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ネタバレ
面白い!
全巻読了。
他の悪役令嬢ものとはまた違うストーリー展開でした。
上流階級の子息が通う学院内。そこに巷で流行っている「物語」と同じ設定の人物がいる。
王太子、王太子の側近達、王太子の婚約者、側近達の婚約者、そこに波紋を投げかける下級上がりの聖女見習いのヒロイン。
ここからが面白いところで、悪役令嬢とされる3人がそれぞれとっても優秀!揺らぐ事なく己の信念をつらぬきます。他の悪役ものと違うのは、王太子も優秀なことw あと側近達もヒロインを贔屓にはするけど常識がないわけではない。
なので圧倒的悪人がいるわけではないため「ざまあ系」ではないです。
それぞれが信念のもとどう幸せを掴むのか、それを楽しむ作品です。
礼儀知らずで問題多々あった彼女が聖女になってからの変化もみものです。 -
Posted by ブクログ
『気が利く』ことから対人関係、人間の心理を考える本。相手の心を読んで動くというのは難しいし、相手から見るとありがた迷惑かなと思って動くのを躊躇うこともあった。その時の自分の心の動きも言語化されているような気がした。
動かないと分からないじゃないか、というのは分かる。そして本著でも気が利くことを学ぶのは本番でしかないと述べられていた。怖い部分もあって動けないが、できることをやっていきたいと思う。
何より、「温かい」人でありたい。
やっぱり気が利く、利かないの判断は日々の態度というか積み重ねなんだなと改めて痛感した。自分にもこの1年、その部分ができていないことで嫌われるというか関係性を損なった人がいた。これは紛れもなく自分の責任だしどうしようもない部分もあるが、反省して今後は過ごすと決意する。
人付き合いって、本当に答えがないから難しい。
どんな仕事よりも難しい。でも仕事や何かを進めるときには人の助けが必ず必要になる。その時に助けたいと思ってもらえる人格を備えておくことの大切さも改めて感じた。
8月までの2026年を内省できた本だった.
難しい内容を噛み砕いて説明してくださっていることがありがたかった。 -
Posted by ブクログ
ちょっと面白そうと思える視点と面白そうなことを実際にやってみる行動力は感動してしまうくらい。
「崎陽軒の15個入りシウマイのお金半分出すから半分ちょうだい」という話から、「居酒屋で厳密に割り勘する飲み会したらおもろいんじゃね?」となって、実際に後日居酒屋で一人一人が食べた分を計算してる描写はとても面白かった。
あとは『神戸〜高松のジャンボフェリー』の話。
めちゃくちゃ乗りたい。船の甲板にゴザを敷いて、瀬戸内海の穏やかな海をただ流れていく船旅。とてもやってみたい。
うわー、やってみたい!がたくさんできた1冊だった。日々のちょっとした工夫でいくらでも人生は面白くできるんだなあ。 -
Posted by ブクログ
くぅ〜、また素晴らしい本に出会えた。
心温まる1冊というのはこれのことだなと思う。
自分の少しモヤっと澱んだ部分をスッと風で吹き飛ばしてくれた。素敵な人たちに導かれ、周りを明るく朗らかにするまじむの人柄に、読みながら思わず笑顔になる。
まじむの感性の豊かさに感心。
そして自分に正直になって、前を向いてどんどんと進んでいく姿があまりに素敵すぎて眩しいくらい。いろんな人を良い意味で巻き込めるというまじむの人間力の強さに自分も巻き込まれた。
何より終わり方があまりにも良かった。
おばあ、もっともっと長生きしてほしいぜ。
マハさんの読者の惹きつけ方には毎度驚かされる。
ドンと心に響かせてくる。そして、読みやすい。行ったことのない沖縄、南大東島の光景もスッと頭に浮かぶ。行きたくなるねー。 -
Posted by ブクログ
歴史にifはないという概念がある。
でも、考えずにはいられない日本があの戦争に勝った時の行く末。すべてが空想上の話にも関わらず、リアリティがあって物語の世界にのめり込んだ。
戦後の"平和"な世界から『太平洋戦争に日本が勝利した世界』に迷い込んだ省平と大二郎が元の世界に戻ろうと格闘し続ける。迷い込んだ世界の世の中の風潮に怒りを感じて、抗う小学生の姿は心を熱くさせる。
軍部による情報の隠蔽、市民生活の監視、言論の統制。負けていい戦はないが、負けないと気づくことができなかったとも感じる。何を言おうと、歴史を知った現代から無責任に言っているだけでもあるが。
元の世界に戻るために、天井裏を開ける時は読んでいる自分も手が震えるくらい緊張した。ハラハラが止まらなくて、どんどん読み進んだ。
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