すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
弥勒シリーズで まだ読んでなかった本を読んでみました。
相変わらず ビターチョコレートのような本です。
清之介や 信次郎の中にある深い侍の部分
でてくる女たちの深い女の心持ち
だけど 真面目な同心が女郎と心中した事件で
本当のホシの狙いは 信次郎の上司の転覆が狙いだなんて
そんなこと よく考えましたね!
男に縋りたい病的な願望を持つお登勢は 初めて自分の話しをちゃんと聞いてくれる おうの に心を開く
自分が欲しかったのは いつも側にいてくれる男だったのか はたまた 自分の話しをちゃんと聞いて受け止めてくれる同性だったのか
話しを聞いてもらえると 心が落ち着いて 自分の価値もわかるのかもしれ -
Posted by ブクログ
歴代中国王朝の中でもひときわ華やかで国際的な『唐』
そんな国の始まりが実の兄弟間の殺し合いであったのは、前時代である魏晋南北朝からのながれを読んできたから、とてもうなずける。
ただしそのあとの太宗李世民が、これまでの政権と違い、長期安定し世界的規模の国となった。
そしてこの巻にはスターが多い。
太宗はもちろん、三蔵法師玄奘や則天武后、玄宗と楊貴妃、安禄山がいて、阿倍仲麻呂まで登場する。高校の教科書の人物がてんこ盛りだ。
中大兄皇子と“白村江の戦い”や紙の伝来の“タラスの戦い”も出てきて、つまらない教科書では味わえない、国際色豊かな生き生きとしたエピソード満載だった。 -
ネタバレ 購入済み
純愛ですね
孤児で男爵家に引き取られたミラは瘴気を吸う特殊能力で男爵に利用され続けて来たので、余命一年という状態になっていた。偶然知り合った公爵家のアンネリーゼ様から弟のダリウスの魔力を吸うことで男爵家から救いだされてダリウスとミラの純愛が始まります。
余命宣告されながら、健気に生きているミラに段々惹かれていくダリウスと優しく世話してくれるアンネリーゼ様と関わることで、生きていく希望を見つけてこのまま幸せになるのかと目が離せないストーリー展開で孤児だったミラがいとこのラデクと再開して、実は隣国の王女と分かり本国に戻れば死を回避出来るがダリウスとは分かれるという究極の選択の中、死を選んでダリウスと生きる事を -
購入済み
かる~いノリなのに哲学を軸にしてるところが面白い。ちらりちらりと出てくる引用や思考。知の遊びなど哲学の世界に自然と興味がわきます。(2人が読んでる本とか読んでみたくなります!せめて巻末に紹介くださった1冊でも。)
二人のことももちろん、
能見先輩のお兄ちゃん、気になるよねぇ。いろいろ掘り下げてほしいです。
先生の世界観面白いです!ついていきますよ〜。続巻お待ちしております! -
Posted by ブクログ
千早茜さんの作品を初めて読んだ。文がとても読みやすく、でもどこか少し冷たさを感じるような、自分のことを少し引いた立ち位置で、客観的に見て感じたことをそのまま言語化したような文。そして、もう1つ。この物語を読みながらずっと感じていたのは、色。物語の始めからずっと、白地をベースとした地に無色透明の水を少しずつ垂らしていくような、まりえの生活。時々そこに、馴染んで溶けていく水色がじわっと広がるような色の移り変わりが連想された。決して派手な色使いではないけれど、透き通る水の中にときどき感情と共に色が混じる。まりえの理性的でありながら、自分にとって何がベストかを、経験を通じて、自ら理解していく姿が素敵だ
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Posted by ブクログ
ビジネス書から小説へ。私の価値観を根底からひっくり返した一冊。
もともと、読書にハマったきっかけは自分の知識をアップデートするためでした。
仕事に役立つビジネス書ばかりを読んでいたのですが、最近になって小説の面白さに気づき、今はすっかり小説を読みふける日々を送っています。
そんな自分だからこそ、単なるエンタメにとどまらない、確かな「気づき」をくれる小説が好きなのですが、まさにこの本がそうでした。
読み終えた今、自分のこれまでの価値観が根底からひっくり返されたような心地がしています。
「興奮するものが人と違う」
たったそれだけのことで、この世界は一気に生きづらくなる。
世間一般の「普通」と欲 -
Posted by ブクログ
ホルモー・シリーズ「二十年目の大団円、問答無用の完結編」と紹介されています。もっとも、その気になれば続きやスピンオフも書けなくはなさそうです。
『鴨川ホルモー』から20年後、未だに続くモルホーです。
鴨川デルタに渡るための飛び石の通行権を掛けた京大と同志社大のホルモーを描いた「鴨川小覇王」、東京4大学が東京タワーで行うホルモーに助っ人として参戦する京都出身の社会人を描いた「社会人ホルモー」、そして『鴨川ホルモー』の主人公・安倍や楠木(凡ちゃん)、高村たちが顔を出す「ホルモー喫茶去」の3編が収められています。
なんというか、とにかく「粋」なんですよね。読み始めるとすぐに、あの何とも言えない荒唐無 -
Posted by ブクログ
そもそもタイトルの食べ物さえ何なのか分からず、フランス料理には疎かったので知ることができて良かった。
読んでいるだけで想像力を掻き立てられ、無性にフランス料理が食べたくなる。
どのお話も好きだけど、やっぱり最後の「割り切れないチョコレート」のお話が特に良かった。
そういう意味のタイトルだったのかと分かると、優しさがじんわりと心に染みてきた。
お腹が空く作品であり、ちょっとしたミステリーもあり、それぞれの物語にスッと入り込める。
優しい気持ちになったり、ちょっとウルッとしたり、色々な要素が詰まっていてとても読みやすかった。
フライングで2シリーズ目のヴァンショーをあなたにを先に読んでしまったけど -
Posted by ブクログ
依存症からの回復過程は紆余曲折あり一筋縄では行けない。回復過程で色々な心理過程を経て回復する。治療者としても、その回復過程に付き合えるのは幸福であるが、なかなか治療者がどうすればそれを支え切れるかはいつも悩む。依存症は依存行為が止まれば解決ではなく、その背景にある生きづらさにどのように向き合い、自分の中で整理すること、つまり言語化することに尽きる。治療者が自助グループに参加することはそれを学ぶためである。本書は一人のクレプトマニアの回復過程を赤裸々に語った書として類書にはない迫力があり、学ぶことが多い書であった。依存症に関わる人には必読と思われた。
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