作品一覧

  • 民間軍事会社
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    「プリコジンの乱」で注目されたワグネルから中国の新興企業まで、謎のベールに包まれている「戦争請負産業」の実態と最新情報に迫る
  • 戦争詐欺師
    4.0
    イラク戦争とは、ネオコンの正体とユダヤ人の関係とは、なぜオバマ政権は誕生したのか。根源的な問いに答える究極のノンフィクション!――イラク侵攻作戦を指揮したトミー・フランクス司令官が、ダグラス・ファイス国防次官を「地球上で最低のくず」とののしった話は有名だが、ブッシュ政権内の内部抗争は、なぜここまでエスカレートしてしまったのか。陰謀渦巻く街、ワシントンDCで繰り広げられた血なまぐさい暗闘のすべてを明かす。 ●本書に登場する主な人物 ジョージ・W・ブッシュ大統領――イラク戦争開戦を決めた最高司令官 コリン・パウエル国務長官――イラク戦争に反対してネオコン勢力と対立 ポール・ウォルフォウィッツ国防副長官――リアル・ネオコンと呼ばれる男 アフマド・チャラビ―ー亡命イラク人組織「イラク国民会議」指導者。アメリカを戦争に引き込んだ男 バラク・オバマ大統領――イラク戦争開戦時は上院議員。議会の開戦決議には反対票を投じた
  • 「イスラム国」と「恐怖の輸出」
    3.0
    1巻770円 (税込)
    IS「建国」1年。新たなテロ指令を発し、ますます不安定化する世界の現実を、インテリジェンス、危機管理のエキスパートが詳細に解き明かす!なぜISの勢いは衰えないのか?関係各国の思惑とは?アメリカの決定的失敗とは?これからのキーワードは「フランチャイズ化」と「一匹狼型テロ」「敵」となった日本と日本人の自衛策は? (講談社現代新書)
  • リスクの世界地図
    4.0
    1巻1,899円 (税込)
    ケニアでの殺人事件、エジプトでの暴動、アルジェリア・テロなど、海外在留邦人の増加に伴って日本人がテロや凶悪犯罪に巻き込まれる可能性が高まっている。欧米企業は誘拐やテロの危険からスタッフを守るために民間のセキュリティー会社と契約を結ぶことが多いが、日本企業の対策はまだ十分ではない。英大手セキュリティー会社元取締役の著者が、海外進出企業向けに危機管理の要諦を解説する。
  • 迷走するアメリカ 「中東対話路線」という賭けは奏功するか 【Voice S】
    -
    1巻100円 (税込)
    「従来の中東政策におけるパートナーであるイスラエル・サウジアラビア」と「化学兵器問題を外交的な手法で解決しようとするロシア・イラン・シリア」のあいだで股裂き状態になっているアメリカ。待つのは新しい中東秩序か、さらなる混乱か――。※本コンテンツは月刊誌『Voice』2013年11月号掲載記事を電子化したものです。

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  • 日本企業の海外進出 甘いテロ対策
    -
    1巻220円 (税込)
    日本企業の海外進出にともなってテロや災害などの有事に社員が巻き込まれるケースが増えてきている。 1月にはアルジェリア東部でプラント・メーカーの社員が武装テロリストの人質となり、死亡する事件が発生したばかりだ。 日本企業同様に中東やアフリカなどの危険地域に多くの社員を派遣する欧米企業のあいだでは、 有事を想定した事前研修や元軍人らプロによる危機管理体制の構築、 それに民間軍事会社の武装警備員による警備も進んでいる。 一方の日本企業は海外リスクが増えるばかりにもかかわらず、安全管理が不十分なままだ。 社員が安全に働く環境を用意するためにも早急に体制を整えるべきときに来ているのではないか。 ※本書は月刊誌「WEDGE」2013年4月号の特集記事を編集し、電子化したものです。 ◆日揮とBPを分けたのは 「セキュリティ体制」構築急げ ◆安全はタダでは買えない
  • ウィキリークスの衝撃
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    小さなハッカー組織が流出する機密情報に世界各国が震撼している。外交ルールやメディアのあり方を根底から変える、ジュリアン・アサンジは神か悪魔か?勝つのはアメリカかハッカーか? そして日本の情報漏洩は?国際政治の専門家が徹底分析した、「日経ビジネスオンライン」の連載を緊急出版!

