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アナザーフェイス読本 完全版【文春e-Books】
イクメン警察官・大友鉄。堂場作品の中でも最も刑事らしくない刑事が活躍する大人気シリーズがついに完結! 試し読みを含む無料ガイドをリニューアルした完全版。 大友鉄は警視庁捜査一課に所属する刑事だったが、妻に先立たれ、男手一つで息子の優斗を育てると宣言し、育児との両立のために刑事総務課に異動した。 昼休みにはスーパーのチラシを吟味し、夕食の献立を考える日々だが、刑事時代の大友の能力を買う上司によって、時に事件捜査の助っ人に引っ張り出される。学生時代には劇団で役者をやっていた経験から演技力を生かした内偵捜査や、得意の訊問で捜査に貢献し、優斗がひとり立ちした暁には捜査一課への復帰も考えている――。 シリーズ累計140万部を突破した大人気シリーズの攻略本。 第一作『アナザーフェイス』のお試し版や、シリーズスタート時と完結直後の著者インタビュー、評論家・池上冬樹氏や元警視総監・池田克彦氏との対談などを収録。 【「アナザーフェイス」シリーズ全冊リスト】 『アナザーフェイス』 『敗者の嘘 アナザーフェイス2』 『第四の壁 アナザーフェイス3』 『消失者 アナザーフェイス4』 『凍る炎 アナザーフェイス5』 『親子の肖像 アナザーフェイス0』 『高速の罠 アナザーフェイス6』 『愚者の連鎖 アナザーフェイス7』 『潜る女 アナザーフェイス8』 『闇の叫び アナザーフェイス9』 -
十字の記憶(角川文庫)
新聞社の支局長として20年ぶりに地元に戻ってきた記者の福良孝嗣は、着任早々、殺人事件を取材することになる。被害者は前市長の息子・野本で後頭部を2発、銃で撃たれるという残酷な手口で殺されていた。一方、高校の陸上部で福良とリレーのメンバーを組んでいた県警捜査一課の芹沢拓も同じ事件を追っていた。捜査が難航するなか、今度は市職員OBの諸岡が同じ手口で殺される。やがて福良と芹沢の同級生だった小関早紀の父親が、20年前に市長の特命で地元大学の移転引き止め役を務め、その後自殺していたことがわかる。早紀は地元を逃げるように去り、行方不明になっていた……。 -
週刊文春
■■■片山さつき財務相 ギラつく野望 徹底研究■■■ キワモノ政治家だった彼女は高市首相に急接近。全国39都道府県に後援会を作り、透明度ゼロのパーティ三昧。カリスマ美容医と再婚夫をたよる彼女の本性に迫る。 ■■■旧ジャニーズアイドル軍団と「六本木の宴」 ジュリー元社長が復権していた!■■■ 3年前に「被害者への補償に専念する」と宣言。だが、彼女は水面下でマネジメントに関与している。7月20日の還暦祝いには、TOKIOや嵐のメンバーはじめ約20名のタレントが集まり、その権力を見せつけ―――。 ■■■TBSがひた隠す VIVANT監督 骨折パワハラ■■■ 主人公の別班員・乃木憂助の大冒険の続きを描き、大ヒット中の「VIVANT」シーズン2。だが、その撮影現場では監督によるハラスメントがまかり通り、TBSが“機密扱い”にするほどの事態が。そして遂に事件は起こった! ■■■ベストセラー対談 林真理子×認知症専門医 内野勝行 「80代でボケるか死ぬ」前にやるべきこと■■■ 林真理子さんによる70代の生き方を綴ったエッセイが大ヒット。日大理事長を退任しても毎日大忙し。執筆活動に社外取の仕事、会食、習い事と、ボケる気配なし。林さんの生活習慣に死角はあるのか!? 「週刊文春」7月30日号で最終回となった連載「49歳からの認知症予防」でお馴染みの内野勝行医師が誌上外来にカムバック! ■■■シニアが本当に住みたい・住みたくない街ランキング2026 堀尾大悟■■■ リタイア後は別荘地でゆっくり暮らしたい。誰もが思い描く優雅な老後生活だが、それはあくまで理想。実際に高齢者が移り住む先はどこなのか。シニアが“次の棲家”に選び取った「本当に住みたい街」を徹底調査した。 ■■張本勲 人生最後の喝!