社会・政治 - 朝日新聞出版作品一覧

  • 報道されない中東の真実
    -
    シリア問題を契機として、アラブ諸国は合従連衡と離反を繰り返してうごめいている。欧米・日本メディアが報道しない、中東の“真実”とは何か。展望は開けるのか。激変している中東各国の現状を元シリア大使が取材・解説。
  • 被差別部落の暮らしから
    -
    戦後25年間、部落解放同盟長野県連合会書記長として500件に及ぶ差別事件に取り組んできた著者が、差別の淵源を明らかにし、差別に立ち向かう術を探る。力強く心豊かに生きた人々の姿から、差別の不毛と人間の真の価値を考える。
  • 無業社会
    -
    高校や大学に通学しておらず、独身で、ふだん収入となる仕事をしていない15~39歳の「若年無業者」。現場を知るNPO代表と気鋭の社会学者が若年無業者2300人以上からのリアルなデータに基づき、ミクロとマクロ双方の現状認識と衝撃の未来予測、いま打つべき方策を解き明かす!
  • 戦争のできる国へ 安倍政権の正体
    -
    日本版NSC、特定秘密保護法、集団的自衛権の行使解禁に明け暮れた2013年、行きつくのは「戦争のできる国」。安倍政権の正体を自民党憲法改正草案から読み解く渾身のルポ。平和と平等を、あきらめてはいけない!
  • フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人
    3.8
    今、日本人は食を巡って大きく二つに分かれている。食の安全のためにお金を使うことを厭わない人々と、安全よりも安さと量を重視する人々。食べ物を通して歴史や社会を読み解きながら、日本人の新たな政治意識を導き出す。
  • 65歳定年時代に伸びる会社
    3.0
    デフレに負けない強い会社の秘密は、中高年サラリーマンの活かし方にあった! 経験もスキルも忠誠心もある彼らを、「お荷物」扱いするのは大きな損失。2030年には日本の労働力人口の半分近くが50歳以上になる。足腰の強い会社は先を見据え、すでにユニークな人材活性化策を積極的に展開している。多くの企業の事例を紹介し、理想の仕組み、日本の会社の未来を探っていく。目からウロコの人事処方箋!
  • 復活!自民党の謎
    -
    自民党は2009年に野党に転落したが、わずか3年余で政権を奪還し「一強」体制を作り上げた。安倍首相が自力復活できた理由は何か、自民党はどこへ向かうのか。永田町を知り尽くした政治ジャーナリストが独自情報をもとに復活の真相に迫る!
  • リスクの世界地図
    4.0
    ケニアでの殺人事件、エジプトでの暴動、アルジェリア・テロなど、海外在留邦人の増加に伴って日本人がテロや凶悪犯罪に巻き込まれる可能性が高まっている。欧米企業は誘拐やテロの危険からスタッフを守るために民間のセキュリティー会社と契約を結ぶことが多いが、日本企業の対策はまだ十分ではない。英大手セキュリティー会社元取締役の著者が、海外進出企業向けに危機管理の要諦を解説する。
  • 金正日の遺言
    -
    金正日総書記の重病説が流れ、金王朝の後継者問題に注目が集まっている。“赤い王朝”を継ぐのは一体誰なのか? 「成田事件」で日本でも一躍有名になった長男・正男か、有能と評判の次男・正哲か、リーダーシップに長ける三男・正雲か、それとも――。北朝鮮情勢に精通する国際アナリストが世界に先駆けて、知られざる金王朝の真実の姿を浮き彫りにする。
  • よい世襲、悪い世襲
    4.5
    「悪い世襲」の筆頭は首相や国会議員だ。かたや「よい世襲」は全国の中小企業・老舗にあり、世襲によって伝統の技術や顧客との信頼関係を継承してきた。世襲による政治の疲弊を批判し、不況や後継者難、M&Aで揺らぐ地場産業の進むべき道を探る。
  • 日本はなぜ地球の裏側まで援助するのか
    3.9
    巨額の財政赤字に年金不安、格差社会……。国内に渦巻く不安と不満で、ODA(政府開発援助)は窮地に。だが、著者は「資源小国、経済大国の日本」こそ、国際協力は「国の生命線」「影の“軍事力”」だと説く。次代の日本のあり方を考える「ODA立国ニッポン」の最適入門書。
  • ロストジェネレーション
    3.5
    いま25~35歳の世代は、戦後最長の不況期に社会人となり、正社員になれなかった人も多い。最底辺の労働者として、あるいは時代の先駆者として、新たな生き方を模索する彼らを「ロストジェネレーション」と名付け、現状や本音、将来像、社会への影響に迫る。朝日新聞連載をもとに再構成し、大幅加筆。彼らの行く末が、日本社会の運命を決める。
  • 部落差別をこえて
    4.0
    水平社運動から88年、同和対策事業が終わって8年、それでもなお消えない部落差別の現実を生きる人たちは、それとどう向かい、なにをしようとしているのか、現在の部落の姿を描く。
  • 電力危機をあおってはいけない
    3.8
    人口が減れば、電力需要も減る。日本の人口はすでに減り始めており、2050年までに4分の3になると予想される。にもかかわらず、電力危機があおられるのはなぜか? 一次データを分析し、電力の未来を予測。場当たり的な対応によって税金を無駄遣いさせないための、今まさに優先すべき対策を提示する。
  • 冷蔵庫で食品を腐らす日本人
    3.9
    冷蔵庫が、日本の食文化壊滅の「A級戦犯」だった! 食品の大量冷蔵保存→鮮度喪失→賞味期限切れ……この悪循環をどう断ち切るか。食文化研究家の魚柄仁之助が「冷蔵保存より長持ちする保存法」を具体的に示し、日本の食生活再生レシピを一挙公開する。身近な食原材料の変遷やバイオエタノール問題にも言及。
  • 北方領土・竹島・尖閣、これが解決策
    4.0
    「海を自由に利用したい」という現地の声を反映した解決策を立てるべきだ──日米同盟に寄りかかるだけで外交交渉の指針を持たない日本政府に、「領有権」と「海の利用」をセットにして北方、竹島、尖閣のそれぞれについて独自の大胆な解決案を示す。
  • 首相官邸で働いて初めてわかったこと
    3.7
    3.11と原発事故、伝わらない情報、マスコミとの闘い――2010年10月から2年間、内閣審議官をつとめた著者が見た国家中枢。なぜ首相はすぐ代わるのか、なぜ「何も決められない」のか。政権交代でも変わらぬ官邸の掟とは。驚きの官邸見聞記。
  • 政治主導vs.官僚支配
    3.7
    「脱官僚」を掲げて迷走した民主党政権。日本の政治における「官僚支配」と「政治主導」の闘争の内幕を、90年代、自民党政権時代の制度改革から20年にわたって分析する。日本が再び活力を取り戻すための政治家と官僚のあるべき姿が見えてくる。
  • 公務員クビ!論
    3.8
    相次ぐ不祥事や天下り批判で大改革が始まり、キャリアもノンキャリも「県庁の星」も、大氷河期に突入するという衝撃の「公務員論」! 賃金格差やリストラも当たり前、自治体のお取り潰し、カリスマ公務員の出現など、仰天の未来図を、市役所、県庁、霞が関を制覇した「公務員三冠王」の俊英が懇切に解説。

