すべての高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
ネタバレ煬帝がまだ皇太子にすらなっていない若い頃から、皇帝になり、そして殺されるまでを描く。しかし主人公は歌手の少年。翼星と呼び能力を持つ。天子が良ければ福神となり、天子が悪ければ儺神(なしん)となる。儺神は天子を排除、すなわち殺してしまう。そんな翼神を煬帝が気に入り、傍に置く。そしていろいろな事件が起こっていく。
一切史実を変えない。そこにたっぷりのエンターテインメント、創作を絡ませていく。千葉のいつもの手法だが成功の時と、失敗とまではいかないがあまりうまくいってない時がある。今作は大成功だ。面白い。
ネタバレになるのであまり書けない側、陳の人々が重要な働きをする点が嬉しい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『正体』『悪い夏』などミステリーサスペンスで大好きな染井為人さんの新刊。(ちなみに染井さんの小説は全部読んでいると思う)
板橋にある管理人の中牟田が常駐している「ベルドゥムール板橋」は、今まで一度も事故やトラブルが起きたことのない、住みやすいマンションだ。しかし、住人たちの幸せそうな生活の裏には、不倫や虐待、モラハラなどの生々しい内情が隠されていた。
同じマンションに住む3人の女性 、凛、遙香、奈津子。それぞれに抱えるパートナーに関するモラハラ、DV、結婚詐欺などの問題がリンクし合い、あるキッカケから奈津子の夫を殺し、共犯関係になっていく…。ここまで読んで、以前読んだ桐野夏生さんの『OUT -
Posted by ブクログ
内容(ブックデータベースより)
八丁堀の幸町にある「よろず屋玄武」では、占いの客を取っている柏木右京が大人気で行列ができている。
店の主・高槻左膳はその横で荒物の商売をしており、おちかは妹として商売を手伝っている。実はこの三人、京からの密偵「窺見」で、朝廷が江戸に送りこんだ間諜、つまりスパイなのだ。
「密命」を帯びた三人だが、このところ密命以外のさまざまな相談事や依頼が飛び込んでくる。ある日、十二、三歳ほどの子供が飛び込んできて、「占いなんて信じる奴は屑だ」と叫び、右京と騒動になる。
その子供は日本橋の紙商「みのや」の息子で、悩み事の解決をしてほしいということだった。話を聞けば、母親が占い師 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ2013年私はアニメ化したこの作品を見ていた。淡々を進んでいくが不快な人物がいなくて印象に残りずらいが後味がいいアニメだったと思う。逆に言うと印象が薄くて辞書を作っているシーンしか覚えていなかった。
小説を読む。西岡が辞書を作る部署で辞書作りに向いてそうなやつを探している所から始まる。
そういえば西岡はアニメだとイケメンキャラだったなとうっすらとした映像を思い出す
そして西岡は主人公である馬締と出会った
まじめな馬締。逆に辞書作り以外出版社で剥いて無さそうな人だ
荒木という辞書部の大ベテランにも気に入られて
馬締は下宿先の孫の香具矢に惚れてラブレター騒動あったりするが辞書作りは難航する
最初は -
Posted by ブクログ
物語は、音信不通だった母・百合江の昏睡現場から始まります。理恵が従姉妹の小夜子と訪ねた町営住宅で、老衰した百合江が握りしめていたのは「杉山綾子」という名の位牌。理恵は、叔母の里美に促されてその位牌の謎を知る人物を訪ねていきます。ミステリーのような導入ですが、本書は百合江の生き様を描きながら「愛」の形を炙り出す物語です。
北海道の開拓村で生まれた百合江は、奉公先を飛び出し、夢を追い旅一座に弟子入りします。一座が解散すると、百合江は弟弟子の宗太郎と深い仲になり綾子という娘を授かりますが、宗太郎は姿を消してしまいますーーーー
百合江や妹の里美、そして母のハギは苦労します。ハギに至っては文盲でルコー -
Posted by ブクログ
ミステリ要素の有るファーストコンタクト物である。 木星探査機「さいせい」が木星圏で謎の電波源を発見する。カメラに映った黒い影は人工物のようで、地球外の知的生命体の宇宙船と推測された。
彼らの発する電波の正体は、人類のゲノムパターン<遺伝子情報>だった。1万6千年前に太陽系から発せられたこの<遺伝子情報>を追って、彼らはたどり着いたのだ。1万6千年前の人類が、宇宙への送信技術を持っていたはずはない。そして、ゲノムトーカーと名付けられた異星人とのやりとりのなかで、共通の言語づくりが進んでいくのだが…
読んでいて感じるのは、アーサー・C・クラークの作品へのオマージュである。ゲノムトーカーの
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。