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  • ブック・ウォーズ――デジタル革命と本の未来
    4.0
    1巻5,940円 (税込)
    〈アンディ・ウィアーは自分の幸運に目を疑った。ずっと作家になりたかったのだ。9歳のとき……以来ずっと〉(本書より)。ベストセラー小説『火星の人』の作者ウィアーに幸運をもたらしたのは、デジタル革命だ。彼は、ウェブサイトに作品をアップロードしたり、Kindle版を自ら出版したりしたことで多くの読者を得た。グーテンベルク以来、出版社という門番に認められない限り、原稿が本として広く読まれるチャンスはほとんどなかったが、今や、作品を読んでもらうために、出版社や実店舗書店を通す必要は必ずしもなくなっている。 社会学者にして、独立系出版社Polityの経営にも携わる著者は、デジタル革命が書籍サプライチェーンを破壊して創りかえた歴史を、膨大な統計資料、約180件の出版・テック業界関係者インタビューから論じる。本の全ジャンルで印刷書籍が電子書籍に追い出されることはなかった。従来型書籍産業は、GoogleやAmazonといった巨人たちと「ブック・ウォーズ」を闘う羽目になった一方で、マーケティング新技術やクラウドファンディング型・サブスクリプション型出版モデルを手にしてもいる。オーディオブックという新形式も生まれた。さらに、小説をアップロードできるソーシャルメディアで、作者と読者が直接交歓して新たな作品が創られるようにもなっている。本の未来を憂う、すべての書籍産業関係者、読者のための新たなる基本書。

ユーザーレビュー

  • ブック・ウォーズ――デジタル革命と本の未来

    Posted by ブクログ

    12章に書かれている内容がとても心温まる言葉だった。

    紙の本がなくなることはないかもしれない、と思わせてくれる。デジタル化に追いまくられる日常から自分のリズムを取り戻すためにも読書は必要とされているのかもしれない。
    ラジオと同じように、テレビや書籍も生き延びていけるような気がした。

    0
    2026年02月15日
  • ブック・ウォーズ――デジタル革命と本の未来

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    出版物である本がデジタル化でどのようになっているかについてである。自費出版、オーディオブック、ビジュアルオーディオブックなど様々な話題を扱っているが、殆どは出版社から見たものである。
     日本では、マンガやアニメがデジタル出版で多く販売されているがそれは全く扱っていない。米国での例が多くてよくわからないものもある。
     デジタル出版についての卒論を書こうとする場合は読んでもいいかもしれないが、教育への言及は全く無いので、教員養成系大学の学生にとっては物足りないかもしれない。出版社に就職を希望している場合には必読であろう。

    0
    2026年03月18日

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