ブックライブの高評価レビュー

すべての高評価レビュー

  • これがそうなのか

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    永井玲衣さんの本を読んでいると、靴の中にある小石のような、前後ろ逆になった肌着を着ている時のような、日常では見過ごされるちょっとした違和感を掘り下げて観察している気持ちになる。私にはそれがとても新鮮に見えて、もっと言葉を、世界を知りたいと思わせてくれる。永井さんの本を読んで、私の中で生まれた言葉にならない違和感を言葉で表せるようになった。これからも楽しみにしています。

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    2025年11月30日
  • 札幌誕生

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    幕末から大正。札幌が、函館に代わって北海道の中心都市になる。
    その時代を生きた5人の人生が描かれる。
    著者がふくらませた想像によって肉付けされ、過去の物語が生き生きと動き出す。
    分厚い本だったけど読みやすかった。
    また札幌を訪れたくなった。

    島 義勇:明治政府官吏。札幌市の建設に着手し、「北海道開拓の父」と呼ばれる。

    内村 鑑三:札幌農学校第ニ期生。文学者・伝道者・聖書学者。

    バチラー八重子:有珠生まれのアイヌの歌人、キリスト教伝道者。

    有島 武郎:小説家。農学者を志して北海道の札幌農学校に進学。

    岡崎文吉:治水技術者。北海道庁の技師として、石狩川の治水計画の基礎を築いた。

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    2025年11月30日
  • かがみの孤城

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    最高。この本を読んで、読書は人生を豊かにすると知った。生涯忘れない本。
    作家さんって天才。どういう脳の構造になってるのだろう。

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    2025年11月30日
  • じゃあ、あんたが作ってみろよ【かきおろし漫画付】 (3)

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    2巻の感想に書いたように
    すぐ買いに行って読みました笑

    『鎖国』
    自分の価値観に閉じこもっていて、
    他の見方や立場に気付かない様を
    『鎖国』ってのがなるほどでした。

    お互いに鎖国状態、
    どっちか片方が鎖国状態、
    どっちも衝突は必至でしょうね。
    この物語の2人は、
    その後、少しずつ『開国』してってる…

    付き合ってる2人が、
    一度は別れても、その後何人かと付き合って、
    成長してから復縁するの、
    たまに出会うけれども。
    こんな感じなのかも。

    経験が少ないうちって、
    誰もが多かれ少なかれ鎖国かも。
    人の中で揉まれて、
    傷ついて、傷つけて…って、
    繰り返してしまいながら。

    そんな中で謙虚さが少

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    2025年11月30日
  • ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで 13

    購入済み

    ニャキ可愛い

    猫好きには色んな意味で“たまらない”巻。
    ニャキのこれまでが報われてほしい。でも大丈夫。トーカと出会えたから。この出会いは運命。そして勇者達の命運は尽きた!!!次巻が楽しみでならない!!

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    2025年11月30日
  • Sランク冒険者である俺の娘たちは重度のファザコンでした 5

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    絵柄が綺麗で主要キャラが皆可愛い。

    今回は王族登場回です。
    ストーリーとしてはありきたりですが、テンポ良く進むのもあってサクサク読めます。

    纏めて見ても飽きが来ないのは良いですね。

    #ほのぼの #癒やされる #笑える

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    2025年11月30日
  • 記憶の片隅第79話【タテヨミ】

    匿名

    購入済み

    何度も読み直してます

    登場人物全員が誰かを思い遣っている最後は温かい気持ちになれる物語です。
    セリフが少ないのに絵がとても上手くて上質なサイレント映画を観ている様な感じです。
    ストーリーは現在と過去を行ったり来たりするので、読み返す度に気付きがあります。
    本当にお勧め!

    #感動する #泣ける

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    2025年11月30日
  • 恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits

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    344ページからの紅子の言葉が好き。
    「首になるのがそんなに怖い?私なんか、もう何もないのよ。全部なくなってしまった。全部取られてしまったのよ。だけどね、どうしても取られないもの、誰にも渡せないものがあります。それだけは、最後まで、死ぬまで、誰のものでもありません。それが、人の価値を決めるものです。それだけは、最後まで、死ぬまで、誰のものでもありません。立ち上がりなさい。人の誇りを持ちなさい!」

    最後の大苗梨枝の手紙を読んで鳥肌がたった。

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    2025年11月30日
  • 君を映して離さない 1巻

    購入済み

    友達が美人だと嬉しいけどその反面嫉妬や妬みも産まれちゃうよね( ̄▽ ̄;)
    だけど主人公は透明人間のように気配を殺して生きてきたんだからこれから幸せになって欲しい!!

