歴史・時代小説 - 祥伝社の検索結果
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天神小五郎 人情剣
侍を捨てた。 だが、斬らねばならぬ理由がある。 町で人気の煮売屋の主人・小五郎が、人のため剣を振るう! シリーズ累計280万部突破! 「風の市兵衛」の著者が描く、江戸の人情と圧巻の剣戟 八丁堀の女房たちに人気の煮売り屋「天神屋」。その主人・小五郎は、西国の大名に仕えた元武士で剣術の腕も立つと噂されている。 ある日、店の前で騒ぎが。博奕打ちの竹二が妻のおさんを折檻しているのだ。店に出入りする風来坊の徳市とともにおさんを助けた小五郎は、やがて思いもかけぬ騒動に巻き込まれていく。 弱きを救う小五郎の剣に心震える痛快時代小説。 -
四十年目の春
波乱に満ちた四十年。 いつも、あなたが傍にいた。 十歳で婿入りした四男坊が強く優しき妻と歩んだ、郡奉行への道。 武士として、父として、夫として。 迷いながらも弛まず辿った軌跡を四季の移ろいと共に描く、感動の時代小説。 四十年の時を経て、あなたに伝えたいことがある。 寛政十二(一八〇〇)年、三十石取りの平侍の四男・十歳の清四郎は、二百石取りの大沼家へ婿入りする。妻となるのは、己よりも背が高く、蛇を素手で掴むほど肝の据わった佳乃。身分違いの縁談に戸惑いながらも、佳乃の温かな心根に触れた清四郎は、農政を担う郡奉行を志し武士として歩みはじめる。 藩内の政争や凶作に苦しむ百姓との対立、家族の死など、幾多の困難も佳乃と共に乗り越え、ひたむきに務めを全うする清四郎。 しかしその先で待ち受けていたのは、長年己を支えてくれた佳乃の異変だった。 人生最大の岐路に立った清四郎が、最後に選んだ道とは―― -
日暮し同心始末帖
風貌は頼りなし。ただし、腕におぼえあり――。北町奉行所の平同心・日暮龍平(ひぐれりゅうへい)。旗本ながら部屋住みを嫌って町方に婿入りした、妙な男である。ひょろりとした痩躯に柔和な風貌だが、実は小野派一刀流の遣い手。何も知らない同僚は、雑用をおしつけ〈その日暮らしの龍平〉と嘲笑(わら)うが、一向に意に介さない。ある日、北町奉行から凶悪強盗団の探索を命じられ……剛剣で江戸の悪を一掃する痛快時代小説! 超人気シリーズ「風の市兵衛」の作者が放つ新装「日暮し同心始末帖」第1弾、また異色のヒーローが誕生した! -
向島物語
明治半ば、時代に抗うひとりの芸妓がいた―― 名妓・お良は向島に「理想の花街」を築く夢を追う。 「風烈廻り与力・青柳剣一郎」シリーズの小杉健治が 江戸前の誇りを貫く女の粋を、下町の四季とともに鮮やかに描く感動作。 明治半ば、住信銀行頭取の村岡喜平にひかされた名妓・お良は、庭先に現れた謎の男・政二郎と惹かれ合う。密かに逢瀬を重ねる中、元勲・伊藤博文が起こした事件に絡み、村岡が暗殺される。嫌疑をかけられた政二郎に、お良は別れを余儀なくされ……。 断ち切れぬ恋慕を胸に、向島に見世を持ち、理想の花街を築こうとしたひとりの女の愛と哀しみを描く連作集。 -
本所うらだな人情薬舗
母子を残して逃げた男が二四文に託した、悔恨の情。 娘を想う浪人に向けられた悪意と、温かな助け合いの輪…… その裏長屋には、優しい人たちが暮らす。 落語のように笑えてホロリと泣ける人情時代小説! 大店薬種問屋の番頭孝助は、主人の反対を押し切って独立し、本所の裏店に暖簾を掲げた。 「貧しい人を助ける薬舗を開業したい」と願った孝助のもとには、暮らしは貧しくとも明るく情に厚い下町の住人が寄り集まる。 母子を残して逃げた男が再び現われたと知れば母子の味方となり、娘想いの浪人が盗みに遭ったと知れば喜捨を募る。 互助の心が胸を打つ人情時代小説! -
筆耕屋だんまり堂
「だんまり堂」に依頼すれば、願いが叶う? 文や遺言書、迷子の掛札、料理帖。 字を書くことなら何でも承ります! 口の利けぬ筆耕師が、筆に祈りをのせて代書する―― 「日本歴史時代作家協会賞」受賞作家による、人情時代シリーズ! 水沢数馬は深川の蜜柑長屋で、姪の春佳と筆耕屋を営んでいる。数馬は訳あって口が利けぬが、文字に触れると書き手の想いや過去が心に浮かぶ――そんな才を持つがゆえ、依頼人に寄り添った仕事をすると評判だ。 今日も“だんまり堂”には、迷子の娘を捜し続ける夫婦、冥土からの文を求める飛脚、大店の娘に料理帖を託したい女中が訪れ……。 温かな人情時代シリーズ開幕! -
絵師金蔵 赤色浄土
