るのはそういうことだ。人生はままならず、悩みのタネはつきない。ため息をつき続けても一生。それなら笑い、愉しんだほうがいい。その方法なら俺が教えてやるというのがこの本である。 -
賢治鳥類学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 イーハトーブとは、耳をすませばバード・カントリーだった。宮沢賢治の作品において、鳥はしばしば物語の転換が行われる場面に登場し、重要な役割を果たしている。賢治にとって「鳥」とは何であったのか。従来、賢治の鳥は幻想的なものとのみとらえられてきたが、その鳴き声にじっと耳を傾け、その行動をたしかめながら、生態から賢治文学の魅力に迫ろうとする。賢治の全作品、草稿、メモ、手帳、書簡などいっさいに出てくる鳥の名前を網羅した巻末の「宮沢賢治バードウォッチング」は、貴重な資料である。 -
傍観者からの手紙――FROM LONDON 2003-2005
「他人の言葉に対する寛容は時に、自分が言葉に重きを置かない人の怠慢の証です。怒りを忘れない人は、言葉で戦っている人は、日本に住むあなたの周りにいるでしょうか」「ロンドンの事件の前後にも切れ目なく、イスラエルやイラクからは自爆テロや戦闘による死傷の報道が流れています。昨日もまた、イラクでタンクローリーを使った自爆テロが起き、70人以上が亡くなりました。9・11事件後、世界中を覆い始めた社会の砂漠化が、とうとうロンドンにまで来てしまった。残念ですが、それが実感です」2003年3月、イラク戦争前夜。朝日新聞ヨーロッパ総局長としてロンドンにデスクを構えていた著者から、一通の手紙の形式で原稿が送られてきた。「この手紙が届くのは一カ月後です。瞬時に地球の裏側に電子メールが届くいま、なぜそんな悠長なことを、と思われるかもしれません。ただ私は、そんな時代にこそ一月遅れの手紙が新しい意味をもつような気がします。」以来、2005年7月のロンドン同時多発テロ事件まで55通。歴史や文学作品というフィルターを通しながら、現場の取材と困難な時局の分析を記した本書は、ひとつの時代のかたちを定着させようとする試みでもある。 -
団塊世代からの遺言ラブレター 人生の第4コーナーから若者に未来を託すバトン
「心、時間、身体、お金」 人生を豊かにする使い方とは? 格差拡大、国防問題、家族の変容ーー複雑化した現代の日本をどう生き抜き、どう未来へつないでいくか。メーカー勤務30年とNPO活動23年の経験を持つ団塊世代の著者が贈る、人生100年時代の生き方ガイドライン。 ・人生を優しく、楽しく生き抜く秘訣は、自分は1人前ではなく“3分の1人前”、残りは家族や友人、社会に支えてもらおうと考える ・ストレス対策は、嫌いな人相手に悩まない、昔の自分や他人の人生と比べない ・人間力とコミュニケーション力をアップ! ストレス対策にも役立つ「複眼思考」とは ・人生は完封ではなく、打ち疲れも守り疲れもない「4対2」くらいの完投勝利を目指そう! -
児童虐待 僕は空っぽ 絶望の向こう
癒えない傷と共に、生きる! 家庭内の暴力、心の圧迫、そしてその後遺症。 著者はその全てを真正面から見つめ、過去を振り返ることで未来への希望を描く社会派エッセイ。 親の暴言や折檻、厳しい躾として支配され続けた幼少期。怒りの理由がわからず、安心できる居場所を持てなかった著者は、成長後もうつ病や孤独感に苦しむ。23歳で病を発症し、心理療法に通う中でようやく「自分は虐待されていた」と気づく。本書は、その気づきから始まる自己受容のプロセスと、言葉を通じて過去と社会の闇を告発する姿を描く。被虐待児が大人になってなお直面する現実を描いた一冊は、未来を生きる勇気を与えてくれる。 -
一番好きな自分になろう
