【感想・ネタバレ】暗黒の瞬間のレビュー

あらすじ

30年以上のキャリアに幕を引くことを決意した、ベルリンの刑事弁護士エーファ。凄腕で知られる彼女は、多くの忘れがたい事件を手がけてきた。11人が被告人となった裁判で1人だけ無実の者がおり、全員がそれは自分だと主張している。1人を救うため10人を無罪とすべきか。厄介だがよく議論される類の事件だと思われたが……。ひとつの証言、発見、弁護活動でその姿が一変する平凡な裁判、そして異常な裁判――。驚異の新人による、息を呑むような完璧なる連作短編ミステリ!

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Posted by ブクログ

連作短編小説ですが、海外ミステリーでここまで連作短編小説の出来が高いの始めて!

連作短編小説としての仕掛けも良かったが、ひとつひとつの話も切れ味鋭く最後まで飽きなかった。

そして今作がデビュー作とは天晴です!!

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2026年04月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

評判通り、まさに驚異の新人。今から続編が待ち遠しい。

ひとつひとつが忘れがたい。瞬発力と持続力を併せ持つ連作短編。

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2026年04月16日

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凄いとしか初めの感想はなかった。
ドイツを拠点に活動する刑事弁護士が主人公の連作短編集。其々主人公が関わった裁判と裁判に導く描写が凄い。また自分の仕事に誇りを持って事件に邁進する姿が好ましい。夫のぺーターとの関係性も素晴らしく、ノンフィクションかと思い違いした程だ。どの章も凄いが、「自白」だけでも読んで頂けたら、、一章を置いて伏線回収の章があるがそれがプロローグに繋がるという、各章も計算され尽くしてあり、お勧め度はマックス。

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2026年04月15日

Posted by ブクログ

鬼★5 いかに悪魔になってしまうのか… 法の隙間から漏れ出た人の醜さを描いた犯罪小説 #暗黒の瞬間

■あらすじ
ドイツの刑事弁護士であるエーファ・ヘアベアゲン。凄腕弁護士の彼女が担当した事件と弁護を認めた物語。まもなく引退が近い彼女は、これまでの加害者の害悪性と法律で解決できることの差異に罪の意識が芽生えていく。

■きっと読みたくなるレビュー
鬼★5 正当防衛、過失、少年犯罪、偽証など、刑事弁護士が法の隙間から漏れでた人間の醜さを描いた犯罪小説。

誰しも人を傷つけることなく幸せに暮らしたいと思っている。でも決して犯罪はなくならない。どうして人は犯罪に手を染めてしまうのか… 心が空っぽになった瞬間に人は悪魔になってしまうのです。そんな人間たちを刑事弁護士からの目線をとおして、物語が綴られています。

また本作は弁護士エーファ自身も事件に関わってしまうのが特徴的。自身が担当する事件の依頼人を思ってする行動が実は… といったことがありがち。しかしそれは正義感から故の行動、でも少しずつ精神が腐食していくのを感じるんすよ。弁護士だってひとりの人間、身近で素朴な人に違いないんです。

また本作は人間ドラマだけでなくエンタメとしても楽しめる。作品それぞれにテーマがあり、驚きの真相が待ち受けます。読んでると実際にありそうなのよ、しかも綿密で淡々とした筆致で書かれるから現実味がありすぎる。

■おすすめ短編レビュー
・生かしておく
兄を殺害してしまった女性作家の物語、長年兄から虐待を受けていたらしく…
何が正義で何が犯罪か分からなくなる、なんか胃が痛い。終盤のエーファ目線での語りがやたら事務的で印象的。

・人食い
人肉を食べたという男が捕まる。メディアは大騒ぎとなり裁判が注目されるが…
世間は面白いことが大好きで、本当に困っている人に手を差し伸べてくれないよね。腹立たしくて涙が出そうになった。

・強姦
集団強姦の事件、目撃者の証言より11人中1人だけが無実がいるらしい。全員が無実を主張すると…
誰が可哀そうなのかコンフュ状態。犯罪が起こると関わった人全てが不幸になっちゃうよね、虚しい。

・自白
母殺しの容疑者である夫、どうやら妻が犯した罪をかぶっているようで…
人間の邪悪性に、ただただ途方に暮れてしまうよね。人間不信に陥らずにはいられない。

■ぜっさん推しポイント
読み終わってからタイトルを見ると… シンプルかつ核心をついてますね。きっと根っからの悪い人なんてほとんどいない。普段は家族を愛し、友人のために時間を当てられる優しい人たちに違いないんです。

