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Posted by ブクログ
ネタバレ大学生の時に初めて呼んで、初めて感動して泣いた本。
愛は利他的でないといけないのかという問題提起なのか。罪と罰の話もあるけど、自分は愛とはなんだいうほうに目がいった。
ふみちゃんが傷つけられて本当に悔しかったんだと思う。大事な人を傷つけられて、やり返すことをあなたのための復讐だと言われ、じゃあこの気持ちは自分のためなのかと思い詰める。
ふみちゃんを大事に思う気持ちは偽物なのかという苦悩から、人のために泣くことができないって本当かという問いかけが出てくることが主人公の気持ちが痛いほど伝わってきて、読み進めるのが辛かった。
愛とは純粋な自己犠牲ではないこと。
利己的か利他的かという二択ではなく、「他人の存在が自分の感情の一部になってしまうこと」
ゆえに自分が傷つく可能性を引き受けることでもある。
エゴもある。執着もある。自分勝手さもある。相手が必要だから苦しい。相手が傷つくと自分が苦しい。
そんな不純なもの全部込みで、
「それでも、その人が大切なのであれば、それ愛と呼んでもいいのではないか」いう優しい答えなのかな。
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