ブックライブの高評価レビュー

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  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    友人から勧められた作品。気持ちが落ちている時には要注意。久しぶりに本を読んで夢中になった。
    情に弱く、真面目なところが自分と重なった。

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    2025年11月30日
  • 阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし

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    1冊まるまるエッセイだと思っていたら、
    「はじめに」にて、なんと姉妹それぞれが挑戦した初めての小説も読めるとのことで、小説が好きな私としてはテンションが上がった。

    小説は、みほさん作のみほさんワールドな作品も良かったし、えりこさん作の作品は、長編で読んでみたいと思わせる力作だった!

    エッセイは、姉・えりこさんの丁寧に語りかけてくるような文章も好きだし、みほさんの笑わせてくるセンスのある文章も好き。

    引越しの予定はないけれど、間取りとか物件見るのは大好きなので、阿佐ヶ谷姉妹の物件探しのお話は、読んでいて楽しかった。

    綺麗事ばっかりではなく、2人それぞれが相手の愚痴をエッセイに書いちゃうと

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    2025年11月30日
  • 正体

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    ネタバレ

    泣きそうだった。あんた犯人じゃないんかい!

    死刑囚が脱獄して逃亡する。戸籍も身分証もない。身寄りもない。そんな社会でお金を稼ぎながら、道ゆく人に、警察に、バレないよう暮らさなきゃいけない。そんな辛いことある?私だったら、労働する必要もない、ただ刑期を待つだけの暮らしの方が楽だしそうする。

    でもやってなかったら。そして生きていきたかったら。

    逃亡中にいろいろな出会いがあったね。恋もしたんだね。縋るような思いで、井尾に接近して。
    『自分を褒めてやりたい』が、本当に切ない。よくやった!!!と私もあなたを褒めてあげます。

    一気読みでした。

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    2025年11月30日
  • 悲しみの秘義

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    悲しみ、特に愛する人を喪った悲しみを知る人に、強くお勧めできる一冊。
    悲しみを知ることで、初めて本当の生を知る。
    悲しみを知ることで、本当の私に初めて出会う。
    強い悲しみを経験することは、何か簡単には言葉にできない、ある種の究極的な真理に、気づく権利が与えられるということなのかもしれない。
    この本では、悲しみについての様々な思索が、古今東西の哲学や文学、特に詩歌をよすがに、とても豊かな情感とともに、そしてとても優しい筆致で、したためられている。
    「悲しい」と書いても、「愛しい」と書いても、「かなしい」とよめる。悲しみには、その深い深いところで、ただ悲痛なだけではない何かがあって、そしてそれは、

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    2025年11月30日
  • 恋愛なんてゆるしません!

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    霧島兄弟最高

    兄も弟もタイプ違いのようで、真っ直ぐなところはとても似ている…藤堂さんの長年の想いが成就して、素敵な大人カップルが誕生した事にニヤニヤが止まりません。

    #じれったい #ハッピー #切ない

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    2025年11月30日
  • 非色

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    終戦後アメリカの黒人兵と結婚した女性主人公。出産後日本で差別に遭い、希望を持ってアメリカに行くも、もっとひどい人種差別が待っていて‥。
    差別への反骨精神。

    当時のアメリカの人種差別と生活がリアルでとても引き込まれました。
    人種差別、同じ人種間の階級差別。
    差別は本当に人の心を傷つけ、自尊心を失わせたり憎しみを生むということを深く思い知らされました。

    ラストの主人公が清々しい。

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    2025年11月30日
  • ビバリウムで朝食を 4

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    藤子・F・不二雄先生への、熱い暖かい尊敬と信頼を感じる素敵な漫画でした。四巻完結。

    本当に胸がキューーっとする、琴線にそっと触れるシーンやセリフが多くて、この作者さん大好きです。
    パーマン、チンプイ、Q太郎、そして…

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    2025年11月30日
  • 黒馬物語

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    馬は単なる乗り物ではない、話しは出来ないけど人間と何ら変わりのない生き物なんだ、ということ、を学びました。人間に愛情を持って接するように馬にも接すること。当時の馬という交通は、友人で大事なパートナーであり、馬を操るプロフェッショナルの職業が成立していた社会を学びました。

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    2025年11月30日
  • 私が大好きな小説家を殺すまで

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    ネタバレ

    梓は小説家の先生のことが好きで、先生も梓のことを好きで。だけど、先生のスランプと梓の才能、信仰が2人の関係を変えてしまった。
    先生が本当に梓の家族の代わりになろうと思っていたこと、互いを大切に思う気持ちは本物だった。最後までずっと。
    迎える結末はあまりにも救われなくて、でも2人が出会った瞬間からこの結末は決まっていたのかななんて考えてしまう。
    初めてのデート、小学校の卒業式、梓が小説を持ってきた日。先生視点があったら間違いなく数週間は引きずってた。