人生がしんどくなった時、どのように心の隙間を埋めるのか、自身の倫理観を守るのか。難しいことだと思うけど逃げないようにしたいと思いました。

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2026年04月13日

Posted by ブクログ

1本の短編で、長編小説が書けるような気がする
電車で読みながら茫然としてしまった
罪が確定しても、誰も幸せになんかならないことも多いんだろうなあ

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2026年04月01日

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ドイツ、弁護士の回顧録的連作短編集。強盗を銃殺した件や母親殺しなど。

大変面白かった。事件一つ一つに癖がある上に短編の中に大きなひねりがある。そして彼女のトラウマとなっているシュテファン・ハインリッヒの件とは何か?分かるとすべて腑に落ちる。

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2026年03月26日

購入済み

60代の女性弁護士が主人公の連作短編集。彼女が携わった事件と裁判を遡りながら、彼女の大きな決断にたどり着きます。仕事への熱心な姿も繊細な心理もリアルでのめり込んで読みました。

#深い #カッコいい #ダーク

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2026年03月23日

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ネタバレ

これはすごい!!
「人が罪を犯すのは、人生における最も弱く、最も暗い瞬間です」という作者の言葉通り、人間の暗い面が描かれた法廷ミステリ。ひとつひとつの短編は短く読みやすい。早々に主人公は過去の事件を引きずっていることが示唆されつつ、彼女に何があったのか、とひきこまれる。最後円環が閉じるように幕が下ろされ、重い余韻が感じられた。

主人公エーファはときに過剰ともいえるほど真摯に事件や真実に向き合う。残虐で救いようのない事件でも、淡々と語られるのは弁護人であるエーファの視点ゆえだろう。
ウガンダ人の犯罪と彼が作り出した結末。ひとりの無実の者を救うために、十人の罪ある人間を無実にしてよいのか。事件のその先には、被害者や加害者の人生がある。白黒はっきりしないグレーの領域と後味の悪さが印象に残っている。

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2026年03月11日

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ドイツの法学者が書いた弁護士が主人公のミステリ小説。三宅夏帆さんおすすめで読みました。
原告の言い分を逆手に取って依頼人を救おうとしたりと、法学に精通している著者だからこそ書ける物語だなぁと感じます。
短編ミステリ集ですが、どの物語も初めて読む新鮮な設定です。とても面白い!

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2026年03月09日

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ネタバレ

法律家が書いたミステリということで、シーラッハを連想もするが、また別の後味。主人公が60代女性であるからか。また、その主人公の、事件に対してや自分の人生に対しての迷いや葛藤がリアルに描かれるからか。面白かった。

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2026年02月25日

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めちゃくちゃ良かった。

犯した罪と、
それに対する償いや罰が
どうにも釣り合っていない世界は、
終始、不安定なままだ。

それでも連作のラストで示される
主人公の決断が、
その揺らぎきった世界に
一瞬だけ、澄んだ空気を通すようで
不思議と読後感が悪くない。

この本に出会えて本当に良かった。

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2026年02月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これは面白い〜!
凄すぎた。9編あって、それぞれ短い話なのにこんなに濃密なストーリーを描けるなんて!
数行読むだけで一気に引き込まれて最後まであっという間だった。こんなに面白いのは勿体ないからゆっくり読みたい……けど気になって読んじゃう。
前評判通りです。
浅井晶子さんの訳が素晴らしく読みやすいのもあってほんとに一瞬だった。

どの話が良かったかと言うと全部になる。
その中でも特に良かったのは「塩」
この話から物語全体が繋がった感覚がした。
典型的な形で進むのに情報の出し方がほんとに上手い。余分なことが少ないのに余白がいっぱいあるように感じられる!すごい。
育児を押し付けるクソ男に責任転嫁されても、罪を感じている彼女は否定せず罰を受けようとするが……これの裁判結果は普通ならスッキリするはずなのにってところが本作全体の魅力ですね、シンプルでオーソドックスなのに面白い〜!
「強姦」と「少年兵」もかなり面白い。
どの話も終わりで安心させてくれないのがいい。

そしてやっぱり主人公の人物造形がいいですね。
60代の女性で、パートナーがいて、仕事人間でって感じがいい。
続きが出るらしいのも嬉しい。
これは読みたい!