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  • 地方にこもる若者たち
    3.3
    若者はいつから東京を目指さなくなったのか? 田舎と東京の間に出現した地方都市という存在の魅力とは? 若者が現在と未来に感じる満足と不安とは? 『搾取される若者たち』で鮮烈デビューを果たした気鋭の社会学者が甲南大学准教授となり、地方から若者を捉え直した新しい日本論。岡山における「社会調査」(現在篇)、BOOWY、B'z、ミスチル、KICK THE CAN CREWなどのJ-POPから独自分析した「若者と地元の関係の変遷」(歴史篇)、そして「新しい公共性の出現」(未来篇)などで現代日本を切り取る意欲作。

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  • 中国の破壊力と日本人の覚悟
    -
    なぜこうも中国は「怖い」のか? 突き詰めると「何を考えているかわからない」からだ。拡大する軍事力、ケタ違いの環境汚染、血塗られた粛清史、ルール無視の国民性。豊富な事実を武器に、怖さの「核心」に迫る。中国の全リスクを網羅。

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  • 公務員大崩落
    3.7
    民主党政権の誕生で、明治以来の「官の支配」は大崩落する。キャリア官僚の権威は失墜し、タレント知事と地方分権で地方公務員・特殊法人職員は格差社会にのみ込まれる。全公務員必読の、好評『公務員クビ! 論』待望の第2弾!

