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警視庁チームが参加するアドヴェンチャー・レースで拉致事件が発生!
制限時間24時間のタイムリミット・サスペンス。
山、川、海などの自然を舞台に、ラン、バイクやカヤックなど様々な手段で移動しながらチェックポイントを通過していくアドベンチャーレース。
瀬戸内とびしまを舞台にしたアドベンチャーレースに参加した警視庁のチーム。
最年長の重盛、若手の牧山、女性メンバーの星名らをまとめるキャップの和倉だが、スタート直前に携帯電話に「家族を預かった。返してほしければ、レース中にあるものを回収しろ」との脅迫が……。
レースの制限時間は24時間。
彼らは無事にゴール出来るのか、愛する家族を無事に救い出すことが出来るのか?
解説・林田順子
※この電子書籍は2017年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
アドベンチャーレースという競技をご存じだろうか。非常に過酷なレースだ。簡単に言えばトライアスロンを大自然や町中を利用して数日間行われる過酷極まりないレース系スポーツだ。
そんな過酷な競技に参加するのが、警察管の同僚で作ったチームであり、その一人が主人公の和倉健司。広島で行われる2日間のアドベンチャーレース、いよいよスタートするかと思われたその時、和倉の携帯に電話が。
子供と妻を人質に取った、無事に返してほしければコースの途中にあるあるものを回収してこい、という指示が。ご多分に漏れず、警察には言うなという指示もついて。
レースを投げ出したくなるが、できることはただ一つ、とにかくトップで独走し、途中で目当てのものを回収するしかない。
レース展開を考えつつ家族のことで頭がいっぱいの和倉、仲間にも相談できず仲間からはいぶかしがられる。しかし、チームワークがなければレースにも勝てない。
はらはらドキドキのアドベンチャーレースのスタート。犯人は誰なのか、そして犯人の目的は?
個人的には、アドベンチャーレースというものに興味がわいた。
Posted by ブクログ
アドベンチャーレースというスポーツをこの書で知った。
マラソンやトライアスロンに、山道を走るトレイルラン、それにオリエンテーリングを足したような、しかも一昼夜もしくはそれ以上をかけて競い合う極めてハードな競技だとか。
それでいて勝敗を決めるのは、個人ではなくチームというルール。
そんな過酷なレースを実況中継のように、著者は描き出す。
それだけでも立派なスポーツ小説となるが、贅沢にも警察小説もプラスされている。
レースに参加したのは、警察官で構成したチームP。
そのリーダーは、家族を人質に取られ、ある任務を誘拐犯から強要される。チームメートに打ち明けられず苦悩しながら、ゴールを目指す。
有力なライバルチームとの優勝争いは?
誘拐された家族の運命は?
否応なく頁の先を読まずにはいられない。
スポーツ小説と警察小説とがコラボしたタイムリミットサスペンス。
Posted by ブクログ
フォローしている方の感想を読んで、手に取った一冊。
作者が得意とする警察×スポーツもののコラボ作。
広島の呉にあるとびしま街道を利用して行われるアドベンチャーレース。そのレースに参加する和倉を始めとする警視庁の4名。
しかし、スタート直前、和倉の妻子が何者かに攫われ、脅迫電話が和倉の元に。犯人の要求はコースの途中であるものを回収し、トップでゴールし、犯人に渡すこと。
果たして、和倉は過酷なレースをこなしつつ、犯人の要求に応えられるのか?
うーん…
アドベンチャーレースは、今は終わってしまった「クレージージャーニー」で知っていたので、レースの雰囲気自体は良く分かるし、その点だけを読むと面白い。
しかし、犯人の要求に応えるために、ぶっちぎりでトップを維持しなければならない状況を作ろうとする和倉の自分勝手さには、ちょっと疑問を持つ。
そんな人がリーダーでは、小説みたいにそんなに上手く優勝できる訳がない。
警察小説としても、ほとんど機能してないし、わざわざコラボにしなくても、単純にアドベンチャーレースの物語として、瀬戸内海の風光明媚な様子などが描かれる方がもっと面白かったかも。
解説にもあったが、現地に行ったことがある人間にとっては、読んでいて景色が頭に浮かんでくるのは、何とも言えない感じ。レースは出来ないが、また自転車で走りたくなったのは確か。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
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