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2026年02月21日

Posted by ブクログ

『暗黒の瞬間』プルーフ版先読みキャンペーンに
当選して読みました。

読み始めてから、2日で完読。
この小説の中に出て来る人たちの行く末が気になり、通勤のカバンに入れ、通勤時やお昼休みに読みました。
登場人物は皆、知人たちであるかのようでした。

人の、他人には知られたくない、
見せたくない部分を曝け出すのが法廷。
その場で露わにされていきます。

正義、悪意。
弱さ、エゴ。
緩慢、狡猾。

加害者を守るのが弁護士という仕事ですが、
これまでいろいろな事件のニュースを見て
「なぜこんな非情な犯人を弁護するんだろう。」と思うことが多々ありました。

今回『暗黒の瞬間』を読み、『完全ではない裁判』があり、誰かを守りたい、誰かを罰したいという人の気持ちは、天びんの上において正確に秤ることができないのだと認識しました。

何度も出てくる“シュテファン・ハインリヒ” という名前。
全ての話しにその人物への贖罪の気持ちが根底にあるのだけど、
果たしてその気持ちがその後の裁判に生かされているのだろうか?という疑問もありました。

それもまた正確にはかれない人の気持ち、それぞれの正義なんでしょうか。
読者が “この話しの結果はこうなって欲しい” と思う(願う)方向とは
違う方に振れてしまうのも、それぞれの正義なんでしょう。

手元に置いて、これから何度も読み直しをしたい小説です。

ミステリーの新しい作家さんの誕生がうれしいです。

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2026年02月17日

Posted by ブクログ

東京創元社の先読みキャンペーンに応募して発売前のプルーフ版ってやつを読ませてもらいました。

連作短編形式の法廷ミステリという点では確かにシーラッハ系。けど、シーラッハ作品よりは人の温かみがあって幾分エンタメ寄りで、文章もマイルドで読みやすかったです。

何のための罪を誰のために裁くのか?って問いが読後じんわり身体に染みてきて、「良い本を読んだな〜」っていう満足感がある。第1の事件〜第7の事件が重なり合った上で第8の事件が決定打となって、遂に「私の暗黒の瞬間」である第9の事件に向き合うための扉が開く…っていう構成がバチッと効いてる。
且つ、一つ一つの短編がキャッチーで面白く、“これ多分最後に何かヤバいことが待ってるぞ”っていう予感でページを捲らせる牽引力もあった。

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2026年01月11日

Posted by ブクログ

SNSで見掛けて気になっていた作品。

30年以上のキャリアに幕を引くことを決意した、ベルリンの刑事弁護士エーファ。凄腕で知られる彼女は、多くの忘れがたい事件を手がけてきた。子供を誘拐して少年兵として訓練してきたウガンダ反政府軍の元兵士、己の性的欲求を満たすため人肉を食べた学校教師、不倫で奪った男の子供に危険な量の塩を食べさせた女子大学生ー…。
ドイツを舞台にした法と罪を巡る連作短編集。

タイトル通り、まさに「暗黒の瞬間」が描かれていて、人間の弱さ、身勝手さ、狡猾さを改めて思い知らされた。
特別な悪人が出てくるわけではなく、猟奇的とか非現実的なことが描かれているわけでもなく。
「自分を守るための嘘」や「その場の感情」、「ちょっとした欲」みたいな、誰でも持ち合わせているものの積み重ねの結果が「罪」に繋がるというリアルさが怖かった。
「法」がテーマなので正しさと感情がせめぎ合う構図に強く心を揺さぶられ、読み応えがあった。

短編集ってサラッと読める分、内容を忘れがちで( 'ᵕ' ; )
でもこちらは1つ1つの事件に重みがあって、いつまでも心に残り続ける感じがしたし、何より物語の構成が私の好みど真ん中♡
特に第4の事件、第7の事件、第8の事件が印象的で「そう来るか…!」と、静かに打ちのめされた。

罪を犯した人だけではなく、弁護士エーファの内面がしっかり描かれていることで、結局人ってどの立場にいても人間でしかないんだよな…と感じた。

人は誰しも間違いを犯してしまう。
大切なのは、その事実にどう向き合うかだ。

ドイツでは5月に続編が刊行されるそうで。
日本でも刊行されたら絶対読みたい!\( ˆoˆ )/
短編集が苦手な方にもオススメです✧*。

✎︎____________

人を罰するのは法廷のみではない。世間もまた罰を与える。最も厳しい裁きは、たいてい裁判官の口からではなく、自身の家族、友人、隣人や同僚からもたらされる。彼らの下す判決はほとんどの場合、生涯にわたって有効だ。(p.37)

犯罪に関して私を驚かせるのは、その影響が広範にわたることだ。人を殺すという決断を下す時間はたいていの場合ほんの一秒だ。相手を素早く一撃したり、争いの最中にナイフで刺したり。ところがその結果を、加害者はその後一生のあいだ背負っていくことになる。罪の意識から逃れられず、犯行時の光景を頭から追い出せない者もいる。犯行後に受ける罰によってすべてを変えられてしまう者もいる。刑務所という場所は、受刑者を家族のみならず自分自身にとっても見知らぬ人間に変える。そして服役期間はまるでコールタールのように本人に染みついて落ちない。(p.59)

