水を打つ(上)

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572円 (税込)

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競泳自由形の日本記録を持つ矢沢大河は、前回の五輪の4×100mメドレーリレーでは僅差でメダルを逃がし、雪辱を期している。そこに現れたのが高校3年生の小泉速人。不穏当な言動で選手の反発を買う小泉は、新型水着「FS‐1」を身につけて好記録を叩き出す――個人競技におけるリレーとは何か、ツール(水着)とは何かを迫真の筆致で描く問題作。

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水を打つ のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 水を打つ(上)
    572円 (税込)
    競泳自由形の日本記録を持つ矢沢大河は、前回の五輪の4×100mメドレーリレーでは僅差でメダルを逃がし、雪辱を期している。そこに現れたのが高校3年生の小泉速人。不穏当な言動で選手の反発を買う小泉は、新型水着「FS‐1」を身につけて好記録を叩き出す――個人競技におけるリレーとは何か、ツール(水着)とは何かを迫真の筆致で描く問題作。
  • 水を打つ(下)
    572円 (税込)
    前回の五輪の4×100mメドレーリレーでは僅差でメダルを逃した日本男子競泳チーム。その雪辱を果たすための舞台・東京オリンピックがいよいよ開幕する。新型水着「FS-1」は認可されるのか、孤立を深める小泉はリレーのメンバーに選ばれるのか。選手、スポーツメーカーの勝利への欲望が極致に達するとき、「take your marks」――プールにスタート音が鳴り響く!

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水を打つ(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    堂場さんは警察物が最近多くて、それもとても面白いんだけど、スポーツ小説も非常にいいです。

    今回のテーマは水泳のメドレーリレー。

    北島康介を思わせるような今岡が下巻もメインかと思ってたら、そう云うことなんですね。下巻が楽しみ!

    0
    2013年06月16日

    Posted by ブクログ

    堂場瞬一さんのスポーツ小説、気に入ってます。
    上巻はスポーツ(今作では競泳)そのものの臨場感を感じるより、その背景にある選手たちの苦悩や葛藤、選手を支えるスポーツ用品メーカー研究者や水連の監督やコーチの心情、そういったものを中心に描かれているように思います。

    これから下巻を読みますが、気になるのは

    0
    2022年07月18日

    Posted by ブクログ

    物語の前半が終了したわけだけど、まだまだ話はこれから、というかんじ。
    なんとなく登場人物のそれぞれに実在の水泳選手を重ね合わせて読んでしまった。
    低レベルとはいえ水泳をやっていた自分としては、個人競技でありながらチームワークが重要だというのはけっこうわかる。リレーってやたらと盛り上がるんだよなぁ。

    0
    2019年06月02日

    Posted by ブクログ

    競泳選手としての限界が見えてきた今岡に「まだやるんですか?」と言い放つ小泉。
    孤高の王者もいいだろうが、ここまで不遜な態度だと嫌われ度も半端ではない。
    選手仲間からは孤立し、監督からは腫れ物扱い。
    誰も小泉に手を差し伸べる者はいない。
    それでも、好記録を叩きだす間は小泉を問題視する声がどこからもあが

    0
    2017年03月26日

    Posted by ブクログ

    堂場瞬一のスポーツ小説は、心を熱くさせる。
    この作品は、試合の行方一直線ではなく、オリンピックを目指す水泳チームと、高速水着を開発し選手たちをサポートするメーカーの研究者たちとの群像劇。
    悲願のメドレーリレーで雪辱を果たせるか。
    高速水着の行方は。
    『ヒート』の山崎のような、周りの人間と折り合おうと

    0
    2015年06月28日

    Posted by ブクログ

    競泳を題材とした作品。
    堂場瞬一氏の得意とするスポーツものです。
    タイムが劇的に伸びるという水着。
    次世代の選手の台頭。
    東京オリンピック。
    アスリート達の孤独感。
    いろんなものを織り混ぜて、どんどん引き込まれる感じ。

    ビッグマウスと呼ばれる新エース。
    平泳ぎということで、日本を代表するスイマーと

    0
    2015年05月23日

    Posted by ブクログ

    新水着の認可問題に揺れ選手たちが大きく影響される。
    泳ぐのは水着ではなく選手なのに、水着ばかりがクローズアップされる。
    影響されなかった人が強いわけでもないが人間の弱さを見た思いがした。
    また、水泳と言う個人競技なのに、リレーと言う種目があり、なぜか国を背負った様な形になる。
    リレーの負担の重さ、ま

    0
    2013年06月28日

    Posted by ブクログ

    レーザー・レーサーを覚えているだろうか。
    私がその名を耳にしたのは、2008年 北京オリンピックでのことだった。

    競泳に疎い私だが、従来とは一線を画すハイテク水着だということは当時のニュースで十分に知ることになる。

    水着は得てして水の抵抗をいかに減らすかをコンセプトにしているが、レーザー・レーサ

    0
    2012年09月18日

    Posted by ブクログ

    はやく下巻が読みたい!
    水着がどうなるのか、リベンジが果たせるのか、チームがまとまるのか。

    やっぱり泳ぎたくなる本。

    0
    2012年06月14日

    Posted by ブクログ

    キャラクターの造形は累計的でわかりやすい。しきりと匂わせているキャラクター的どんでん返しが下巻であるのかどうか。意識的か無意識的かは別として、人に気を遣わずに我が儘を通すことは、ある意味では強いよなぁ。スポーツに限ったことではなくて。

    0
    2012年06月09日

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