すべての高評価レビュー
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地元って息苦しい時ありますよね…
特に学校での人間関係に疲れてた身としては…
美姫は五十嵐とは大丈夫そうだったけど、こゆんはもし会ったらどうなっちゃうのかなぁ? -
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うぉー、いよいよ五十嵐登場で、次回が楽しみですね〜!
こゆんの「あの頃」と今の状況は違うとは言え、自分のことを話すのに抵抗ある感じ分かるなぁ
五十嵐もその要因の一つなのかな? -
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お!今回はちょっとミナトを見直す回になったかな?(笑)
自分に依存する子ばっかり彼女にしてたけど、そもそも自分を必要としてくれる子を放っておけない気質が根元なんだろうなぁ
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Posted by ブクログ
素晴らしい本当に
折り目をつけて繰り返し噛み締めたくなるようなフレーズが頻出する
時代に逆らって本を読みたがる全ての現代人たちに捧げたい
1950年代においてもこの状況を危惧していたレイ・ブラッドベリ
現実にはもっとシームレスに、緩やかだが確実に、この未来へと進んでいっていることだろう
写本の時代から、印刷が生まれ、大衆化が進み、映像が生まれ、手軽さが重視される
脳みそで咀嚼することを忘れ、他人が消化したものを噛まずに飲み込んでいる我々は、何か大切なことを忘れてしまっている気がする
じゃあ、一体全体何が大切だったんだろう
それをこの物語を読みながら考える、読んだあと考える、そして死ぬまで考え続けたいな
ベイティーが激烈に印象的な人物だった
「さあ、やれるものならやってみろ、この安受け売りの文学かぶれめ、引き金を引いてみろ」 -
Posted by ブクログ
26年9月の記録的長雨の時に読むのにぴったりな本だった。
特に気に入った作品
・件の天気予報(宮澤伊織)
霊のやつシリーズ1作目
心霊体質の愛実と怪談師ふーこが、深夜に流れる謎の天気予報を何とかする。
シリーズ通してライトですごく読みやすい
・業雨の降る街(柴田勝家)
6年ごとに殺したものが降ってくる『業雨』が降る街で、訳ありの二人の少女が『業雨』の実験をする。
原因は地域特有幻覚とのことだが・・・
・金魚姫の物語(斜線堂有紀)
個人にだけ振り続ける不止の雨『降涙』。
建物も雨具も一切効果がなく、生きながら水死体になっていく。
・三種の低気圧(坂入慎一)
3本のショートショート集
自分に悪意を向ける人に自動的に雷が落ちる能力、降ってきた骨で寂しさを癒す、恨みを持って死ぬと台風になる
雷の話が好き
・堕天児すくい(空木春宵)
月に1回、空から子どもが降ってくる町で、それを命がけで助けようとする『掬い手』と偶然掬われた娘の話。
カガリと碧の視点を通して、町と受け継がれるものについてかたられる
・成層圏の墓標(上田早夕里)
毎日夜だけ雨が降るようになった世界で、都市伝説の『雨坊』と遭遇したことで、世界の秘密に迫る。
SF作品
・地獄の長い午後(田中啓文)
おかしくなった地獄の調査に、釈迦が極楽から蜘蛛の糸で地獄へ降りてゆく。
ツッコミどころしかしかない作品
・いつかやさしい首が…(平山夢明)
日本だけで首の雨が降るようになった世界の小学生の日記。
戦時下のウクライナ子どもを思って書いた、と思って読むと、変わる日常や理不尽な状況、それでも生きている人たちはこんな感じなのかなと思わせてくれた。
・虚空(加門七海)
トラブルで瓶に入った空の欠片を逃がした後、徐々に気象がおかしくなっていく。
まさに『超常気象』といった話。 -
Posted by ブクログ
刑務所モノは元々好きだけど、こんなにまっすぐに刑務官たちの職業的矜持や葛藤を想像したのは初めてだった。今までの作品では、(自覚なく)エンタメとして「刑務所」を消費してしまっていたのかもしれないと反省した。
日本社会には様々な問題があって、変われない組織を批判することは簡単だ。でも、どんな場所にも愚直にそして人生をかけて仕事と向き合っている人が必ずいて、そういう人たちへの想像と敬意なしに物事を考えてはいけない、と改めて教えられるような作品だった。
受刑者の介護の話は初めて触れる話題で、「刑の執行停止」についても初めて知った。刑務所も社会の一部、社会で起きていることは、塀の中でも同じ様に問題になっているのだと、当たり前のことに気付かされた。
多様な人生の選択や価値観を尊重しあえる社会になった一方で、他人に何か影響を与えることがますます憚られるようになってきている気がする。個人的にも年齢を重ねるごとに、人を変えることの難しさを学ぶばかりの日々だ。しかし火石の言葉や態度にはそれを諦めない強さと美しさがある。人の攻撃性を抑えることができる人が本当に強く優しい人だよなぁ…とクライマックスは感動しきりだった。
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お〜、どういう感じなの?
