すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ<忘備録・ネタバレあり>
私が憧れている人。
30代前半くらいのときに書いたものなのに、思慮深くて感性が豊かで研ぎ澄まされ、言語化能力も高くて驚いた。
自分とよく向き合い、自分自身のこと、自分は何が好きかをよく理解している。私なんて未だにわからないのに…
逃げずに内観し、乗り越えて、どんどん自分と仲良くなれている人なのだなとかんじた。
一貫して「自分は自分でいたい」という芯を感じた。自分のことがあまり好きではなく、常に「あの人のようになりたい」と思っている自分との格の違いに愕然とする。
そもそも「人と比べたり負けたくないと思ったことがなく、ただ自分自身にだけ負けたくなかった」、といえると -
Posted by ブクログ
ネタバレ潜在意識の本をたくさん読んでいる中で、なるほどな、と思ったのは、
潜在意識の書き換えを「色のイメージ」ですることだ。
人によっては難しい人もいるかもしれないけど、言葉のアファメーションとかよりも、簡単で、とにかくすぐにできるということが良いなと思った。
潜在意識書き換えはいろんなやり方がある。
自分にあったやり方を見つければなんでもいいんだろうなと思う。
著者は本当に潜在意識の書き換えは簡単にできる!と断言している。
これも素直な心(文章がそのまま反発する心なく心に染み込ませることができたら)で読めば、本の中で何度もそういった文を読むことになるのでそれもまた自己暗示になるだろうなと思った。
面 -
Posted by ブクログ
最近話題の多いAIをテーマにしたミステリー。
最後のどんでん返しが効いています。
さすが、中山七里さんですね。
あの高遠寺 円さんが、裁判官として登場するのも嬉しいですね。
東京地裁の新人裁判官・高遠寺 円は、総括判事の寺脇から、中国から提供されたAI裁判官『法神2』の検証を命じられた。
AI裁判官は、人間の裁判官が苦労して作成した文章を一瞬で作成し、その内容も遜色ないものであった。
そして、18歳の少年が父親を刺殺する事件が起きた。裁判長の檜葉は、試しにAI裁判官を試したところ、その結果は『死刑』であった。
果たして、その内容で本当に良いのか?
AIと人間の境は、そしてそれぞれの役割 -
Posted by ブクログ
ネタバレ中学校教師の森口悠子は、終業式の場で、自身の娘が事故ではなく生徒二人によって殺されたこと、そしてその犯人がこのクラスにいることを淡々と告白します。物語はその「告白」を皮切りに、関係者それぞれの視点から語られていきます。
犯人の少年たち、クラスメイト、母親など、複数の「告白」を通して事件の真相と人間関係が少しずつ明らかになり、登場人物それぞれの歪んだ心理や正義感が浮き彫りになります。特に森口先生の復讐は非常に冷酷で計算されており、読み進めるほどに恐怖と緊張感が増していきます。
復讐の是非、加害者と被害者の境界、そして「正しさ」とは何かを考えさせられる作品で、読後も強烈な余韻が残りました。単な -
Posted by ブクログ
実際に産む側の人間(性)ではないので、すべてを理解することはできないけれど、男女の違いを越えて共感する部分が多かった。
自分も子供を持たずに生きてきたので、職場が子供をいる人を優先する空気があったり、特にクリスマスなどの大きなイベントが近付いてくると、家族揃って◯◯のようなキャッチフレーズが並び、それ以外の属性の人は排除、のような雰囲気になるのが心底腹が立つ。
だからと言って無責任に子供を世に産み出すのが正しいかと言うと、きっとそうでもない。
きっとこれから先も交わることのない問いなのだろうが、同じ思いを持った人がいてくれるというだけで救われる。
女性だけでなく、男性にも読んでほしい作品。