美しい=細い。やめませんか? 韓国アイドルに憧れていた少女が、筋トレに出会った。限界を超えたその先で見つけたものとは――。 大迫力の筋肉×愛らしい笑顔のギャップで人気を集める、フィットネス界注目のインフルエンサー・ブラマジ田中、初の著書! 「何をやっても続かない」「虚弱体質」「目標がない」「顔も体型もコンプレックスだらけ」。そんな少女が、24歳でトレーニングと出会い、人生を大きく変えた。 体型も、マインドも、生き方も―― 自分を好きになりたいすべての人に贈る、人生をアップデートする一冊! ブラマジ田中のこれまでの軌跡とともに、彼女の素の表情を収めたポートレート、そして圧倒的な筋肉美をとらえた撮り下ろし写真も多数収録! 読むだけでモチベーションが上がる、ビジュアル満載の一冊となっている。 ▼目次 Part1 トレーニングに出会って変わった自分 ・10代は顔も体形もコンプレックスだらけ ・トレーニングで、体も心も強くなった ・恋愛脳だった自分が変わって人間関係も変わった など Part2 大会に出るということ ・上京! フィットネスインフルエンサーで生きていく! ・なかなか実感が湧かなかった初優勝 ・自分史上最高の体を更新していく など Part3 ブラマジ的思考法 ・「筋肉は人生を180度変えるよ!」 ・「自分の筋肉があれば服はなんでもいい」 ・「人生で大事なことは筋トレで学んだ」など Part4 今日もおつトレィ ・初の著書を作ってみて ・減量期の食生活 ・いざ、大会へ! など -
最高の自分を更新する
SNS総フォロワー数80万人!大人気フィットネス系YouTuber、初のフォトエッセイ。 「自分偉すぎ。ほんまに最高」って思える瞬間、どんどん増やしてこ! ちゃぴ流・自己肯定感を高める心と体の整え方 自信ゼロだった21歳の女子大生が、卒業論文をきっかけにSNSをスタート。気づけば約4年で、総フォロワー数80万人超えの大人気インフルエンサーに! 「だらしない自分を変えたい」と始めたボディメイクでは、国内大会2位&韓国大会TOP6入りの快挙を達成。 そんなちゃぴが、自分を変えるために続けてきたマインド・食生活・美容のこと、ぜんぶシェアします! ▼目次 PART.1 最高の自分を更新するマインド ・アメリカ暮らしで知った、誰もがユニークでいい ・大学の卒論は「インスタグラムを活用した自己ブランディング戦略」 ・小さなことから始める自分磨き ・・・・・・etc PART.2 最高の自分を更新するボディメイク ・トレーニングに励む人たちに影響されて ・初めての大会、最高の自分を更新した瞬間 ・過剰なストイックはあかん! 人生を充実させるために ・・・・・・etc PART.3 最高の自分を更新するライフスタイル ・1日4回の食事とサプリメントで健康管理 ・敏感肌から脱出するために努力した肌革命 ・愛用アイテム紹介 ・・・・・・etc PART.4 最高の自分を更新する ・夢は「かっこいいおかん」になること! ・やりたいことをかたちにする! ・ハードルは低く、理想は具体的に・・・・・・etc -
ぼくたちはイカを知って大人になる
自分とは、一体どのような生き物なのか。 タコに恋してカバとの添い寝を夢想する。あまねく動物に片思いするヒト科が書きつけたエッセイ、あるいは深夜のラブレター。 ――ダ・ヴィンチ・恐山 このひとは、どうしてこんなに動物を通して話せることがあるのだろう。隣の隣くらいの席から、こっそり盗み聞きしてしまうような話たち。 ――永井玲衣 あの夏、海で出会ったタコに恋をした。ヌーの大移動に混ざり、やり残した青春とやらを味わってみた。もう一人の自分と出会うため、腸内細菌の宴を開いてみた。ヘラジカ、巨大イカ、カカポ……ありのままの姿で生きる彼らに会いたい。舞台やコントを手掛ける構成作家であり、文筆家でもあるワクサカソウヘイは、幼い頃から生き物に夢中。動物園や水族館、ついには野生動物が生息する地へ足を向かわせる。だが、そこで出会うのは生き物だけではない。憧れ、恐れ、孤独、劣等感、好奇心。そして、多くの動物たちを前に、ふと立ち止まる。自分とは、一体どのような生き物なのか。 ユーモアと偏愛に満ちた言葉の海で、「自分とは何か」という問いが、静かに、そしてとんでもない方向へ泳ぎ始める。これは、生き物を通してまだ知らぬ自分と出会うための探索譚です。 -
ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一期一会、偶然の世界。だからこそ、「ご自由にお持ちください」にはロマンがある。 「デイリーポータルZ」の人気企画を厳選し書籍化。〈ただ、酒を飲むだけ〉のユニット「酒の穴」のパリッコとスズキナオによる、上機嫌な対話エッセイ集。「展望飲み」「冷やしアメリカ」「ニセ正月」「弁当将棋」……、いつもより幸せのギアを一段階上に入れて、〈無駄と余剰〉の可能性を追求する全26編。 ※本作品は2026/03/31まで配信していた「ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日」と同内容です。重複購入にご注意ください。 -
駅から徒歩138億年
\大好評により重版決定!/ 各界から推薦コメント続々!! -------------------- 〈尾崎世界観 氏〉 なんでもない日常をほんの少しズラせば、自分だけのちょっと変な旅が見つかる。これはそんな旅のための、最高のガイドブック。 〈男性ブランコ・平井まさあき 氏〉 岡田さんが創造する旅とは、こんなにも幅があり、奥行きがあり、時空を超えるのか。こんなのもう宇宙そのものじゃないか。そして嬉しいのが、そんな宇宙を僕たちも創造できる可能性があるということだ。 〈古賀及子 氏〉 長い時間の途方もなさが、たった今の足元に鮮烈に接続される。 -------------------- ウェブ記事累計1300万PVを超えるライター岡田悠の最新作は、多摩川を河口から源流まで散歩した道程と思考の記録「川歩記」と、果てなき好奇心が場所と時間を飛び越えていく不思議でやさしい10編の日常旅エッセイ。全長138kmの多摩川を少しずつ歩きながら、これまでの旅を思い出す。古いカーナビの案内で歩いたり、17年前に2秒見えた海を探したり、学生時代に住んでいた寮に泊まったり――それは、空間の移動と時間の移動を組み合わせることによって生まれる、「自分だけの旅」だった。 -
偶偶放浪記
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 岸本佐知子氏、都築響一氏推薦 漫画+エッセイの「旅の本」 寄居、いちょう団地、石岡、城ヶ島……有名な観光地でも映えスポットでもない、人々に忘れ去られそうな場所を「たまたま」訪れる愉しみ―― 外出や旅行が憚られたコロナ禍の2020 年。漫画・エッセイ・絵画・音楽等多方面に活躍する著者は、どこにも行けないのならと家に籠り、わずかひと月の間に過去の旅の思い出を漫画と文章で甦らせ、『旅の本』という書名で自費出版、大きな反響を呼んだ。これを大幅に加筆・修正し、さらに本誌連載「偶偶放浪記」や書き下ろし四篇を加え、新たな旅の本としてまとめたのが本書である。 宿も食事も想定外、なぜか巻き込まれる奇怪なアクシデントの数々、時代に取り残され失われつつある光景、交錯する自らの記憶……笑いと哀感が入り交じり、読後はふらっとどこかへ行きたくなること必至の、珠玉の旅漫画+旅エッセイ集。 「私も小指さんの目と、耳と、鼻を借りて、今すぐ旅に出たい。近くて遠い、異界の入口をのぞいてみたい。しみじみと、最高です」 ――岸本佐知子 「どうでもいい町を歩く楽しみが、どうでもいい人生を楽しむ極意を教えてくれる」――都築響一 -
