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Posted by ブクログ 2016年03月11日
遠藤誉自身の中国における自分の体験。
そして、薄煕来ー谷開来+薄瓜瓜事件の成り立ちから、推察。
読みやすいようで、読みにくく、編集技術がいまいち。
それをこえる 現実と事実。
薄一波の執念。毛沢東、鄧小平より長生きしたオトコ。
小説より奇なり というほどの 想像的ノンフィクション。
中国を語る場合に...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月13日
小説より奇と言われた薄熙来事件の謎の部分の解明を試みた本である。中国生まれで中国での仕事の経験が豊富な著者が、過去からこの事件までの多くの報道事実を元に、薄熙来の人格や事件の背景をドキュメンタリーに描き、最後に筆者の推察を示してくれる。深い考察の基づくその結果はきっと正しい。何しろ筆者は、李源潮副主...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月23日
薄熙来と谷開来に関する一連の事件を
その生い立ちも含め丁寧に追った一冊。
恥ずかしながら本事件について
リアルタイムでは全く触れていなかったのだが、
情報の早さとその量には驚かされる。
主張も複雑ながらわかりやすく描かれており、
スピード感を持って読み切ることができた。
筆者の昔語りが必要以上に盛り...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月07日
チャイナ・ナインと合わせて読むと理解がさらに進みます。
中国の政治の闘争というのがよくわかります。それにしても、薄煕来が中国のトップになっていたらと思うと恐ろしいです。そういう意味ではギリギリのところで、中国の統治が働いていたというところなのかもしれません。社会主義国とはいえ、選挙制度もある国です。...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月06日
薄熙来事件の真相に迫る調査と思考を、文化大革命以後の歴史と人間関係と絡めて記述されています。今の大連の土台は、薄氏の大連市長時代にあると言われていますが、その裏にあったものをここまで詳しく知る機会はありませんでした。にわか中国ウォッチャーにはヘビーすぎる本。中国に対して深い洞察を求める人にだけオスス...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月19日
薄 熙来、中共八大元老の一人薄一波の息子で有りながら文革の際に率先して父親を殴り、倒れたあと蹴りつけて肋骨を折った男。薄一波はその後息子について、この酷薄さと手段を選ばない所について国家指導者としての見込みが有ると評しており、自分が引き上げた江沢民に息子を引き上げるように頼み、2004年に商務部長(...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月12日
ちょいちょい著者の自己アピールを挟まないといけないという誘惑に著者は勝てないらしく、著者の我の強さに笑ってしまった。その自らを自らでプッシュすることに躊躇いを覚えないのが中国なのかとも感じた。
恥ずかしながら、中国の指導体制は共産党の支配体制だとは知っていたが、彼らがなにをして、どのように国が成り立...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月16日
ノンフィクションとしては、かなり面白い読み物に仕上がっている。中国幹部共通の目的は一つ、「中国共産党体制を安定的に温存していくこと」であり、ハクキライの半生を振り返ると共に、中国共産党の闇と論理をじっくりと理解できる。
また、中国の巨額のマネーが世界の至るところで蠢いていることを否応にも想像してしま...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月09日
面白い!
薄熙来氏といえば、大連市長〜遼寧省長〜商務部部長~重慶市長と歴任され、革命第二世代の御曹司であり容姿も端麗なビジネス感覚をもったやり手の中国共産党次世代のホープくらいに思っていましたが、こちらの本を読んでイメージが180度近く変わりました。
もちろん、この本に書かれていることが100%正し...続きを読む
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