■■ ■■岐阜ケーキ店放火 店主(66)と交際 死亡男性(70)が豹変「あの女、ムカつくわ」■■ ■■広島カープがおかしい 消えないゾンビたばこ疑惑、現役選手は「球団に不信感」■■ ■■横領&不倫 サイバー捜査課長 飲み会で3度のコロナ感染■■ ■■「あのメンバーが忍者を……」ミセス大森のプロデュース力■■ ■■川柳のらりくらり 林家二楽師 誌上追善興行 柳家喬太郎、桂小南、林家八楽■■ ■■手の痛み・しびれ 文春女性外来 有光小百合■■ 【「ガリレオ」を読み解く】 ●東野圭吾と「ガリレオ」の軌跡 ●容疑者Xの献身を巡る3人の天才 ●新・家の履歴書 鴻巣友季子(翻訳家・文芸評論家) ●阿川佐和子のこの人に会いたい 綾瀬はるか(女優) グラビア ●原色美女図鑑 石橋静河 撮影:嶌原佑矢 ●クラシカル、でも新しい。新潟・古町を巡る旅 好評連載 林真理子/池上彰/杉本昌隆/中丸雄一/三宅香帆/土屋賢二/藤井一至/宮藤官九郎/みうらじゅん/能町みね子/平松洋子/藤田晋/宇垣美里/津田健次郎(最終回)/山崎努/萩本欽一/大久保佳代子/高橋大介/鈴ノ木ユウ/伊岡瞬/村山由佳/益田ミリ/桜玉吉/伊藤理佐ほか ※「週刊文春」電子版は、紙版とは一部内容が異なります。掲載されていない記事、ページがあります。ご応募できないプレゼントや懸賞があります。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1959年創刊。多くの人気連載、名物グラビア企画に加えて、政治、経済、スポーツ、芸能とあらゆる分野のスクープ記事が満載。発行部数No.1の総合週刊誌です。 -
警視庁追跡捜査係
白昼の新宿で起きた連続殺傷事件―無差別に通行人を切りつける犯人を体当たりで刺し、その行動を阻止した男がいた。だが男は、そのまま現場を立ち去り、そして月日が流れた。未解決事件を追う警視庁追跡捜査係の沖田大輝は、犯人を刺した男の僅かな手がかりを探し求めていた。一方、同係の西川大和は、都内で起きた貴金属店強盗を追って、盗品の行方を探っていた。二人の刑事の執念の捜査が交錯するとき、それぞれの事件は驚くべき様相を見せはじめる。長篇警察小説シリーズ、待望の第一弾。 【堂場瞬一 先行配信作品(2012/12/10より1年間)】 -
命果てるまで
笑みを浮かべてバスルームから出てきたクリングは愕然とした。結婚式を挙げたばかりの新妻オーガスタがいない! 床には片方の靴がころがり、屑篭にはクロロフォルムのしみた脱脂綿が……悲しみにくれるクリングを見てキャレラたちは怒りに震えた。卑劣な誘拐犯罪をサスペンスの連続で描く。 -
血の絆
雨の夜、二人の少女を襲った凄惨な暴行殺傷事件。十七歳のミュリエルはズタズタに切り裂かれた死体で発見されたが、傷を負いながらもかろうじて逃げのびた十五歳のパトリシアの証言をもとに、刑事たちは捜査を開始する。だが、少女の供述が一変し、事件は予想外の展開を見せはじめた! -
われらがボス
吐く息も凍る一月のアイソラ――六人の男女は溝の中で折り重なるように息絶えていた。刑事たちも思わず眼をそむけるこの残酷な大量殺戮は、数日後行われた一人の男の供述によって、驚くべき真実を暴き出した。拮抗するギャング団の三つどもえの抗争が生んだ、この血塗られた殺人の真相とは? -
サディーが死んだとき
キャレラは自分の耳を疑った。本当に嬉しいよ――弁護士フレッチャーは妻サラーの刺殺死体を見てこう言ったのだ。犯人はあっさりと捕まり、麻薬を買う金欲しさに襲ったと自供した。しかしキャレラはフレッチャーの言葉が忘れられなかった。異様なほど挑戦的なフレッチャーの態度の裏には? -
夜と昼
土曜日は凄惨な事件で始まった。踊り子が劇場で刺殺されたのだ。分署には女が幽霊話を持ち込み、爆弾騒ぎの通報までとび込んできた。夜が明けても忙しさは変らない。押し込み強盗、失踪、ひったくり……さまざまな事件に明け暮れる87分署の二十四時間を、キャレラ以下オールキャストで描く。 -
はめ絵
殺されていた男は奇妙な写真の一片を握りしめていた。保険会社の調査員に、写真が銀行強盗の強奪金のありかを示すものと教えられた刑事たちはさっそく捜査を始めた。だが、一人また一人と写真の切れはしの持ち主が殺されていく……血生臭い写真争奪戦を息もつかせぬ展開の連続で描く秀作! -
ショットガン