やなせたかし先生のしっぽ ~やなせ夫妻のとっておき話~
やなせ先生夫妻の秘書が語るふたりのこと。 2025年春NHK朝ドラ「あんぱん」の モデルとなったやなせ夫妻に 20年寄り添った秘書がはじめて語る おふたりの暮らし、生活、仕事に思い出…。 たまたま通っていた茶道教室の お師匠だった やなせ先生の奥様にスカウトされ、 やなせ先生のスタジオで働くことになった著者。 先生のことをくれぐれも頼むと 言い続けて亡くなった奥様のこと、 お茶や夕食の時間、またふとした時間に 先生の口から語られる 幼少期や青春時代、 仕事にかける情熱の話。 そして、ユーモアにあふれた 先生との日々の暮らし…。 さらに、先生自ら「十病人」と称するほどに、 つぎからつぎへ襲ってくる病気に 翻弄されるふたりの闘病&看病日記も収録。 マイペースでのんびりと いつも人の一番うしろにいた著者が 先生の残したしっぽのような 思い出とことばをたどるエッセイ集です。 (底本 2025年4月発売作品) -
田村セツコの私らしく生きるコツ 楽しくないのは自分のセイ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 昭和・平成・令和とイラストレーターとして時代を牽引し、87歳の現在も現役で活躍する田村セツコさんが、幸せに生きる術を伝授。 人気を博した『すてきなおばあさんのスタイルブック』と『おちゃめな老後』(ともにWAVE出版)を合冊し、この2冊のために描きおろしたイラストもすべて掲載。 加筆修正だけでなく、巻頭には撮りおろしスナップをはじめ、愛猫や友人との時間、コラージュ作品など、現在の近況報告も加えました。 文字もより大きくし、全ページカラーで著者の挿絵とともにエッセイをお届け。 年を重ねても、おしゃれに楽しく。「やりたいことには、とことん挑戦する」。 あなたの毎日がきっと楽しくなる、自分らしく生きる秘訣が詰まった1冊です。 -
動物医の不思議な世界 アニマルQ
最先端医療を提供する名獣医、野村潤一郎先生が語る、愛とミステリーに満ちた動物たちの真実。すべての動物好き必読本。・名獣医、野村潤一郎先生が語る、動物病院をめぐる33の摩訶不思議な出来事。・涙と笑い、驚愕と感動の物語。動物好き、ペット飼い主の必読書。・家庭画報で3年間連載された大人気のエッセイ、書き下ろしが加わった待望の一冊。最新かつ高度な医療を提供する動物病院、野村獣医科Vセンター。獣医、科学者であり、超動物マニアでもある野村潤一郎院長の腕を頼って、患者は全国から訪れる。そんな病院に渦巻く、笑いと涙、驚愕と感動の物語。そして、なぜか院長の周りばかりに次々と起こる、今の科学では解明できない動物を巡る摩訶不思議な出来事、名付けて「アニマルQ」。野村センセイ、あなたはいったい何者ですか? -
終の快楽 熟年女性はここまで欲しい
人生終盤戦の“恋の炎”~性を生きる熟女たちの赤裸々な記録~。・熟年女性たちの性愛に迫ったノンフィクションエッセイ。・70代・80代・90代になっても女をおりない女性たちの心情を細やかに取材。・シニア世代の様々なパターンの恋愛が色濃く描かれている。人生100年時代の今、シニア世代が恋愛やセックスを諦める時代は確実に終わりました。そんな70代、80代、90代でも女をおりずに恋愛を謳歌する女性たちのノンフィクションエッセイです。限りなくアクティブ&ポジティブな熟女たちの恋愛と性生活をノンフィクション作家の工藤美代子さんが取材し「その年齢でそんなことしているの?」と思わずつぶやいてしまうような、驚きの実態と本音が、色濃く赤裸々に描かれています。 -
わたしは、あなたとわたしの区別がつかない
