ブックライブの高評価レビュー

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  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    大好きな作品!!

    困った時は、成瀬だったらどう行動するかを考えてます。
    困ってなくてもたまに成瀬のことを思い出します!!

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    2025年12月15日
  • 33歳という日々 子なし夫婦、エリの場合

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    ネタバレ

    感情の波が大きくて、苦しいな辛いなと思いながら読んだ。だからこそ、読み切ったとき、ほっとした。

    うまくいかなくて飲み込まれそうなときの、あの感じ。
    相手の気持ちに気づいたところから、だんだん変わっていく。
    「覚悟を持って現実逃避する」のところが好き。

    主人公は、たくさんの言葉に傷つき、他者を通してしか自分を見られなくなっていたのではないかと思う。
    でも、現実逃避をして、自分の言葉をきいて、考えて受け入れて、そこから他者に目を向けて大切にできるようになっていく。
    エリが答えを出したシーンやおばあさんとの会話のシーンも好き。

    自分を大切にして相手を大切にする。簡単なようでとても難しい。

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    2025年12月15日
  • 青のフラッグ 8

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    ネタバレ

    もっと広まってほしい作品です。
    同性愛者や男女の友情についての考え方が変わるきっかけにもなるし、それぞれの思いや考えを誰かにぶつけ合う描写がとても素敵だなと感じました。
    個人的には、舞美さんの考え方がとても素晴らしいと思っています。
    トーマと太一が結ばれるまでの描写がないのは驚きましたが、その考えにたどり着くまでの気持ちは本人たちにしか分からないし、簡単には知れない。人の心は完璧には表現できない――そんな作者さんからのメッセージなのでは、と勝手に解釈しています。
    もともと同性が好きだった真澄さんは異性と結ばれ、異性が好きだった太一は同性と結ばれる。
    “性別なんか関係なく、その人だからよかったん

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    2025年12月15日
  • なぜ4人以上の場になると途端に会話が苦手になるのか

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    秀逸なテーマにギクっとして購入。
    理論上はそうとして、やや遠いアドバイスも多いが参考にしてみる。
    どちらかというと、こう意識すればうまくいく、そんな暗示効果もあるのだろう。
    深く考えない見切り発車で個人的にはいいんだろう。
    一回気になるのと入りづらいだけ。

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    2025年12月15日
  • 「静かな人」の戦略書―――騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法

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    2周目
    外交的に振る舞うが、実態内向的な自覚ありの自分。
    前回読んだ時点より、無意識にできていることが増えていると実感。
    分かりやすくアドバイスが羅列してあるわけではないが、実体験が厚めな分、自信を与えてくれる。
    元々のスキルが高いのは前提の上、いざ始まればなんとかなる。
    始まる前までの不安緊張は、内向型は皆持ち合わせていると認識するだけでも、結果が出るサイクルは早くなるだろう。

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    2025年12月15日
  • 盤上の向日葵(上)

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    ネタバレ

    時間泥棒で夜寝かしてくれません。
    注意してください!

    単純に読みやすすぎます。
    2つの話が並行して進むのにどっちも面白くて面白くて、、、、
    詰んでます。

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    2025年12月15日
  • 鳴風荘事件 殺人方程式2

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    綾辻行人先生の謎解き、やっぱり面白い!
    犯人予想は今回も外れました。
    いつか先生からの挑戦に勝ちたいですね。
    綾辻先生のミステリは読んでいると絶対に「あれ?」と思える箇所が出てきます。
    そこをスルーせずにしっかり考えれば犯人がわかるはずなんですが…些細な事すぎてついスルーしがちです。

    違和感を覚えたら書き出したりして、しっかり綾辻先生からの挑戦に挑む準備をしないといけませんね。

    次は何を読もうかなぁ。

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    2025年12月15日
  • 本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む~走れメロス・一房の葡萄・杜子春・本棚

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    ネタバレ

    面白かった。これに尽きる。
    話題になったWEB版「走れメロス」を読んだことがあり、とても面白かった記憶があった。
    普段、オモコロチャンネルをよく視聴していて、作者であるかまどさん、みくのしんさんについて知っていたこともあり、書籍版を読んでみたいと手に取った。
    本を読んでいる人の話を本で読むという未知なる体験であったが、みくのしんさんの共感力に圧倒されている間に本が終わっていた。
    私の読書経験上、読み進めている途中で「あと、どのくらいで終わるのかなー」と残りのページを気にしてしまう時間があるのだが、この本ではそんな時間が生まれなかった。

    みくのしんさんは一行一行丁寧に時間をかけて、作者の意図や

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    2025年12月15日
  • スローターハウス5

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    『スローターハウス・ファイブ』、または『子供十字軍』として知られる本作は、村上春樹が多大な影響を受けたことで知られるカート・ヴォネガット・ジュニアの代表作だということで、手に取った。

    当初は「スローターハウス」を文字どおり「虐殺の館」と解釈し、大衆性の強いSFホラーを想像していた。しかし実際には、けいれん的なタイムトラベルやトラルファマドールといったSF的装置を用いながら、戦争、そして戦争における人の死という主題を鮮明に浮かび上がらせていく作品だった。

    主人公ビリー・ピルグリムは時系列に反して時空間を生き来するため、場面ごとの関連性は薄いように感じられるが、その脈絡の無さが、本作の主題を考

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    2025年12月14日
  • カラマーゾフの兄弟(中)