ミナトに直球投げかけた美姫だけど、その真意が気になります
ヨータは恋愛感情抜きに、ただただイイ人〜な気もするけど、どうなんだろう -
Posted by ブクログ
再読。
単なる復讐劇でないその深さに再度感動した。
セラフィマをはじめ、少女たちが銃を取る理由は「大切なもの、女性を守るため」「復讐のため」だったが、撃つ側に回るということは、同時に自らも誰かの平穏を奪う加害者になることを意味する。正義や防衛の陰で、人間性が削られていく戦争の恐怖がとてもリアルに描かれていたと感じた。
また、その中で少女たちが育む友情や連帯の美しさと、それが戦争という人を殺すための場所で生まれているという対比が読んでいて不思議な感覚にさせられた。「敵を撃て」という言葉は、命令であり、呪いであり、彼女たちの生きる証でもあったのだと思う。
単にドイツ兵と戦うだけでなく、内部の性差別や性暴力、女性を道具として扱う男性社会の理不尽とも戦わねばならなかった点も苦しかった。イリーナの教えも、イリーナ自身戦争の本質を知りながら、彼女らの尊厳を守るための防衛策だったのではないか。
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Posted by ブクログ
鬼★5 悪逆非道な現実と圧巻のアクション! 命を賭した決断に胸が震える、今年読むべき極上の社会派ミステリー #機龍警察 #漆黒社会
■あらすじ
台風下の対馬海峡、海上保安庁が不審船と交戦。棄てられたコンテナから人身取引の証拠が発見される。警視庁特捜部は解明に乗り出し、特殊義肢を扱う本川製作所の関与を疑われる。
しかしその本川製作所は、城州グループとフォン・コーポレーションによって株式の争奪戦が行われていた。一方、香港黒社会幹部の關(クワン)は、新疆ウイグル自治区で行われている虐殺を追っていた。
■きっと読みたくなるレビュー
鬼★5 機龍警察シリーズの最新作、何コレ、めちゃくちゃおもろいんですけど。実は本シリーズはこれまで読み切れていないので、全部読み切りたいと思いました。
本作は国際的な人身売買犯罪から始まり、非人道的な兵器開発という「犯罪」という言葉では足りないレベルの悪逆っぷりが描かれる。当然それをよしとしない警視庁特捜部によって捜査もされるのですが、裏舞台では政治や財界での不穏な動きもあるのです。
一方、香港黒社会の大幹部である關剣平、彼がいかにして今の人間性になったのか、悲しい過去が描かれる。そこには龍機兵や人身売買との関係性も浮き彫りとなり、今回の事件にも大きく関わってくるのです。
物語が始まっていきなりショッキングなシーン。さらにウイグル地区での数々の出来事を追っていくだけで、もう鬱気味になってしまう。あまりに地獄絵図で、頼むからフィクションであって欲しいと願うばかりです。
本作中に出てくる悪逆な行為の数々は、あまりに強烈。人を人とも思えない虐待に目をそむけたくなる。しかし歴史を見てみると、そんなにも珍しいことではない気もしてくる。いつの世も、常に一番弱い立場の者が犠牲になる。分かりやすい悪者だけでなく、もちろん政治家にも悪党が潜んでいるところも…
そして本シリーズには様々なキャラクターが出てくるんだけど、これまでどんな過去があったんだと知りたくなってしまうほど愛おしい。過去作を読まなきゃ。
特に気になるのは由起谷、姿、關ですね。物語の後半から宿敵側とのコネクションから展開していくのですが、彼らがどのような行動に出るのか。みんなひとりひとりが、生き生きと描かれています。自分の命に対して責任を持って決断している感じがする。
そしてもちろん機龍警察シリーズ、アクションもまた素晴らしい。終盤の大アクションも素晴らしいが、個人的には前半、關剣平の過去シーンでの戦闘シーンが胸に刻まれている。
あげようと思えばまだまだ良い所がいっぱいあります。この密度と解像度での、このレベルの高品質犯罪&社会派ミステリーを書かれたら、もう完全にノックアウトですよね。今年読むべきTOPレベルの一冊だと思いました。
■ぜっさん推しポイント
本作は龍機兵と呼ばれる発達した兵器によって、犯罪が凶悪化、高度化している世界の物語。さらにそれに乗り込んで戦うのは外国人の傭兵。当然、様々な方面から非難がありそうだが、これまで多くの危機を解決した事実もある。
戦争なんて反対なのは当然なんだが、もし巻き込まれた場合、絶対に負けられない。とんでもない悲惨な現実が待っていることは、本書を読むとよくわかります。しかし兵器の発達と言うのは恐ろしい。核兵器に置き換えたらどうなるんだろうか… なんて思わずにはいられなかった。
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