15歳、自閉症当事者が書き下ろす みずみずしくも胸に迫る自伝エッセイ 自閉症者は何を考えているのか? 世界がどういう風に見えているのか? その心の声を真っすぐに書いた渾身のデビュー作の登場! (――五章 中学生編「あなたとわたしの区別がつかない」より) わたしは、あなたとわたしの区別がつかない。 自分と他人の区別がつかないのは赤ん坊だそうだ。赤ん坊が成長して、一歳ごろに自分以外に人間がいることに、気がつく。これを発達と言う。保健の教科書にそう書いてある。二歳ごろになると、他の人は、自分と違うことを考えていると理解する。このあたりで、世界には自分と、自分ではない誰かがいるとわかるのだ。 わたしは精神の一部が、いまも二歳以下であるようだ。わたしの中に二歳児がいる。怖くて、しかし面白い。わたしがわたしであるように、同じように誰かも誰かである。自分でない誰かは、わたしとは違う人間である。別々の心を持っている。ゆえに、わたしが体験したことは、わたしだけのものである。あなたが体験したことは、あなただけのものである。説明されれば理解はする。何度も口に出して言ってみる。だがしかし、ほんとうのところではわからない。わたしが知っていることは、みんなも知っていると思ってしまう。 【著者プロフィール】 4歳の時に自閉スペクトラム症の診断を受け、小学校では支援級に在籍。中学受験を経て現在は私立高校に通う。 中学3年時に夏休みの課題の作文「自閉症を持つ私から見た日常」が文部科学大臣賞を受賞。 自身が経験した、外見や行動が相手に与える誤解、コミュニケーションに生じる不調や、脳の特性による世界の見え方などを綴り、SNSでも大きな話題となった。 -
夜明けを待つ(集英社インターナショナル)
病、家族、看取り、移民、宗教……。小さき声に寄り添うことで、大きなものが浮かび上がってくる。『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている』『エンド・オブ・ライフ』『ボーダー 移民と難民』……。生と死の境を見つめ続け、読む者の心を揺さぶる数々のノンフィクション作品の原点は、佐々涼子の人生そのものにあった。ここ10年間に書き溜めてきたエッセイとルポルタージュから厳選した著者初の作品集。 -
異邦人のロンドン
飛行機にしのびこみ、ロンドンへの密航を試みた外国人は、過去26年間で13人。いまやロンドン住民の40パーセント以上が外国生まれだ。そのひとり、通算30年のロンドン暮らしになった著者の目から見たロンドンの実像とは? 学校で露骨に現れる人種差別と、それに抗する人たち。両親にだまされてロンドンへ移住したアメリカ人、中国人。日本人を憎み続けるイギリス人。移民、人種や階級差別、貧富の差……。さまざまな問題を抱えながら、世界から人を集め続けるロンドンの実像を描く。 -
玉村豊男のポテトブック
ジャガイモをめぐる知的冒険 「ポテトチップスはクレームから生まれた?」 「フレンチフライは戦争とマックで世界に広がった?」 「ジョエル・ロブションの、世界一のマッシュポテトの作り方とは?」 ジャガイモの起源から歴史、食文化、料理法など、ユーモアあふれる文章で、徹底的に思考した一冊。 美しいイラストレーションで繰り広げられる、レシピ本でも、エッセイ集でもない、読んで美味しい、見て楽しい、まるごとポテトブック! 【目次】 はじめに 伊丹十三さんの思い出 ポテトをめぐる物語 夜のカフェで/ミスター・リーズのサンドイッチ/新大陸の贈りもの/不謹慎な植物/ 戦乱と飢饉のヨーロッパ/タラとジャガイモの出会い/ジャガイモの食べ方/郷愁のブランダード/ 海を泳ぐ黄金/ニューファンドランド/スープの語源/失われたパン/土のないジャガイモ畑/ イモに月が出ている/アイリッシュ・シチュー/ジャガイモ掘り ジャガイモという不思議な植物 コモンポテト/ノアの箱舟/ジャガイモ博士に聞く/インカ帝国の知恵 ポテトの料理法 ポテトチップス/フレンチフライ/ベークドポテト/ローストポテト/ハッシュブラウン/ マッシュポテト/ポテトサラダ ―― コラム <ミスター・リーズのサンドイッチ><夜のカフェで><ジャガイモ掘り> <料理の四面体><和食とジャガイモ> おわりに 家庭菜園からの報告 -
