すべての高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
本編を読んでいる間は星4くらいの気持ちでしたが、あとがきを読んで筆者の気持ちに感動したので星5にしました。
『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形』の時から、理性的だなと思っていた。
この本でも、書くことを生業にしてる筆者からしたらインタビューしててイラッとこないのかな?とか思ったり個人的にXをブロックしてる業界で名の知れた人2名が引用されてたり、冷静ですごいな、と思っていたのがあとがきで筆者の感情に触れられて心動かされた。
p284から引用
不愉快なのだ。人が、人の頭で捻り出し綴った文章に、敬意とお金が払われないという状況が。
一言一句同意の気持ち -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み始める前は、ハートフル系心温まる小説だと思っていた。けれど、読後にこの作品にジャンルをつけるなら、ノワールだと感じた。
この作品はフィクションだと理解しつつ、ネグレクトの中で育った友人、妾の子として生きてきた友人を作品に重ねてしまい、彼女たちにも、魂の番のような存在がいますようにと願う。
読み進めながら展開を予想するものの、その少し上をいく残酷さで裏切られ、途中で読むのが苦しくなる場面もあった。
アンさんの手紙では、涙が止まらなかった。52ヘルツの声で鳴いている人を助けるには、心身ともに満たされている人が向いているのかもしれない。けれど、その声に気づけるのは、きっと同じように52ヘルツ -
Posted by ブクログ
マンガ大賞おめでとうございます!大大大好きな作品なのですごく嬉しいです!!
3巻もすごーーーく良かった!!!1、2巻で出てきた常連さん達やモブ的存在で出てきた人が十月堂さんと絡み、色んな作品を楽しんでいる様子が読んでて楽しくて群像劇的な面白さを味わえた!
1巻のバベルの塔の話が本当に辛くて例のシーンを初めて読んだときは息が苦しくなったほどだったので、その後の彼の様子を見れて何だか救われたような気持ちがして嬉しかった。
いつもながら人物の横顔が美しくて素敵で、シーンの端々で漫画の表現は無限大なのだと思い知らされる。特に夜間飛行のシーンは素晴らしかった!
1.2巻と同様に何回も読み返したい。これか -
Posted by ブクログ
長いけど面白い!
いろんな変な奴が出てくるが、嫁も子供もいるのにサトシ・ナカモト探しのために職を辞める著者もかなり変な奴だと思う。
ビットコインを設計できるレベルの暗号界隈ってどれくらい狭いんだろうな。この本のエピソードを聞く限りどの人もサトシ・ナカモトではないように思えるけど、逆にサトシ・ナカモトがなりふり構わず本気で自分の身を隠すことに尽力したと考えるなら、やっぱり発想として近いハル・フィニーかニック・サボになると思う。
(ニック・サボがサトシ・ナカモトと同じイニシャルなことは特に偶然と考えづらい)
ある程度容疑者候補が挙げられきっていて、容疑者は全員口を閉ざしているとなると、迷宮入りが濃 -
Posted by ブクログ
なんと・・・いやいやいや。
リングとらせん、これ、2つ読んで初めて完成なんだ。
どっちかだけでも面白いけど、らせんまで読むと、もう1段階上がって完成される。表面的な物語を追っただけで何十年も「面白い!」とか言っていた自分・・てかなんで前に読んだ時、そこの部分を味わうことができなかったのか自分。
冒頭から浅川一家の話を読んだ時につい声が出てしまった。
そして・・竜司のバカ!結構好きだったのに。
30年近く前に描かれた話だけど、全然色褪せてない。リングは完全なホラーで怨念とか幽霊とか出てくる(?)オカルト。今回はもう少し現実に近くって・・貞子は映画でテレビから這い出してくるが、あんな感じ・・フィ