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    2025年11月30日
  • 世界99 下

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    村田沙耶香さん初の上下巻の長編は、ただただすごかった
    下巻では世界がリセットされ「汚い感情」のないクリーンな世界
    性欲処理や出産、汚かったり命がけな仕事をピョコルンが引き受けてくれるから心はクリーンでいられる世界
    ウエガイコク、シタガイコク
    恵まれた人、クリーンな人、かわいそうな人、最後には見えない人
    かわいそうな人のもっと下に見えない人…
    なんでこんなに穏やかな優しい口調でグサグサ刺してくるんだろう…
    人間のグロテスクさを、この穏やかな優しい口調であらわにされ、こちらの心は終始混乱するのだけれど、この長編を締めくくるラストの壮大な『儀式』では、自分が空子になったかのように静かな気持ちで没入で

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    2025年11月30日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    大学のミステリー研究会のメンバーが孤島にある「十角館」に行くと、そこで連続殺人が起こる。本土と島で展開するストーリーが絡み合い、謎が明らかになっていく。

    前に読んだことがあったのに”あの一行”を忘れてしまっていた。久しぶりに読み返し、人生2度目の衝撃。ある意味忘れていたことが幸運だったかもしれない。

    館シリーズの他作品を読んでみたい気持ちもありつつ、本の厚さにビビってる自分もいる。気が向いたら読みたい。

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    2025年11月30日
  • 勝負眼 「押し引き」を見極める思考と技術

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    一つ一つの内容は読みやすいながらも、経営としての参考になるところがとても多い。そして、本人も言ってるが、文章が上手い。
    Z世代への「悲劇感を揺さぶれ」は腹落ち。

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    2025年11月30日
  • 水中の哲学者たち

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    いつの間にか、人と会話していても「なんで?」と問うことができなくなっていたことが分かった。掘り下げて聞かないからいつも表面的な話に終始していた気がする。もっと人と対話したいな。相手の考えを聞いて自分の考えをゆっくりでも良いからぶつけたいなと思った。焦らず、言い淀んでも構わないからちゃんと伝えたいな。

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    2025年11月30日
  • 細長い場所

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    絲山秋子さんらしく、また、絲山秋子さんらしからず……ファンとしてうれしい作品だし、ここちのよいさびしさを味わえる

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    2025年11月30日
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記

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    だいぶ前に話題になっていた本を積んでいたのを、ようやく読んだ。もちろんオックスフォードでの苦労話が主なのだけれど、日本での皇族としての暮らしや父親との関係なども書かれている。随所に笑えるエピソードが入っていて、著者とそれを取り巻く人たちに親しみを感じる構成になっている。法隆寺の壁画の模写の発見エピソードなんて、それだけで一冊書けるんじゃないかと思うのに、次の章では、英国での生活の話に戻ってしまうブレのなさ。ベストセラーになるのも納得の面白さだった。

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    2025年11月30日
  • 運動脳

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    運動の大切さが分かる一冊。
    運動がどう脳に影響するのか実証例や脳の細かい仕組みも書いてあり理解しやすい。

    脳はまだサバンナにいる狩猟状態ということが印象に残った。
    農業社会から200年で一気にデジタル社会へ。この変化に脳がついてきてない状態。
    運動は脳にとって嬉しい行い。脳の発達、進歩には良い影響

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    2025年11月30日
  • 時をかけるゆとり

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    インザメガチャーチを読んでからの時をかけるゆとりでした。朝井リョウってこんな面白い人なの!?電車や休憩時間に読むべきじゃなかった。本を読んで笑ったのは初めてでした。

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    2025年11月30日
  • ヨイヨワネ うつぶせ編

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    多分、読んだ人にどこかが刺さる本。
    人や気持ち、状況によってどこかは変わると思うけど、きっと前向きになれると思う。

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    2025年11月30日
  • 離縁予定の捨てられ令嬢ですが、なぜか次期公爵様の溺愛が始まりました2【電子限定SS付き】

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    これ全年齢でいいんですか?!ってくらい糖度増し増しで全年齢の壁ギリギリな甘さできゅんきゅんしました♡

    フィオナが希少な女性魔法使いということでセドリックの葛藤は大きかったと思いますが、かなりじれじれで(使用人にはヘタレ認定されてた)なかなか進まない関係にやきもきしましたが、新婚旅行先での波乱がいい後押しになったみたいで笑
    いい後押しというにはフィオナを口説く人が多すぎてセドリックが大変なことになっていましたが、生真面目すぎて1人で思い詰めすぎるきらいがあるので少しくらいは荒療治が必要だったのかなぁと思うと納得です。

    穏やかとは言い難い新婚旅行でしたが、ちゃんと新婚旅行らしいシーンもあって仲

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    2025年11月30日
  • 噛み砕いて愛をおしえて 3【コミックス版】

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    本当に最高!
    感動して涙が溢れました!
    お互いしか見えてないからきっとこの際も幸せな未来が待ってるはず!
    最高にえっちで可愛くて最高な一冊です!
    続編もあれば嬉しい!!

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    2025年11月30日