思い、思われ、食べ、ぼる塾。
【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ぼる塾4人のエッセイ連載が書籍化決定! お笑いカルテット・ぼる塾。あんりさん、きりやはるかさん、田辺智加さんに加え、育休中の酒寄希望さんの4人がそれぞれの近況や今伝えたいこと、大好きなものへの思い…様々な内容を自らの言葉で綴る人気のエッセイ「思い、思われ、食べ、ぼる塾。」が、遂に書籍化。 2021年8月の連載スタートから、WEB連載としてCanCam.jpでスタートし、現在も続く本連載は、多忙な日々の中メンバーそれぞれが執筆を行い、「なんだか読んでいてほっこりした」「おもしろいのに泣ける!」と、ファンのみならず幅広い読者からの反響を得ています。 今回の書籍には、スタートから現在に至るまでの間にCanCam.jpに掲載されたエッセイのうち、特に人気のあったもの、反響の大きかったものなどを厳選し、36回分を収録。 さらに巻頭32ページにわたるスペシャルグラビアや本連載についての想い、4人が語る“ぼる塾”論インタビュー、直筆プロフィール帳…。 色々な角度からぼる塾を満喫できる1冊となっています。 ※この作品はカラーが含まれます。 (底本 2022年10月発売作品) -
何卒よろしくお願いいたします
「尊重しあう2人の作家が交わした文章に、魂が宿り、ひとつの世界が形作られる」 キム・ボラ『はちどり』監督 韓国のアーティスト イ・ランと『ぼのぼの』の漫画家いがらしみきおの往復書簡。 コロナ禍の1年にわたって交わした手紙は、神、経済、AI、哲学、社会、映画、音楽、家族、生きること、等々尽きることなく対話が広がります。本書は韓国・日本でそれぞれ出版することになり、韓国では2021年12月にメディアチャンビより刊行。日本版には、その後に2人が書いた手紙を収録します。数々の苦難のなか交わされたことばは、深い思索と愛に満ち溢れ、読み手の胸に迫ります。 -
ぼくとねこのすれちがい日記
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 売れないイラスト稼業の「ぼく」は、妙におじいちゃん顔の子ねこを拾う。一方の「ねこ」は、なぜかよくカリフォルニアのビーチを思い出していて……。ぼくとねこ。ともに暮らしていても、見ている世界はこんなにちがう? ささやかな日常におきたドラマの数々が、色鮮やかな絵日記でよみがえる。イラストレーター・北澤平祐とブックデザイナー・名久井直子がタッグを組み、かわいいこだわりをたっぷり詰め込んだ贅沢な1冊。 -
ひまわりは枯れてこそ実を結ぶ
日本画家・堀文子、99歳のメッセージ。 2017年に白寿を迎えた日本画家の堀文子さん。画壇に属さず、自然を師と仰ぎ、自由に、自己流で描き続ける堀さんには全国に多くのファンがいます。今年で99歳になるも、「歳を取ったから偉いなんて、冗談じゃない。去年より今年のほうが偉いなんて、そんな馬鹿なことがありますか」と語る堀さんは、つねに現在(いま)を生き続けてきた日本画家です。 「人の一生は毎日が初体験」「安全な道には驚きはない」「安住は堕落」「息の絶えるまで感動していたい」。