すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
『非色』から立て続けに、シビレる作品で呆然としている。上巻以上に一気読みだった。
終盤は「自分を信じて生きるとはどういうことか?」という壮大な問いを掲げている。
エジプトの記憶が巻き戻り、歩の人生にとってかけがえのないものとなっていく展開、最後の一文の綺麗すぎる伏線回収で心身まるごと清い渦にのみ込まれた。
本を読み進めながら、自分の仕事の悩みを文章に乗せて考えていた。
何度挑戦しても自信が持てなかったのは、自分の内ですでに根拠をもって意思決定しているのにもかかわらず、
リーダーや先輩から「それは間違ってるかも、うまくいくのか?と問われたらどうしよう」という妄想が常に付き纏っていて、思った通り -
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Posted by ブクログ
audibleで。ストーリーは小学校に迷い犬が現れた出来事から始まる。日付けが前後しながら、事件の全体像が少しずつ分かってくる。警察が追う事件と島原で病に倒れている男の事情が語られるにつれ、焦点があっていく。1人の少女と男と犬。うまくいかないこれまでの3つの人生が交わり、互いを思いやる気持ちが溢れて、うるうるした。全て明らかになった時、それぞれには別れが待っていたけれど、その先にはまっすぐな道が見えた気がした。
犬好きからすると、(たとえクララに宿っていた魂があったとしても)犬と確かな絆を持てる人に"悪人"はいない、に尽きるストーリーに満足。 -
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Posted by ブクログ
最愛の妹を貶めた男に復讐を遂げた殺人犯が、7年の服役を終えて出所し、復讐相手の娘と再会してしまうというヒューマンサスペンス漫画。
どこに視線を向けても救いようのない事実が横たわっているだけなのだが、その痛々しい世界観と傷口を舐めるような背徳感が妙に心地良くて惹き込まれてしまう。粗っぽい作画が、緊張状態に陥っているキャラクターの心理や不安定な物語の空気感と見事に噛み合っていて、作品の哀愁をより引き立てていた。
ただ、1巻を読んだ時点では物語の着地点が見えず、まだ評価しきれないのが正直なところかな……復讐相手の娘を家族として迎える”人生再生物語”なのか、それとも娘による壮絶な”復讐劇”なのか、 -
Posted by ブクログ
主人公・うみ子さんの感情の揺れを、「波」で表現し、その波に対してどう行動するかを「船」で表現している所が、とてもステキだなと思いました。
衝撃をうけた時は「大波」、自虐的な言葉を使った時は「引いていく波」、集中して没入しているは時「静かな波」と、うみ子さんの感情とリンクして描いているように見えました。私にとって、このような様々な「波」の表現が、セリフや絵を補完して感覚的に伝えてくれたので、主人公への共感が深くできたと思います。
また、65歳のうみ子さんが、「船」を出すという決断(映画を撮る)をした事について、その姿がアラフィフの私には、とても眩しくてカッコ良く見えました。年齢を言い訳
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