すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
◼︎総括
・1日が9回ループする設定のもと、殺人事件の回避に奔走する展開が最後まで楽しめる一冊。
・限定された場面と人物の中で反復を飽きさせない構成が巧み。最後のトリックに引っかかりは残るが、全体として完成度が高い。
◼︎良かった点
1. 読み負担が低い
・ループ設定ゆえ人物も場面も大きく変わらず、疲れずに通読できる設計になっている。
2. 反復が単調化しない
・同じ一日を繰り返しながらも、同型のパターンに陥らず変化が与えられている。
・読みやすさと飽きのなさが両立している。
3. 設定自体の訴求力
・ループという枠組みが、中二心を刺激する。
◼︎気になった点
1. 終盤のトリック
・最後の仕掛けに関しては腑に落ちきらない部分あり。
◼︎向いている読者
・ループものの設定そのものに惹かれる人。
・負担なく読めて、かつ構成を楽しみたい人。 -
Posted by ブクログ
自分に優しくするなんてワードは1回も出てきてないのに自分に寛容になれる気がした一冊でした。読んで良かった。
渋い幼少期を送ってきた長谷川あかりになぜか強い親近感を覚えた
照れ屋な家族という表現がすごく心に残った。私の家族も素直な表現をあまりしないドライな空気があるが、これも「照れ屋」と考えると妙に腑に落ちた
褒められたい、期待に応えたい、頷かせたいという想いが人一倍強いことは、決して悪いことでもないのかもしれない
あの頃ああしとけば良かった、というたらればがつい口癖だが、自分という深みを形成しているのは紛れもなくこれまでの経験がつくってきたのを、認めれそう
好きの軸が際限なく一直線に伸び、時には他者を巻き込む長谷川あかりは、自身がそれに気付いていないことも含めて魅力だと思う -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かったー。なんのために顔出し、配信ありで法廷を占拠してるのか。死刑執行を迫るのか。後半でSSBCが出てきて、お、と思った。ドラマ見てるかいがあった。で、最後の方、類家に電話をしてきたSSBCの若者が矢吹と明かされて、ぶわっと涙が出て自分でもびっくり。全然そんな気なかったのに。矢吹です、の一言で一気に来た。まじでここが一番良かった。あと、古狸・立花。銃口を向けられながら、嘘人情話ができるなんて。さすが古狸。こうやっていろんな警官がいて治安が守られてんだなー。しかしスズキタゴサクが逃げたのにはびっくり。まだ続編出るんだろうか。
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Posted by ブクログ
できるなら、一気読みしたかった(^_^;)
市川憂人さん著の『ジェリーフィッシュは凍らない』は、アガサ・クリスティ代表作『そして誰もいなくなった』のオマージュと帯で謳われていたようですが、解説にもあるように『十角館の殺人』でしたね(^_^;)
概要ですが、ある研究開発チームがテスト飛行中に行方不明となり、数日後に他殺体として発見された事件から、女性警部のマリアと刑事の九条漣(レン)が事件の違和感を紐解いていく。
といったマリア&漣のペアで解決する流れになっています。ただ、冒頭に表現した『十角館の殺人』のように、二人は事件を「事後」に向き合っているため、「最中」と「事後」、そして「過去」の三つの時系列を追いかけるスタイルで、読者に様々なつながりを見せていきます。
で、衝撃的などんでん返しを読者に突きつける場面が来るのですが、数日かけてチマチマ読み進めていた私は「あれ?誰だっけか?」とフー・アー・ユー状態。大変申し訳ございません。
エピローグまでいって、ようやく状況を振り返れたので満足でしたが、記憶が薄まったら一気読みしようと思いました!
(と書いたことも忘れてしまうのだろうな…)
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