すべての高評価レビュー
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こんなモラ男予備軍のどこがいいんだよ、と思いながら読み始めたのに、読み終わった時には頼くん好きになってました笑 なんてすごい作品構成なんだ…。一見今の流行りのタイプに逆行するかのような亭主関白さですが、ちょいちょい見せる弱さや本音にキュンとさせられます。これは、よりを戻すしかないんじゃないでしょうか、主人公w
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Posted by ブクログ
米軍が硫黄島砲撃を開始したのが、昭和20年2月16日。以降、延べ11万1千人の大軍を上陸さる。
対する2万1千人の日本守備隊は地下壕に身を潜めながら徹底抗戦したが、ほぼ壊滅状態になり、3月半ばには、わずかな残存兵が決死の突撃を行い、壮烈な最後を迎える。
そんな中、海軍司令部壕で、アメリカのルーズベルト大統領に対して1通の手紙をしたためた男がいた。
彼の名は市丸利之助。海軍少将で、「予科練」生みの親と言われた有能で人格的にも優れた人物である。
彼が書いた手紙「ルーズベルトに与ふる書」には、アングロ・サクソンによる世界支配に対し、日本は東洋の解放を目指していたこと、真珠湾攻撃を始めるまでに追い詰め -
Posted by ブクログ
“You’re so cute!”(あなたはかわいい)
“Perfectly imperfect”(完璧じゃないから完璧)
-CHAI N.E.O.より-
"ぜんぜんダメで パーフェクなわたしたち"
タイトルとカワイイイラストに惹かれ、手に取った。
山田由梨さんの言葉、考え方、すごく共感した。
自分と価値観がとっても近いと感じた。
適応障害と診断されて約2ヶ月。
好きな読書すら出来なかったワタシが、ちょっと気分がいい時に開いてすらすら読めた。
「セルフラブ。」
「みんなの休んでいいんだよ大臣になりたい。」
素敵な言葉と自分を愛するためのきっかけの言葉が散りばめられ -
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にゃん吉、非常に腹立たしいし、私の家に来たらすんごい嫌だけども笑、でも毎日に張り合いのなさを感じてたオヤジさんにとってはこれはいい喧嘩相手なのだなと納得させられる猫ちゃんでした。しかしこのオヤジさん、なんだかんだにゃん吉のこと常に考えていて、面倒見のいい人なんだなぁと感じざるを得ません笑
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Posted by ブクログ
犯罪者は"同情"すべき存在。
牢屋で人権を奪った生活をさせるのではなく、穏やかに快適な時間(刑期)を過ごせるようにと、大都会のど真ん中に、"シンパシータワートーキョー"という超高層刑務所タワーを建てる。
主人公は建築家の牧名沙羅。シンパシータワートーキョーの設計を担う。
彼女の、言葉や思想への固有の態度から、その天才ぶりに惹かれてしまった。いかにも芥川賞を攻略した作品、という風が終始吹いていて格好良かった。
このわかりきれない心地よさは、映画「君たちはどう生きるか」を見終わった時のそれと似ていて、とても好感を持てる。そして映画同様に、この作品も評価が -
Posted by ブクログ
ネタバレ短編集
・出会いなおし
人と何度も出会いなおす
時間が経てばそれぞれ色んな人生を歩んでいくなかで、自分の知っている相手ではなくなることもある。
それは悪いことではなく、同じ人に何度も出会い直し、そうして立体的になっていくんだと思った。
・カブとセロリ
顧客対応と重ねてしまった。
時には正直に、相手と向き合うことが大事だとおもった
・むすびめ
物事の感じ方は人それぞれ。些細なことでも深く傷ついたり後悔していることってあるよな、と。
それで勘違いしていることもある。
昔のこと、気にしていたこと、言いにくなったこと、今だと言葉にできることもある気がする。伝えられる人には伝えていこうかな。
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