外の爽かさとは裏腹に、部屋には死臭が漂っていた。夫婦者がショットガンで顔をふき飛ばされていたのだ。夫は商用でカリフォルニアにいるはずだった。次々に明るみに出る彼の不可解な行動に刑事たちは困惑する。彼の行動は何を意味するのか? 惨劇の裏に潜むものを求めて街に散る刑事たち! -
八千万の眼
今日も全国の視聴者に笑いかけていた人気スター、ギフォードはパントマイムを始めた途端、床の上にくずおれた。検死の結果は毒殺――殺しの動機を持つ者は多い。が、四千万の視聴者の前でどうやって速効性の毒物を使ったのか? 並行して起きた二つの事件にTV界の内幕を絡めて描く力作! -
人形とキャレラ
壁づたいに逃げまどう人気ファッション・モデルに、包丁を持つ男は獣のごとく襲いかかった。腹がたてにひき裂かれ、鮮血が床に飛び散った。隣室では、娘のアンナが恐怖におびえ、必死に人形を抱きしめている……犯人を追いつめたキャレラが罠に落ち、刑事部屋はにわかに色めきたったが……! -
灰色のためらい
空はどんよりとくすみ、空気は刺すように冷たい。木工品を売りに田舎から出てきたロジャーは、警察署に行こうとしながら、なぜかためらった……寒風の下に起る男女の悲喜こもごもの人生模様と悪魔に魅入られたかのような残虐な殺人! シリーズ中初めて犯罪を構成する側から事件を描く異色作 -
斧
血に香りはない。斧で老人が脳天をぶち割られている地下室の殺人現場に、キャレラは思わず息をのんだ。被害者はビルの管理人で、片手間に薪割りをしていた。こんな老人を誰がどんな理由で……彼は重い足どりで捜査を開始したが……残虐このうえない殺人の謎を追う刑事たちが見たものは? -
10プラス1
一日の勤めを終えカルヴァー街を歩いていた男が眉間をぶちぬかれ、そして街角で男たちを待っていた売春婦が、銃声一発、喉を……刑事たちの必死の追跡をあざ笑うかのように起きた連続殺人劇! 狙撃者がねらう次のターゲットとは誰か? 死んでいった者たちの過去に横たわるものは……? -
たとえば、愛
ハーブ河の上に春の微風が吹きはじめて間もない頃、アイソラの街に時ならぬ爆発音が鳴り響いた。現場に急行したコットン・ホースが目にしたもの、それはベッドに横たわる一組の男女の裸の死体だった。遺書もあったし、第三者がいた形跡もなかった。明らかに、覚悟の心中と思われたのだが…… -
クレアが死んでいる
カルヴァー街の本屋で暴漢が拳銃を乱射したとの通報をうけキャレラとクリングはただちに現場に向った。血に塗れた三人の男たち。第四の被害者を見たクリングは絶句した……それは、恋人クレアの惨死体だった。復讐の念に燃えた刑事たちの執拗な捜査活動をリアルな筆致で描く渾身の作。 -
死にざまを見ろ
炎暑にうだる七月、87分署の刑事たちは、管区内に潜んでいると噂される老婆殺し、ペペの行方を追っていた。町のチンピラに聞き込みを続けるのだが、ペペを英雄視する彼らはなかなか口を割らなかった……。年若い殺人犯を追うかたわら、青少年犯罪の実態をドキュメンタリ・タッチで描く! -
電話魔
四月は淑女。街は彼女を迎えると急にうきうきする。電話魔がラスキン婦人服店に脅迫電話をよこしたのは、そんな朝だった。店を立ちのかないと、お前を殺す――悪戯にしては度がすぎる。だが、必死の捜査にもかかわらず、脅迫電話は23軒の店に飛火した。しかも、事件と関連があると思われる死体が見つかり、事態は緊迫の度を強めた。果たして、電話魔の真の目的とは! -
大いなる手がかり
街は降り続く三月の雨に煙っていた。パトロール警官のジェネロはバス停に置き忘れられた鞄を開けてみた時、思わず顔を歪め反射的に手を引いた。無理もない、なんと、手首から切断された巨大な人間の手が出てきたのだ! 果して被害者、そして加害者は? 手掛りを求め雨の街に散る刑事たち。 -
死が二人を
警察に日曜日はない。その日もキャレラは妹の花婿となるトミイの電話でたたき起された。出掛けていった彼がトミイの自宅で見たものは、なんと小箱にうずくまる猛毒の黒後家蜘蛛だった! 晴れの結婚式の当日に次々と起る忌わしい事件をセミドキュメンタルなタッチで描くシリーズの逸品。 -
殺意の楔
