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人気作家、堂場瞬一氏の熱いサラリーマン小説
元実業団ラガーマンの桐生は仕事にも家庭にも中途半端な生活を送っている中年会社員。同点の末、くじ引きで負けた最終試合が忘れられない。そんな時、元マネージャーだった同僚の死を知る。「俺はこのままでいいのか」 スポーツキャスターになった者、田舎で教師になった者、問題のある金融会社に入り、警察に追われている者……。
予算削減による廃部以来、離散していたチームメイトたちと、もう1度あの日の試合に決着をつけるために、連絡を取り始めた桐生。果たして再試合を迎えることはできるのか。
Posted by ブクログ 2019年03月01日
実業団ラグビーチーム武蔵野電産ラグビー部は不況の影響を受け、廃部になった。
自分たちのラグビーができず同点でのくじ引き負けとなった最後の試合をから5年が経つが、当時選手だった桐生は35歳になった今も中途半端な気持ちが燻り続け、新しい一歩を踏み出せないでいた。
そんな時、当時マネージャーを務めていた石...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月08日
ラグビーを題材とした堂場瞬一のスポーツ小説。
会社のリストラで廃部となったラグビー部のメンバーが様々な事情を抱えながら、引き分け・抽選負けに終わった5年前の最後の試合の相手との再戦を目指すストーリー。
企業スポーツ部の廃部が続く昨今に通じる内容だが、試合を実現させるまでに重きを置いているため、後半...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月12日
自分達の会社が経費削減においてラグビー部を廃部することになり
その最後の試合となった一戦で引き分け、そして抽選で負けた。
5年後一人の仲間の死に集まった彼らはもう1度あの試合を戦いたいと
再戦に向けて動き出す。
主人公の桐生を中心に様々な考えや環境のことなる仲間たちが
集まるが、事情ににより試合...続きを読む
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