すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
数年前から聞いているニュース系ポッドキャスト「ニュースコネクト」の野村高文さんの著書。
私自身はポッドキャストを作るつもりはないけれど、野村さんについてもっと知りたいなーと思ったことと、あとは、ポッドキャストの活動を応援する意味も込めて、予約して購入しました。
内容は、ポッドキャストを始めるための秘訣が満載。
企画、台本のつくり方、話し方・聞き方、収録のコツ、編集、そしてマネタイズまで。
今聞いているさまざまなポッドキャストを思い浮かべながら、なるほど、なるほどーと思いながら読みました。
全体の話だけではなく、使うべき機器などの細かいことも書かれているので、本当に、ポッドキャストに挑 -
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Posted by ブクログ
職場の人から受ける精神的な攻撃に悩んでいる時に手に取って読んで、心を落ち着ける助けになってくれた本。問題の外在化ができると問題と人物評価を切り分けることができ、そのことが「特定の人が悪い」という強い思い込みを反芻している自分の認識を変えることができそう、という気づきを得られた点において、この本は精神的にやられる数歩手前にある自分を救ってくれた恩人といえる。
すぐに、かつ完全にこの考え方に切り替えることはできなくとも、「相手が悪い、なんとか言ってやろう」と思った時にこの本に書いてあることを思い返せるようになることで必要以上の消耗を抑えられるようになりたい。 -
Posted by ブクログ
久しぶりに読み直したら糖度が高すぎて突っ伏した。
こんなにトキメキ成分濃かったっけ??と混乱しつつも、めちゃくちゃ楽しんでしまった。
ラブコメだけど甘くて微笑ましいだけじゃないところが良い。
自衛隊員の恋を描くなら、彼らの覚悟や立場も作品に落とし込む。
だからこそ読む方の心も動かされる。
可愛くて強かな女と、情けなさと男気を併せ持つ男。
どのペアも素敵すぎるし、会話劇としての面白さもある。
それに有川さんの作品に登場する男キャラはどいつもこいつも男前なんだよね、内面とかセリフとか。
だからファンになっちゃう。
もう全話好きです。星が足りない。 -
Posted by ブクログ
表紙の雰囲気から、おちゃらけた本と思いながら読み始めた。
とんでもなかった。現実的かつ実践的な中小企業の戦略本だった。
著者は元テレ東ワールドビジネスサテライトとガイアの夜明けのディレクター。
上手いプレスリリースを打ってテレビに出ろ!
一流企業だからテレビに出ているのではない、
テレビに出ているから一流企業と思われるのだ!
一言で言っちゃえばこういうことだと理解したが、
中小企業がこの状態になるためには、乗り越えなくてはいけない難関があるのだ。
その説明のためにいろんな事例が出てくる。近々の企業の失敗が。
・兵庫県のPR会社 メルチェ (斎藤知事の選挙プランナー)
・電動キックボードの -
Posted by ブクログ
ネタバレ今まで読んだことのない作家さんに挑戦してみたくて手に取った1冊。
幽霊になった犯罪請負人と両親を何者かに殺された小学校6年生の女の子が、お互いの利害が一致して、それぞれの復讐のために協力する展開にワクワクした。
幽霊でいられる日数は7日間しかないのに復讐実行に余裕そうな主人公とか、両親を殺されているのにアクティブに復讐に奔走できる小学生とか、現実離れしているなぁと思いつつ、そこは小説の中の世界として楽しむ。
完全犯罪のレッスンを受けているかのような、新鮮な読書体験だった。
犯人の足跡がないトリックに対抗して、足跡のない別のトリックを実行したり、頭脳戦が良かった!
3月14日が別の年の同 -
Posted by ブクログ
2025/11/30 「太平洋戦争と銀行」☆小野圭司
太平洋戦争を「軍事」ではなく「おカネ」からスポットを当てた。軍事は「嘘=大本営発表」があるが、おカネは事実のみ物語る。しかも敗戦後もその始末が終わるまでおカネの話しは続く。
大きな疑問は「日本の国力でどうしてあの戦争が維持できたのか?」
答えは、「膨らんだバランスシート」であり、①臨時軍事費特別会計と②現地通貨借入金。国内からの調達と海外からの調達だが、どちらも巨額の借金を積み上げ、敗戦後は紙屑として借金を踏み倒した。
現在の日本国国債もいずれ同じ道を辿るのではないか。
疑問も残った。
①巨額の資産を抱えて終戦を迎えた、横浜正金銀行(3,3