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    2025年11月30日
  • おしかけ王子は2度おいしい 単行本版 1

    無料版購入済み

    薄幸な女性のシンデレラ物語なんだけど、物語が一工夫も二工夫もされていて面白い。
    タイトルの「2度おいしい」の意味もいろいろな意味で思わず納得です。
    女性漫画らしく作画も丁寧で奇麗。
    テンポも良く、ほんの少しのファンタジー要素も入っていて楽しめます。

    #癒やされる #スカッとする #ハッピー

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    2025年11月30日
  • 異形頭さんとニンゲンちゃん(4)

    購入済み

    きゃわーーーーーーー(♥ω♥*)キュンキュン♡*゜
    異形頭さんカッコよすぎてもう中身がどタイプなのだがどうしようꉂ🤣𐤔

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    2025年11月30日
  • なぜか人生がうまくいく「明るい人」の科学

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    ネタバレ

    心のノートみたいな本を色々読みあさってきたけど、その中でもダントツでいい。おすすめしたい。

    ありきたりな内容というよりも、知らなかったことが書いてあって実践してみようと思えた。

    例えば、「意欲的に取り組む」「勝ち負けを考えない」「まあいいかでやってみる」「完全人間はいない」「好きを極めて自信を持つ」などなど。

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    2025年11月30日
  • 公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください: 2【電子限定描き下ろし付き】

    購入済み

    やっと2巻が出たーーーー!!
    待ってましたよー(* ˊ꒳ˋ*)
    そして2巻も面白い(=^▽^=)
    最高すぎて続きが気になる!!

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    2025年11月30日
  • 黒猫の三角 Delta in the Darkness

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    最初に読んだときは、癖のある紫子と練無のキャラクターに戸惑い読むことをやめてしまったが、日を改めてもう一度読むと、個性的な二人の掛け合いがとても面白く感じた。また、紅子に萌絵と似た雰囲気を感じた。
    ミステリとしては本格とは言えず、意外性などもとくにはなかった。ただこれは2000年頃に書かれた小説であるので、最近のミステリを多く読んでいる自分にとってはしょうがないことだと思う。
    森博嗣作品の1番の面白い点はやはり、ときどき「はっ」とあるいは「なるほど」と思わされるところだと思う。

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    2025年11月30日
  • さんかくトワイライト【コミックス版】

    購入済み

    未来君がとにかく素直で可愛い

    理想のカプ誕生って感じ。原君も未来君も気持ちの変化に向き合うところが丁寧に描かれていて共感しやすかった。わたるん狡いけれど、嫌いになれないわ…委員長の存在もバランスが丁度良かったです。

    #胸キュン #共感する #ドキドキハラハラ

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    2025年11月30日
  • 災厄は僕を好きすぎる1 【SS付き電子限定版】

    購入済み

    始まりはスリル要素が強いかなって思ったけど、初めて会った人に「俺がお前を守る」「運命共同体」って言われたらキュンですよね~。次から次に災いが降りかかるのは怖いけど…なかなか読み応えありですね。

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    2025年11月30日
  • キノの旅 the Beautiful World Best Selection I

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    キノを読んでいたのは小中学生くらいの頃だけど、「人の痛みが分かる国」の話はずっと覚えていて、今もAIが話題になる度になんとなく思い出している。

    久々にキノを読みたいと思ったけど、あとがきであるように確かに巻数が多いので今から全部というわけにもいかないので、これはちょうどいいなと感じた。
    元々短編連作だから、焦らずまた気が向いた時に次の巻に行くのでもいいなと思える。

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    2025年11月30日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    おもしろかった。予想と違う展開が多くて、やめられなくて一気に読んだ。出てくる人がみんな一生懸命なのも、気持ちいい。
    最近は、章ごとに視点が変わる本に当たることが多かったのだけれど、この本は、最初から最後までずっと主人公の視点で書かれている。お話が途切れなくて、感情がよく伝わってきて、やっぱりいいなと思った。
    中学受験をした主人公と違って、ぼくは、高校受験が初めての受験になるのだけれど、ぼくの受験も、こんなふうになるといい。行きたい高校が見つかって、そのために家族にプレゼンをしたり、集中して勉強したり、大変だけど、やりたいことのためにがんばる。
    残念だったのは、『店長がバカすぎて』の武蔵野書店が

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    2025年11月30日
  • 赤いモレスキンの女

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    ネタバレ

    「ミッテランの帽子」がとても良かったので,同じ著者による本書も試してみた.

    ある朝に女性用のバッグを偶然拾った中年の書店主が主人公.いけないと分かりつつ,バッグの中身を見てしまう.持ち主に俄然興味が湧き,第三者の勘違いのせいもあり,謎の持ち主にニアミス....という大人のラブストーリーです.

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    2025年11月30日
  • 四季 秋 White Autumn

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    ネタバレ

    Vシリーズのねじれ屋敷で出てきた50歳を越えた保呂草が、いよいよ30半ばになる犀川に20年ぶりとなる久々の再会を果たすところは2シリーズを読んできたものとしては感慨深いシーンだった。

    滅多に驚くといった素振りの無い犀川が「本当に?」と驚いていたが、まあ当然だろう。
    しかし当時小学生の”へっくん”だった犀川がよく50になる保呂草に気づくものだ。
    やはり犀川の頭脳も相当な記憶力と瞬時にそれを引き出す事ができる回路を持っているということか。


    犀川自身も保呂草の胡散臭さには母親の紅子同様知っているものの、しかしそれが決して額面通りの悪ではないこともまたわかっている。そのため保呂草を庇い、保呂草は

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    2025年11月30日