キング

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667円 (税込)

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五輪代表は誰の手に? 衝撃のマラソン・サスペンス! 大学の陸上部で同級生だった三人が、オリンピック男子マラソン代表・最後の一枠選考レースに出場する。三十歳の彼らにとって、おそらくこれは五輪へのラストチャンスだった。日本最高記録を持ちながら故障に泣かされ続け、「ガラスのエース」とも称された天才ランナー・須田は、最高の練習環境に身を置いて復活を賭ける。陸連批判をして表舞台から去り、四年ぶりに走る武藤は「俺が勝つ」と豪語。そして、優勝経験がなく、“勝ち方を知らない”青山の前には、ドーピングを勧める正体不明の男が接触してきた。青山は卑劣な手段を一旦は拒むが……。スポーツ小説の名手が手がけた、ランナーたちの人生を賭した勝負を活写する、ロングセラー『チーム』の原点ともいうべき傑作長編!

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2003年発表の作品で、著者のスポーツ小説の中でも初期の一作です。マラソン観戦が好きなこともあって、最後までハラハラドキドキしながら楽しめました。「なぜ走るのか」という問いが、「どう生きるのか」というテーマと重なり合っていて、胸にじんとくる切なさがありました。

    0
    2025年06月12日

    Posted by ブクログ

     「チーム」長距離陸上シリーズのスピンオフ。
     「ヒート」では山城の所属するチームのコーチ,「チームII」では監督となっていた須田真二郎が,現役陸上選手だったころを舞台に書かれた小説。


     実業団でランナーとして走る青山晋。大学のころに徐々に力をつけ,箱根駅伝にも三年,四年のときに続けて出場してい

    0
    2020年08月08日

    Posted by ブクログ

    なぜマラソンでこんな、ラストのスピード感が出せるんだろう。ホント、この人のスポーツものはハズレがない

    0
    2015年11月19日

    Posted by ブクログ

    堂場瞬一スポーツコレクション。
    マラソンの長編!!3人の男たち!!
    誰が勝つ?なんのために走る?
    おもしろいぜー

    0
    2024年10月10日

    Posted by ブクログ

    「チーム」シリーズを読み終えて、この作者のマラソンものも読んでみた。
    ドーピングをテーマに学生時代の同期3人の対決が描かれる。駅伝小説の前の作品であるが、終盤のマラソンの場面は引き込まれてしまう。
    その分、大会後のエピローグが若干物足りなく感じた。

    0
    2024年06月25日

    Posted by ブクログ

    ガラスのエース天才・須田と
    優勝経験がなく"万年三位"の青山、
    そして問題児の武藤。

    オリンピックの最期の枠をめぐってかつてのチームメイトである三人の
    それぞれの戦いについて青山視点で描かれている。
    金持ちの須田、陸上界から抹殺状態の武藤、
    オリンピック出場を目指している二人の

    0
    2023年01月04日

    Posted by ブクログ

    オリンピック代表をかけたレースに挑む主人公と2人の因縁のライバル。主人公にドーピングの誘いがあって。。
    いつもながらラストのレースシーンに向けて、しっかりと盛り上げてくれる。レースシーンがとてもリアルなのは、「チーム」や「ヒート」と同じ。ランニング好きにはたまらない小説です。

    0
    2021年12月23日

    Posted by ブクログ

    読んだ気がすると思いながらも、最後まで飽きずに読めました。個人対個人の長時間のレースに勝つには何が必要なのかと思いつつ、それぞれが必要な事を、必要と思えることをして行くんだなという感じがします。(やっぱり読んでると思う)

    0
    2015年10月05日

    Posted by ブクログ

    実業団のマラソン選手たちが主役。

    ホントにこんなドロドロした世界なのか?

    本番レース中の場面の描写は、さすが秀逸。

    0
    2015年09月07日

    Posted by ブクログ

    チーム→ヒート→チームⅡと読んできて、須田さんの話があることを知り手に取ったキング。
    うーん、ヒートやチームⅡの須田さんのイメージとはかけ離れてて同一人物とは思えなかった。笑
    といっても本作の主人公は青山。
    いろいろと優柔不断な青山にちょっとイライラしたけど彼の選択は間違ってなかったと思う。
    サスペ

    0
    2021年02月13日

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