すべての高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
雪の夜、木挽町の芝居小屋の裏で菊之助なる若者が父の仇である博徒作兵衛に仇討ちを成した。白装束を血に染め上げて作兵衛の首級を挙げたそれを、見た者はみな立派な仇討ちだったと語った。
仇討ちから2年後、菊之助の縁者が仇討ちの目撃者である芝居小屋の人々に当時の詳細を聞いて回っていた。木戸芸者、殺陣の指南役、衣装部屋の女形、小道具製作、戯作者。それぞれ辛い過去を背負いながらもそれらを受け入れて芝居小屋という悪所を生きる人々だった。彼らが短いながらも菊之助と過ごした日々や、菊之助の仇討に対する心の内、そして最後に菊之助本人から明かされる仇討の真相。
仇討の真相は、読んでいて大抵の人はピンときたのでは -
Posted by ブクログ
ネタバレアフター・ビットコイン
: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者
(目次)
序章 生き残る次世代通貨は何か
1.過大評価されている仮想通貨?
2.期待が高まるブロックチェーン
3.中央銀行によるデジタル通貨発行への取組み
4.ブロックチェーンがつくる新たな未来
第1章 謎だらけの仮想通貨
1.すべての始まりはビットコイン
2.ビットコインはどうやって使うのか
3.ビットコインを支える不思議なメカニズム
4.ビットコインの新規発行「マイニング」の仕組み
5.1000種類以上もあるビットコイン類似の仮想通貨:アルトコイン
7.ビットコインは果たして通貨か?
第2章 仮想通貨に未来はあるの -
Posted by ブクログ
ネタバレスッキリ中国論
スジの日本、量の中国
平成最後の日の感想となりました。
この本、結構的をついているかもしれません。
列に横入りをする人をほとんど全ての日本人が注意するのに対して、それを許す中国人が何故いるか?
こういったことをスジの日本と量の中国というキーワードで読み解いています。
他にも、スジという理想がある日本と全てが相対的に決まる中国の人生観やビジネス感なども解説されています。
プロの掃除人というものがあり得る日本と掃除は負け組の人の職業という中国では、負け組の職業に誇りや倫理観を持つことが難しいという指摘も的を得ているかなと思います。
営業マネージャやらマーケティングマネージャや -
Posted by ブクログ
ネタバレ不死身の特攻兵
軍神はなぜ上官に反抗したか
特攻兵、佐々木友次氏は特攻に出撃したが、何度も生きて帰還した。ある時は自分の意志で、ある時は機体の不良で、ある時は敵を見つけられず。
その佐々木氏に何度も会って直接話を聞いた鴻上氏がまとめたのが本書です。
「失敗の本質」で太平洋戦争での敗因は良く研究されていますが、本書はそれに重なる日本の問題点を挙げると共に、丁寧に佐々木氏の話の事実関係や史実を確認しながら、命令した側の覚悟の無さや自己弁護や特攻攻撃自体の効果の薄さを語ります。
多くのお年寄りが近年の日本の雰囲気が太平洋戦争前に似てきていると話しています。
いつか来た道をまた辿らないように、個 -
Posted by ブクログ
あれ?おかしいんじゃない?と思うかどうかが、人として正しい道に進んでいけるかどうかの分かれ道になる。著者は新聞記者であり、受け取ったタレコミから、どうやって取材して、事実を明らかにしていくか、その手法まで教えてくれる。プレスリリースされたものをただまとめるだけの記事を書くのか、あれ?と思ったことを丁寧に取材して記事にするのか。著者は後者だ。公開されてる情報を丹念に丹念に調べていく。取材対象の企業人、公務員、町長などについても、その人の立場ならどうするべきなのか、どうするべきだったのか、考えながら読んだ。
公共の福祉という視点を忘れてはならない。
地方自治体は民主主義の学校というらしい。大事にし -
Posted by ブクログ
読書感想をこうしてアウトプットする機会も増えてきたので、身につく物があればと思い、嫁に勧められて手に取りました。
これまで批評という文字面は露骨な攻撃性を感じており無意識に避けていたのですが、物事を深く楽しむ技法だよ、と励まされ読み進めた次第です。
すると、批評によって面白くないものも面白くできる(面白く読めたら勝ち、というゲームにする)という解釈に触れられて感銘を受けました。
そうですよね、面白がらなきゃ損ですものね。
大変勉強になりました。後ほど細かいテクニックをまとめますが、特筆したい部分は、おおよそ下記の3点です。
批評するなら、
・切り口を決めること
・価値付けをすること
・
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。