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Posted by ブクログ 2017年06月06日
私の母方の祖父も、満州(長春)にいました。祖父は、13歳ほどで満州に渡ったと聞いています。
当時は、多くの日本人が、「新天地」に渡りました。
夢の国、満州と呼ばれていたそうです。
今とは比較にならないぐらいの日本人が住んでいたと聞いています。
祖父は、終戦と同時に、日本に帰国した引き揚げ者ですが、...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月30日
本人の言う通り、科学者で中国人の思想をここまで知っている日本人はいないだろう。中国人留学生を支援している姿は立派だと思う。
このところ、終戦後の手記を読むことが多いが、作者は当時の様子を詳細に記しており、非常に読みやすい。物語テイストという感じである。
澤地久枝の手記は非常に読み辛かった。おそらく当...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月22日
著者は中国で製薬会社を経営し、中国人、韓国人にも慕われていた日本人社長の娘。巻頭、浴衣のようなかわいいもんぺを着た写真、文章も戦時中の満州の日本人の生活がよくわかる。そこから敗戦、解放区への逃亡、チャーズ、天津、帰国と著者の
記憶もショックでところどころ飛んでいる壮絶な体験。飼い犬が人間の赤ん坊を食...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月20日
国共内戦時において中国共産党軍は長春市への食料封鎖を断行し、何十万の市民を餓死させた。筆者はその餓死体のうえで野宿をしたり、人が人を食べるところを目撃したりして、あまりの恐怖に記憶を喪失する。あることをきっかけに回復した記憶をたよりにこの作品は構成されている。長春市の惨状や彼女の家族の運命も酷いが、...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年12月08日
[執念の証明]麻薬中毒患者を治す薬で一旗上げた著者の父は、長春(注:満州国時代の新京)で日本国の敗戦を迎える。中国国内における国共内戦の激化に伴う長春の封鎖がその後始まり、電気・ガス・水・食料の配給が停止。命を守るために長春からの脱出を図る家族であったが、そこで著者を待ち受けていたのは、中国現代史が...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月02日
・中国建国前夜。かつて満州国の首都であった長春(満州国では「新京」と呼んでいた)を舞台に凄惨な攻防があったことはあまり知られていない。著者はその長春でギフトールというアヘン中毒に効く薬を作っていた「新京製薬」社長の娘。本書は当時7歳の少女だった著者が1953年の引揚げまでに経験した長春での生活、戦争...続きを読む
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