すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレこの本を読んで感動し、泣きました。
タイトルを見て「ぼくは明日、昨日の君とデートする」ってどういう意味なのだろうなと思いました。明日?昨日?どっちだ?と。ですが、読むと、南山高寿は時間が普通に流れ、福寿愛美は時間が逆に流れる高寿の世界の隣の世界から来た女の子で、五年に一度高寿の世界に行ける(高寿の昨日は愛美の明日)。そのため、高寿にとって「初」のことが愛美にとって「最後」。最後の日の別れ際、愛美は「すれ違っていくんだね。」と言ったが、高寿は「すれ違ってなんかいない。端と端を結んだ一つの輪になって一つにつながっているんだ。二人で一つの命なんだ。」と約束を果たした。そして、愛美は消えた(自分の世界 -
Posted by ブクログ
ネタバレサブスクリプションとは毎月決まったお金を払うことで受けるサービスで、単なる支払方法の選択肢の一つと考えていた私に、著者は「商売を根本から変える"パラダイムシフト"なんだよ」と教えてくれる。これまでメーカーは魅力的な「物」を作って魅力を宣伝し購買意欲を促し購入してもらって商売を成立させてきた。その商売モデルは「"物"第一主義」で、製造、マーケティング、宣伝、全ての活動はそうして回っていた。一方、サブスクリプションは中心に「顧客」がいる。顧客が求める多種多様なニーズをくみ取り、それに応えることで顧客がサービスから離れることを阻止し、サービスによって顧客が成
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Posted by ブクログ
飛べなくなった空中ブランコ乗り。
先端恐怖症のヤクザ。
学部長でもある義父のカツラを外してしまいたい衝動がおさまらない精神科医。
キャッチボールができなくなったプロ野球選手。
書くたびに以前同じような話を書いたのではないかと不安になってしまう女性作家。
そんな彼らが登場するお話でした。
伊良部先生のシリーズは『コメンテーター』『イン・ザ・プール』に続いて3作品目でしたけど、僕は今回の作品が1番おもしろく感じました。
ちょっとしたことで不安になる気持ち。
不安が不安を呼んで、悪循環に陥ってしまうこと。
何気ないことで気持ちが楽になること。
でも今度はその何気ないことに依存してしまうこと。
僕 -
Posted by ブクログ
とても温かい気持ちになる読書でした。
はじめは18歳の姉が8歳の妹を義父から守るために一緒に家を出て、妹を育てながら新しい地で仕事をしていくハードな内容でした。
この姉妹の母親には腹が立ってしょうがなかったですが、周りの人達の優しさがとても素敵でした。
自分が18歳の頃を考えても、このお姉さんの決断には脱帽です。
学校の先生も卒業しても気にかけてくれるというのがありがたいですよね。
そんな風にみんなに育てられた妹がそれをしっかり認識して、自分が受けた親切を他人にしようと考えながら歩んでいるのが素敵でした。さらにそれを受け取った人が他人に親切にしているのがまたいいですね。
みんながそんな風に -
Posted by ブクログ
■SNSの規制の中身は一般的に次の三つに分類できる。
①利用者への制限
「年令による制限」が典型例。他にも規約違反をした利用者のアカウント凍結・抹消、サービスへのアクセス遮断といった制限措置がある。
②コンテンツのコントロール
規約や公序良俗に反する投稿を拒否・削除する措置。センシティブなコンテンツについて表示を「年齢/属性/嗜好」などで制限したり選択したりする措置も含む。検閲もコンテンツコントロールの一種。
③SNS事業者への賦課
アルゴリズムの妥当性検証や透明化、情報開示、開示請求への対応、モデレーションなどの義務をSNS事業者に課すこと。
■エコーチェンバー現象
話の合う友だちが -
Posted by ブクログ
その人の人となりが見える文体がとても好きだ。明るくてお茶目で、でもどこかネガティブでままならないような文章が凄く可愛くて、こりゃ応援したくなっちゃうよな…と、映画などで何度かお見かけしただけの俳優さんを読み始めてすぐに大好きになってしまっていた。「あきめるとはあきらかにすること」という素晴らしい考えも「らめ活」とかいう可愛らしい言葉に変換されていて天才かよ!!!???と思った。
少し欲張って暴走している時に、落ち着きなさい。と言ってくれるような、気持ちが沈んでいる時にちゃんと今日も起きれて偉いやん。と肯定してくれるような、どんな時も平静に戻してくれるような素敵な本に出会えた。 -
Posted by ブクログ
新書大賞2026受賞をきっかけに購入、いままで勝手な想像で解釈していたやカウンセリングについて、その奥深さカウンセラーの仕事の流儀を著者の体験を元に追っていく筋立てに引き込まれました。様々あるカウンセリングの学派の解説ではなく原論を書きたいという著者の気迫が伝わってきてカウンセリングというものの全体像を理解できました。文章も読みやすく登場するエピソードも引き込まれてあっという間に読んでしまいました。「 カウンセリングとは何か。それは生活を回復するための科学的な営みでもあり、人生のある時期を過去にするための文学的な営みでもある。」最後に登場するこの一文がこの一冊を表していると感じました。
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