陣借り平助

陣借り平助

小説・文芸
722円 (税込)

3pt

4.3

「魔羅賀平助、ご助勢仕る」――緋色の愛馬を駆って颯爽と戦場に進み出た巨躯の若武者。人呼んで“陣借り平助”。名刀・志津三郎を腰に佩き、赤柄の傘鎗を自在に操る、並はずれた勇者であった。 そもそも安芸国厳島合戦で、毛利元就の陣を借り、無類の戦功を挙げた平助。以後、名だたる合戦で、必ず寡兵・劣勢の陣に加わることを信条とし、さらに士官の野心を微塵も持たぬ彼の名は、瞬く間に戦乱の世に轟いた。 今日もまた合戦に赴く平助。主は織田信長、敵は今川義元、向かうは尾張桶狭間。はたして平助を待ち受けるものは……。時代小説界随一の俊才が放つ、痛快無比の一大戦国ロマン、待望の電子化!

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陣借り平助 の一覧

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1~3件目 / 3件
  • 陣借り平助
    722円 (税込)
    「魔羅賀平助、ご助勢仕る」――緋色の愛馬を駆って颯爽と戦場に進み出た巨躯の若武者。人呼んで“陣借り平助”。名刀・志津三郎を腰に佩き、赤柄の傘鎗を自在に操る、並はずれた勇者であった。 そもそも安芸国厳島合戦で、毛利元就の陣を借り、無類の戦功を挙げた平助。以後、名だたる合戦で、必ず寡兵・劣勢の陣に加わることを信条とし、さらに士官の野心を微塵も持たぬ彼の名は、瞬く間に戦乱の世に轟いた。 今日もまた合戦に赴く平助。主は織田信長、敵は今川義元、向かうは尾張桶狭間。はたして平助を待ち受けるものは……。時代小説界随一の俊才が放つ、痛快無比の一大戦国ロマン、待望の電子化!
  • 天空の陣風 陣借り平助
    701円 (税込)
    剣豪将軍・足利義輝をして、その豪勇を「百万石に値する」と言わしめた“陣借り平助”こと魔羅賀平助は、愛馬・丹楓を相棒に気ままな廻国修行の旅を続けていた。天下の諸侯が召し抱えたいと欲するが、いかなる大名にも仕えず、必ず弱き陣のために働く、それが陣借り平助の流儀だった。時は群雄が割拠する戦国乱世。美濃、越後、山城、出雲と行く先は、戦火がくすぶっている。勇猛果敢な武将、鬼謀の軍師に加勢を望まれながら、平助が陣狩りしたのは、なんとかよわき女人たちの許だった。はたして天衣無縫の快男児の運命は……。戦国最強の若武者の活躍を描く痛快時代ロマン、大人気シリーズ第2弾!
  • 陣星、翔ける 陣借り平助
    726円 (税込)
    織田信長に最も頼りにされ、かつ最も恐れられた漢(おとこ)、魔羅賀平助。その手柄は戦国の世に響き渡る。だが、女に優しい平助は、伊豆で房州里美の女忍びに捕らえられてしまう。猛将北条綱成の暗殺をもくろむ女は、協力しなければかつて平助が情を交わした遮那姫の娘を殺すという。夫婦を装って綱成と遮那姫がいる玉縄城を訪れた平助は、思いもかけない事実を知るが──。自由奔放に生きる快男児、参上!。戦国最強の若武者の活躍を描く痛快時代ロマン、大人気シリーズ第3弾!

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陣借り平助 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    戦国時代の最強陣借り者・魔羅賀平助を主人公とする連作短編集。戦国時代の有名な戦いや事件を流浪傭兵視点で描く形にまず斬新さを感じた。そして各話の小説としての完成度が高く、殺し合いを舞台とするにも関わらず平助の人柄にもほんわかしてしまう。

    どの話も好きだが浅井久政の野良田の戦いを舞台とした「隠居の虎」が最も好きだ。父・浅井亮政、子・長政という才能ある武士に挟まれ苦悩する二代目を救う平助。猛き武士にありながら自らの幸せはふっくら温かな白米を食すことと豪語する平助に羨ましさと彼が息子ならという羨望を感じる久政。親子の仲を取り持ち、最後に久政に、彼の所望は三石半、毎日一升の白米を食べることと、言わせるのは非常に清々しい気持ちになった。

    そして最大の衝撃は「モニカの恋」での平助の出自と名前の由来。突然安次郎という人の話が始まり、何だこれと思わせて、突然その子孫が平助だときた時には吹き出すほど驚いた。確かに不思議な名前だと思っていたが、あまり深く考えておらず急所を突かれた感じ。

    続編が2巻あるらしい。宮本昌孝氏の小説を今年は沢山読もうと決めているが、スタートダッシュには丁度良い作品だった。

    0
    2022年04月17日

    Posted by ブクログ

     時は戦国、どこの陣にも属さず、必ず劣勢の陣に加勢する並外れた力を持つ男、魔羅賀平助の活躍を描く戦国ロマン。

     女に優しく、常に弱い方の味方について縦横無尽の活躍をする平助は、男としてとても魅力を感じ、こんな男がこの戦国時代に実在していれば、面白かったろうなあと感じながら読み進めました。

     桶狭間の織田軍に味方するところから始まり、浅井、北条、武田、松平(徳川)と次々に味方し、実在の戦国武将達と関わりながら、進んでいく展開は歴史好きな人にとってはたまらないと思います。

     後半には平助の出生の秘密も描かれ、さらなる活躍を期待させながら終わるところから気持ちのいい読後感をもらいました。

    0
    2015年09月05日

    Posted by ブクログ

    全1巻。
    気ままな傭兵が主人公の話。

    おしい。
    すごくおしい。

    前半は歴史ものっぽい。
    桶狭間、浅井対六角、上杉対北条、川中島と、
    有名どこ渡り歩く主人公。
    爽快で気持ちよい生き生きとした主人公の
    胸のすく活躍。
    文句無しに面白い。

    が。
    どうした後半。

    急にミステリアスだった主人公の過去を
    駆け足で全部ぶちまけたうえ、
    突拍子も無い展開についていけず。
    ガッカリ感が半端ない。
    途中で何かあったとしか思えない。
    制作側に。
    打ち切りのマンガみたい。

    ジャンプでやってたマンガ版の花の慶次思い出した。
    急に外人と闘いだしたりした後半のグダグダ感。
    主人公のキャラも慶次ぽい。

    あと表紙がひどい。
    全然イメージと違うし、
    結構はずかしい。
    たぶんこれ描いた人読んでない。

    いろいろもったいない。
    むしろ途中まで面白いだけに
    ムカッとする。

    0
    2011年06月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    陣借り平助シリーズ2冊一気読み。まずは1冊目のこれ。
    戦国の世の傭兵「陣借り稼業」、弱い側の陣を借りる勇猛果敢な主人公「平助」。この漢がカッコよいんだよなぁ。

    武術馬術に滅法強く、6尺に及ぼうかという身体は見事。弱い者の味方で女性に弱く、カラりとした性格ながら曲がったことは嫌いで、戦国の世の習いにはあっさりと肯定するものの、卑怯なヤツは許さない。

    こんな男が史実に絡んだ合戦の弱い側に味方し、胸のすくような戦いをしてみせるのだから、面白くないわけがない。

    女性蔑視、暴力肯定、史実改ざん、一方を悪役にしすぎ等々、叩こうと思えば叩ける内容かも知れないが…俺はこういう勧善懲悪のフィクションは単純に好きだなぁ。

    0
    2021年07月10日

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