私たちは誰もが真実を必要とし、知りたいと思う。たとえそれで得られるものが痛み以外にないとしても。(p.80)

テレビのミステリなら、罪を暴かれた犯人はあらゆる情報を自分から進んで話すものだ。だが現実の人生では違う。人は嘘が疑いの余地なく暴かれた後も、それにしがみつくものなのだ。(p.81)

「我々は世界中の悪を未然に防ぐことはできない。でも悪が裁かれずに終わらないよう努力することはできる」罪に対して皆が無関心でいてはいけない、被害者には世間の関心を求める権利がある(p.97)

長年付き合ってきた人間は、家財道具のようなものだ。古いソファと同じ。今日店で見つけたとしても買わないだろうが、いまでは座面がちょうどいい具合に窪んでいて座りやすく、もはや面倒な手入れも必要ないし、なくなれば部屋が別物になってしまう。(p.103)

人というのはその行為に集約されていい存在ではない。殺人犯も、人生のほとんどの時間を普通の人間として暮らしてきた。ときには善良な人間でさえある。(p.104)

あなたの身に起こったことも、あなたがしてきたことも、もうもとには戻せません。でもそれについて話すことはできるでしょう(p.113~114)

人間ってのは、自分の見たいものしか見ないもんだ。(p.118)

どうやったって無理ですよね、〈贖罪〉だなんて。罪を贖うことができるとでも?罪をなかったことにできるとでも?(p.151)

罪と罰だな。自分の行いを背負ったまま生きていけない人間もいる。自分を許せるようになるためには、自分のしたことを償わなければならないんだ。罰を受けなければ、彼らの世界はバランスを欠いたままだ(pp.164~165)

子供にとって親の情愛はあまりに当然のものであると同時に、命に関わる重要なものだ。親こそ無条件の愛をくれるべき人だ。親でなければ誰が愛してくれるというのだろう。親に見捨てられた子供は、一生のあいだ心の奥深くに根を張った孤独と、自分は愛されるに足る存在ではないのではという暗い不安感と闘うことになる。(p.179)

法事国家の代償はときに高くつく。しかも我々は、これ以上ないほどの苦痛を受けた人たちに、その代償を払えと要求するのだ。犯罪という不公正に、間違った無罪判決というもうひとつの不公正が続く。加害者は被害者を生み出す。そして国家はその被害者を見捨てる。(p.234)

神様を信じられたらいいのにと思いますよ。この人生の後にまだ別の人生があるんだって思えたらね。いなくなった人たちにまた会えると信じられたら、どれだけ救われるか。信じようとはしてみたんですけどね、でもやっぱり無理でした(p.286)

ほとんどの人間が、自分の周りの人間のことをよく知っていると思っている。だが人というのは複雑なものです。さまざまな長所、短所、それに心の闇を抱えている。実のところ、人は自分自身のことさえほとんど知らない。ましてや他人が、選び抜かれたわずかな側面しか見せない相手のことを、どう知りようがあるというんです?(p.312)

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2026年04月13日

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この連作、重い…。読むのが辛い場面も多いけど、苦い結末を迎えるのが予想できても、読む手を止められない。

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2026年03月22日

Posted by ブクログ

難解な専門用語や冗長な裁判シーンなどに邪魔されることのない、とても読み易い法廷ミステリー。法律学者兼裁判官の著者が現実にかかわった案件を基にしているというだけあってリアルな9つの事件は、いずれも衝撃的で重い結末が待ち受ける(少年兵〜塩〜人食いと続く3編が特に辛い)。最後の最後で主人公の弁護士が下す一手は痛快だが、それでも苦味が残って後を引く読後感。ドイツの法制度も興味深いものがあった。ミステリー作家デビュー作とは思えない面白さで、早くも続編が出るらしい。楽しみ。

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2026年03月15日

Posted by ブクログ

まさに人間の暗黒の瞬間を描いた法廷ミステリ。
著者が法学者で裁判官な上、実際に経験した裁判などから各事件の土台としているらしい。
やはり人間が一番恐ろしい。強くそう思った。

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2026年02月25日

Posted by ブクログ

久しぶりに読んだ海外作品。女性弁護士が人間の心の奥底にうずまく欲望や醜悪さ、白黒で分けられない曖昧さの狭間で葛藤しながら、様々な事件に立ち会うミステリーでした。読みやすかったです。

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2026年03月11日

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