すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
シジュウカラのことが好きになってしまった。こういう動物の生態に関する本は初めて読んだけど、著者の鈴木さんの、鳥たちへの情熱が伝わってきてとてもおもしろい。あと、貰ったキャベツをひと玉一日で食べ切ろうとしたりする生命力というか忍耐力...?もおもしろい。笑
私は言葉が好きで、だからこそ言葉を持たない・意思疎通ができない動物には興味がもてないのだと思っていた。でもシジュウカラには言葉があるということを知り、動物や言語そのものに対する見方が変わってしまった。それは外国語を使ってはじめて外国に友達ができた日の衝撃と感動に似ている。言語とはなんだろう。口から音が出ると知った動物が、それを使って何かを他 -
Posted by ブクログ
これぞ中公新書の物語シリーズの真骨頂。一つのテーマに沿って歴史を学びつつ、取り上げられる人物の人間臭い部分も同時に知る。歴史を読むこと、物語を楽しむことが共存している感覚がとてもいい。それでいて筆者は歴史の仔細について全く妥協していず、自分の立場や意見もはっきり述べる。その態度がかっこいい。コラムを挟んで無名の人々に対して言及するスタンスについても冒頭で自ら立てた旗をしっかり見据えている行為で感心させられる。
フランス革命って偉大だな。いまの自分があるのはこれのおかげかも?と思いながら読んだ。「フランス革命」という字面をみただけでお腹いっぱいという感覚がするくらいにはその出来事の自体の偉大 -
Posted by ブクログ
とてもとても丁寧に綴られた、1人の女性の人生譚。たった一瞬の選択の失敗であまりにも大きなものを失ってしまったその後の彼女の歩む道のり。数奇な運命と狂おしいほどの葛藤が混じりあい、時には絶望に苛まれながらも、それでも息子への呼びかけを支えにして生きる日常。過去と現在を行きつ戻りつ、明らかにされないことについての想像を膨らませつつ、とてもゆっくりと読者は主人公に寄り添っていく。だから終盤の邂逅の描写は、小説的というよりも妙にリアルなものであった。単純な感涙では済まされないものであった。最後の最後で、「熟柿」の語感はそれまでの不穏なものから穏当なものへと変化する。もしかしたらこの瞬間を描くためだけに
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Posted by ブクログ
ネタバレ世界の料理が美味しそうで、どれも食べた事ないから食べてみたい!
色々な思いを抱えた人達が料理と出会い、前へ向いて歩いていく姿に元気を貰えました。
お気に入りは表題作の「オーロラが見れなくても」
大学を中退させられ、祖母の介護をずっとやらされてきた佳奈。祖母が亡くなり、父が亡くなり、ようやく一人になった。兄はいるが、全く介護に手を貸してくれず全て佳奈に丸投げ。
そんな時、テレビでみた美しい瀧を見るためにアイスランドへと赴く…
偶然出会った舞台女優・秋月千尋と過ごすうちに、アイスランドでの過ごした時間がキラキラと輝いている様に思えた。千尋の兄と遺産が半分と言う件は私もそう思います。多めに貰 -
Posted by ブクログ
長編の方が人気の刀城言耶シリーズの短編集。私自身もそうなので、長篇を先に読んだりしてますが、短編も良かったです。
登場人物や事件がシンプルで読みやすくなっているにもかかわらず、シリーズの良さである二転三転する推理や、程よく残る怪異などの醍醐味はしっかり味あわせてくれます。
それでも刀城言耶シリーズ未読の方には長編からをおすすめしますが、そもそも長編小説自体が苦手な方はこちらからでも良いと思います。もともと順番通りでなくても影響の少ないシリーズではありますが、特に今作は学生時代にかかわった事件を思い返しているような内容でもあり、最初に読んでも大丈夫かと思います。
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