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ユーザーレビュー

  • リスクの世界地図

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    視点として以下興味深かった点
    *イギリスのBPのように「事業連絡調整官(OLC)」というセキュリティの専門家をニホンもおくべきではないか。
    *「セキュリティ•マネージャー」は警備員ではない。物理的な警備を含めた現場職員全体の安全確保のための詳細な計画をつくり、緊急時に避難するセーフルームを用意し、緊急事態に職員全体にアラート(警告)を出せる仕組みを作り、避難訓練を行い、常時セキュリティ情報を収集して分析するセキュリティ全体の仕組みを整備し、その維持•管理を統括する責任者。
    *「アサド政権=悪」「反体制派=善」という単純構図ではなく反体制派は一枚岩ではない。中にはアルカイダも含まれており、反アサ

    0
    2023年12月18日
  • 戦争詐欺師

    Posted by ブクログ

    先ごろオバマ大統領が米軍のイラクでの戦闘任務の終結を宣言した。7年5ヶ月に及ぶ戦いで米軍に4,400人もの戦死者を出し、イラク国民の犠牲者は10万人にも上るという。また、米国だけで7,000億ドル(約58兆円)を超える戦費は米経済の重荷となり、リーマンショックの伏線となったと見る人もいる。
    本書は、この中東諸国の政治秩序を揺すぶったイラク戦争の総括であり、いかに大国が無謀な戦争へと突き進んでいったか、緻密な取材内容や関係者のインタビューなどを下に構成されている。戦争を食い物にしようとするアフマド・チャラビや「カーブボール」のような輩の虚言、米国政府内で存在感を誇示しようとするウォルフォウィッツ

    0
    2011年09月04日
  • ウィキリークスの衝撃

    Posted by ブクログ

    学校に行かずに育ったというアサンジの数奇な生い立ちから、情報共有機能を強化し過ぎたため脆弱になってしまった米政府と諜報機関の仕組みなど、浅く広く解説されている。

    ウィキリークスそのものよりも、イラクで米兵が民間人を誤射した様子を映した動画を流出させたCIAの分析官について興味が湧いた。

    動機は正義感なのか単なる腹いせだったのかわからない。ただ、あらゆる情報にアクセスできたことで彼の価値観は大きく変わったんだろう。その過程を詳しく知りたいと思った。

    「僕はもう善いヤツと悪いヤツとの戦いというものを信じられないんだ」

    0
    2017年03月03日
  • 「イスラム国」と「恐怖の輸出」

    Posted by ブクログ

    「イスラム国」とは何なのか知りたくて読んでみた。
    成り立ちは以下のことが書いてあった。
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    2003年にアメリカが始めたイラク戦争がなければ「イスラム国」は誕生することはなかった。アメリカはイラク戦争によって、当時のサダムフセイン政権を倒したが、イラクという国家の支配構造そのものを根底から覆してしまった。そこに全ての原因がある。
    フセイン政権時代に支配的な地位にいたスンニ派住民が、被支配的な地位に追い落とされただけでなく、彼らは生きていくための最低限の収入源をも奪われてしまった。
    シーア派政権の失敗が、スンニ派武装勢力、それに外国人戦

    0
    2016年02月20日
  • 「イスラム国」と「恐怖の輸出」

    Posted by ブクログ

    イスラム国関連の書籍2冊目。この本もコンパクトにわかりやすく解説されていて良かった。最後の章でテロを避けるための具体的な指南がされているのがユニーク。

    0
    2015年12月06日

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