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Posted by ブクログ 2012年06月10日
本書の著者の中野さんは就職浪人を経て故郷の市役所で公務員になり、その後、厚生労働省のキャリアになったと言う一風変わった経歴の持ち主です。
現在は兵庫県立大学大学院教授としてメディアなどに登場する機会もあり、著者の事をご存じの方も居られるかと思います。
本書は、この中野さんが以下の政治家と財務官僚の...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月07日
財務省が支配している
とマスコミが煽っているだけで、
それだけとは限らないということがわかった。
そうとは言い切れない複雑な、政官の関係。
(財源について言うならば)財務省はやれる限りのことをやっているとは言い切れない面があると筆者は言っているが、そこは自分も同感だった。
やるべきこと、できることを...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月24日
第6章「政官共倒れの後にくる政治カオスと国家破産」が面白かった。財務省うんぬんよりも閉塞した社会の情勢が「大政翼賛」的な「空気」を「醸成」しているという分析。
216ページの「日本全体で『漠然とした神風頼み』という意識が年々強くなっている」というのは僕自身も「宝くじくらいしか生活改善を頼るところがな...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月15日
浮薄な財務省陰謀論では決してない。著者官僚時代の体験や現財務官僚の生の言葉などを基にした極めて実証的なものである。分析は冷静であり偏りもない。頗る信頼できる。バブル以前と以降の財務省、官僚支配の真実など、内容は興味深いものが多い。出色は民主党政権の体たらく。民主党が財務省に傾斜しなければならなかった...続きを読む
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