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  • チャイナ・ジャッジ
    4.2
    政治局委員解任事件以来、国内外でその動向に注目が集まっている薄煕来。毛沢東を彷彿とさせる個人崇拝、4000億円の不正蓄財、妻の殺人容疑など、破天荒な半生をひも解くことで、中国全体に蔓延する危機や腐敗の構造をあぶり出す。

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  • 増補 池上彰の政治の学校
    3.8
    あの池上さんは、安倍政権をどう見ているか。アベノミクス、日銀との関係、憲法改正の行方……。13万部突破のベストセラー本に緊急講義を追加して、増補版として出版! 国会、政党、官僚制などの政治の基礎から混迷する現在の政局まで、わかりやすく解説する。日本の「今」がわかる。投票前の必読書!安倍政権を徹底解剖。

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  • 多極化世界の日本外交戦略
    3.5
    対米依存からアジア重視に舵を切った日本。多極化する世界で、大国として生き残る戦略は何か。東アジア共同体はどう実現するのか。安保理改革の挫折、東京五輪招致失敗の教訓から何を学ぶか。敗戦国から周辺国との和解をへてEUの主軸となるためにドイツは何をしたか。現役駐ドイツ大使が「おもねらない外交」のために、緊急提言!

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  • 「58歳から65歳」こそ使えるハローワーク徹底活用術!
    -
    年金が満額支給される65歳までの期間をいかに生き残るか? 早期退職、再就職、再雇用、失業保険、年金受給など──定年前後の中高年の悩みに対する答えがここに! 定年前か定年後かに関わらず、仕事を失い年金も当てにできない中高年が頼れるのは、ハローワークしかない! 退職前の心構えから再就職先の見つけ方まで、数多くの実話をもとに、タダで誰でも使えるハローワークを徹底活用する方法を懇切丁寧に解説する。中高年には使いにくいとも言われるハローワークだが、その使い方・ノウハウを知っておけば、いざというときも安心! ハローワークは若者のものと思っていたら損をする! 低年金・高失業率時代に備えるテクニックがわかる。

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  • チャイナ・ギャップ
    4.2
    日中の新政権のもとで、尖閣問題はどう展開するのか? そもそもこの歴史認識のギャップはどのように生まれたのか。「中国」が尖閣を放棄した歴史的事実をはじめて明かしつつ、これからの「中米日関係」を透徹する。

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  • チャーズ
    4.5
    終戦直後、中国では国民党と共産党の激しい内戦が繰り広げられた。その中で起こった市民30万人が餓死した長春の「チャーズ」事件。尖閣問題によって歴史認識に注目が集まっているいま、中国が封印してきた過去を暴く渾身のノンフィクション。

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  • チャイナ・ナイン
    4.2
    2012年は中国の指導者交代の年。共産党による一党専制体制である中国は、国家主席を含めた9人の政治局常務委員が国を動かしている。「誰がその9人になるか」によって、国の意思が決まるのだ。既得権益を守りたい「江沢民派」に対し、格差を抑え“共富”を目指す「団派」の巻き返しはなるのか。その結果は世界全体に影響する。政権中枢にも豊富な人脈を持つ著者が生々しい中国の姿をダイナミックに活写する。

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  • 引きこもる若者たち
    3.0
    社会や人間関係から撤退し、長期間家の中に引きこもる若者たち。年齢的には大人だが、就職などの社会活動ができない。彼らは自らをどうみつめているのだろうか? 引きこもる若者たちとその両親、支援機関への取材を続けた著者が、黙殺されがちな小さな叫びをここに記す。社会学者の宮台真司氏による解説付き。

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  • 引きこもり
    -
    不登校、家庭内暴力、対人恐怖、様々な要因が複雑に絡みあって起きる「引きこもり」解決策はあるのか? 引きこもりの経験を持つ若者たちへのインタビューと、長期化を引き起こす最も大きな原因である就労の問題を中心に、引きこもる若者たちを取り巻く現状を伝える。ドキュメンタリー作家の森達也氏による解説付き。