秋の静かな昼下りに刑事部屋に押入った女の手には、拳銃とニトロの小壜が握られていた。女はキャレラに恨みを抱いている。だが彼は、今ここにはいない……復讐の鬼と化した女と刑事たちとの熾烈な心理闘争。刻一刻と迫るカタストロフィ。息づまるスリルと緊迫感で描くシリーズの決定版。 -
レディ・キラー
“今夜8時、レディを殺す。どうにかできるかい?”金髪の少年が持ってきた一通の手紙は、新聞の文字を切り抜いて綴ってあった。一見してホース刑事は誰かのいたずらだろうと思った。しかし、上司のバーンズ警部の命令は絶対だった――レディを探せ。その手紙を前にした刑事たちが奇異に感じたのも無理はなかった。だが、そのとき犯人は!? -
殺しの報酬
こぬか雨に濡れた舗道。街角を曲った黒いセダンからライフル銃が顔を出す。一発の銃声。舗道の男の顔は粉みじんに吹っとんだ……殺されたその男はプロの脅迫者だった。彼は何を種に誰をゆすっていたのか? また脅迫者殺害犯の殺しの報酬とは? 分署の刑事たちはにわかに活気を帯び始めた! -
被害者の顔
被害者の名はアニイ・ブーン。胸に銃弾を撃ちこまれ、血にまみれて死んでいた女。が、捜査が洗いだしていったのは、彼女の複雑な顔だった。貞淑な妻、優しい母、インテリ女性、情婦、酔いどれ……。どの顔が残忍な殺人者を招いたのか? しかし、容疑者はいずれも堅固なアリバイを持っていた -
ハートの刺青
雨あがりの四月のある日、87分署の刑事部屋では、五ドルを騙しとられたというニグロの小娘が泣いていた。だがこの娘は金で済んでよかった。その日ハーブ河に浮んだ水死体の女は結婚詐欺にかかっていた。しかも、親指と人差指の間には忌わしいハートの刺青が! 好評のシリーズ第四弾! -
麻薬密売人
骨の髄まで凍らせるような冬の深夜、一人のパトロール警官がとある地下室から洩れる明りを発見した。無意識に握りしめた拳銃を手に、彼が地下室の寒々とした裸電球の下に見たものは……顔が紫色に変色し無惨な死体と化した少年の姿だった。麻薬と人種問題に大胆かつ鋭いメスを入れた問題作。 -
BOSS
メジャーリーグベースボール(MLB)のナショナル・リーグに所属するニューヨーク・メッツは、低迷が続いていた。テコ入れのため、ゼネラルマネージャー(GM)に、日本人の高岡脩二が大抜擢される。39歳の彼はそれまで、メジャーの数チームで編成を担当しており、その手腕をかわれて、日本人で初めてGMに起用されたのだ。「勝つ野球」のため、高岡は大胆なトレードを敢行。出塁率を重視する“スモール・ベースボール”で好発進したメッツを迎え撃つのは、高岡のかつての師で、アトランタ・ブレーブスの老練GM、70歳になるアーノルド・ウィーバーだった。グラウンドの裏側で組織(チーム)を率いる対照的な二人のBOSS。その熱い駆け引きの行方は? 日本人初のGMによるメジャー制覇は実現するのか――。野球小説であると同時に、様々なビジネスシーンで応用可能なリーダー論としても堪能できる傑作長編! -
ラストダンス
※本作品は 2011年12月2日~2014年9月30日まで販売しておりました単行本版『ラストダンス』の文庫版となります。 本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。 プロ野球<スターズ>の同期、真田誠と樋口孝明。その野球人生は常に対照的だった。ドラフト2位で即戦力と期待された樋口はついにレギュラーを奪えず、真田はドラフト5位から球界を代表するスター選手へとのし上がる。そして今季、球界最年長・40歳の二人に引き際が訪れた。二軍監督要請という形で引退勧告を受けた樋口に対し、真田はシーズン半ばで突然引退会見を行う。ところが引退宣言以降の登板で真田は連勝、低迷していたチームも優勝争いにからむ快進撃を始めた。シーズン終盤、正捕手の負傷で一軍に昇格した樋口が、17年ぶりに真田とバッテリーを組む日が到来して……。予想外に展開する引退ドラマを濃密に描く感動作! -
ミス・ジャッジ
