あらすじ
桓騎vs李牧、運命の二日目!!! 紀元前233年 秦趙宜安決戦 圧倒的劣勢に陥った宜司平野を脱出した桓騎は、飛信隊らが奪取した宜安城へと入城。反転攻勢に僅かな希望を繋げる秦軍の要所は、赤麗城。そこには、同様に李牧の包囲を抜けた壁軍が向かったのだが…!? 趙国深部で繰り広げられる頂上決戦! 運命の夜が明ける!!
...続きを読む
舞台は中国・春秋戦国時代。戦乱の世を終わらせ、中国を統一するという目的を掲げる政(後の始皇帝)と、低い身分でありながらも、大将軍になるという野望を胸に邁進する信の物語。
主人公が己の才覚のみを駆使し、底辺からのし上がっていくという、成長ドラマ的な面白さはもちろん、本作の一番の魅力は、個性的すぎる登場人物にあります。まず、どの人物もみんな「濃い」! 勧善懲悪などありえない戦乱の世だからこそ、誰もが己の信じる道を目指そうとします。熱い魂を秘めているという意味では、敵も味方もみな同じ。徹底して「人間」を描いているからこそ、彼らの生や死がリアルな実感を伴って胸に迫ります。
また、迫力ある戦闘シーンや、ピンチからの逆転劇など、単純にわくわくするシーンも盛りだくさん。テレビ番組「アメトーーク!」の「キングダム芸人」でも取り上げられ、ますます熱い盛り上がりを見せる。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
まさかの逆撃!
最初こそ李牧の知略により趙軍圧勝の流れで始まるが、その後なんと李牧危うし。
全く展開が読めず、読者としてはハラハラさせられる68巻。
カイネ好きとしては見せ場が多くて嬉しいが、羌瘣ほどの戦闘力は無いため彼女もピンチに!
巻末おまけは桓騎将軍の過去編コメディ。
Posted by ブクログ
やっぱキングダムは一話ずつより通しで読むに限る。
736~746話が収録。
宜安城~肥下の戦い。いよいよ桓騎vs李牧が…
大詰めは次の巻かその次になりそうですが、この巻では気になることがいろいろ。
1.赤麗での壁がどうなったか。井戸に毒を入れる卑劣さ極まるというか…秦軍だけでなく未来の趙人の首を絞めるというか、ライフラインを毒で汚すことでもう誰も住めないじゃん。とりあえずやることは生前の猗窩座の道場の隣に住んでいるライバル道場の奴らレベルで卑劣やな。
2.カイネめっちゃ矢ささってるのにまだ生きてる。いやゼノウもか。ヤンジャンアプリでカイネがたたかれまくっているのがかわいそう。ところでカイネは李牧と一緒に雁門に帰れるんかな。この約束自体死亡フラグくさいけど…。
匿名
桓騎対李牧
対趙戦も終盤で盛り上がっており、劣勢の秦軍による反抗作戦から目が離せません。
桓騎軍全員にスポットライトが当たっており、改めて皆意外とやりおるなぁと楽しんで読みました。個人的にはオギコが好きなので、オギコをもっと出して欲しかったです。
Posted by ブクログ
桓騎と李牧の対決。これまで非道の限りを尽くしてきた桓騎だけれど、そうなった理由を知って少し共感。でも敵ながら高潔な李牧に勝ってほしい。壁は、かなり際どいところで一命を取り留めたようで、続きが気になります。
かんきかっこよ
李牧もかんきもかっこよすぎやしませんかね。
どちらにも正義があって、その背景があって。
感情がどっちにも大きく揺さぶられてしまいます。
次巻、この闘いがどうなるのか本当に楽しみです。
Posted by ブクログ
両大国の丞相さまが、こぞって自分の思ってなかった方向に進んだからって、相手のことを「甘く見すぎてた」というのはちと負け惜しみにも程があると思いませんかね。
きちんと対策をたてたらなんとかなったと言いたいんでしょうか。
だったら想定の範囲外と言ったほうがまだよかったと思うんだけど。
それに比べて我がお頭はヤバいほどピンチにかかわらず、堂々と構えて戦略を練っている。動揺してると部下にも見放されるということを知っているかどうかは知らんし、本当になんとかなると思ってるかどうかも知らんですが、それでもそういうお頭は大好きです。
たとえ、フラグが立っていようとも。
(注、ストーリーはさくさく進むし、お頭の斜め上展開で読み応えはあります
次巻が気になりすぎ
ついに李牧が!?
決着がつくのか?!という場面が何度かあり、ワクワクハラハラしつつ読んでいき。
やっぱり決着は次巻でした。ひっぱりますね!
ハラハラの展開
李牧の策略も凄いけど、カンキの策略も凄い!知恵比べみたい。戦略と戦略がぶつかりあうのが面白い!2人の戦いの結果、出そうで出ない‥引っ張るなぁー!
そして後書きの、カンキの一家の成り立ちマンガが、めちゃくちゃ面白い笑