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  • イランとアメリカ
    4.0
    核開発問題が緊迫するイラン。イスラエルとの戦争は起こるのか――。アメリカの中東政策、パレスチナ問題、シリアとの関係など最新ニュースの背景や中東を理解するためのカギを歴史に求め、政治、宗教、民族問題をコンパクトに解き明かす。

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  • 定年後に夫婦を愉しむ 穏やかな関係のつくり方
    4.0
    定年は夫婦関係の正念場です。会社の価値観に染まった夫と、地域に根付いた妻が改めて向き合う日々を充実させるためには、双方の理解と歩み寄りが欠かせません。夫婦であることを楽しむ日々の心構えを、精神科医の著者が実践的にアドバイスします。

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  • 「俺は聞いてない!」と怒りだす人たち
    3.6
    「俺は聞いてない」「私はそんなこと知らないぞ」――上司や取引先の人にこう言われて、困った覚えのある人は多いはずだ。昨年の東日本大震災の福島原発の有事でも、当時の首相・管直人氏が「俺は聞いてない!」といって、東電の現場を混乱させたという話がまことしやかに伝わってきている。この「俺は聞いてない」発言の裏にある心理状況や、そういった「知りたがる」人たちの「聞いた・聞いてない」の裏にある「メンツ」、さらには「セクショリズム」などの日本の企業社会に潜む問題にも焦点をあてる。

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  • 不機嫌な夫婦 なぜ女たちは「本能」を忘れたのか
    3.9
    『オニババ化する女たち』から8年、不機嫌な夫婦が増えている。男女ともに駆り立てられるように働き、セックスする余裕もないほど疲れて、ギスギスする家庭。草食男子も晩婚・非婚の流れも、全ては家庭の問題に直結している。本当に幸せな生活とは何かを鋭く問う。

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  • 田中角栄の昭和
    4.1
    昭和の時代は3人の首相で総括できる。東条英機、吉田茂、そして田中角栄だ。田中とは、いったい何者だったのか? 時代によってつくられ、時代をつくりかえた政治家。大衆の欲望を充足させた、悲しき代弁者。死したのちにも強力な「遺伝子」を残した絶対権力者――。昭和史研究の第一人者が異能宰相の軌跡を検証し、歴史のなかに正しく刻印する!!

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  • ヒロシマ市長 〈国家〉から〈都市〉の時代へ
    3.5
    1巻1,799円 (税込)
    秋葉忠利元広島市長が12年の市長の経験を振り返りつつ、未来に向けて発信する新しい都市のかたち。 就任の間、広島の反核の心を、世界の都市に発信し続けた結果、世界平和市長会議の加盟都市は5千にもなり2020年までに地上から核兵器をなくす目標に向かって前進している。12年の市長の経験を振り返りつつ、未来に向けて発信する新しい都市のかたち。

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  • ウェブで政治を動かす!
    3.4
    われわれはいつから「政治」に興味がなくなってしまったのだろうか 政治は、もはや遠い世界の出来事ではない。きみがウェブを駆使して社会を動かせる時代は、もうそこまで来ている! 本書では動員の革命、政治家のSNS利用、ネット選挙、オープンガバメントなど、近年のめざましい動きを追い、「どうせ何も変わらない」という閉塞感を抱えた現代人へ向け、ネット界の寵児が政治への新しいアプローチを説く。

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  • 若者を見殺しにする国
    3.7
    2007年に「『丸山眞男』をひっぱたきたい――31歳、フリーター。希望は、戦争。」で論壇を揺るがせた著者のデビュー作が待望の文庫化。文庫化にあたり最終章を大幅に加筆。過剰な若者バッシングへの不満。年収130万円で生活する不安。「自己責任」の一言で思考を停止させる社会への違和感。フリーターの立場から「無縁社会化」など2010年代の日本の論点を看破した本書の主張は、時を経て、さらに説得力を増している。

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  • ルポ 児童虐待
    3.8
    児童虐待を解決する特効薬はない。さまざまな立場の人が問題に関心を持ち、考え続けるしかない。 日々、報道される虐待事件。しかし、個別の事件報道だけでは虐待問題の深層は見えてこない。虐待問題の本質と解決策を徹底的に現場から探り、多くの反響を読んだ朝日新聞大阪本社編集局のルポ!