※本作品は 2011年12月2日~2014年9月30日まで販売しておりました新書版『ミス・ジャッジ』の文庫版となります。 本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。 スポーツ小説の旗手が贈る、野球小説の金字塔! たった1球の判定が、野球人生を狂わせてゆく――ボストンレッドソックスの先発投手として、メジャーデビューを果たした橘。暗い過去を秘めた日本人初のMLBアンパイア竹本。高校・大学時代の確執を引きずるふたりの人生が、大リーグを舞台に再び交錯する。たった1球の判定が明暗を分ける熾烈な世界で、因縁の闘いに決着はつくか――強烈な自負心と深い孤独を抱えた男たちのドラマを描く、傑作野球エンターテインメント! -
チーム
箱根を共に走った男たちが集結! 疾走感満点の傑作駅伝小説。ベルリンマラソン優勝、マラソン日本記録を持ち「陸上界の至宝」といわれる山城悟は、怪我と所属チームの解散危機で、引退の瀬戸際にいた。傲慢な性格の山城に、かつて箱根駅伝を学連選抜チームとして共に走った仲間たちがサポートを申し出るが、果たして彼は再起できるのか? 熱き男たちの友情、葛藤、そして手に汗握る駅伝レースの行方は? スポーツ小説の金字塔『チーム』7年後の物語。「『キング』『チーム』『ヒート』と連なる、私のマラソン・駅伝小説の現時点での到達点です」――著者 -
10 -ten-
理想のラグビーとは何か。頂点に挑む男たちの熱き闘い! 大学リーグ四連覇を目指す強豪・城陽大ラグビー部が初戦に大勝した夜、名監督の誉れ高い進藤元が急死。チームは、ヘッドコーチから昇格した七瀬龍司に引き継がれた。七瀬は城陽OBではなく、進藤監督の高校時代の教え子で、半年前にヘッドコーチに就任したばかりだったが、亡き監督が生前、七瀬を後継者にしたいという意向を伝えていたのだ。動揺する選手たちに対して七瀬は、従来の城陽の「型に縛られた」プレースタイルにとらわれず、選手の自主性を促し、相反する戦術を試みようとしていた。そのことに、亡き監督の息子でもあるキャプテンの進藤直哉は反発。OBも介入し、チーム内には不協和音が……。新たな戦術にこだわる七瀬の真意とは。そして、最後に栄冠をつかむのは誰か!? -
ヒート
日本男子マラソンの長期低迷傾向に歯止めをかけるため新設された「東海道マラソン」。神奈川県知事の号令のもと、県庁職員の音無太志は、日本陸上界の至宝・山城悟のペースメーカーとして、孤独なランナー・甲本剛に白羽の矢を立てる。甲本はかつてハーフマラソンの日本記録を持っていた「30キロまでの男」。所属していた実業団が解散し、母校のグラウンドを借りて練習する身だ。ペースメーカーになることを渋る甲本に、音無は破格の条件を提示するが――。果たして世界最高記録達成はなるのか。数多の人間の欲望と情熱を乗せたレースは、まさかの展開に――。箱根駅伝を走る学連選抜チームの激走を描いたベストセラー『チーム』の“その先”の物語。疾走感あふれるレース描写と、男たちの人間ドラマに一気読み必至。 -
八頭の黒馬
八頭の黒馬と棒線で消された耳の写真――奇妙な手紙に刑事たちの表情が凍りつく。幾度も苦汁をなめさせられた天才犯罪者デフ・マンが帰ってきたのだ。おりしも公園で女の死体が発見されたばかりだった。写真と殺人には何か関連が? クリスマス目前のアイソラで刑事たちに最大の危機が迫る! -
熱波
異常な熱波襲来の中、鎮静剤を飲んでアパートで死んでいた男は、なぜ部屋のエアコンのスイッチを切っていたのか? キャレラの胸に芽ばえた小さな疑問は、明らかに自殺と思える事件に波紋を投げかけた。一方、相棒のクリングは妻に浮気の疑いを抱き、ひそかに彼女の行動を監視し始めたが…… -
幽霊
全身に無数の傷を受けて死んでいたベストセラー作家、同じアパートで刺殺された主婦――犯人を異常なまでの憎悪に駆りたてたものはなんだったのか? 二重殺人の謎を追い雪のアイソラを駆ける刑事たちの前に浮かび上がる恐るべき真実とは? 警察小説に恐怖の味を加えて描いたシリーズ異色作 -
カリプソ
深夜の嵐のなか、黒人のカリプソ歌手が黒ずくめの服装の男に射殺され、数時間後、87分署管轄区外で、黒人の売春婦がやはり黒ずくめの人物に射殺された。通り魔的な二つの殺人事件の背後には、どんなつながりが? 刑事たちをも震撼させた恐るべき事件の驚愕の真相を描く衝撃作。 -
死者の夢
