すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
「万物流転」は、全33回、季刊『考える人』に長期連載された(2002-10年)。単行本(&文庫)は『養老孟司の大言論』というタイトルで、11回ずつ3分冊。本書はその3冊目、最後の11回分+番外編1回。
3冊とも書名はダミー。本書も「大切なことは言葉にならない」を論じているわけではない。目を引くのは宗教のテーマ。日常としての宗教、科学と宗教、日本人と宗教、宗教的リアリティについて論じている。お寺だらけの鎌倉に住み、カトリック系の中高に通い、たくさんの遺体を解剖してきた養老先生ならではの見方が披瀝されている。
ちょうど邦訳が出たドーキンス『神は妄想である』も俎上にあげている。ドーキンス、無神論者だ -
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Posted by ブクログ
傑作。
戦争小説を面白いなんて言いたかないが、主人公ら女性狙撃兵たちがこの後どうなっていくのか気になってぐいぐい引き込まれた。仇への憎しみ、戦いの最中の緊張感、仲間の呆気ない死、勝利の興奮と虚しさ、引き金を引く前の無我の境地。心地良い感情ばかりでないのにこの本はどうしてこれほど心を掴むのか。
それはたぶん登場人物たちに血が通っているからだろう。特に女性狙撃兵らが自身に対して卑怯でないのが良い。彼女らは教官の前で何のために戦うのかという動機を宣言する。ドイツ兵への憎しみ、殺される前に殺さねばならないという冷酷さ、戦場を生き抜き場数を踏むほど上達する殺しの技術、殺した数がスコアとして評価される戦 -
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今度こそ幸せに
公爵令嬢ベアトリスは、王太子の座を手に入れた第二王子ジェラルドの手で用無しとして殺されてしまう。
ところがその瞬間、幼い頃にループして人生のやり直しが…。
誰にも愛されることはなかったと思っていたら、父である光の公爵からの溺愛が始まった。
周りからの愛を知って今度こそベアトリスは幸せになれるのか?
そして過去の記憶通りならベアトリスを利用しようと企むジェラルドの計画はどうなるのか。
これは続きをよむべきだな -
ネタバレ 購入済み
凄い!としか言えない。
竜もデッカイが、話もデッカイ。治療の成功で、翼の開いたチューダが、安全に着水出来るような、凍らない海が必要という理由で、ディドウス、チューダ、カランバスの医師団全部が、巨大蒸気機関車で、夏の間、南大国ガナラージャへ、移動する!なんて話、カイナ・ニーナにしか、考えつかないでしょう! -
Posted by ブクログ
605円
298P
目次
Ⅰマリリンは殺されたのか?
トーマス野口(元ロス郡検死官)
スーザン・ストラスバーグ(女優)
ジーン・カーメン(友人)
Ⅱノーマ・ジーン大好き
ジム・ドアティ(マリリンの最初の夫、元警察官)
ビービー・ゴダード(義理の妹)
Ⅲ誰も知らないマリリン
シドニー・ギラロフ(ヘア・スタイリスト)
ジェームズ・ハスピール(元マリリンのおっかけ少年、作家)
エヴェリン・モリアーティ(元マリリンのスタンドイン、女優)
ジョージ・バリス(フォトジャーナリスト)
Ⅳマリリンへの伝言
シェリー・ノース(女優)
キース・アンデス(俳優)
ドン・マレー(俳優)
ダグラ -
Posted by ブクログ
多くの物語は登場人物の視点に終始するため、時にキャラが展開の都合で動く『装置』に見え、世界の広がりを感じられないことがある。
対する本作は、登場人物の『実在感』が際立つ。心理描写の積み重ねが緻密だからこそ言動に説得力があり、場面転換ごとの時間経過が描かれない『余白』を生み、彼らがフレームの外でも自律的に生きているように思えた。
だからこそ、どの人物にも自然と心を寄せてしまうのだが、彼らが少しずつ狂気へと足を踏み入れていくにつれ、自分まで一緒に底なし沼へ引きずり込まれていくような感覚に陥る。その逃げ場のない没入感は、もはや上質なホラー小説のそれだった。
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