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  • ルポ 東京電力 原発危機1カ月
    4.3
    ――これ以上、悪くなることもあると? 「なる可能性もあります。やはり、今回ので、いろいろなものが壊れてございますので……」 日がたつにつれ、新聞社やテレビ局の記者だけでない多様な人が「ジャーナリスト」として東電本店に集うようになり、東電を厳しく問いただした。新聞では決して報道されることのなかった「やりとり」の詳細を朝日新聞記者が50日にわたり克明に取材・記録。いままさに、東電の「汚染」と「隠蔽」体質が浮き彫りになる。

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  • 財務省支配の裏側 政官20年戦争と消費増税
    3.8
    財務省が日本を支配している――。なぜ今、「支配論」が叫ばれるのか!? 政権交代で「財務省の敵」自民党の族議員が退場し、民主党は政治主導に、あえなく失敗。そのスキを突いて凋落の一途をたどっていた財務省が、再び「盟主」の座に――。しかし、本当はこれほど単純な図式ではない。政治と官僚組織との「20年戦争」の帰結なのだ。元キャリア官僚が、最強官庁の実態を実例を挙げて徹底解説。大阪維新の会など、今後の政治・行政の行方も予測する。

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  • この国で起きている本当のこと
    3.8
    1巻999円 (税込)
    年金制度の崩壊、財政破綻に大増税、迫り来る次の大地震、終わらない原発の悪夢……このままでは我々は国に殺される! 何が起きているかを正しく知り、未来を自らの手で選び取ろう。人気キャスターが身を削って記したニュースの真実。
  • 原発事故 残留汚染の危険性
    3.4
    1巻999円 (税込)
    福島原子力発電所で大変な事故が起きた。そもそもなぜ起きたのか、安全ではなかったのか。右往左往しているように見える現場では何が起きているのか。本当に大丈夫なのか。これからどう対処していけばいいのか。ブログにアクセス集中の専門家・武田邦彦氏が、緊急出版する原発事故の本当の問題点。「こんな非常事態だからこそ、原発問題に関する今までのタブーを表にすべきときです」と綴った衝撃の一冊。

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  • 日本の壊れる音がする 今なら、まだ間に合う!
    -
    1巻1,899円 (税込)
    大きな期待を背負って民主党政権が発足してから10カ月近くがすぎた。歴史的な大転換であるはずが、現実には経済戦略の不在や沖縄問題の膠着から、国民のあいだには言いようのない閉塞感と政治への失望感が広がっている。積極的な政策提言を続けてきた著者が、民主党政策の問題点を鋭く指摘しながら、国づくりの新しい方向性を指し示す。

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  • 誰も書かなかったアメリカ人の深層心理 その誤解が招いた日本社会の弊害
    3.0
    1巻1,400円 (税込)
    なぜリーマンショック後、平気で多額の報酬を受け取ろうとするのか? アメリカ人は、本当は何かを考えているのか。経済格差の国・アメリカと幸福格差の国・日本、世界一楽観主義の国・アメリカと悲観主義の国・日本……長年、アメリカ・ハーバード大学で准研究員として活動を行ってきた心理学の第一人者の著者が、そのベースにある彼らの宗教観や家庭観などから紐解いて、初めて綴った目からうろこのアメリカ人論。

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  • 激変! 中東情勢丸わかり
    3.5
    チュニジアを皮切りに、中東で長く続いた独裁体制が次々と倒れている。民主化の流れはもはや止められないが、各国の政権崩壊により、さまざまな火種が現実化する可能性を著者は指摘する。「民主化ドミノ」はなぜ起こったのか。そして、中東はどこへ向かうのか。日本および世界への影響はどうなるのか。中東の現状がこの1冊でわかる!

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  • 歴史でたどる領土問題の真実 中韓露にどこまで言えるのか
    3.9
    尖閣、竹島、北方四島――どう守り、返還させるか? 威勢のいい言葉だけでは進展はない。解決策は「歴史」の中に書かれている! 明治維新時の領土と、その後の戦争による拡大。敗戦での急激な縮小と、戦後の枠組み。それらの歴史の裏側までを厳正に検証する。21世紀の視点に立った日本の主張!

