すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ【この本を読んで感じた全体像】
経済学というと、金利・インフレ・貿易・銀行・通貨など、それぞれ別々の難しいテーマに見えがちだが、本書ではそれらが「資本主義はなぜ拡大し続けるのか」という一本の線でつながっているように感じた。特に印象に残ったのは、資本主義は単に人間がお金をもっと欲しがるから成長するのではなく、金利や借金、信用創造などの仕組みそのものによって成長を求め続けるシステムだという視点。後半ではさらに、経済成長そのものよりも「成長し続けた先で、人間や社会は本当に豊かになっているのか」という問いに踏み込んでおり、経済の仕組みを知る本であると同時に「豊かさとは何か」を考えさせられる本だった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ哲学・心理学を題材としているが、初学者でも理解しやすい内容だった。
第一夜では「もしも何々だったら」と可能性のなかにいきているうちは、変わることなどできません。という箇所が印象に残った。本気になれば、本腰を入れる時間さえあれば、といった可能性を残しておきたいだけの自分は、日常でも思い当たる所が多い。この点を理解しない限りは、時間が経ったとしても言い訳が上手くなるだけだと感じた。
第二夜では他者との競争やそれに係る劣等感について触れていた。健全な劣等感とは、他者との比較のなかで生まれるのではなく、「理想の自分」との比較から生まれるものと言及されていたが、実生活に落とし込むには理想の自分の設定に -
Posted by ブクログ
ネタバレオーディブルにて
最初の心が痛くなる出来事があり、もう聴くのをやめようかと思った
でもコメントや感想を読んで、心を奮い立たせて最後まで聴きました
途中からは一気に読み進めることができました(現金だなー)
印象にのこったところ
ラスト、春風がタクティカルペンを川に投げ捨てるかと思った
そうだとちょっと興醒めだ、と思っていたらそのまままたポケットへ
この部分の動作に人の心の弱さ、でも少しづつでも前に進んでいる、葛藤のようなものを感じることができた
そうなんだ、簡単になんでも割り切れるはずはない
りおも強気な顔を見せてはいるが、きっと奥にはいろんな感情が決心が、揺らぎが隠れているのだろう
錬く -
Posted by ブクログ
私たちは酷い目に遭っても、ブチギレて薪を割る一方で、弱いものからは搾取しないし、下の世代が自分よりさらにひどい苦境に立たされているのをみると、憐れみではなく死に物狂いで宝石箱を託す。
「死ぬまでに一回でいい。強い感情に突き動かされて、後先考えず行動して、失敗してみたかった」
これができるのが、最も恵まれた境遇なんだ。
柚木麻子の女たちが本当に好きなのは、彼女たちがしたたかで逞しくて、judgyであり、それはすなわち価値判断する価値基準を育んできた人生なんだと裏付けるから。
そして、社会や時代というジャングルを個人がサバイブする世界観であること。世界の側に因果はなくて、単にそんな海の中を泳げ -
匿名
ネタバレ 購入済み平凡なアラサー女子だった主人公だが、ある朝、目を覚ますと幼女に転生していた!?
ギルモア侯爵家の令嬢マグノリアとして生きることとなった主人公。
貴族として裕福に暮らせると思いきや、そこで待っていたのは、自室での軟禁、家族からの不遇な扱い…。
貴族の証であるミドルネームも与えられず、1歳のお披露目会も催されず、存在をも隠され、適当な所へ嫁がされる…。
そんな未来を避けるため、先ずは自立するための体力づくりと刺繍のスキルアップを目指すことに!
間者により、マグノリアの存在を知った祖父が突然訪れ、不遇な扱いを目の当たりにし…!? -
Posted by ブクログ
中学の時、朝の読書で本を読んでも面白いと思えなかったが、やっとちゃんと読めるようになって唯一好きだったのが瀬尾まいこさんの本だった。初めて好きな本で読書感想文を書いたのが、人生最後の読書感想文、中2か中3の時、瀬尾さんの卵の緒だった気がする。ひたすら感銘を受けた箇所を褒めたたえた、瀬尾さんのことが好きなのはわかったけど、読書感想文はそういうことじゃないと言われた記憶がある。
久々に蔦屋書店梅田に行ったら瀬尾さんの新刊が出ていてサイン本があったのと、はじまりのスープ、夏ゼリーだなんて、真夏に最高に惹かれるタイトルで買うしかなかった。
やっぱり読みやすくて、泣けて、爽やかで大好きな話だった
ゼリ -
Posted by ブクログ
有吉佐和子さんの短編は初めて。どの話もごくごく短いものだが流石に読ませる。
昭和の作品なので時代背景が各所に窺える。派手さはない。描かれているのは登場人物達の日常とそれにともなう細やかな喜怒哀楽。そしてそこに青い壺がある。
第一話で生み出された壺が様々な人の手を経て最後の第十三話で生み出した省造のもとに戻ってくる。「いつの間にあんなにいい古色がついたのであろう」と省造は思う。素敵な終わりかただと思う。
個人的には第九話の高齢女性達の同窓会の話が好きだった。高齢女性の心理描写とか登場人物に言わせる言葉とか有吉さんは本当にウマイ。その場面が目に浮かぶようだった。
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