寒風に吹かれて歩いていた盲人ジミーの喉に突然痛みが走った。ふき出した血が舗道をまっ赤に染める。続いて第二、第三の殺人が……盲人ばかり襲う犯人の目的は? ジミーがうなされていたという奇妙な夢の話にキャレラは興味を惹かれる。忌わしい過去を秘めた連続殺人事件を緻密に描く力作! -
糧
八月、炎暑の季節――キャレラに、グリムという輸入業者が泣きついてきた。自分の倉庫の火事を放火と証明してほしい、保険金が下りなければ破産してしまう……渋々腰を上げたキャレラだが、グリムの自宅が放火されさらに重要容疑者の男が殺されるに及んで、事件はその様相を一変した! -
死んだ耳の男
刑事部屋の平和を破る一本の電話――「わたしは帰ってきたよ」予告電話を皮切りに次々と舞い込む意味不明の写真。フーヴァー元FBI長官の写真が二枚、つづいてジョージ・ワシントン……奴の狙いは? 奇妙なギャラリーを前に刑事たちも頭を絞る。天才犯罪者デフ・マンと87分署精鋭の死闘! -
警官
分署の刑事部屋に次々と届けられる脅迫状はいたずらではなかった。公園局長が銃弾に倒れ、副市長が殺された。こんなことがやれるのはあいつしかいない――不安は的中した。『電話魔』の事件以来、復讐の鬼と化したあのデフ・マンの仕業だったのだ! 犯人との闘いをスリリングに描く傑作。 -
空白の時
都会の片隅で女が死んでいた。家具付安アパートで何者かに扼殺されて。ところがその被害者には二つの銀行に合せて六万ドル以上もの預金が眠っていたのだ……上記表題作をはじめダイイング・メッセージの名篇「J」と犯人の意外性を秘めた「雪山の殺人」の三篇を収録する初の珠玉中篇集。 -
キングの身代金
野心家のキングは窮地に追いこまれた。彼の息子の誘拐を企てた犯人が、誤って運転手の幼い息子を連れ去ったのだ。身代金の要求は五十万ドル。もし支払えば、キングの一生の夢である会社乗っ取りの賭けがうてなくなる。拒絶すれば、罪のない生命が……! 誘拐事件に真向うから取り組んだ力作 -
通り魔
街は女、秋は死の季節。闇は彼の親友、獲物は女だった――通り魔は夜の闇を身にまとい、女を襲った。「クリフォードはお礼を申します、マダム」これが彼の口ぐせだった。刑事たちの追求もむなしく、ついに殺人事件は起った……大都会の犯罪を追う警察官の悲哀をみごとに浮き彫りにした作品。 -
警官嫌い
夏の夜の大都会――まばゆい灯のかげに街があり、夜空の下でうごめく暗い生活があった……。闇を引き裂く何者かの兇弾が、87分署の刑事たちを次々と倒していった。果して警官嫌いの狂人のなせる業か? 同僚刑事たちの胸は憤激で燃え上った。探偵小説に新生面を開いたシリーズ第一作! -
キング
五輪代表は誰の手に? 衝撃のマラソン・サスペンス! 大学の陸上部で同級生だった三人が、オリンピック男子マラソン代表・最後の一枠選考レースに出場する。三十歳の彼らにとって、おそらくこれは五輪へのラストチャンスだった。日本最高記録を持ちながら故障に泣かされ続け、「ガラスのエース」とも称された天才ランナー・須田は、最高の練習環境に身を置いて復活を賭ける。陸連批判をして表舞台から去り、四年ぶりに走る武藤は「俺が勝つ」と豪語。そして、優勝経験がなく、“勝ち方を知らない”青山の前には、ドーピングを勧める正体不明の男が接触してきた。青山は卑劣な手段を一旦は拒むが……。スポーツ小説の名手が手がけた、ランナーたちの人生を賭した勝負を活写する、ロングセラー『チーム』の原点ともいうべき傑作長編! -
ルール
オリンピック王者の犯した「罪」とは――金メダルの“闇”に新聞記者が迫る!! クロスカントリースキー選手・竜神真人が現役復帰した。二大会連続で五輪金メダルを獲得、「クロスカントリースキー」というマイナースポーツの地位を引き上げ、国民的英雄と崇められ、竜神は一度引退した。彼の評伝執筆に取り組む新聞記者で、旧友の杉本直樹は、復帰の真意を探って取材を重ねるうち、ある疑念を抱く。竜神は“致命的なルール違反”を犯したのではないか――。記者の使命と友情の狭間で、杉本は真実に迫るが……。「一見華やかな世界のようでありながら、満ち足りた環境にある選手は一部に過ぎない。その陰には競技環境を変えたい、競技の地位を引き上げたい、自らのために、そして使命感とともに大会に挑む選手たちがたくさんいる。選手を取材してきた立場からは『ルール』にある竜神の足跡、胸中は、選手たちの内面にたしかに触れているように感じられた。どのような思いで試合に挑むのか、読んだあとには選手を、試合を観る目も変わってくるのではないか。」――解説・松原孝臣氏(スポーツライター)、激賞! -