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  • 消える大学 生き残る大学
    3.3
    存亡の危機にある大学の実態とは? 志望校選びは、ここから始まる! 法人化2期目で、一層の競争原理にさらされる国立大学、生き残り戦略に必死の公立大学、大学生の4分の3を占める私大生の厳しい就職環境、くるくる変わる国の大学行政――。問題点を鋭く追及し、受験生、保護者、高校・大学関係者、企業採用担当者が、どう対処すべきかを説く。大学情報の公開義務化を受け、経営実態を見抜く六つの指標も紹介する。

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  • 原発の現場 東電福島第一原発とその周辺
    -
    舞台は一つの原発基地としては世界最大と言われる東京電力福島第一原発とその周辺自治体。原発の是非をめぐる議論が鋭さを増す中、原発の建設は着々と進行している。だが、その「現場」の実態は意外なほど知られていない。原発の是非を考える上での重要な前提となるであろう“現場の実態”を詳細に報告すべく、地元支局が総力を挙げて約十ヶ月の長期取材に取り組み実現した徹底ルポ。

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  • 幸せになる資本主義
    -
    1巻1,699円 (税込)
    大学を含む教育費と住宅の費用を個人が負担するという考え方は、世界的にみれば必ずしも当たり前のことではない。無料高等教育や手厚い住宅手当など、日本では当然「市場財」と思われるものが「公共財」として機能しているのがヨーロッパ型の資本主義である。アメリカ型、ヨーロッパ型、2つの資本主義の歴史と現状を検証しながら、多くの日本人が幸せになれるような資本主義の姿を追う。

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  • 天下り“ゾンビ”法人 「事業仕分け」でも生き残る利権のからくり
    3.8
    1巻1,500円 (税込)
    「事業仕分け」は政治ショーだったのか? 独立行政法人・公益法人は死んでいない! 官僚組織をバックに、温存された天下り法人。巧妙なシステムによって、国民の血税を吸い取り続ける、これらの法人の「利権」と「ビジネス」を暴く!

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  • 反戦軍事学
    3.8
    “右傾化”が止まらぬ日本に、リベラル派から超巨大爆弾! さまざまな軍事“常識”をもとに、戦後体制を批判し、強行外交を唱える作家や知識人が後を絶たない。だが実は、その“常識”の多くは怪しげな俗説や思いこみであり、知識があれば、簡単に論破できるのだ…… だまされないためには、戦争に反対する者こそまず軍事を知らなくてはならない。「駆逐艦/巡洋艦」の違いから、トレンチ・コートの由来まで、全国民が読んで楽しめる、軍事基礎教養講座!

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  • 安倍政権の日本
    4.0
    1巻740円 (税込)
    「安倍政権は、自民党の『終わりの始まり』である」――新聞コラムやテレビでおなじみの朝日新聞編集委員が、「ポスト小泉」政権の成立過程、今後の展望、さらには抱える問題点を表裏から描くドキュメント。安倍政権の本質を複眼的、重層的にとらえる読みごたえ抜群のノンフィクション。

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  • 職場砂漠
    4.0
    成果主義という「武器」を手に部下を襲う上司、M&Aでトップが変わった途端に始まる性急な「改革」……。グローバル化やIT化がもたらした職場環境の激変で、ストレスに押し潰されたサラリーマンが次々に心を病んでいる。人を大切にしなくなった会社で何が起きているのか。気鋭ジャーナリストが激しく迫る。「格差」だけが問題なのではない! 「うつ」や「過労死」、あなたの会社は大丈夫か?

