【感想・ネタバレ】消える大学 生き残る大学のレビュー

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Posted by ブクログ 2011年05月08日

2011/4/16 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2011/5/6〜5/8
昨今の大学を取り巻く諸問題、私立大学の定員割れ、国公立大学の法人化、法科大学院問題、医歯薬系改革、就活などを取り上げて、現状と問題点、改革の方向性などを議論。特に目新しい事柄はないが、問題点などが、わかりやすく書かれて...続きを読むおり、帯にあるように関係者は読んで損はないだろう。ただ、ここでもやはり、文部科学省などのお役所がどちらかというと足を引っ張っていることが良くわかって、暗澹たる気持ちになる。

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Posted by ブクログ 2014年11月09日

独自の切り口で取材している面もあるのだが、最近このテーマの類書が多いため、それらと比較すると少し突っ込みが弱いところが残念。
二番煎じの感を拭えない。
キャリア(大学と企業の断絶)の章は大変面白かった。

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Posted by ブクログ 2012年07月01日

あらためて学校数が多いと思う。国公立私立、設置都道府県、開設学部等の条件が異なるが、入口の入試から出口の就職支援まで、どの大学も同じ経路を持っている。だから、同じ経営状況にならない。だからといって、成功するパターンだけを踏襲していたら同じような学校が増えるだけかと思う。学校の魅力は施設設備もさること...続きを読むながら、先生、在学生、卒業生の活躍が生み出す部分が大きいと思いました。

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Posted by ブクログ 2012年02月24日

本書では,法人化以降,国公立大学が如何にして生き残る術を見出しているのか,また私立大学がどのような取り組みを通してブランドを維持しようとしているのか,著者が取材した内容,及び収集したデータを基に議論している。大学入学志願者数が横ばい,あるいは今後急激に低下するという時代の流れの中で,小規模大学は既に...続きを読む消えてしまったものもある。また,医学部の新設や法科大学院の増設,更には薬学部や歯学部の新設等は,今後,各大学にマイナスに影響するであろうと主張している。文部科学省をはじめとした行政の動向と世論に揺り動かされる形で,全国の大学は入試の形式を変えたり,定員増を目論んだり,新しい学部を設置するなど躍起になっている。著者は,グローバル化が進む中で,また社会構造が変動的,かつ流動的な状況の中で,大学に求められている教育の質が変えられなくてはならないと述べている。その観点から大学生の就活に言及している箇所が興味深い。だが,真新しい情報というわけではない。しかし,本書に提示されている各大学の経営実態を見抜く6つの基準は貴重な視点だと感じた。大学教員はもとより,高校の進路指導教員,受験生の保護者に一読を薦めたい。

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