独走
オリンピック柔道金メダルを花道に引退した沢居弘人は、スポーツ省から特別強化指定選手「SA」(エスエー)の高校生・仲島雄平のサポートを命じられる。陸上長距離で日本記録を更新する反面、メンタルが弱い仲島の意識改革が狙いだった。次回五輪での「金メダル倍増計画」を国策に掲げ、アスリートを管理育成する体制に違和感を覚えながら練習に励む仲島のもとに、ある誘いが届く。選択を迫られた仲島は……。「堂場さんの『独走』は、日本がオリンピック熱に浮かされはじめたいま、とても貴重な視点をたくさん提供してくれるエンターテインメントだ。そして、人にとってスポーツがどんな意味を持つのか、根源的な問いを投げかけてくれる作品でもあるのだ。」――解説・生島淳氏、絶賛! -
黄金の時
商社マンだった父は、かつてアメリカでプロ野球選手だった!? 1963年、カリフォルニアで野球に青春の全てを捧げた男の物語。 作家の本谷要は、亡くなった父親の遺品を整理中に意外なものを発見する。1963年に、マイナーリーグのサクラメント・ゴールドハンターズで野球をする若き日の父・総一郎が写った一枚の写真だった。野球が嫌いだったはずの彼に、いったい何があったのか。商社マンとして仕事一筋の謹厳な父は、作家という不安定な職業を選んだ要は折り合いが悪く、長年に渡って没交渉だった。要は父の過去を知るべく、渡米を決意する。 日本初のメジャーリーガー・村上雅則が誕生する前年に、米プロ野球界の底辺、1A北カリフォルニアリーグでたった3ヶ月間、己の青春の全てを野球に捧げた男の物語。 解説・宮田文久 -
激動 東京五輪 1964
当代きってのミステリー作家7人、華麗なる競作!昭和三十九年十月――。 オリンピックに沸く東京を舞台に、ミステリーの最前線を走る七人の思惑が交錯する。 かわりゆく街の中で、男たちは何を目指したのか。究極のミステリー・アンソロジー、ついに文庫化。 激動の昭和史をひもとく競作シリーズがここに開幕。 【収録作、作家】 ・「不適切な排除」 大沢在昌 八ミリフィルムの技術者は、なぜ殺されたのか!? ・「あなたについてゆく」 藤田宜永 二十一年前のあの日、私も日の丸を背負っていた。 ・「号外」 堂場瞬一 特ダネは、よりによって開会式の日にぶつかった。 ・「予行演習(リハーサル)」 井上夢人 国立競技場に持ち越された、幽霊屋敷の死体騒動。 ・「アリバイ」 今野 敏 五輪の輪が四つ――死刑求刑は一転して無罪に。 ・「連環」 月村了衛 黒澤明が降りたオリンピック記録映画を狙え! ・「陽のあたる場所」 東山彰良 華やいだ街の片隅で、おれは死の淵に立っていた。 -
ラスト・ダンス
服を着たままベッドに横たわる老人は、目と口をあけ、舌を突き出して死んでいた・・駆けつけたキャレラには、老人が首吊り自殺をしたように見えたが、第一発見者の娘は自然死だと主張する。キャレラたちが娘を問い詰めると、自殺では保険金の受取額が減るので自然死にみせかけようと工作したのだと告白する。が、真相はさらに複雑だった。 -
ビッグ・バッド・シティ
87分署近くの公園で若い修道女の死体が発見された。検死の結果、彼女が豊胸手術をしていたことが判明。なぜ敬虔な修道女が豊胸を? さらにクッキー・ボーイと呼ばれる空巣が街を跋扈し、キャレラの父を殺した男が今度はキャレラをつけ狙う。87分署の面々はこの邪悪な日常を打破できるのか? -
ノクターン
安アパートの一室で、老女が胸を撃たれ横たわっていた。捜査に出向いたキャレラは、老女が元有名ピアニストだったことを知る。やがて、老女が孫娘に大金を遺していたことが判明し、その金をめぐって熾烈な争奪戦が展開。アイソラの闇に沈む哀しくも皮肉に満ちた真実をキャレラは暴けるのか? -
寡婦