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  • 愛国の作法
    3.8
    北朝鮮のミサイル実験と中国の軍事的台頭。靖国参拝と歴史認識をめぐり膠着する日中・日韓関係。風雲急を告げる東アジアで、日本の立ち位置が試されている。今後焦点となる改憲、歴史の見直しとどう向き合うか。愛国心を押しつけることで、何が損なわれるのか。本当の愛国とは。思考停止は許されない。いま最も注目の政治学者が、悩める国民に贈る、この国の正しい愛し方。

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  • 近代化と世間 私が見たヨーロッパと日本
    4.0
    「私はこれまでほぼ五十年にわたってヨーロッパ中世史の研究をしてきた」という一文から始まるこの書は、著者が、急逝の日の朝まで朱を入れていた。専門の西洋中世史の研究を超えて、日本史、日本現代社会論にいたるまで、幅広い分野で健筆をふるってきた著者による、文字通り「最後の」書き下ろし。自らの五十年に及ぶ研究をもとに、古今東西を縦横に論じる。西洋と日本、それぞれの近代化について論じる総決算の書。

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  • 石油がわかれば世界が読める
    3.9
    原油大高騰のウラになにがある? 地球温暖化をめぐる脱石油で食料戦争勃発? 石油資源の寿命は200年? 米中ロシアの資源争奪戦の台風の眼は石油? 原油価格高騰のカラクリからバイオ燃料の将来まで、驚きの内幕を石油学会に集う第一線研究者たちが共同執筆。それぞれの専門分野から「石油」に切り込む。

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  • 天皇家の宿題
    3.3
    菊のカーテンの奥で何が起きているのか。次世代の皇室像はどうあるべきか。雅子妃は何に病んだのか。昭和と平成の2代、20年にわたって皇室を取材し、数々のスクープを放った記者が天皇家の苦悩の知られざる核心に迫る。皇位継承はどうするか。お世継ぎ誕生は皇室を救うか。女系天皇のいったい何が問題なのか。宮中祭祀と伝統はどう守り伝えるべきか。平成の天皇家の背負う「宿題」は私たち自身の問題でもある。国民のための象徴天皇制の将来を考えるにあたって必読の書。

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  • パブリック・ジャーナリスト宣言。
    3.7
    ネット空間で、爆発的に繁殖し、活動を始めた「パブリック・ジャーナリスト」。「PJが世界を変える」って、信じていいの? 賞味期限切れ偽装問題、地下鉄運転手さぼり事件など、PJが世に放った特ダネとともに、新時代の新メディアとしての存在意義、将来の可能性を問う。はじめて世に出たPJ入門書! 欲求不満の市民より、始末に困る市民記者になりたい、あなたへ。

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  • リバタリアン宣言
    3.5
    いま日本の一部ビジネスエリートや高学歴層のなかで、極小の国家と最大の自由を目指す人びとが、確実に増えている。その名は「リバタリアン」。「日本史より世界史を教えろ」「福祉は国による強奪である」などの主張の背後には、人間の欲望への深遠な洞察と、自由への限りない憧れがある。「リバタリアン」の思想を理解してこそ、日本の将来が浮かび上がる。右翼でも左翼でもない「リバタリアン」への格好の入門書。

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  • 弄ばれるナショナリズム
    3.0
    政府のアジア外交が行き詰まっているのは、首相の靖国参拝や、政府要人の右翼的発言だけが原因ではない。真の原因は「世論」や「国民の意思」と呼ばれながら、果たして実体のわからない「ナショナリズム」という妖怪である。新鋭の中国学者が、日本と中国、両国を往来しながら、日中相互理解への処方箋を説きおこす。次代の日中関係は、あなた自身の「脱ナショナリズム」にかかっている。

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  • 日中「アジア・トップ」への条件
    3.0
    「大国」の自信を取り戻し、急成長を遂げる中国。だが、都市と地方の格差はさらに広がり、近代的な面と立ち遅れた面が交錯している。日中がアジアの雄を競いながら、「反日には反中」から「ウィンウィン」の関係を築いていくために――朝日新聞土曜「be」の好評連載「mo@china」を凝縮、知日派ジャーナリストが描く等身大の中国。日本と中国は、刺激し合い、学び合えるライバルになれ!

