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Posted by ブクログ
本書では,法人化以降,国公立大学が如何にして生き残る術を見出しているのか,また私立大学がどのような取り組みを通してブランドを維持しようとしているのか,著者が取材した内容,及び収集したデータを基に議論している。大学入学志願者数が横ばい,あるいは今後急激に低下するという時代の流れの中で,小規模大学は既に消えてしまったものもある。また,医学部の新設や法科大学院の増設,更には薬学部や歯学部の新設等は,今後,各大学にマイナスに影響するであろうと主張している。文部科学省をはじめとした行政の動向と世論に揺り動かされる形で,全国の大学は入試の形式を変えたり,定員増を目論んだり,新しい学部を設置するなど躍起になっている。著者は,グローバル化が進む中で,また社会構造が変動的,かつ流動的な状況の中で,大学に求められている教育の質が変えられなくてはならないと述べている。その観点から大学生の就活に言及している箇所が興味深い。だが,真新しい情報というわけではない。しかし,本書に提示されている各大学の経営実態を見抜く6つの基準は貴重な視点だと感じた。大学教員はもとより,高校の進路指導教員,受験生の保護者に一読を薦めたい。
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ビジネス・実用
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