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    本作は腑に落ちる答えも気持ちのいい共感も与えてくれないし、少しでも理解した気になった瞬間、容赦なく梯子を外され、「これならどうだ、お前の理屈はどこまで耐えきれるかな!」と思考の逃げ道を塞ぎながら詰め続けてくる

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    2025年12月14日
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい

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    読み始めてすぐに、私のことだ!と思い夢中になって読みました。

    カウンセリングでの会話とカウンセラーによる助言で徐々にでも思考回路が良い方へと動いているのがよく分かりました。

    だけれども、最終的に完治せず。
    モヤモヤ感は残りました。
    しかし、完治が難しいところこそが、精神疾患の辛いところだと思います。

    私もいつも自信はなく、他人から非難されることを恐れて生きている。この世の中に疲れそうになる。
    私に似た人間に今までなかなか出会うことができず、私だけがダメなんだ思っていたところに、全く似たような思考回路の人間が存在する事を知れて、安堵感を感じました。

    著者のペク・セキ様は最近お亡くなりにな

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    2025年12月14日
  • あなたに焦がれる365日

    匿名

    購入済み

    全力で

    おすすめ!!
    なんせハヤも先輩もかわいらしい。
    この作家さんのいちばん好きな作品になった。ありがとうございます。

    #癒やされる #胸キュン #ハッピー

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    2025年12月14日
  • 汝、星のごとく

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    ネタバレ

    この小説には、2つのテーマが描かれていてるように思う。1つは、自分が抱えている問題を、他人に委ねることことなく、自分自身で乗り越えていくことの強さについて。もう1つは、限りある人生の中で、何と、誰と、どのように向き合い、時間を過ごしていくのかということ。

    ヤングケアラーとして、切り離せない大人達に振り回され、幾度となく傷つきながらも、無力な自分ができる最大値を考え、家族を維持するための自分の役割を全うする。暁海と櫂の両者の心情が理解でき、特に、自分のことを後回しにしてでも、その役を生真面目に貫く暁海に感情が引きずられ、心に深く重く刻まれた小説となった。

    人生の早い段階で、簡単には消せない問

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    2025年12月14日
  • 国宝 4

    ネタバレ 購入済み

    今回も一気読みしてしまいました。市駒と彰子の一途さ、けなげさがいじらしいです。反対に、春江だけはどうにも嫌いです。映画で高畑充希さんが春江役をやってましたが、あのものほしげな上目遣いの顔を思い出してしまい嫌悪感があります。

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    2025年12月14日
  • BUILD 真に価値あるものをつくる型破りなガイドブック

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    4.5 - iPod, 初期のiPhoneの開発をリードし、また自分でもスマートホームのメーカーを起業しGoogleに売却した著者による自伝。自身の経験からくるモノの作り方、チームの作り方、会社の作り方等のtipsがまとまっており、非常に分かりやすく、面白かった。今年読んだベストの1つかも

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    2025年12月14日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    上手い!面白い!

    相変わらず、お腹?いや肛門話がますます大輪の花を咲かせ、カッコいいダンスレッスンを受講し一回目で心折れまくったり、勿体無い精神が発動したのでバンジージャンプに挑戦して白目剥いたり、師走の中クリスマスケーキをホールで五個続けて食べたり、おもしろ海外旅行の予定を組んで自分で同行者の友達にトイレ税を払ったあげくトイレを詰まらせたり、、、

    私の一生分の面白いことを100倍やってるし、それをエッセイ三部作に残してくれるなんて、なんて素敵な人なんだろうか!
    エッセイを読んでから、YouTubeで朝井氏を検索しまくり、寝る前に10分観ることが日課になるほど、ファンになってしまった。

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    2025年12月14日
  • ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫)

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    ここは血なまぐさく暴力的な世界です。
    強くならなくては生き残ってはいけません。
    でもそれと同時に、どんな小さな音をも聞き逃さないように静かに耳をすませていることもとても大事なのです。
    おわかりになりますか?
    良いニュースというのは、多くの場合小さな声で語られるのです。
    どうかそのことを覚えていてください。

    かつて加納クレタであった女


    退屈じゃないっていうのはね、つまり、余計なことを考えないですむっていうことでしょう?

    笠原メイ

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    2025年12月14日
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)(新潮文庫)

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    ウィスキーというのは最初はじっと眺めるべきものなのだ。そして眺めるのに飽きたら飲むのだ。綺麗な女の子と同じだ。

    いい木こりと言うのは体にひとつだけ傷を持っているもんさ。それ以上でもそれ以下でもないひとつだけさ。

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    2025年12月14日
  • みんななにかに縋りたい

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    依存症という文字だけの印象しか持ってなかったけど奥が深いというか何というか。
    面白かったです。
    医療的な話を噛み砕きながら名探偵ではない謎解きも現実感があって良いです。
    面白いですね。次回作も楽しみです。

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    2025年12月14日
  • 傲慢と善良

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    まず、この本に出会えて良かったと思いました。めちゃくちゃ面白かったです。実体験として近いものがあったので、共感と、自分自身に思い当たることが多く、心がざわつくというか、多少読んでいて辛くなる。そういった感覚になりました。よくこんなにリアルに描写できるなと、ただただ驚きでした。また、単に物語としての面白さだけじゃなく傲慢と善良という観点から恋愛や婚活以外でも考えさせられることが多く、読めて良かったと思える一冊でした。

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    2025年12月14日