本書では、これまでに堀さんが発表したエッセイやインタビュー、そして初載録となる最近の発言などから、いのちを描き続けてきた画家が「最期に伝えたい」珠玉の言葉の数々を伝えます。 書名の由来は、堀さんが74歳で描き、本書のカバーにもなっている「黄色くないひまわり」。頭に種をぎっしり実らせ、大地を見つめて直立するその姿から、死は決してみじめな終末ではなく、「生涯の華々しい収穫のときだ」ということを、堀さんは学びます。「いのち」を正面から見つめ続けてきた堀さんの言葉は、現代に生きる私たちに智恵と勇気を与えてくれます。 【ご注意】※この作品はカラー写真を含みます。 -
続 遠慮深いうたた寝
温かな眼で日常を掬い取り、物語の向こう側を描く、 大好評エッセイ集『遠慮深いうたた寝』第二弾! ・ 毎日歩いている道端、何気なくつけたテレビの画面、劇場のロビー…… 胸に飛び込んできた一瞬が、思いがけず深く刺さり、 奥行きが生まれ、隠れた扉が開かれて遠くから光を運んでくる。 ――小川洋子 ・ 日常の出来事、創作、観劇、野球、読書……「神戸新聞」の連載エッセイ「遠慮深いうたた寝」などの最新エッセイを中心に編み上げた極上エッセイ集。 ・ I 遠慮深いうたた寝 II 自転車と図書室 III 小説に触れる手 IV おじいさんと通りすがりの者 V 想像力の冒険 本と読書 ・ *美しい装幀が話題 九谷焼による陶板画・上出惠悟/デザイン・名久井直子 -
小学生のぼくが見た太平洋戦争
物心がつき周囲を見渡すと、そこは壮絶な戦時下だった――。疎開先の先生や友人、汽車の中で出会った兵隊さん、戦闘機の窓越しに見た米兵の顔……人々は少年の前を通り過ぎていく。戦争という抗えない渦の中で子どもたちは何を感じ、どのように生き抜いたのか? 戦後80年の節目に、88歳の工学博士が戦争の記憶と戦中・戦後の日本社会の変遷、そして未来への願いを綴る。様々な人との出会い、経験を通して逞しく成長する姿を描いた表題作「小学生のぼくが見た太平洋戦争」。戦後の社会変遷や問題を考察した「太平洋戦争の時代を生きた少年の戦後80年」。金次郎像を通して移り変わる価値観を考える「二宮尊徳と国の盛衰」。戦争の悲惨さだけでなく、友情や家族の絆の大切さを伝えるエッセイ3編。MIXI創業者・笠原健治氏が巻末に「発刊によせて」を寄稿。 -
日々のお星さま。
忘れていた「あの瞬間」がきらきら光る日記エッセイ 〈パンサー・向井慧さん推薦!〉 誰もが通り過ぎた「あの日」を思い出す、日記から生まれたエッセイ集 ***** なんでもない日々の積み重ねの中で、一日一日を生きている私たちにとって、毎日はささやかな粒のようなもの。だけど、それでも振り返ってみればやっぱり捨てたもんじゃなくて、「この日があったから、いまがある」と思える。そんな通り過ぎてしまった日々から、小さくきらりと光る「星屑」をいくつも見つけ出して、さまざまな過去の出来事と今を繋いだエッセイ集。 ■パンサー向井慧さんコメント この本のお陰であの人と最後に食べたアイスの味を思い出した。 この本のせいであの日の夕色を思い出した。あぁ読んで良かった。 ***** 忘れられないお正月、遠い夏の日の電話、旅で見つけた黄色く光る本屋さん……。忘れていた日々のちっぽけな欠片が繋がって、わたしたちの人生は星のように瞬き始める。 「ほぼ日」での人気連載を大幅加筆し、書き下ろし作品を加えて、16のエッセイを収録。読めばきっと、忘れていた「あの日」が色鮮やかによみがえってきます。 カバーイラストは中前さんがかねてから憧れていたイラストレーターの及川賢治さん(100%ORANGE)が担当。真っ暗い夜の中で、小さな小さな光を放つ「星屑」を見つけながら歩みを進める少女が目印の一冊です。
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