「血の色は厄払いじゃ。万民の不安を払い落とすのじゃ」幕末の土佐に生まれ「絵金」と呼ばれた男、艶やかな色彩で見る者を虜にした異才、激動の生涯。――幕末の動乱は土佐国も大きなうねりで呑み込んだ。様々な思想と身分の差から生じる軋轢は、人々の命を奪っていった。金蔵はそんな時代に貧しい髪結いの家に生まれた。類まれなる絵の才能を認められ、江戸で狩野派に学び「林洞意美高」の名を授かり凱旋。国元絵師となる。しかし、時代は金蔵を翻弄する。人々に「絵金」と親しまれながらも、冤罪による投獄、弟子の武市半平太の切腹、そして、土佐を襲う大地震……。金蔵は絵師として人々の幸せをいかに描くかに懊悩する。やがて、絵金が辿り着いた平和を願う究極の表現とは――。作家生活20周年記念作品 -
女たちの本能寺
乱世に生きた女性たちの運命と実像 NHK大河ドラマ『麒麟がくる」で注目を集める明智光秀。 光秀は天正10年(1582)6月2日、織田信長を本能寺に討つ。 しかしその天下は、わずか11日で潰えた。 信長も光秀も滅び、羽柴秀吉が天下人となるのは周知のとおりだ。 では、この本能寺の変は光秀と信長を取り巻く一族の女たち――正室、側室、娘、妹の運命をどう変えたのか。また、彼女たちの知られざる側面と一次史料から分かった新事実とは。 信長の正室・濃姫は、ドラマで描かれるように本能寺で長刀を振るったのか。 光秀の正室・煕子は『明智軍記』の記述どおり坂本城で果てたのか。 徹底した史料吟味と現地取材で戦国時代の女性たちの実像に迫り、 女性の視線で乱世を見渡す画期的な1冊。 -
介錯人・野晒唐十郎【合冊版】
抜きつけの一閃を逆袈裟に斬りあげ、首筋を絶つ。 そこから血の噴出する音が荒野で啾々と霊鬼の哭くように響く――小宮山流居合の必殺剣「鬼哭の剣」。 狩谷唐十郎はその奥義を会得するも、道場主であった父が素性も知れぬ剣客に惨殺されたことで流儀の名は地に落ちた。 それから十年。藩邸や旗本からの依頼で行き倒れや処刑された罪人の屍をもって銘刀の切れ味を試す「御試御用」を生業としながら、唐十郎は切腹の介錯人としても名を馳せるようになっていた。 しかし、時に介錯した者の縁者から恨みを買い、さらには一門の争いや藩内の騒動に巻き込まれることに……。 孤高の介錯人の戦いを描いた圧巻の剣豪小説、全16巻を収録した合冊版。 【収録作品】 鬼哭の剣 介錯人・野晒唐十郎〈一〉 妖し陽炎の剣 介錯人・野晒唐十郎〈二〉 妖鬼 飛蝶の剣 介錯人・野晒唐十郎〈三〉 雷神の剣 介錯人・野晒唐十郎〈五〉 双蛇の剣 介錯人・野晒唐十郎〈四〉 悲恋斬り 介錯人・野晒唐十郎〈六〉 飛龍の剣 介錯人・野晒唐十郎〈七〉 妖剣 おぼろ返し 介錯人・野晒唐十郎〈八〉 鬼哭 霞飛燕 介錯人・野晒唐十郎〈九〉 怨刀 鬼切丸 介錯人・野晒唐十郎〈十〉 悲の剣 介錯人・野晒唐十郎〈十一〉 死化粧 介錯人・野晒唐十郎〈十二〉 必殺剣虎伏 介錯人・野晒唐十郎〈十三〉 眠り首 介錯人・野晒唐十郎〈十四〉 双鬼 介錯人・野晒唐十郎〈十五〉 京洛斬鬼 介錯人・野晒唐十郎〈番外編〉 -
風の市兵衛【合冊版】
庶民文化が爛熟していた文政期の江戸。そこに、算盤(そろばん)の腕を買われ、武家や商家を渡り歩く雇われ武士がいた。その名は唐木市兵衛、人呼んで“算盤侍”。 筆頭目付の家に生まれながら、家を出て上方に上り、さまざまな商売を体験した市兵衛は、同時に秘術「風の剣」を操る剣の達人でもあった。 家計を預かる雇われ先の主家をめぐって次々に起こる難事件・怪事件、市兵衛は明晰な頭脳と秘剣で颯爽と立ち向かうが……。 時代小説界に新風を吹き込んだ異色ヒーローの誕生、著者・辻堂魁最大のヒットシリーズとなった「風の市兵衛」1巻から20巻をまとめた豪華合冊版! 読み始めたら止まらない! 【収録作品】 『風の市兵衛』 『雷神 風の市兵衛』 『帰り船 風の市兵衛』 『月夜行 風の市兵衛』 『天空の鷹 風の市兵衛』 『風立ちぬ 風の市兵衛』(上)(下) 『五分の魂 風の市兵衛』 『風塵 風の市兵衛』(上)(下) 『春雷抄 風の市兵衛』 『乱雲の城 風の市兵衛』 『遠雷 風の市兵衛』 『科野秘帖 風の市兵衛』 『夕影 風の市兵衛』 『秋しぐれ 風の市兵衛』 『うつけ者の値打ち 風の市兵衛』 『待つ春や 風の市兵衛』 『遠き潮騒 風の市兵衛』 『架け橋 風の市兵衛』 -
完本 二十六夜待
罪を追う者、背負う者。 後ろ暗い過去を抱えて市井に隠れ住む人々と 使命に生きる岡っ引きの、 ほろ苦く温かい七つの物語。 七月二十六日の夜、岡っ引きの市兵衛は、人気のない神社で話し込む二人の男を見つめていた。鉋職人の勘助と紙屑買いの十蔵だ。 久方ぶりの再会を果たす二人だが、市兵衛には、その縁を断ち切らねばならない理由がある。十六年前、ある太物商で起きた火事に二人は関わっていた。 事件は、勘助が抱える亡き妻や一人娘に言えなかった秘密に繋がっており……。(「二十六夜待」) じんわり沁みてほろっと泣ける人情捕物帳! ※本書は『二十六夜待』に著者が加筆・修正を施した「完本」です