すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
4.5 -
前著同様この方の本は、ただ読んで終わりではなく、次の日から絵の見方・考え方を実際に変えてくれるという意味で素晴らしい本。
前回は絵の構造だったが、今回は構造だけでなく絵の色彩や明暗、輪郭・形、筆触、主役、構造線という7つの観点に焦点を当てている。第2-3章で各時代ごとのこの特徴や、何故次の時代の特徴に移っていったかという背景まで説明があり、そこが特に勉強になった。
あとは当時の画材や絵の具、額縁にそれぞれ1章ずつ割かれており、非常にニッチながら大事な絵の要素として、とても勉強になった。
総じて明日美術館に行ってみたいと思わせる本だった -
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Posted by ブクログ
ネタバレ神作。
ロッキーとの別れと再会。どちらも泣きそうになった。
この作品は騙し騙され的な要素がほぼない(グレースがミッションに参加させられた経緯は騙し討ちに近いが)のですごく爽やかに読めた。
グレースとロッキーの友情はとても純粋で、胸が温かくなる。相手を思いやり、自己犠牲を厭わず助け合う。平時には軽口を叩き合う。とても素敵なバディだった。
ロッキーと別れて地球への帰路につくあたりでまだページ数がかなり残ってたことに一番不安を感じた。ロッキーがいない状況でトラブルに対処できるのか。読んでいるうちにロッキーの存在がとても大きなものに感じられていたことに気づいた。
物語の着地の仕方も良かった。グレースは -
無料版購入済み
聖女としてさんざん使い倒したあげくに最期まで酷い扱いです。悲壮なはずなのに聖女ご本人がサラっと受け流せる不思議な雰囲気。絵柄も好みとは言えないんだけど、この聖女様の持ち味になんだか合ってる気がしてきます。この運命をここからどう挽回できるのか楽しみ。
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Posted by ブクログ
時は大正時代。
柳宗悦は、陶芸家の河井寛次郎、濱田庄司らと共に日常の生活品を「民藝」と名付けて、美術品に負けない美があると提唱する。そんな彼らの生活や交わりを、柳宗悦の家で女中をはじめた17歳のサチの目線で描かれた物語。
最初は、どうにも退屈な話しだなと思って渋々読み進めていた。それが半分を超えたあたりから途端におもしろくなって後は夢中。
民藝が好きなので、黒田辰秋や芹沢銈介などがちらっと登場したことにもテンションが上がった!
サチと、声楽家の奥様、ばあやの3人の作る料理がどれも美味しそうなのもいい。それらが柳宗悦の選んだ器に盛り付けられている様子は、想像しただけで豊かで美しい。
渋々 -
Posted by ブクログ
どうしようもない。救いがない。そんな一言に尽きる。読み終えた瞬間はそう思えた。
しかし、少し時間が経って考えが改まる。
人は元来からクズはクズとして性格が決まっているのか、社会に交わることで少しずつ形成されるのか。犯罪を元々から犯すような人格なのか、犯罪といかなくとも、社会において害悪な人格が生まれるべくして生まれるのか。
横井という人間は、はなから救いがないのか。そんな人間へと善意の人間が無自覚にも形成させてしまったのか。
ニュースで犯罪者や迷惑行為をする人間を見て、「元から攻撃的な人間だ」「はた迷惑な存在だ」と自分とは無縁な人間として勝手にカテゴライズしていたが、そんな人間を生んだのは、そ -
Posted by ブクログ
安達茉莉子さんとお話ししたことがあるのだが、その人柄や話し方たるや、安心感が湧き出てくる感じ。そんな茉莉子さんの「お悩み相談の森」ならば、読むしかあるまい。とってもよかった。
「人生は、実験の連続。実験していきましょう」という一節、言葉を変えいろんな人から話を聞く。「人生は練習試合」「人生はトライ&エラー」など。やってみてなんぼじゃいと思う。
イギリスのことわざ「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない」どんなに周りはいろいろ気を揉んでも、結局は本人にしかできない…このことって、日常からよく感じている。でも、「自分が自分を信じられない時に、自分のことを自分より信
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