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Posted by ブクログ
時代人情小説は、味わい深くてやっぱりいいなぁ。
新米女師匠の萌と、手習所に通う子どもたちが繰り広げるストーリー。
“女先生”と悪童らに侮られ、新米故に悩みながらも、日々子どもたちにまっすぐに向き合い奮闘する萌。
手習所に通う、身分も性格もさまざまな子どもたち。そして、子どもたちを取り巻く家庭の事情。
得手不得手もさまざまで、そのせいで自信を失くし、行き場を失ってしまう子がいるのは今と何ら変わらない。
一見いい加減に見える椎葉先生の言葉にはグッときた。
『どんなことでもいい、大人からすれば無益に見える事柄でも構わない。己にも得手がある。できることがあると気づかせてやるのが何よりの一義。たとえ人並みに及ばずとも、己を信ずることさえできれば、この先も生きていけよう。』
萌と子どもたちの、人の温度が感じられる関わりあいに安堵する。
大人も子どもも、互いに関わりあって一緒に成長していく。
子どもを通して見る世界は、とても賑やかで豊か。
子どもたちの未来が楽しみになりました。
温かく清々しい読後感。
成長した子どもの背中を見送るシーンは、清々しく感慨深かった。
久しぶりの時代小説を堪能しました。
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小説・文芸
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