女は喉を切り裂かれ、ペントハウスの床に横たわっていた。現場で見つかった手紙の束にはエロチックな妄想が綴られており、差出人は彼女のパトロンと思われたが、その彼も路上で射殺されてしまう。強盗に父親を殺されるという悲しい事件に直面しながらも、キャレラが連続殺人事件の謎に挑む。 -
晩課
春の宵、教会の庭で神父が刺殺された。キャレラたちが調べていくと、麻薬密売をめぐる少年たちの争いや、悪魔崇拝を行なっている教団など、教会の周囲にはさまざまな怪しい影があった。神父自身もなにか大きな悩みを抱えていたらしい。はたして、聖職者の背にナイフを振り下ろしたのは誰か? -
魔術
ハロウィーンの夜。「ごちそうしないと、いたずらするぞ」と叫びながら、次々と酒屋強盗をはたらく子供の一団が出現した。一方87分署では、奇術師の夫が突然姿を消してしまったと妻が訴えていた。おりしも街では男のバラバラ死体の一部が発見され……ハロウィーンの夜を脅かす数々の怪事件! -
毒薬
警備会社副社長が毒殺された事件と、会計士が刺殺された事件。関連のない二つの事件を追うウィリス刑事の前に、謎の女マリリンの存在が浮かんだ。何人もの男と付きあい、働きもせず優雅に暮らす彼女は、被害者たちとも関係していた。彼女は危険な毒婦なのか? 意外な展開の連続で描く意欲作 -
稲妻
女性ばかりを次々と狙い吊し首にする殺人犯。大胆不敵な犯行はあのデフ・マンの仕業なのか? 一方、特搜班のバークは強姦魔逮捕のため危険なおとり捜査に身を投じていた……異常な連続絞殺事件を捜査する87分署の精鋭たちと、捨て身で強姦魔に挑む女刑事の姿を円熟の筆致で描く巨匠の自信作 -
over the edge
ニューヨーク市警のブラウンは失踪した旧友を探すため日本を訪れた。だが調査開始直後、何者かに襲われて、探偵の濱崎に助けられる。反発し合いながらも即席コンビを組んだ二人に敵の魔手が迫る。異色の警察ハードボイルド。 -
ラストライン
定年まであと10年のベテラン刑事・岩倉剛。 その特異な記憶力と勘を武器に、相棒の若い女性刑事とともに事件を追う! 定年まであと10年の岩倉剛は50歳になる誕生日の目前、捜査一課から所轄の南大田署に異動となる。 その直後に管内で独居老人が殺される事件が発生。 彼は、元交番勤務で同じく異動してきたばかりの後輩女性刑事・伊東彩香と共に事件の捜査に加わる。 一方、さらに管内では新聞記者の自殺が発覚し――。 行く先々で事件を呼ぶと言われるベテラン刑事。 アナザーフェイス・シリーズに次ぐ新たな警察小説の誕生! 週刊文春に連載され話題となった、待望の新作第一弾。 -
ランニング・ワイルド
警視庁チームが参加するアドヴェンチャー・レースで拉致事件が発生! 制限時間24時間のタイムリミット・サスペンス。 山、川、海などの自然を舞台に、ラン、バイクやカヤックなど様々な手段で移動しながらチェックポイントを通過していくアドベンチャーレース。 瀬戸内とびしまを舞台にしたアドベンチャーレースに参加した警視庁のチーム。 最年長の重盛、若手の牧山、女性メンバーの星名らをまとめるキャップの和倉だが、スタート直前に携帯電話に「家族を預かった。返してほしければ、レース中にあるものを回収しろ」との脅迫が……。 レースの制限時間は24時間。 彼らは無事にゴール出来るのか、愛する家族を無事に救い出すことが出来るのか? 解説・林田順子 ※この電子書籍は2017年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
夏の雷音
神保町から消えた名器を巡り殺人事件が発生。 神保町のギターショップから消えた1億2000万円のエレキギター。それはアメリカのオークションで落札されたギブソン58という幻の名器だった。盗難にあった店のオーナーはその後謎の死を遂げる……。神保町にある明央大学法学部准教授の吾妻幹は生まれも育ちも神保町。愛する街で起こった謎の殺人事件を追跡することに。教え子の女子大生を助手にして調べていくうちに億単位の値がつくヴィンテージギター業界の内情、オークションの世界のからくりを知る。そんな吾妻の前に地元神田署の刑事が立ちはだかるが……。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた『夏の雷音』 の文庫版となります。