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  • 検索バカ
    3.9
    場の空気を読んで、それに自分を合わせる。さらにウェブ検索で、マジョリティの空気を読む……。この10年、情報社会の進展で確かに便利にはなったが、「自分で考える力」が、急速に失われている。「思考」が「検索」に、「言葉」が「情報」に劣化していく今、私たちは「考える力」を再生できるのか。『暴走老人!』の著者がたどり着いた現代社会の問題の本質。一個人として世の中を生き抜く思索力とは何かを考察する。

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  • イスラムに負けた米国
    4.0
    イラクもアフガンも、泥沼。世界の民主化、テロ撲滅を唱え、最強の軍事力を誇る超大国アメリカは、どこで間違い、力で劣るはずのイスラムに敗れつづけるのか。イスラエル偏重の米国内の政策決定、自国の国益を優先し強権政治やゲリラの支援に突っ走る矛盾、イスラムの文化伝統への無知……。こんなアメリカに追随する日本は危うい。博学の中東研究専門家が圧巻の現地取材を踏まえ、超大国「敗北の原因」を徹底分析。

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  • 派遣の逆襲
    3.0
    雇用の調整弁として「派遣切り」され、職と住まいを同時に奪われた労働者。20年にわたる規制緩和策と労働政策の失敗が、「多様な働き方」の虚妄を白日のもとに晒した。年越し派遣村はどんな教訓を残したのか。雇用と生活を守るにはどうすればいいか。派遣労働者の問題に一貫して取り組み、「年越し派遣村」を主導した派遣ユニオン書記長による、強欲資本主義との闘いの記録と、日本の雇用再生への提言。

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  • 自衛隊が愛される条件
    3.0
    戦後、日本が軍事力を行使しなかったのは貴重な「外交資産」だ。この「宝」をどう生かすのか!? 国際社会は日本に何を求めているのか? 日本は世界に向けて何ができるのか? 「日米同盟関係」のもと、わが自衛隊は大きく変わろうとしている。戦争と外交の実態と将来を元外交官の著者が分析、日本が進むべき道を示し、さらに、全世界から紛争や貧困、病気などの恐怖をなくすための「人間の安全保障」を分かりやすく解説する。

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  • 漢書に学ぶ「正しい戦争」
    4.0
    「普通の国」=「軍国主義への道」か? 「対北朝鮮柔軟政策」=「国賊」か? 保守論壇でデビューした国際政治学者が、古代中国の知恵を借りながら、情念の支配する安全保障論議に独自の視点で切り込む。戦乱に明け暮れた2000年前の中国の知恵は、現代日本人に何を教えるのか。「タカ派」でもない「ハト派」でもない第三の道=「フクロウ派」を目指すユニークな戦争論。

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  • 「健康格差社会」を生き抜く
    3.8
    深刻な格差社会の拡大。低所得と病気を関連づける疫学データは多い。だが、それだけではない。社会福祉の専門家で医師の著者は、格差社会の拡大は病院に満足にかかれない低所得層を産むだけでなく、富裕層の「勝ち組」をも不健康にして社会全体の地盤沈下を招いていることを解明。健康格差に対抗し、隣人・友人とのネットワーク作りなど、社会と個人の「心とからだ」の健康を守る処方箋を提案する。

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  • 農民も土も水も悲惨な中国農業
    4.3
    中国から日本に続々輸入される「汚染食品」。国際事件の背景には、中国農業の崩壊という厳しくも悲惨な現実があった! すなわちそれは、日本人の「食」の崩壊を意味するのだ! 発展を続けるかに見える中国経済の裏側は今、危機に瀕している。中国に依存する日本が飢餓列島から脱する道は、どこにあるのか。7億農民の実態と経済のゆがみを中国農村研究の第一人者が赤裸々に明かす。

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  • 週刊誌は死なず
    3.5
    新聞では書けない、テレビでは言えないことをやり、国民の知る権利に広く応えることが、週刊誌ジャーナリズムの原点である。だが、雑誌を取り巻く環境は急激に変わりつつある。続々と休刊に追い込まれ、発行部数も減少の一途をたどっている。名誉毀損による高額の訴訟が増え、週刊誌はタブーに挑戦しなくなった。これからの週刊誌ジャーナリズムがどう生き残るか、「日本で一番危険な編集者」こと元『週刊現代』名編集長が熱く問う! 佐藤優氏との対談も収録。

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  • ルポ 若者流出
    5/13入荷
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    新しい職場や教育を求め日本を出て海外へ移住する人々の流れが止まらない。低賃金、パワハラ、日本型教育、男女格差、同性婚など閉塞した日本を出て得たものとは。当事者たちの切実な声を徹底取材した、朝日新聞の大反響連載を書籍化。

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