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Posted by ブクログ 2023年10月23日
子供との繋がりは血ではない情だという萌先生は正しい。これが普通なのに、貴重な先生に写るのは職業としか見てない先生が多いから、犯罪をする様な先生も大量に居る。朝校門で子供達を見守る本物の先生はどれだけか、一挙手一投足見てるとは思えない。萌先生に出会える子供は幸せだ。1番好きな話は五〇の手習、染みた、子...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月22日
初めてこの作家に巡り合えました。
ややこしい大人の世界が描かれず、若くして離縁させられてしまった主人公、萌が教える手習所に通う子供達との温かいお話。
一番良かったのが「五十の手習い」、無口な親方の描き方もよいけれど、高田郁「あきない世傳」の話の柱になっている伊勢型紙職人が描かれている。
西條さん、高...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月04日
手習所の新米師匠、萌の物語。
筆子たちとともに成長していく姿に元気づけられます。子どもたちを町の皆で見守る江戸の社会が今でも当たり前であって欲しい。年齢や家業、子供たちの得手不得手それぞれに合わせた教育が、現代でも普通であって欲しい。
さらにそこでもうまく導かれずにいた子どもたちを受け入れる「椎塾」...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月02日
子に恵まれず離縁され、実家の手習所『銀杏堂』を継ぐことになった萌。
離縁されたことを引きずり、先生として中途半端だった萌が、子どもたちや周りの人たちとの関わりの中で、少しずつ強くなっていく様子が読んでいて気持ちよい。
子どもたちも、悪ガキだったり、引っ込み思案だったり、のんびりだったり、皆それぞれの...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月03日
「まるまるの毬」で、気に入った西條奈加氏の作品。時代小説って、ほとんど読んだことがないが、試しに読んでみることにした。
手習い所の先生としての奮闘と、捨て子を引き取り、娘として育てる物語。何となく、「赤毛のアン」シリーズを彷彿とさせるような、居心地の良さがあり、さらさらと読み進めた。時代ものであるこ...続きを読む
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